猫を飼っている一人暮らしの人は旅行に行けない?お留守番は2日まで

私、一人暮らしで猫を飼ってるんだけど旅行ってやっぱり行けないよね…

一人暮らしをしていてペットを飼っていると旅行にはなかなか行けないですね。

旅行は諦めてるって人も多いのではないでしょうか。

1番のポイント

ここでは一人暮らしをしていて猫を飼い始めたい人や飼ってるけど愛猫を残して旅行に行けない!って人のためや旅行や仕事などで家を空けることになった時の対処について話したいと思います。

猫ってマイペースな子が多いので1泊であればしっかりとお留守番ができる子もいます。

ほかにも猫のお留守番ができる期間やお留守番をさせてはいけない子や注意点についても解説しますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

猫はどれくらいお留守番ができるの?

猫がお留守番できる期間は2日!

現実的に考えて猫を1匹だけでお留守番させるのが可能なのは2日間です。

飼い猫が1匹だけの場合は自動給餌器・自動給水器があれば2日程度ならごはんや水に困ることはないでしょう。

しかしもし自動給餌器が壊れて餌が出てこなかったら?室内の乾燥で水が想像以上に早くなくなってしまったら?

それだけではありません!

注意

トイレの掃除も頻繁にできなくなるため、トイレに猫砂を多めに用意して出ていく必要があります。

お留守番させれない猫もいます

  • 生後1年未満の子猫
  • 老猫や病気持ちの猫
  • 分離不安の猫

子猫や老猫、病気持ちの猫ちゃんを飼っている場合の外泊はNGです。

子猫のうちからお留守番をさせて不安になって、異常行動をとるようになってしまうので、生後2ヵ月〜3ヵ月程度の子猫であれば5〜6時間以上家を空けることも避けた方がいいでしょう。

飼い主さんがいないと不安になったりストレスを感じてしまう猫もいます。

分離不安症とは?

飼い主が家にいない間、離れている不安と寂しさから異常行動を取ってしまうこと。

異常行動には泣き続ける、家具にマーキングをする、食欲や元気の低下があります。

 

猫のお留守番に必要なアイテムと注意点は?

お留守番に欠かせないもの

  • 自動給餌器・自動給水器
  • 頭数+2つ以上の猫トイレ
  • 室内環境
  • 猫の運動と遊び
  • 安心できるのも
  • カメラ&モニター

1つずつ解説します。

自動給餌器・自動給水器

ココに注意

自動給餌器は餌が出てくる時に音のなるものがほとんどなので、猫ちゃんが驚いて近づいてくれない場合もあります。

1週間くらい前からトライアルを行って、きちんと自動給餌器から餌を食べていることを確認しておくのがいいでしょう。

置く場所にも注意が必要です!

ドライフードは傷みにくいとはいえ直射日光が当たっていたり、あまりに湿気が多かったりする場所だと傷んでしまいます。

風通しが良く涼しい場所、高温多湿を避けた場所に食事を置くように心がけてくださいね。

自動給水器も同じく、直射日光を避けて置くようにしましょう。

猫トイレ

猫トイレは1匹に対して2つ以上使用できる猫トイレがあるのがいいでしょう。

トイレに対して強いこだわりがある猫ちゃんが多く、1度トイレをしたあとは片付けてくれるまで同じ猫トイレを使わないという子も多くいます。

猫トイレがキレイになっていないと他のところでしたり、我慢して病気になってしまうこともあるので注意が必要です。

猫のストレスを軽減させるためには1泊につき2つ以上のトイレを用意しましょう。

全自動の猫トイレもあり、

室内環境

猫が安心して過ごせるように、室内温度は25度になるようにエアコンを快適な温度に設定しましょう。

換気扇を回しておくと空気がこもらなくていいですよ。

窓を少し開けるのもいいですが、防犯面や猫が脱走する恐れがあるのでおすすめしません。

猫の運動と遊び

猫は適度な運動や遊びが必要です。

出かける前に十分な遊び時間を設けるか、おもちゃやキャットタワーを活用して猫が楽しめる環境を整えましょう。

私の実家では泊まりに行く前日に新しいおもちゃを出します。

ポイント

いつものおもちゃは安心感があり、目新しいおもちゃは目新しさがありお留守番中にも楽しく過ごるのでは?と出すようにしています。

キャットタワーも運動するのにあるといいでしょう。

私の実家ではキャットタワーが2つあり、2匹の猫がのぼったり外を見るのに自分専用と別々に使っていますよ。

キャットタワーは爪とぎのもなるのであると便利です!

ほかにもこんなおもちゃがあると猫も楽しめますよ。

キャティーマン ペット遊宅 コネクトンネル

猫はせまいところが好きな生き物。

ちなみに私の実家の猫は段ボール箱を筒状にしておくといつのまにか遊んでます!

こんなトンネルがあると楽しいですし、せまくて落ち着くでしょう。

ペティオ (Petio) 猫用おもちゃ ワイルドマウス フライングバタフライ バタフライ

私の実家にもあるおもちゃですが、自分で遊んだり私も持って遊んだりできて飽きにくくていいです。

安心できるもの

安心できるものってどういうこと?と思いますよね。

お留守番が得意な猫ですが、家族である飼い主さんの姿が見えなくて寂しくなってしまう猫ももちろんいます。

そんな時は自分のにおいがついた服を置いておくと安心してくれるでしょう。

実際に私が日中出かけて帰ると、また洗濯をしてない服をカゴから出してきてスリスリしてるのを見たことがあります。

かわいいけど毛だらけになってしまうのは仕方ありません!

