うんうん、分かります。考えますよね。
やるべきか迷っている人の為にこの記事で解説していきます。
うちの子はフードを変える事が合わなかったので、ルーティーンとしてしっかりとローテーションをするということはありませんでした。
でも同じフードを買えなくなった時があって、他に気に入るフードを探すことに苦労したんです。
その時は「あ~やっておけばよかったかな。」と思ったんですよ。
絶対に必要なものではないですが気になるローテの件。
ローテーションが合う子ももちろんいます。
これからフードローテーションについてメリットやデメリット、やり方を紹介しますので愛猫ちゃんの食生活に取り入れるか参考にしてみてください。
大切な猫ちゃんの食事、健康を一緒に考えていきましょう。
目次
フードローテーションって何?
ズバリそのまま。
いつもあげているキャットフードを1種類だけではなく数種類用意し、様々なフードをあげる事です。
「え、うちは1種類をずっとあげているけどもしかしてダメだった?」と少し焦ったそこのあなた。
大丈夫です。安心してください。
あげているキャットフードが”総合栄養食”と表示されているものなら問題なし。
むしろ1種類をしっかり食べることができていれば栄養面でもバッチリです。
それが総合栄養食。
では、ローテーションについて詳しく見ていきましょう。
キャットフードをローテーションする必要はあるの?
結論から言うと冒頭でもお伝えしている通り必ずしも積極的に始めた方が良い、絶対に必要なものではありません。
賛否両論ありますが私も絶対おすすめ派はあまり聞いたことがありません。
あなたの周りはどうでしょう。
繰り返しますが体調に応じて必要な子や、合う子合わない子がいるようにメリットやデメリットが存在します。
私の周りの愛猫家達ではみんなにおすすめというより、うちの子には合っているからやってみてもいいのでは?という意見が多かったです。
性格や体質などを考慮してやるかやらないか決めていきましょう。
キャットフードをローテーションするメリットとデメリット
まず始める前に知っておきたいことをまとめたのでご覧ください。
ローテーションをするメリットは主に2つ
1.アレルギーの予防やアレルゲンの特定ができる
猫も食物アレルギーになることがあります。
ですが”食物アレルギー”と診断されることが多いわけでないのだとか。
とはいえ可能性があるなら出来る限り阻止したいのが飼い主心です。
アレルギーの原因
花粉やノミ、ダニなど様々なものがありますが食物アレルギーは同じものを食べ続けることでその成分が蓄積されていきます。
そうして突然アレルギー症状が起きてしまうというものです。
見落としがちですがキャットフードによく入っている”穀物”もアレルギーの原因の1つ。
アレルギーになってしまったらその原因を突き止めて、対処しなくてはいけませんよね。
フードローテーションをすることで特定の成分が体内に蓄積されていくのを防げるので、予防に効果があります。
また、ローテーションをしている時にアレルギーを発症したらそのフードの成分が影響していると分かりやすいですよね。
「これがいけなかったんだな。」と原因を突き止めることに繋がります。
2.フードの切り替えがスムーズに
成長や体調、いつも与えていたフードが買えなくなってしまったなどの理由でキャットフードを変えなくてはいけなくなることもありますよね。
そういった時に慣れて気に入っていたフードからいきなり別のものに変わってしまうと、なかなか食べてくれない子もいます。
ほんと、めちゃくちゃ困る。
心配ですし、なんとか食べてくれないかと新しいキャットフードを探すのも一苦労。
栄養面では問題ありませんが、1の種類のキャットフードをずっと食べていた猫ちゃんは切り替えるのに苦労することが多いようです。
気に入った味を常に所望する猫ちゃんはグルメなんですよね。
普段からローテーションをして色々な味のキャットフードを食べていれば、1つのフードが買えなくなってもアレルギーが出ても、他のキャットフードを食べてもらうのに慣れているのでストレスが少ないです。
そうして切り替えが簡単にできるという所にメリットがあります。
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デメリットもあります。
