ふむふむ。
何やら疑問がお有りのご様子。
確かにあまり信じられませんよね。
例えば猫のラテアートをしてくれるお店なら分かります。
あるいは店内の壁面いっぱいに猫の絵が描かれているとか。
でも生きている猫が何匹もいるなんて。
にわかに信じがたいところ。
ところが、そんな世界が本当に広がっているわけです。
「具体的には?」と思っていただいたところで。
いざ、まいりましょう。
今回はこちらをご紹介。
- 「猫カフェってどんな場所?」
- 「値段ってどのくらいなの?」
では、早速深堀りしていきましょうか。
目次
猫カフェについて
そもそも「猫カフェ」って?
猫カフェとは店内で自由に過ごす猫たちを眺めることができるお店。
店内の雰囲気や設備、気になりますよね。
当然全て同じ作り…なわけがありません。
例えば美容室といっても、様々ですよね。
少人数なのか大人数なのか。
お店の雰囲気やカラーのメニュー。
などなど。
それは猫カフェも例外ではないわけで。
例えばA店ではこう。
「猫との触れ合いスペースとカフェスペースが同じ空間にある」
けれどB店はこう。
「猫との触れ合いスペースとカフェスペースは完全分離」
といった具合に。
どちらが良い悪いではなく、どちらもそれぞれの魅力があるというもの。
近年はカフェとしての快適さに、いっそう磨きがかかったご様子。
店内環境を整えるため、様々な取り組みを実施する店舗も増えたと感じています。
ココがおすすめ
- 漫画、雑誌が充実。
- Wi-Fi完備
- PCの持ち込みOK
- 充電スペースあり…など
思い返せば、初めて訪れたときは少し緊張していましたね。
「すごい!カフェみたい!」
というIQ2の感想を抱きました。
そりゃカフェなんだからそうに決まってます。
「頭痛が痛い」
レベルでおかしな日本語の使い方ですよ。
皆さんは正しい日本語を使ってくださいね。
さて、冒頭で猫カフェのことを何とご紹介したか、覚えていらっしゃるでしょうか。
「猫カフェとは店内で自由に過ごす猫たちを眺めることができるお店」
と記述しました。
私はあえて「遊べる」とは書かなかったのです。
なぜ「眺める」という表現にしたのか。
そこに触れる前に、まずはこちら。
猫カフェでは一般的にどんなことができるとされているの?
- おもちゃで遊べる。
- 猫たちを撫でる。
- おやつをあげる…など。
「上記+お茶ができる場所」
というのが一般的な認識ですね。
もちろん、不可能なわけではなく。
遊ぶことが悪いと言っているわけでもありません。
ただ、猫にだってペースがあります。
それぞれのパーソナルスペースだってあるわけです。
これは人間も同じですよね。
自分がもし猫だとして、考えてみましょう。
自分が猫だったらどう?
- いきなり、抱っこされる。
- 遊びたいと言って、追いかけられる。
- お腹いっぱいなのに、おやつをもらう。
いきなり現れ、いきなり自分に接触してくるわけです。
それも向こうのタイミングで。
- 「自分優先で、こちらの都合を考えもしない人」
- 「こちらへの配慮が感じられる人」
あなたはどちらの人と仲良くなりたいでしょうか。
そう。
「猫カフェはあくまで、そこで生活している猫の空間にお邪魔する」
と言った感じなのです。
これらを考慮すると…
どうでしょう。
「眺める」の方がしっくりきませんか?
店内にいたお客さんも、だいたい共通した感情をお持ちだったのだと思います。
皆さん思い思いに猫を眺めていらっしゃいました。
そうして時々頼んだ飲み物に手を伸ばし、そしてご友人との会話に花を咲かせると言ったご様子。
読書をされている方も。(私はまさにこれに該当)
つまりですね、猫に対してこういう気持ちもわかります。
というかほとんどの方はこう。
でも、猫カフェでの態度はこう。
これくらいの気持ちです。
「ただ今より同じ空間で息をさせていただきます」
「たまに視界の端を失礼しますね」
と言った具合です。
また、今後飼うために生態系を観察なさっている方もいらっしゃいました。
研究熱心で素敵ですよね。
ココがポイント
猫カフェに行く場合は、「あくまでお邪魔する」イメージを持って訪れてみて。
個人の感情や願望を猫に押し付けることは避けて、お互いが気持ちの良い空間にしましょうね。
猫カフェの種類
猫カフェを大きく分けると2つ。
- 一般的な猫カフェ
- 保護猫カフェ
大きな違いは「猫の譲渡をしているかしていないか」でしょうか。
さあ、ではみていきましょう。
一般的な猫カフェ
多くの方が想像しているのはこの猫カフェ。
「これぞ基本!スタンダード版!」
といったイメージです。
一般的な猫カフェの特徴
メインに在籍しているのはどんな猫?
