猫の爪切りはやすりがいいの?爪切りのやり方も同時にご紹介!

猫ちゃんの爪を上手く切れないよ。どうすればいいんだろう

という悩みをお持ちの方は多いと思います。

我が家の猫ちゃんも例に漏れずです。

少しだけ私の昔話をご紹介。

私の猫ちゃんとのエピソード

我が家の猫ちゃんも、最初爪切りを怖がっていました。

爪切りを取り出すだけで逃げ出してしまうこともよくありました。

なんてすばしっこいんだ

と思わず苦笑いしてしまうほどに。

しかも、その割にはいたずらがとっても大好き。

気づけばあっちでガリガリ、こっちでガリガリ。

部屋中のあらゆるものが猫ちゃんの被害を受けました(笑)

お気に入りのソファーも傷だらけ。

部屋の色合いに合わせて買ったきれいなカーテンもビリビリにされる始末。

猫ちゃんを飼うならそれくらい我慢しなさい

と思う方もおられるかもしれませんね。

でも、猫ちゃんも飼い主さんもハッピーになれた方がいいと思いませんか。

どちらかが我慢する生活はストレスが溜まってしまいます

できればそういったストレスは減らしたいですよね。

今回は、そういった被害を減らすための爪やすりの紹介や、爪切りについて解説したいと思います。

どうして爪切りをするのだろう

とても単純な疑問かもしれませんが、そういったところから丁寧に見ていきましょう。

この記事を見れば、

メモ

猫ちゃんの爪切りのやり方が分かる

猫ちゃんのための爪切りの選び方が分かる

爪やすりという新たな選択肢が増える

といった良いことが分かります。

私みたいに

爪切りが怖いな

という飼い主さんも安心。

爪切りへの恐怖心が少し和らぐことでしょう。

ぜひ最後までご覧くださいね。

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猫の爪切りが必要な理由

そもそも、みなさんはなぜ、猫ちゃんの爪切りが必要だと思いますか。

なんとなくは考えたことがあるかもしれませんね。

猫ちゃんを飼う上で大切な考え方もあるので、一度整理しておきましょう。

家具や畳を傷つけないようにするため

猫ちゃんは自分の爪とぎで爪を鋭くしようとします。

そして、爪とぎで運動不足の解消をしています

それなりに理由はあるんです。

ただ放っておくと、みなさんの大切な家具が傷ついてしまいますよね。

また、伸びすぎた爪がカーペットなどに引っかかることがあります。

猫ちゃんは力の加減ができないので、強く引っ張ることもあるんです。

そうすると爪が根元から折れてケガをしてしまうこともあって危険です。

そのままにすると傷口から細菌が入って化膿してしまうこともあります

そういったことを防ぐために定期的に切ることが必要なんですね。

爪が巻き爪や肉球炎の原因になるため

猫の爪が長く伸びると、巻き爪や肉球炎の原因になることがあります。

猫ちゃんの爪は伸び続けるため、爪がカーブがかり丸く曲がって伸びてしまいます。

爪が伸び続けるとどうなるの

と心配になりますよね。

爪が伸びたままにすると、肉球に食い込んでしまうこともあるんです。

そうなるとどうなるでしょう。

もしかすると、

細菌感染を起こす

肉球が壊死する

というリスクもあるんです。

とっても危険ですね。

放置すると重篤化することがあるので注意。

猫の安全のため

猫が自分で爪を噛んだりすることがありませんか。

長く伸びた爪は口の中に刺さることがある。

猫の爪切りって、私達飼い主の生活を守るということもある。

でも、猫ちゃんが安心して生活していくためにとても大切なんだね。
でも爪切りってどれくらいの頻度でしていけばいいのかな

って疑問に思いますよね。

一般的には約1か月~1か月半ほどで伸びると言われています。

基本的にはこれを目安にするのが良いでしょう。

ちなみに私の猫ちゃんの場合は、結構爪が伸びるのが早いのです。

そのため、2週間に1回くらいは爪を切ってあげています

先ほどの日数はあくまでも目安なので、

おや、爪が伸びてきたぞ

と思ったら切ってあげましょう。

私の猫ちゃんも最初は嫌がっていました。

でも、最近は割と大人しくしてくれています。

本当は怖いかもしれないけど、暴れずにいてくれてありがとうね

と感謝しています。

ただ、ときには私の猫ちゃんも嫌がることがあります。

そういうときはどうしたらいいの

と思いますよね。

私の場合は、猫ちゃんの気分が優れないときには爪切りを避けるようにしています。

猫ちゃんがストレスを感じているときに無理をすると猫ちゃんとの信頼関係にヒビが入ってしまいます

猫ちゃんの様子をしっかりと見て、タイミングを考えて行うようにしましょう。

 

