猫砂がトイレに詰まる原因って何?詰まった時の対処法を紹介!

猫砂をトイレに流したら詰まっちゃった！？ どうしよう…

猫を飼っていると必ずあるトイレ問題。

僕はキレイ好きニャ！

いつもトイレはキレイにしていてほしいニャー

猫はキレイ好きな動物と言われています。

だからトイレもいつもキレイにしてあげたいですね。

でも排泄した後の猫砂を毎回集めて燃えるゴミの日まで置いておくのはちょっと…

じゃあトイレに流しちゃおう！という人もいるでしょう。

ここではトイレに流せる猫砂の種類、トイレに詰まる原因について解説します。

他にもいざ猫砂が詰まってしまった時はどうしたらいいのかについても紹介していますので最後まで読んで見てくださいね！

トイレに流せる猫砂と流せない猫砂がある？

では流せる猫砂と流せない猫砂について解説しましょう。

まずは流せる猫砂を紹介します。

紙製

パルプを原料に使った固まる猫砂。

使用後はトイレに流すことができ、軽いので、扱いやすいですよ！

軽いので持ち運びやすさが最大のメリットになりますね。

木製

おがくずやひのきを原料にしています。

固まるタイプの猫砂から、システムトイレ用の固まらないタイプ猫砂、崩れるタイプの猫砂までバリエーションが豊富！

種類の豊富さが最大のメリットですね。

天然成分なので、使用後は土に埋めて堆肥として使用することができる猫砂もあります。

おから系

大豆の搾りかすからつくられた固まる猫砂。

おから系の猫砂は食物が主原料なので口にしても安心！が最大のメリットとなります。

トイレに流せる猫砂は他にも可燃ゴミに出すこともできますよ！

木製とおから系は土に埋めて処分することもできるので、処分法に困りませんね。

次にトイレに流せない猫砂を紹介します。

鉱物系

ベントナイトまたはゼオライトを使用した固まる猫砂。

しっかりと固まって崩れにくいのが最大のメリットですよ。

天然の砂に似ているので、鉱物系の猫砂が好きな猫も多いですよ！

重たいのがデメリットとなりますので、買い物が大変！なんて人も多くいるでしょう。

シリカゲル

乾燥剤に使われるシリカゲルを原料にした猫砂。

シリカゲルの猫砂のほとんどがシステムトイレで使う固まらないタイプですよ。

抗菌・消臭に優れており、長持ちなのが最大のメリットですね。

消臭力は他の猫砂と比べてもかなり高く、臭いが気になる飼い主さんにおすすめですね！

トイレに流す以外に猫砂を処分する方法もあります。詳しくはこちらもご覧ください！

各自治体で処分の仕方が変わりますので、お住まいの各自治体に問い合わせしてみましょう！

猫砂がトイレに詰まる原因は？

猫砂がトイレに詰まってしまう原因はなんでしょうか。

以下の条件が詰まってしまう原因と考えられます。

猫砂の種類

一部の猫砂は水に触れると膨張する性質を持っています。

このような猫砂をトイレに流すと、大量の水で膨張し、詰まりの原因になることがあります。

過剰な猫砂の使用

猫砂を過剰に使用すると、猫砂の量がトイレの排水管を詰まらせる可能性があります。

適切な量の猫砂を使用することで、詰まりのリスクを減らすことができますよ。

この場合は多頭飼いが当てはまりますね！

配管の問題

古いまたは劣化したトイレの配管は、猫砂により詰まりやすくなる可能性があります。

配管に障害物や堆積物がある場合も、猫砂が詰まる原因になる可能性があるので注意が必要です。

その他の物質の流入

猫砂以外のものをトイレに流すことも詰まりの原因になります。

猫砂の周りに散らかったゴミや異物がトイレに入り込むと、詰まりのリスクが上がります。

ゴミでも埃でも水に溶けない物は詰まる原因！！

猫の糞(うんち)は水でほぐれにくい

猫の糞(うんち)は人間のものと違い、水でほぐれにくい性質をもっています。

人の便よりも固い糞を猫砂と一緒に流すと、よりトイレが詰まりやすくなります。

確かに猫のうんちはコロッと固めですよね。

実家の猫もたまに固くて出しきれず頑張ってる姿を見ますよ！

節水タイプのトイレが多くなっている

節水タイプのトイレは流れる水量が少ないため、猫砂が上手く流れづらいです。

