初めての人もできる!猫のシャンプーの方法まるわかりガイド!!

最近、うちの子ニオイが気になる…。
猫ってシャンプーしなくていいのかなあ?

猫を飼っている皆さんはどのくらいシャンプーをしていますか?

猫は水を嫌がりやすいため、うまくシャンプーが出来るかどうか気になる人も多いのではないでしょうか。

猫はもともと祖先が砂漠地帯に生息していたためか水に慣れていない上、水にぬれると毛がなかなか乾きにくくそのままにしておくと体温が下がってしまいます。

そもそも綺麗好きで毎日自分で毛づくろいをする猫がシャンプーをする必要はあるんでしょうか。

今回は猫用シャンプーの選び方からシャンプー、ドライヤーの手順。

そして猫のシャンプーについての疑問についても答えていこうと思います。

 

猫用シャンプーを買おう

猫の毛を洗うときは絶対に猫用のシャンプーを使用しましょう。

人間と同じものを使うなんてことは絶対しないでください!

猫と人間の皮膚のpH値は全く違います。

そのため人間のシャンプーを使ってしまうと、猫の皮膚トラブルにつながってしまうのです。

猫用シャンプーでも猫によって相性があります。

その子にあったシャンプーを見つけてあげましょう。

シャンプーの選び方

前述したように、猫と人間の皮膚のpH値は全く異なります。

猫の皮膚のpH値は中性に近く、ちょっとした刺激にも敏感です。

できるだけ低刺激のものを選びましょう。

また香りが強いものも避けましょう。

猫は嗅覚もするどいため強い香りはストレスになってしまうのです。

シャンプーを選ぶコツ

  • 低刺激のもの
  • 香りが強くないもの

またなかには猫用シャンプーと売られていても猫の皮膚に有害な成分が入っているものもあるのです。

※注意!有害シャンプー成分※

  • ジエタノールアミン

発がん性が疑われている成分です。

DEA(Diethanolamine)とも表示されています。

  • フェノトリン

ノミ予防シャンプーなどに見られる成分です。

殺虫剤につかわれている成分の一つですが、猫に皮膚のかゆみやしびれなど症状が出た事例があります。

  • コカミドプロピルベタイン

これは人用のシャンプーにも使用されており、人に対する毒性・危険性は低いとされています。

しかし美容師など高頻度で使用する場合は皮膚感作が起きる可能性があるとされており、この成分が入っているシャンプーを猫に使うのはお勧めできません。

  •  硫酸塩

化学洗剤の一つで洗浄力が強いものの強すぎる故に人の髪でも傷みやすい成分です。

敏感な猫の皮膚に悪影響が出てしまいます。

  • ティーツリーオイル

アロマセラピーや防菌・防虫シャンプー、ノミダニよけスプレーなどにつかわれる精油です。

しかし犬や猫に中毒症状が現れることが確認されています。

おすすめシャンプー

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香料0%でペットのストレスもありません。

リンスなしでふわっとした仕上がりに満足度の高いシャンプーです。

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多くの愛猫家に愛されている猫専用のシャンプーです。

ミンクオイルやアボカドオイル配合で猫の毛に栄養を与えます。

低刺激性で敏感な猫でも使えます。

 