猫の爪を切る方法

爪切りに必要な道具

猫ちゃんの爪切りを行うためには、どんな道具があればいいのかな

と思いますよね。

一般的に爪切りをするときには、次のような道具が必要です。

爪切り

爪やすり

止血剤

猫の爪の切り方

猫ちゃんの爪は次のような5つのステップで行いましょう。

爪の切り方5ステップ

1.猫が落ち着ける姿勢にする

ファーストステップは猫ちゃんを後ろからゆっくりと抱きかかえること。

急に抱き上げるとびっくりするので、落ち着いているときにしましょうね。

キャットタワーやベッド、ソファーなどのお気に入りの場所にいるなどがおすすめ。

私の場合は、大好物のチュールを用意してあげるとお膝にちょこんと乗ってくれます。

ご褒美として用意してあげると良いかもしれませんね。

2.後ろ足から切る

私の猫ちゃんの場合もそうですが、後ろ足から切ってあげると切りやすいです。

猫ちゃんによっては、足に触られると嫌がる猫ちゃんも多いようです。

そのため、少しずつ切りながら反応や様子をみてあげてくださいね。

3.外側から順番に切っていく

猫ちゃんの身体の外側の小指側から切っていきましょう。

親指側の爪は嫌がる猫ちゃんが多いので最後にしてあげるのが無難です。

4.肉球を押して爪を出す

猫ちゃんの足を上下から親指と人差し指で挟みましょう。

そのうえで、肉球を軽く押してあげて爪を出します。

爪を出そうとして強く押しすぎると暴れてしまうことがあるので注意しましょう。

5.とがったところを少しずつ切る

目安にはなりますが、先端のとがった部分の2~3ミリ程度カット

深く切ってしまうと、血管や神経を傷つける危険性があるのでやめましょう。

私も以前爪切りが大変なので、しっかり切ろうとしすぎたことがあります。

幸いにも出血やケガはなかったものの、

ギャッとびっくりしたような声をあげてしまいました。

爪の根元に近い部分はクイックと言います。

そこを切ってしまうと猫ちゃんにとってはとても痛みが強いのです。

爪を横から見ながらクイックの位置を確認して、切ってあげるようにしましょうね。

でも、やっぱり不安だよ。血が出たらどうしよう

そんなこともあるかもしれませんね。

もし、爪を切っているときに

猫ちゃんが動いてしまった

手元が狂ってしまった

など、誤って切りすぎて出血してしまうこともあるかもしれませんね。

そんな時は

①すぐにきれいなガーゼやコットンなどで1~2分止血。

②血が止まらないときには動物病院を受診

この2点をしっかり守ってみてくださいね。

もし、どうしても爪切りを猫ちゃんが嫌がった場合はどうしたらいい

と心配な方もおられるでしょう。

そんなときは、無理をせずに

獣医さん

トリマーさん

に相談するようにしてみましょうね。

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道具の選び方とおすすめ商品紹介

爪切り編

爪切りを選ぶときには以下のようなことに注目すると良いでしょう。

①猫ちゃんの年齢

ポイント一つ目は猫ちゃんの年齢に合わせてあげることです。

ということは、ライフイベントで使うものを変えた方が良いってことなの?

と疑問に思うかもしれません。

あくまでも参考ですが次のような基準が良いという考え方もあります。

子猫→ハサミタイプがおすすめ。

成猫→ギロチンタイプがおすすめ。

それぞれ特徴を見てみましょう。

【ハサミタイプ】

ハサミタイプは、飼い主にとっても使いやすい。

なぜなら、ハサミタイプは爪がしっかり確認できるからです。

つまり、切りすぎることによって猫ちゃんがケガをするリスクを下げられます

ハサミタイプおすすめ商品

①猫壱(necoichi) ストレスなくスパッと切れる猫用爪切り

②【獣医師 院長監修】【日本製】 猫 爪切り 【サクッと切れるコンパクトサイズ】

【ギロチンタイプ】

成猫はギロチンタイプがおすすめだということでしたね。

でも、ギロチンタイプってどういう風に使うの?

