おうちの猫さんのフード、口コミを参考にして選んでいませんか。
我が家は、先住猫さんのときは市販の安いフードでも気にせず与えていました。
まったく知識がなくて不安もありませんでした。
猫さんもおいしそうに食べてたので、疑問にも思っていなかったんですよね。
でもある日、ネットにいろんな意見があるのを知りました。
そして不安なときはいちいち調べてたんです。
そこにはこわい情報もあってさらに不安が募って行きました。
与えているフードで病気になったらどうしようと、こわかったです。
今は疑問があるときは獣医さんに相談しています。
ネットの情報って振り回されますよね。
特に「安いフード」について不安を感じていると調べたくなりますよ。
おいしそうに食べるんだけど
この記事では、選んではいけないフードのほんとうのところを解説しています。
猫さんのフード選びにお悩みならぜひ参考にしてください。
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目次
安いフードが「ダメ」な理由
実は、与えてはいけないフードの理由に「安い」は含まれていません。
低価格にするための、原材料や添加物に理由があります。
ダメな原材料
原材料
- 穀物の割合いが多すぎる
- 質が悪すぎる
- 原材料の産地がはっきりしない
いいえ「穀物は悪いもの」ではありません。
「グレインフリーは健康にいい」というデータはないからです。
しかしながら、お肉や魚にくらべて穀物が多いのは、良いフードとは言えません。
穀物はお肉や魚に比べるとコストが安いので、商品の価格をおさえるのにもってこいなのです。
※穀物アレルギーの猫さんには、グレインフリーよりも療法食がおススメです。
■ 質の高いプレミアムフードの原材料はここが違う。
【国産無添加キャットフードねこひかり】の場合
鶏肉(鹿児島県産)マグロ節(大分県産)鰹節(鹿児島県産)
大麦(九州産)玄米(福岡県産)ハト麦(島根県産)
あわ(長崎県産)ひえ(北海道産)こめ油(北海道産)
ビール酵母(国産)発酵調味料(国産)ビタミン類(国産・ヨーロッパ産)
など
パッと見てわかりますよね。
信頼できる産地の信頼できる原材料なので、コストがかかっているんですね。
都市伝説のようなこの話。
2014年2月のある新聞記事で、4Dミートが使われていたことが報道されています。
4Dミート
- 死んでいた動物
- 病気だった動物
- 死にかけていた動物
- けがや障害を持っていた動物
これらの動物の肉を4Dミートと呼んでいます。
このような原材料を使っているフードは、外国では「最低ランクのフード」と呼ばれています。
なぜこんな危険な材料を使うのか。
そもそも廃棄する予定のものなので、大幅にコストがカットできるからと言われています。
今売られているフードに4Dミートが含まれているのか、見極め方がこれです。
- 〇〇類
- 〇〇副産物
- 〇〇ミール
- 〇〇パウダー
- 〇〇エキス
- 〇〇由来成分など
フードの原材料にこの文字があれば、入っている可能性があります。
パッと見て、内容がわからない表示のものです。
安いフードでも原材料に問題がなければ、ダメなフードではありません。
ダメな添加物
添加物
人工的に作られた合成添加物
- 酸化防止剤
- 甘味料
- 着色料
- 保存料
添加物は、フードを安全に保存するために必要なものです。
また、味をつけることで食いつきがよくなります。
良いフードには、天然のものから抽出した添加物が使われています。
合成の添加物の中には、発がん性があるものも認められています。
そうなんです。
添加物がこわければ、無添加を選ぶ方法もありますよね。
しかしながら、商品の劣化を少しでも遅らせる添加物がない場合
- 保存期間が短くなる
- 酸化しやすくなる
- 腐りやすくなる
- 食べてくれない
などのリスクもあることを知っておいてください。
■ プレミアムフードの添加物はここが違う。
【カナガンキャットフード チキン】の場合
カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、
コロハ、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、
ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)
※大きな特徴:猫さんに不必要な香料や着色料は無添加
食べられる自然の草から添加物を作っています。
これもまた、コストがかかっている理由です。
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安いフードの選び方
安いフードより、プレミアムフードの方が安全性が高い。
良いフードを選びたければプレミアムフードでしょ。
安いフードの中にも、信頼できるフードはあります。