カメラ&モニター

ペット見守りカメラを設置すると、お留守番中の猫の様子を確認できて安心です。

最近のペットカメラは様子を見るだけでなく、おやつをあげたりとプラスαな機能がついているものがあります。

家庭で必要な機能がついているペットカメラを置くといいでしょう。

 

2日以上家を空ける場合はどうしたらいいの?

1日2日程度なら留守にしても大丈夫かもしれませんが、2日以上家を空けるとなると猫だけでお留守番はさせられません。

以下の人に猫をみてもらえるようにお願いしましょう。

  • 信頼できる人
  • ペットホテル
  • 動物病院

信頼できる人

実家の近くで一人暮らしを家族に見に来てもらえると安心です。

実家が遠くて見に来てもらえないのなら、猫を飼っているもしくは飼っていた友人がいれば預かってもらうといいでしょう。

事前に短期間預けてみて問題がなければお願いし、預け先の人としっかり連絡が取れるようにします。

ペットホテル

ペットショップなどに併設されるペットホテルに預けることでプロにおまかせする安心感があります。

猫の扱いに慣れているスタッフさんが対応し中には爪切りなどのサービスを受けられるところもあるが、付きっきりで見てもらうことは難しいでしょう。

動物病院

かかりつけの病院に相談することで預かってもらえることがあります。

獣医師がいることで健康面で何かあればすぐに診てもらえるという安心感があるが、事前に予約が必要なため日程が決まればすぐに動物病院に相談しましょう。

ココがおすすめ

ペットホテルも動物病院もケージの中が基本で広い場所で遊ばせたりするのは難しいです。

ストレスも溜まりやすいので、普段から食べているごはんやおもちゃを持っていったり旅行から帰ったらたくさん遊んであげるなどしっかりとケアしてください!

 

季節でかわるお留守番で必要なものは?

春や秋は過ごしやすい季節ですが、夏や冬はどうでしょうか。

夏は暑く、冬は寒いですよね。

季節でお留守番する時に必要なのは「エアコン」でしょう。

猫の先祖は砂漠で暮らしていたので暑さには少し強いですが、寒さに弱いです。

ココがポイント

夏でも冬でもお留守番をする時はエアコンを1日中つけておくと安心となります。

夏のお出かけは室内を26℃~28℃に保てるようにエアコンを設定しておきましょう。

室内に温度計があるとわかりやすいですね!

ある便利な温度湿度計を紹介します。

シチズンのライフナビD200Aデジタル温湿度計

温度と湿度の文字が大きくて見やすいのが特徴。壁にもかけることができるので、猫がお留守番中に落としてしまうこともないでしょう。

エアコンが効きすぎても風邪をひいてしまうので注意が必要となります。

猫は寒さに弱いので部屋を暖かくするために暖房をつけたり、ベッドなど暖かく過ごせるところに毛布などを置いてあげることで寒さを軽減させてあげることが大事です。

こたつは火事の恐れがあるのでおすすめできません!

猫が温かいからと長居して酸欠状態になってしまうこともあり、長時間こたつからでないと水分不足により脱水してしまうこともありえます。

一人暮らしでお留守番している時の暖房はどうするの?という疑問にお答えした記事もありますのでこちらも参考に読んでみてください。

一人暮らしで飼ってる猫に暖房は必要?寒さに弱い猫の暖房と注意点は

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夏のお留守番にいるもの

クールマット

クールマットはジェルタイプやアルミタイプ、大理石を使ったものと種類があります。

猫の好みになるので、買ったけど使ってくれないこともありえます。

そんな時はおやつでマットまで誘導してみるといいでしょう。

冬のお留守番にいるもの

ホットカーペット

火事のリスクが低い点でおすすめです。

ただし、低温やけどの恐れがあるので設定は「弱」にしましょう。

ペット専用の暖房器具

カーペットや板状のヒーターなどがあり、関電や水濡れ対策がされているものが多いです。

低温やけど防止で温度が高くなりすぎない設定になっていたりするので安心して使えますよ。

毛布

基本的なことですが、欠かせないアイテムです。

普段から毛布の上で丸まって寝ている姿をよく見るのであれば何枚か置いておくといいでしょう。

ココに注意

寒さ対策をしっかりしないと猫の免疫力が低下し「猫風邪」や「下痢」などを引き起こしやすくなります。

 

猫を飼っている一人暮らしの人は旅行に行けない?お留守番は3日まで:まとめ

  • 猫ができるお留守番は3日まで
  • 猫のお留守番に必要なアイテムと注意点
  • 3日以上家を空ける時はどうするのか
  • 季節でかわるお留守番で必要なもの

猫のお留守番について話しました。

急な出張が入ってしまった時や旅行に行きたくなった時、飼い主である私がお留守番をする猫のためにどんなことをしてあげれるかが大事になります。

お留守番ができる子は基本的に「元気な成猫」だけですよ!

注意することと用意するものをしっかりとすることで猫もお留守番ができます。

どうしても3日空けないといけないときは信頼できる人にお願いするようにしましょう。

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