と思いますよね。

このタイプは、爪切りの穴に猫ちゃんの爪を入れて切ります。

獣医さんも良くギロチンタイプを使っていると教えてくれました。

慣れるまでは丸い穴に爪を入れるのが難しいという声もあります。

ただ、切れ味はとても良いので固い爪の猫ちゃんにはおすすめですよ。

ギロチンタイプおすすめはこちら

①廣田工具製作所 ペット用つめきり [ZAN] ギロチンタイプ 

②WeinaBingo ペット用爪切り ネイルトリマー ギロチンタイプ

ちなみに、他に

ニッパータイプ
ピコックタイプ

があります。

ニッパータイプは、工具のニッパーと同じ構造です。

グリップ部を握って爪を切ってあげます。

基本的にはどんな猫ちゃんでも使えますよ。

ピコックタイプは、ギロチンタイプに似ています。

ただ、刃の部分が挟む形になっています。

そのため、

巻き爪の猫ちゃん

爪の太い猫ちゃん

におすすめできます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

②爪が飛び散りにくいものを選ぶ

猫ちゃんの爪切りを選ぶときは、切った爪が飛び散りにくいかも調べておきましょう。

なぜなら、爪が飛び散ってしまうと片付けがとても大変だからです。

この後紹介する、爪やすりを使うと後片付けがとても楽です。

選ぶのであれば、爪の飛び散りをカバーしてくれる商品が良いでしょう。

③切れ味の良いものを選ぶ

切れ味の良い爪切りは猫ちゃんの爪に負荷がかかりにくいです。

また、早く爪切りを終えることができるため、飼い主さんにも優しいです。

爪を切った後の仕上がりが綺麗になるものを選ぶと良いですよ。

④猫ちゃんの性格も考慮

爪切りの音が苦手な猫ちゃんも多いので、静かな音のものを選ぶと良いでしょう。

また、飼い主さんが楽な姿勢で爪を切れるものやコンパクトなものを選びましょうね。

爪やすり編

メルランド 猫用電動爪トリマー

メルランドの爪トリマーは、猫ちゃんの鋭い爪を安全に優しく磨いてくれます

でこぼこした爪の表面も滑らかに仕上げてくれるまさに爪切りの救世主です。

もちろん、猫ちゃんにも使えますし、ワンちゃんにも使えるので用途がとても広いのも魅力的です。

USB充電式なので電池交換が不要なところも筆者としては、ポイントが高いです。

また、60Db(デシベル)以下の低騒音設計です。

60デシベルってどれくらいの音なの?

と思う方もおられるかもしれません。

普通にテレビを見たり、会話をしたりするくらいの音量が約60デシベル

それ以下なので、それほど大きいとは感じない程度でしょう。

さらに、この商品は1年間品質保証付きなところも安心

もし、この期間に商品不良や故障で商品が使えなくなった場合は、無料で交換してくれますよ。

飼い主さんの口コミがこちら

爪を切った後にちょっと丸くするのに使っていますよ。買ってみて損はないです。
静かで早いので猫も嫌がりません。

ただ、中にはパワー不足で削れないという意見もありました。

猫ちゃんの爪の固さなどをチェックしてからでも良いかもしれませんね。

MUGIM ペット用爪やすり 電動爪とぎ 

この商品のポイント

高性能爪やすり

高速回転で猫ちゃんの爪のケアを効果的に行えます。

静かで安全

50dB未満の作業ノイズと低い振動。

→猫ちゃんが爪を切る嫌悪感を効果的に軽減

LEDライトで猫ちゃんの爪の血管を照らすことで爪の切りすぎを軽減。

この爪やすりは、人間の手に適したデザインを採用しています。

そのため、片手で使いやすいのです

初めて猫ちゃんの爪切りをするという飼い主さんにもピッタリですよ。

また、交換用の研磨ヘッド付き

製品を長く使えるのも嬉しいポイントですよね。

私の友人も爪やすりを使っているのですが、

とても使いやすいよ

と、おすすめしてくれています。

実際に購入している人の口コミも見てみましょう。

音は静かな方。怖がらないよう少し離れたところで音を出してみました。
結構バッテリーも持つので、家庭で手軽にケアできますよ。

中には、音を怖がる猫ちゃんもいるようですので、猫ちゃんに合わせて使用を検討してみてくださいね。

 

猫の爪切りは爪やすりがいいの?爪切りのやり方も同時にご紹介!:まとめ

今回は、爪やすりの紹介と爪切りの方法について紹介しました。

猫ちゃんの爪切りを定期的にしないと、爪が伸びすぎてしまいます。

そうすると猫ちゃんも私たち飼い主もケガをしてしまいますね。

我々飼い主が愛する猫ちゃんの爪をきちんとチェックしてあげましょう。

もし、巻き爪などを発見した場合は早めに動物病院にも連れて行ってあげてくださいね。

最近は便利になり、爪やすりという電動で爪の手入れをしてくれる道具も発売されています。

初心者の人も安心して使える商品となっています。

皆さんもぜひ優しく、そして手早く爪切りをしてあげましょうね。

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