原材料や添加物をよく見ると、その理由がわかります。
リーズナブルでおススメのキャットフード
ピュリナワン
避妊・去勢した猫の体重ケアサーモン&ツナ
原材料
フィッシュ(サーモン、ツナ)(オメガ3脂肪酸源)、コーングルテン、チキンミール、小麦、食物繊維(ビートパルプ、ライスファイバー、可溶性繊維、セルロース)、米、小麦たんぱく、脱脂大豆、大麦、鶏脂(オメガ6脂肪酸源)、たんぱく加水分解物、フィッシュミール、酵母(βグルカン源)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、カラメル色素、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、C)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)
穀物は入っていますが、表示の順番から見ると魚が一番多く入っていることがわかります。
とドキッとしたかもしれません。
もともと「羽根、蹄、角、血液などフードとして使われないものは含まない」と表記されていました。
人が食べない、肉・内臓・骨を使用していると思われます。
● 価格は2kg=1982円(Amazon)
1kgあたり、約1000円になります。
ただし、ホームセンターやドラッグストアなどで値段は変わります。
ニュートロキャット
アダルト白身魚
原材料
白身魚(すり身)、チキンミール、エンドウタンパク、鶏脂*1*2、エンドウマメ、ビートパルプ、タピオカ、ポテトタンパク、サーモンミール、アルファルファミール、亜麻仁*3、タンパク加水分解物、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸) *1 ミックストコフェロールで保存 *2 オメガ6脂肪酸源、*3 オメガ3脂肪酸源
原材料からわかるのは、
- 白身魚が一番多く含まれていること。
- 穀物が入っていないこと。
- 添加物が自然由来であること。
優秀な商品であると言えます。
● 価格は1kg=2220円
あまりおススメしたくないフード
商品名は伏せますが、原材料を見てみましょう。
原材料
穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、ホミニーフィード、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等)、油脂類(動物性油脂、等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、かつおパウダー、等)、豆類(大豆ミール、等)、オリゴ糖、野菜類、ビール酵母、ビートパルプ、でんぷん類、馬鈴薯たんぱく、セルロース粉末、β-グルカン、ミルクカルシウム、グルコサミン、ローズマリー、バジル、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B6、パントテン酸、ナイアシン、葉酸、コリン)、食用赤色3号、食用黄色5号、食用青色1号、食用黄色4号、食用赤色102号、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
まず、
- 穀類が一番多く含まれている点がアウト。
- 内容が想像できないミールやパウダー。
- 猫さんは色で食事を選ぶのではありません。
- 着色する理由はないと思うんです。
これらの点から、長く食べさせることはおススメしたくないですね。
価格や原材料よりだいじなこと
猫さんのフードには2種類あるのをご存知ですか。
- 総合栄養食
- 一般食(おやつ)
特にウェットフードの場合、まちがって食事として与えているご家庭が多いです。
療法食も同じです。
総合栄養食は、フードと水を与えておくだけで猫さんの健康を守れます。
一般食や療法食は目的が「栄養」ではありません。
長く与え続けると、
- 便がゆるくなる、硬くなる。
- 栄養が足りなくなる。
などの症状につながります。
なので、まずはどちらの目的のフードなのかチェックしましょう。
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かしこいキャットフード選び。安いのはダメ・・ではありません。:まとめ
ネットの情報にはほんとのことや勘違い。
いろんな情報があるので、つい振り回されてしまいます。
猫さんのフードを選びたいだけなのに。
むずかしい問題にぶち当たったような不安を感じることもあります。
だいじな家族であり、いのちなのだから当然のことです。
プレミアムフードでなくても、安心安全なフードはあります。
まずは、どこをチェックすればいいのか。
選ぶコツをこの記事で知ってください。
おうちの猫さんの、楽しい猫ライフのために、納得のフードを選んであげてくださいね。