初めてでもOK!猫のシャンプーのやり方

なかなか頻繁にすることのないシャンプーはやったことない人や不慣れな人が多いですよね。

いざシャンプーをするとなったとき、水が嫌いな猫ちゃんでも気持ちよくシャンプーが出来るようにシャンプーの手順を頭に入れましょう。

シャンプー前の準備

事前に準備するものを確認しましょう。

必要なもの

  • 猫用シャンプー(使う人はリンスも)
  • 大きなたらいや洗面器
  • タオル数枚
  • ドライヤー
  • コーム
  • 泡立てスポンジ

まず猫の体調をチェックしましょう。

食欲や排泄の様子、皮膚の状態をみて普段と変わりがなければ準備をすすめます。

何か異変があれば無理にシャンプーをしないようにしてくださいね。

次に猫の被毛をブラッシングします。

毛玉やもつれをといて、抜け毛やほこりも取っておきましょう。

しっかりブラッシングをすることで泡立ちも良くなります。

もし猫が暴れてしまったら飼い主が猫の爪でけがをしてしまう恐れがあるので猫の爪を切っておくといいですね。

シャンプーの手順

Step 1

シャワーでぬらそう

片手で猫の身体をおさえて、背中からぬるめのお湯(35℃くらい)をまんべんなくかけます。

シャワーヘッドを体に当てるようにするとシャワーの水圧が気にならずに毛をぬらすことが出来ます。

最後におなかにお湯をかけます。

前足を片手で上げて体を浴槽や壁につけてあげると安定します。

Step 2

シャンプーで洗おう

スポンジで泡立てて背中から洗っていきます。

泡が皮膚に届くように意識して、優しくマッサージするように泡をなじませます。

長毛種など毛がからみやすい種類は毛の流れに沿って洗います。

次にお腹を洗います。

これは先ほどと同じように前足を片手で上げた状態で洗いましょう。

次におしり、足を洗います。

排泄物やほこりなど特に汚れる場所なので念入りに洗いましょう。

最後に顔周りを洗っていきますが、ここは猫が嫌がることが多いため無理してしっかり洗わなくても大丈夫です。

目や鼻に泡が入らないように気をつけましょう。

Step 3

シャンプーを流そう

Step 1と同じように泡を残さないようしっかり流していきます。

被毛に泡が残ってしまうと皮膚トラブルにつながったり猫が毛づくろいしたときに口に入ってしまったりと危険です。

顔周りなど上の方から下へと流していきましょう。

猫が顔周りが濡れるのを嫌がるときはぬらしたタオルなどを活用してみてください。

乾かし方

シャンプー後はすぐにタオルで水気をとった後ドライヤーでかわしてください。

猫の毛はぬれると乾きにくく、時間をおいてしまうと体温が奪われていってしまいます。

タオルで全身を包み込み、こすらず抑えるように水分をとるのがポイント。

ドライヤーは低温で、熱くない距離にドライヤーを離して乾かします。

慣れない間、初めてのうちは風量も一番静かなモードでできると理想です。

コームを使いながら根元に熱が当たるようにしましょう。

首元から徐々に下の方へと移動しながら乾かします。

乾き終わったらコームやブラシで毛をとかしましょう。

 

猫のシャンプーQ&A

初心者さんはもちろん、愛猫家でもいまだにわからないことや悩みごとはつきものです。

つづいては猫のシャンプーについての疑問やお悩みにお答えします。

猫にシャンプーっている?

そもそも猫にシャンプーって必要なの?

猫はしょっちゅう自分で毛づくろいをしますから、飼い主は普段ブラッシングをしていればシャンプーをする必要はありません。

しかしシャンプーをした方が良い体質の猫や生活している間に毛が汚れてしまった場合などシャンプーをした方が良いこともあります。

シャンプーが必要な猫の特徴は?

シャンプーが必要な猫の種類とか特徴ってありますか?

シャンプーが必要な猫の特徴

  • 長毛種でブラッシングだけでは汚れが取り除けない
  • 皮膚の状態が悪い猫、皮膚疾患を持っている
  • 皮膚があぶらでべたつきやすい体質
  • フケが出ている
  • 排泄物で汚れてしまった
  • 換毛期に毛玉をしょっちゅう吐いてしまう

皮膚の状態が悪い場合は病院に受診して獣医に相談しましょう。

猫が嫌がる…。

シャンプーをしようとすると猫が嫌がっちゃうんですけどどうすればいいですか?

対処法としてシャンプーの間におやつを与えてみていいでしょう。

顔周りが濡れるのを嫌がる猫のために猫用シャンプーハットなどもあります。

シャワーが嫌だという猫には洗面器にお湯をためて手でかけてあげるといいでしょう。

猫が嫌がるときには無理にシャンプーをさせる必要はありません。

トリミングサロンに行くというのも手です。

お金はかかりますが、プロに頼めるなら安心ですね。

シャンプーはいつからしていい?

子猫にはいつからシャンプーをしても大丈夫なんですか?

子猫の内は免疫力が低いのでワクチンを打ってからするようにしましょう。

また無理にシャンプーするとシャンプーが苦手になってしまうかもしれないので、少しずつ水に慣らして怖がらないようになってからシャンプーをすることもできます。

 

初めての人もできる!猫のシャンプーの方法まるわかりガイド!!:まとめ

猫の肌は人間の肌に比べて極めて敏感です。

猫用シャンプーは水分をよく調べて買い求めたが安心です。

また初心者さんでもできるシャンプーの仕方を伝授しましたが、猫が嫌がるときには無理やりする必要はないということを覚えておきましょう。

今回のまとめ

  • 猫のシャンプーの成分には有害のものがある
  • 低刺激でニオイの強くないものを選ぼう
  • 普段はブラッシングで十分だが皮膚に異常がある場合はシャンプーの必要がある
  • 不安ならプロに任せるという手も

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