なんて思う事はありませんか?
鍋を用意して、水を入れて、沸くまで待ってと火を使うから側にいないといけません。
火事になってしまいますしね!
結果から言うとレンジでの温めも可能です。
キャットフードをふやかすメリットやどのようにふやかすのかを一緒に見ていきましょう。
目次
キャットフードをふやかして食べさせるのはどんな猫のため?
子猫、シニア猫、体調不良の猫の3種類です。
子猫は?
歯の生えてくる1か月ごろから離乳食として食べさせるためです。
歯固めやキャットフードの味の慣れ、未熟な消化吸収を助けるためにふやかしたご飯を与える必要があります。
シニア猫は?
子猫と反対で、歯が弱り抜けてくる子もいます。
そのため、これまでのようなドライフードは食べられなくなってくることがあるからです。
食べられないと栄養が摂れなくなり、栄養失調や病気の原因になってしまいますね。
体調不良の猫は?
持病のない成猫でも、人間と同じように下痢や風邪などで体調を崩すことがあります。
猫たちも体調が悪い時にいつものキャットフードが食べれない時だってあります。
嘔吐や下痢、胃腸など消化器官が弱っている時にドライフードのままだと消化できない可能性があるからです。
私たち人間も体調が悪い時にいつものご飯が食べられない、美味しく感じない時がありますよね。
そんな時はお粥やよく煮たうどんにしたりしませんか?
胃腸の調子が悪い時にあなたは何を食べますか?
私は溶き玉子が入ったよく煮たうどんですね!
小さい頃に風邪を引いたりするとよく母が作ってくれました。
体調不良の時に私たちがおかゆやうどんを食べるのと同じ感覚で、ドライフードもふやかして食べさせてあげて下さいね。
栄養価も高く、猫に負担をかけないグレインフリーのキャットフードをご紹介しますね!
カナガンデンタル
チキンを60%以上配合!
上質なチキンをたっぷり使用して作った栄養満点のフードです。
元々肉食のネコちゃんは、上質なお肉をふんだんに使ったフードが大好き。
グレインフリー(穀物不使用)!
多くのキャットフードには、トウモロコシや小麦などの穀物が含まれています。
しかし本来肉食動物であるネコちゃんは穀物を上手に消化吸収することができません。
香料・着色料不使用!
カナガンはネコちゃんに不要な香料・着色料を一切使っていません。
キャットフードを温めるメリットは?
香りが強まって食欲を刺激する 柔らかくなって食べやすくなる 薬が飲みやすくなる
上記のメリットはドライタイプもウェットタイプどちらも当てはまります。
香りが強まって食欲を刺激する
フードを温めることで香りが強くなり、猫の食欲を刺激してくれるからです。
注意
猫は味覚よりも嗅覚が発達しているため、嗅覚で「食べられるかどうか」を判断しています。
私たちも見た目だけでなく、いい匂いがするとどこから匂いがするのだろう?と思う事があるのと同じですよ。
柔らかくなって食べやすくなる
フードを温めることで柔らかくなり、子猫やシニア猫も食べやすくなるからです。
歯が生え揃っていない子猫や、消化器官が衰えてくるシニア猫にとってドライフードは固く食べづらいです。
シニア猫は消化器官だけでなく、歯も抜けてしまう事もあり、噛む事ができなくなってしまいます。
そんな猫たちはふやかして食べさせると食べやすいですね。
薬が飲みやすくなる
フードの香りが強くなれば口に入れやすくなります。
ポイント ふやけたフードの中に入っていれば、カプセル錠の薬も飲み込みやすいですよ!
薬って苦いし飲みたくない猫の気持ちもわかります。
子どもでも大人でも嫌だな、苦いなと思いながら治すために仕方なく飲みますよね。
実家の猫も肝炎になってしまい、入院していた時。
先生が薬を飲ませてくれて、よし!飲んだね!と離した時、口から薬だけを器用に吐き出してました。
飲み込む音がして飲んでくれた!と安心した時だったのでびっくりした記憶があります。
それだけ異物に思えたのかもしれません。
キャットフードの温め方は?
キャットフードにはドライタイプとウェットタイプがありますね。
2種類とも温め方が違いますのでご注意を!
以下の表にまとめましたのでご覧下さい。
ドライタイプ | ・お湯でふやかす
・温めたウェットタイプをかける |
ウェットタイプ |
・電子レンジで加熱する
・湯煎にかける ・お皿を温める ・ホットストッカーを使用する |
ドライタイプ
鍋などの器にドライタイプを入れ、お湯に浸してふやかす方法です。
ぬるま湯でも大丈夫ですが、与える時に冷めてしまうと食いつきが変わらないこともありますので注意しましょう。
お湯でふやかし、与える時に少し冷めているくらいがいいですよ。
ドライタイプそのものを温めるのではなく、温めたウェットタイプを組み合わせて与えることもできます。
実家の猫が病気の時に、獣医さんにも温めて食べさせるといいですよと温める事を勧められました。
実家の猫は総合栄養食のドライタイプに温めたウェットタイプをかけて食べさせると栄養も水分も摂れて、一石二鳥。と教えてもらいました!
