猫の爪とぎ対策は保護シートが効果的?賃貸でも使える優れもの解説!

猫ちゃんを飼い始めたけど、家中で爪とぎをしてボロボロになってしまう。どうしたらいいんだろう。

そんな風に困っている飼い主さんも多いかと思います。

私も猫ちゃんを飼い始めて数年がたちました。

でも、最初の頃は本当に大変だったんです。

我が家の猫ちゃんの話

今でこそ落ち着いてきたのですが。

我が家のニャンコも昔は元気が良かったのです。

どこでもガリガリ、気づけばガリガリ。

もうそこら中に猫ちゃんの遊んだ跡が。

悪びれもない顔で、色々なものを傷つけてしまうのです。

高いお金を出して買ったソファーで爪とぎをされていたときは唖然として声になりませんでした。

それ、何十万もしたんだぞ!

つい、そのときは怒ってしまいました。

しかし、習性ですから仕方ありません。

とはいえ、そのままにすると

賃貸のためあまりにも傷がつきすぎると引っ越しのときにお金がかかる

お気に入りのものにも傷がついて、ストレスがたまる

というデメリットも。

猫ちゃんと楽しく暮らしていくためにも、何とかせねば。

そう思ったのです。

そこで、一番最初に思いついたのが保護シートを使うこと

でも、賃貸では使えないものもあるんじゃないの?

そう私も思っていました。

しかし、最近では賃貸でも使える保護シートが売られていることを知ったのです。

なんてこった、それは朗報だ!

さっそく保護シートを買って使ってみたところ、壁などでの爪とぎは激減。

私のストレスも激減し、猫ちゃんと楽しく生活ができています。

これは絶対に買った方がいい。

私はそう思います。

この記事では、みなさんにも役立つ保護シートを紹介します

ぜひ、参考にしてみてください。

猫の爪とぎで壁紙がボロボロに!防止するや方法や対策はある?

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猫が爪とぎをする理由

そもそも猫ちゃんはどうして爪とぎをするのでしょうか。

だからそれは猫の習性だからでしょ。

たしかにその通りです。

でも、本当にそこで終わってしまってよいでしょうか。

猫ちゃんの飼い主ならばその理由を知っておくと良いでしょう。

いくつかありますので、一緒に見ていきましょう。

マーキングをするため

猫は爪とぎをする習性があります。

なぜなら猫は縄張り意識が強いからです。

猫の肉球には「臭腺」という猫独特の臭いを出している部分があります。

実は、爪とぎをするときにその臭いをこすり付けているんです。

どうして、そんなことをしているの?

と思いますよね。

この行動は、「ここは私の大切な場所だ」というメッセージを主張しているんです。

猫ちゃんは自分の領域に他の猫が入ってくるのを防ぐために爪とぎをしているんですね。

さらに、誰かがその場所を占領しているというメッセージを伝える役割もあります。

飼い主さんからすると、爪とぎを色々なところでされると困ってしまう。

でも、猫ちゃんが爪とぎをするのにはちゃんと理由があったのですね。

爪の古くなった部分のメンテナンス

爪とぎをすることで、外側の古い爪を取り除けます。

つまり、新しい爪を出そうとしているわけです。

猫の爪は重なった層のような作りになっています。

下からどんどん新しい爪が生えてくるんですよ。

普通に外で生活していると自然と古い爪が取れるのですが、飼い猫だとそうはいきません。

爪とぎは、爪をきれいに保とうとする猫ちゃんなりのおしゃれとも考えられますね。

飼い主に構って欲しい

皆さんの猫ちゃんは飼い主さんの近くで爪とぎをすることはありませんか。

以前、我が家の猫ちゃんの爪とぎがひどかった時のこと。

どうして、こんなに爪とぎをするんだろう

と思っていたんです。

当時の私は仕事が忙しく、猫ちゃんに留守を任せることが多かったのです。

猫ちゃんのことを考えることができていないなと反省もしていました。

そこで、家にいるときは、猫ちゃんをしっかり観察してみました。

すると、爪とぎをするときこんな特徴がありました。

私の近くで爪とぎをする

スマホを見ているときに私を見ながら爪とぎをする

怒られて一瞬は逃げるけど、また近くで爪とぎをする

もしかして、

私が声をかけるのを待っているのか

と気づいたんです。

そこで、私を見ていることに気づいたら次のようなことを実践。

メモ

声をかける

抱っこする

優しく猫ちゃんの頭をなでてあげる

おもちゃで遊んであげる

すると、爪とぎをする回数が少し減りました

もし、猫ちゃんが飼い主さんを見ながら、爪とぎをしているときには一緒に遊んであげましょう。

構ってほしいときにそういう行動をしている可能性もありますよ。

気分を落ち着かせたい

猫の爪とぎを、気持ちを落ち着かせたいときにすることもあります。

猫ちゃんがストレスを感じると、爪をといで気分を切り替えようとしているんです。

私たちがストレスを感じたときに、深呼吸をしたり、散歩をするのと似ているかもしれませんね。

また、爪とぎはストレッチの一部なんですよ。

爪とぎをするときの姿勢を見てみると、体を伸ばしているように見えませんか。

実は爪とぎをすることで、体を伸ばして、筋肉を引き締めることでリラックスしているんです。

こうやって、猫ちゃんは日々のストレスや緊張を和らげているんですね。

 