最近は節約傾向があり、節水タイプのトイレを使っている家庭も多いのではないでしょうか！

トイレメーカーも推奨していない

そもそもトイレを作っているトイレメーカーも、トイレットペーパー以外を流すことを推奨していないんです！

とくにTOTOでは「トイレットペーパー以外のものは流してはいけません」と公式サイトでも明確に示しています。

猫砂のパッケージには「流せる」と書いてありますが、トイレメーカーは「流さないで」となっているので迷ってしまいますね。

猫砂がトイレに詰まったら？

トイレが詰まったら業者さんに依頼しないと！と思っている人も多いでしょう。

実は軽度のトイレ砂つまりであれば自分で修理することも可能なんですよ。

猫砂がトイレにつまった時は、ラバーカップを使って水に溶け切らなかった猫砂を引っ張り出すといいですよ。

ラバーカップを使う場合は透明なゴミ袋にラバーカップの持ち手部分だけが通せるぐらいの穴を開けて、ラバーカップを通して便器にフタをするようにゴミ袋を被せましょう！

猫砂がトイレに詰まった時に塩を入れるといい！って聞いたことありませんか？

私の実家ではトイレに流していません。

詰まったことがので塩を入れたことはないですがそんな私でも聞いたことがありますよ。

ただし、トイレの排水管に塩分が残ると排水管が劣化してしまうので、あまり使わない方がいいでしょう。

サビてしまう原因にもなりますよ！

猫砂がトイレに詰まらないようにするには？

詰まる原因ももし詰まってしまった時の対処法について話しましたが結局は詰まらせないのが1番！

と言うことでここからは猫砂をトイレに詰まらせないようにするにはどうしたらいいのかを話していきますね。

大量に流さない

水に流せるタイプの猫砂は、少ない量であれば詰まりが起こることは少ないでしょう。

しかし猫砂は一度に大量に猫砂を流してしまうと、詰まってしまうことはあります。

1回あたりの塊も量が多ければ半分にするとなおいいですよ！

塊がある時は崩してから流す

大きな塊をトイレに流すと、排水管に詰まるリスクが増します。

「多少大きくても排水管に詰まらないだろう」と思う人もいるかもしれません。

猫砂が水を吸って膨張するとやはりサイズは大きくなり、詰まってしまうおそれがありますよ。

そのため大きな塊は小さく砕いてから、トイレに流しましょうね。

流すのは1日3回までにする

猫砂をトイレに何度も何度も流すと、排水管の中で詰まってしまうことがあります。

猫砂をトイレに流すのは、1日につき3回ほどまでと決めておくことをおすすめしますよ。

トイレットペーパーと一緒に流さない

トイレットペーパーは水に溶ける性質をもつため、正しく使用すれば詰まることは少ないでしょう。

しかしそんなトイレットペーパーと猫砂を一緒に流すと、排水管を詰まらせてしまう可能性があります。

一度詰まったトイレには流さない

一度詰まると詰まりやすい構造をしているトイレの可能性がありますよ！

最近増えている節水型トイレはほかのトイレに比べて使用する水の量が少なく、勢いが弱いため詰まりやすいと言われています。

ゴミの日に出す

上記でも話したように最初からトイレに流さなければ猫砂がトイレに詰まることはありません！

なので各自治体に問い合わせて自治体の処分法に従い、ゴミの日に出すと詰まる心配もありません。

どうしても臭いが気になってしまう人はこちらの記事を読んでみてくださいね。

猫砂がトイレに詰まる原因って何?詰まった時の対処法を紹介!:まとめ

猫砂をトイレに流して詰まってしまう原因がいくつかあるので、気を付けて流さないといけませんね。

特に多頭飼いですと必然的に排泄物も多くなるので、トイレに流すことはおすすめできません。

ちなみに私の実家では2匹飼っているので最初からトイレに流さず、燃えるゴミの日に出してます。

なるべくならトイレが詰まらない方がいいですね。

もし詰まった時、業者さんに来てもらうまで私たちもトイレが使えないのは困ります。

詰まった時の対処法や詰まらないようにするための工夫も話しました！

愛猫も私たちもストレスなく過ごしたいですよね。