あまり食べなかった猫が食べやすかったのか少なめではありましたが、残さずに全部食べてくれました。
食べさせる方法として知っていて損はないですね。
ウェットタイプ
ウェットタイプのキャットフードをお皿に移して温めたり、パウチごと湯煎にかけたりと温め方は4つあります。
キャットフードを温めるのではなく、お皿を温める方法もありますよ!
ウェットフードならお皿の温度が伝わり、じんわりと温めることが出来ます。
必ず耐熱性のお皿で温めましょう。
キャットフードをレンジで温める方法は?
上記で温め方をご紹介しました。
レンジで温めるのが1番簡単なのでは?という事でレンジでの温め方も見ていきましょう!
レンジでの温め方
ウェットタイプの缶詰やパウチでしたらお皿に移して500wで20秒程度からスタートし、温度の様子を見て温めましょう。
電子レンジには他の食品の匂いがついていることが多いため、猫が匂いを嗅ぎ分けないように必ずラップをかけて加熱することが大切です。
温度にムラが出ないように、よくかき混ぜてから食べさせてくださいね!
そして、こまめにレンジ内の掃除をして匂いが残らないようにするといいです。
レンジ内の掃除についてもお話ししましょう。
まず汚れの原因は、食品の中に含まれるタンパク質や糖分、油分。
温めるたびにこれらが飛び散ってます!
使うたびに温められて冷えてを繰り返して頑固にこびりついて取れにくくなります。
ほかにも、食品を温める際に発生した水蒸気が固まってできた水アカや、温める際にこぼれ落ちた食品カスなどといった汚れも原因の1つです。
では汚れを落とすにはどうしたらいいか?
匂いや汚れには「重曹」(またはセスキ炭酸ソーダを使います。)
- 耐熱容器に水1カップ、重曹大さじ1を入れ、混ぜます。
- 5分加熱し、20分放置。
- ふきんなどで耐熱容器に残ってる重曹水を付けてレンジ内の汚れを拭き取ります。
レンジの掃除の際、試してみてください!
話がずれてしまいましたね。
ドライタイプのみの食事を温めるというのは難しいです。
上記の表でお伝えしたようにドライタイプはお湯でふやかすか、温めたウェットタイプをかけて食べさせてあげてください。
お水だけレンジで温めてドライタイプを振りかけてふやかす方法もありますので試してみてください。 ドライフードを浮かせると、まずは匂いの付いたスープ(お湯)をペロペロと舐めてその後、残ったドライを食べる子もいます。
猫たちそれぞれに個性があるように好みも様々!
愛猫に合った温め方を試してみてくださいね。
キャットフードを温める時に注意する事は?
キャットフードを温める時の注意点には以下のようなものがあります。
最適な温度は38度
栄養を壊さないように配慮する
食べる分だけ温める
たまには固いドライフードを与える
最適な温度は38度
猫が狩りをしていた時、新鮮な獲物の温度が38度前後であったため。
加熱しすぎても火傷の危険性がありますが、38度よりも冷たいと「腐敗している」と見なし、食べてくれない可能性があります。
猫は嗅覚と冷たさで「食べられるかどうか」を判断していると覚えておいてください!
栄養を壊さないように配慮する
ココに注意
ウェットタイプを冷凍保存している場合、レンジで解凍すると栄養を損なってしまいます。
冷蔵で解凍後、レンジで温めたり湯煎にかけたりしましょう。
ちなみに、ドライタイプは温めても栄養が損なわれませんよ!
食べる分だけ温める
一度温めたフードが食べ切れなかった場合、冷凍保存すると風味や香りが落ちてしまい、衛生的にも良くありません。
私たちも食品を冷凍保存し、その日に食べる分だけ解凍し調理しますよね。
残りのキャットフードは適切な方法で保存してください。
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たまには固いドライフードを与える
固いドライフードは、子猫にとっては固いものを噛み砕く練習に。
また、ウェットフードや温めてふやかしたフードは歯を汚しやすく、虫歯になりやすいことがわかっています。
歯磨きで虫歯・歯周病予防をしっかりと!
歯磨きが嫌がるようでしたら、歯磨きのガムから試してみるといいでしょう。
キャットフードをふやかしたい!レンジを使って温めてもいいの?:まとめ
1番簡単そうなレンジでの温め方もお伝えしました。
愛猫の食欲がないのか?飽きちゃったのかな?と思ったあなた!
1度試してはいかがですか?
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