猫の爪とぎ対策について考えてみよう

次は実際に猫の爪とぎ対策を見ていきましょう。

いくつか紹介しますので、やりやすいものからぜひやってみてくださいね。

好みの爪とぎの選び方

猫ちゃんが喜ぶ爪とぎってどうやって選べば良いか分からない

と思いますよね。

基本的な選び方は次のようなものがあります。

大きさや形

素材

デザイン性

猫でも好みの爪とぎは違うので、好みに合わせた爪とぎを置いてあげましょう。

好みと言ってもどんな種類の爪とぎがあるか分からないよ

と疑問に思うかもしれませんね。

爪とぎの形は次のようなものがあります。

爪とぎの形の種類

  • キャットタワー型
  • スタンド型
  • 水平置き
  • 斜め置き
  • 立てかけ
こんなにたくさんあるの?

と驚きますよね。

また、猫ちゃんは麻紐(あさひも)の素材を好むと言われています。

私の猫ちゃんはキャットタワーの2段以上がお気に入り。

実は、その一部に麻紐が使われています。

他にも段ボール型の爪とぎも用意しているのですが、爪とぎをしていないようです。

猫によって好きな素材や形は違います。

価格の安いものから色々と試して、徐々に好みを知っていくのがいいかもしれないですね。

猫の爪とぎをオシャレにしよう!可愛いデザインの爪とぎを紹介!

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大きい爪とぎを探している飼い主さんは必見の商品紹介!

詳しくはコチラ

慣れるまでは爪とぎ場所まで連れていく

猫ちゃんが爪とぎの場所を覚えるまでは、爪とぎをしても良い場所に連れて行ってあげましょう。

私はこんなことを思っていました。

猫用の爪とぎグッズをとりあえず買おう。部屋に置いていたら猫ちゃんが勝手に爪とぎをしてくれるよ

当時の私の考えは果たして合っているでしょうか。

皆さんはもうおわかりですよね。

猫用の爪とぎグッズを買って、置くだけでは不十分。

結局、叱ることは減らず、猫ちゃんにとってもストレスになっていたと思います。

叱るよりも場所を覚えてもらう。

だから、爪とぎをしてほしいところまで連れていくことが大切なんですね。

爪とぎをする場所のしつけ方法

猫ちゃんを迎えたときには、爪とぎの場所を教える必要があります。

その場所が分からないと自分の縄張りを主張したい猫ちゃんが好き勝手に爪とぎをしてしまいます。

猫用の爪とぎは数多く売られているので、探してみましょう。

用意が出来たらいよいよ、飼い主のみなさんの出番です。

爪とぎをする場所を教えていくことになります。

でも、どうやって教えてあげたらいいの?

と思いますよね。

爪とぎのしつけポイント

飼い主さんが自分の爪でカリカリして見本を見せる

→爪とぎをしてもいい場所だと猫ちゃんも分かる。

猫ちゃんの手を優しく持ち、爪とぎに肉球を軽くこすり付ける

→猫ちゃんの肉球のニオイがつくことで、安心して爪とぎができる

しかし、猫が嫌がっているのに無理やりはしないように注意

猫が嫌がらない程度にこれを実施してみるとうまくいくでしょう。

猫の爪とぎ、しつけ術を伝授。この方法でバッチリ防止!

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うまくできたら褒めてあげる

猫も人間と同様に、できたら褒めてあげることがポイントです。

猫は叱ってもあまり覚えてくれませんが、褒めることで覚えてくれます。

適切な場所で爪とぎした猫にご褒美を与えなかった場合のデータがあります。

ご褒美を与えないと、どうなるか。

適切な場所で爪とぎをしない回数が多くなる傾向があるようです。

うまく適切な場所で爪とぎしたら、おやつなどをあげてご褒美を与えていきましょう。

ちなみに私はチュールをご褒美にしましたよ。

 

賃貸でも使える爪とぎ防止の保護シート3選

1.BOOMIE【キャットブリーダー監修】はがせる 猫 壁紙保護 シート ひっかき 防止 壁 半透明 ねこ しつけ用品 (45cm×2.3m)

この商品はオリジナルブランドのBOOMIEが開発。

あんしん品質で、日本国内の公的機関試験に合格。

ホルムアルデヒド検査を実施済み。

マス目入りのため、定規も不要でカットしやすいのも嬉しいですね。

サイズも4.8mと9.8mと用意されています

広いおうちだから大きいサイズが欲しい

という飼い主さんも大満足。

また、はがすときはドライヤーなどの熱で温めてあげると、はがしやすくなるようですよ。

過去1か月で1000点以上購入された人気商品です。

ポイント

貼ってはがせるので賃貸でも大丈夫!