→マンチカンなどの純血種。
譲渡や販売は?
→行っていない
猫は店内で暮らしているため、滅多なことがない限り、同じメンツ。
「やあまたお会いしましたね!」
と挨拶するも良し。
「いやはや、先日はどうも」
と挨拶するも良し。
こんな方におすすめ
- 「猫を飼う前に生態系を知っておきたい」
- 「猫と同じ空間にいたい」
コラム「袖振り合うも他生の縁」
これは私が初めて猫カフェに訪れた時の話。
隣席の方は何度も通っていらっしゃる常連さんでした。
なんと偶然、その方とお話しする機会が巡ってきまして。
というのも、猫カフェからの帰り道。
同じ駅のホームで、電車を待っていらっしゃったんですよね。
その方のこと、すごくよく覚えていたんです。
素敵なお洋服をお召しになられていたので。
思い切ってお声掛けをさせていただくと、電車を逃すくらい会話が弾みました。
中でも話題に上がったのが、猫カフェに通う経緯。
なんでもその方には「推し猫」がいらっしゃるとのこと。
「またお会いできたらいいですね〜」
なんて言葉を交わして帰りました。
こうやって知らなかった人と繋がれるのは、なんだかすごい気がします。
言葉通り、またいつかその方とはお会いしたいですね。
保護猫カフェ
さあ、続いては保護猫カフェについてご紹介。
おそらく名前からどんなカフェか想像できるでしょう。
その通り。
飼い主のいない猫の保護や譲渡活動を行うカフェです。
保護猫カフェの特徴
メインに在籍しているのはどんな猫?
→野良猫や地域猫などの保護した猫。
譲渡や販売は?
→行っている。
(※ただし店によって異なるため要確認!)
在籍猫全てが譲渡対象ではない場合も。
なんと言っても、1番の特徴はこちら。
素敵ポイント
利益の一部を保護猫活動費(=保護猫の活動資金)に充てているところがほとんど。
具体的にどんな費用に充てられる?
保護・譲渡活動の活動費。
もしくは、保護猫の治療費など。
こんな方におすすめ
-
- 「保護猫を新しい家族として迎えたい」
-
- 「保護活動を支援したい」
なんと、猫カフェに訪れるだけでも保護猫活動のお手伝いができる、と。
これは嬉しいですよね。
ただ遊びに行くだけで保護猫のためになるなんて。
「え?じゃあ譲渡目的じゃなければいってはいけないの?」
いえいえ。
不安になさらずとも大丈夫。
猫と触れ合うだけの目的でも、歓迎してくださいますよ。
私もいつか行ってみたいと密かに計画をしているところ。
いえ、別に密かに計画を立てずとも白昼堂々と行けばいい話ですが。
猫カフェの料金
さあ、気になるそのお値段。
いくらでしょうか。どきどき。
基本「ワンドリンク付き1時間1,000円前後」のお店が多いです。
ほとんどの猫カフェが「時間制」のシステム。
ちょっと待って!
Q,時間制って?
A,時間で料金が決まっている。
具体例…○時間○円
ココに注意
ただし上記はあくまで目安なので必ず下調べ必須です。
猫カフェによってはフリータイムを用意していたりします。
確かに、これはお得ですね。
ちょっと待って!
Q,フリータイムって?
A,時間と料金が事前に設定されている制度。
カラオケを思い浮かべれば伝わりやすいかも。
具体例…3時間ドリンク付きで○○円など
覚えておこう
フリータイムは、平日限定のところがほとんど。
土日祝日は、値段が上がる可能性が高い。
公式HPや入店前に事前に確認するようにしましょう。
教えて!Q&Aコーナー
Q,支払い方法を知りたい!
A,だいたいが「後払い」です。
まれに先払いのお店も見かけますが、私はまだ経験したことはないですね。
クレジットカード、電子マネー適応のお店が多いです。
ただし「現金払い」のみのお店も無いわけではありません。
こちらも支払い方法を事前に確認しておくか、現金を持っていくことをおすすめ。
一文無しで行かないように。
Q,猫カフェって、予約はできるの?
A,お店によって異なります。
しかし予約を受け付けているお店もあるので、確認してみましょう。
予約できるのであれば、利用を考えるのもアリ。
ただしすっぽかさないように。
猫カフェがどんな感じか知りたい!何ができる?料金はいくら?:まとめ
さあ、では今回のまとめに移りましょう。
一般的な猫カフェの特徴
- メインに在籍している猫→純血種
- 譲渡や販売→行っていない
保護猫カフェの特徴
- メインに在籍している猫→保護猫
- 譲渡や販売→行っている(里親募集、譲渡会など)
※全ての店舗で行っているわけではありません。
料金は時間制
いかがでしたか?
少しでも、猫カフェデビューの後押しになれたら嬉しいですね。
ご報告お待ちしておりますよ。
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