考えられる1番のデメリットは体調不良。
1.猫の消化器官はとても敏感で、食べ慣れないものが消化器官に負担をかけることも。
2.1つのキャットフードを長期的に食べ続けることで摂取出来る栄養効果を充分に得られない可能性。
キャットフードはローテーションを想定して作られていないので、長期的に食べ続け栄養効果が発揮されるようになっているものがほとんどです。
その結果、栄養バランスが崩れたり軟便、便秘になってしまう子もいます。
キャットフードが無駄に
たキャットフードを食べてくれず、無駄になってしまってあらら...なんてことも。
しょうがないことと先に覚悟しておいてくださいね。
キャットフードローテーションのやり方
ポイントや注意点と一緒におすすめのやり方をご紹介します。
難しくはないので大丈夫ですよ。
フードの切り替え時には元々食べていたフードに少しづつ新しいフードを混ぜて慣らしていきましょう。
最初はだいたい10%くらい。
だんだんと増やしていき、10日間くらいで完全に新しいキャットフードにするペース。
早いペースでも2~3カ月で切り替え
ローテーションの頻度としてはこれくらいの期間が良いと言われています。
人間もですが新しいサプリメントや化粧品を試すとき、その効果を充分に実感するには1カ月~3カ月を目安に使い続けますよね。
それと同じです。
猫も体への影響が分かるのに2~3カ月はかかるそうです。
それに、ある一定期間同じフードをあげていれば切り替えた時にアレルギーなど何か症状が出た場合、そのフードが原因かもしれないと特定しやすくなります。
季節で年4回切り替え
なんかオシャレでセレブっぽい感じがしますね。
2~3ヵ月で切り替えるよりもゆっくりで消化器官への負担が少なくて済みます。
猫ちゃんも季節を感じれて良いかも?(笑)
例えば暑い夏には猫も夏バテで食欲が減ってしまったりするかもしれません。
そういった時には少量でも高い栄養価の摂れるものを選んだりすると良いでしょう。
当たり前ですが必要に応じることが何事も大切ということですね。
同じメーカーで味を変えるのも〇 おすすめキャットフード
GRANDS
「香料・添加物が入ってるフードは与えたくない」
「無添加だけど、ちゃんと食べてくれない」
愛猫家の悩みを元に生まれたGRANDSは、猫の食いつきの元となる 鮮度の高いチキンとサーモンを使用した高たんぱくフード 小粒で食べやい。
仔猫から高齢猫まで全年齢の猫に与えることができます。
原材料がシンプルなので、穀物やチキン・サーモン以外の肉類にアレルギーをもつ猫に安心です。
ローテーションをする時の注意点
フードの切り替えは様子を見ながらゆっくりと。
消化器官に負担がかかるので毎日違うフードを与えたり、頻繁に切り替えるのはNG
栄養成分をしっかりチェック。
どんな時でも確認するのは大切なことですが、特に体調で気になることがある場合や、取っておきたい栄養素がある時、入っているものを充分チェックしてフードを選びましょう。
飼い主ご自身の判断でキャットフードを混ぜないで
例えば2種類のキャットフードを、これも良いしこっちも良いからなんて半々にして混ぜて与えてしまうとメーカーで考えて作られている栄養バランスや味を壊してしまいます。
それによって栄養に偏りが出てしまう事も。
混ぜて食べさせてもそれぞれのフードの良い面が得られるわけではありませんので混ぜないようにしましょう。
POINT
フードの切り替え時やドライフードの食いつきが悪い時は混ぜて与えてもOK
キャットフードのローテーション解説!やるべきか迷ったら。まとめ
ネットでも私の周りでも積極的にお勧めする人は少なかったキャットフードのローテーションんについてご紹介しました。
最後にポイントのおさらいです。
- ローテーションは絶対的にしなくてもいいもの。
- メリットやデメリットを理解してから取り入れる。
- 切り替え時は様子を見ながらゆっくりと。
いかがでしたか。
気になったら獣医さんに相談してからやてみるのもいいかもしれませんね。
健康に合わせた食事は人間もペットも大切にしていきましょう。
これからも猫ちゃんとあなたの毎日がより楽しいものになりますように。