適度な厚みで頑丈

半透明で目立たない。

実際に買ってみた飼い主さんの口コミがこちら。

貼ってからしばらくはまだ引っ掻いていました。でも、引っ掻き心地が悪いと思ったのか、今では引っかかず。
貼る作業は2人は必要で正直大変だったけど、しっかり役目は果たしているので大満足です

2.HEDONLEE 猫 壁紙保護シート44cm*2.5m 静電気吸着 壁紙シール はがせる 透明シート 

この商品のポイント

静電気吸着のため、壁を傷めず接着剤も不要

防水、防汚、防油、お手入れ簡単

貼り間違いがなく、位置も自由に調整。

簡単に剥がして再利用も可能。

2つ目の商品は、HEDONLEEの壁紙保護シートです。

この保護シートは静電気でくっつくため取り付けがとても簡単です。

PPポリマーという素材で作られていて、粘着力が強いのも特徴。

接着剤を使わなくてよいため、効果的に壁を守ってくれますよ。

何度でも貼り直しが可能なため、貼る位置も自由に調整できます。

大きさも、お部屋の広さに合わせて選ぶことができます。

具体的には、2.5m、5m、10mと用意(Amazon調べ)。

カットもしやすい作りになっていてとても便利です。

ただしここに注意してください。

セメントの空白の壁、ほこりっぽいかべ、でこぼこの壁には使用できない。

この商品には色々と意見がありました。

できる限りバランスよくお伝えしますね。

良い評価

ピタリと貼りつき、とれません。追加で購入しました!
猫がよく、くしゃみをするので、その汚れ防止にも良かったです。

イマイチだったという評価

静電気で壁に吸着させるタイプなので、つるつるした壁には付けられない。
日本の壁は多少でこぼこしたクロスが多いけど、残念ながらこのシートはくっつかないです。

壁の種類によっては張り付きにくいものもあるという意見もありました

買う前には事前に適用できそうな壁かチェックしてみてくださいね。

3.CORKAS 猫 壁紙保護シート はがせる 壁紙シール 45cm*3m 爪とぎ防止シート 

この商品のポイント

壁紙に特価した粘着力
→貼って剥がせるから、賃貸でもOK

半透明で目立たない
→ツヤ消し加工で光の反射を抑え、お部屋のイメージに影響することなく使える。

マス目入り
→らくらくカットシートで、台紙はマス目のメモリ付きで使いやすい。

CORKASの保護シートはAmazon猫用しつけ用品部門で、売れ筋ランキング1位を獲得したこともあります。

工場累計出荷数は58000個を突破した大人気商品です。

経験が豊富なペット用品デザイナーとシート専門工場が共同開発。

最高の接着力があると自信をもっておすすめされています。

でも、それだと取り外しのときにシートの一部残ってしまって賃貸で使えないんじゃない?

と思うかもしれません。

でも、安心してください。

特殊な粘着剤を使用しているため、使用後も簡単にはがせます

壁や壁紙を傷つける心配もないため、賃貸でも使えますよ。

無毒で環境に優しい素材を使っているため、ペットがあやまって、なめてしまっても安心!

この保護シートにはアフターサービスがついています

もし、分からないことがあればサポートメールで対応してくれるのは嬉しいですね。

それでは実際に買った人の声を聞いてみましょう。

貼ってみた感じはすぐ剥がれる感じもないです。
貼り付きも良く、手軽。価格的に購入しやすく、目的の壁保護として購入して良かったです。

ただし、壁によっては、はがれやすく押しピンやテープで対処したという方も

つるつるした壁だと特にはがれやすいという口コミもありましたので、まずは安価なサイズから試してみるのも良いかもしれません。

 

猫の爪とぎは保護シートが効果的?賃貸でも使える優れもの解説!:まとめ

今回の記事では、家の中で生活している猫ちゃんの爪とぎから大切な壁を守る保護シートについて紹介しました。

猫の爪とぎはしつけをしないといけないですが、なかなか習慣や習性をなおすのは難しいですよね。

ペット可の賃貸だから多少大丈夫だろうと思っていても、壁や床に傷がついてしまうと退去するときには直す必要が出てきます。

これはかなりの出費になりますよ。

私も引っ越しをしたときはかなり請求がきて驚きましたので。

気づいたときには傷がついていたということもよくありますので、引っ越しや猫を迎えたタイミングがあれば早めに対応すると安心です。

また、爪とぎをしかるだけでなく、安心して爪とぎができる環境も用意してあげてくださいね。

猫とストレスのない生活ができるように、これからも一緒に頑張っていきましょう。

 

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