一人暮らしで猫の多頭飼いはできる?事前準備と注意点を解説

一人暮らしで猫一匹と暮らしているのですがあと一匹か二匹、我が家に迎えたいと考えています。

一人暮らしでの多頭飼いについて、気を付けた方が良い所など知りたいです。

分かりました。

では一人暮らしで猫の多頭飼いを検討している方の為に、気を付けた方が良い事などをご紹介します。

実は事前に知っておいた方が良い事って、けっこうあるんです。

どうしてかというと、先に色々な事を検討しておかなければ後々猫ちゃんと飼い主さんの生活に大きく影響してくるからです。

一人暮らしだと家を空ける事が多いですし、お留守番の間に寂しい思いをさせないようにと多頭飼いを検討する飼い主さんもたくさんいますよね。

一人暮らしで多頭飼いをしたいと考えている人の為に詳しく説明していきます。

多頭飼いをする前の心構えを知る事ができると思いますので、参考にしていただけるかと思います。

 

一匹飼うのと多頭飼いとの違い

では、一匹だけ飼うのと多頭飼いではどのような違いがあると思いますか?

その違いを知っておくことも必要です。

詳しく見ていきましょう。

違い ①飼育費用

単純に考えれば二匹飼えば食費は二倍でしょう。

お金がかかる事が多くなって「今月ピンチだ~!」なんてことも度々あるかもしれませんね。

ワクチン接種やトイレの砂、病院代などかかる費用はとても高額になってきます。

去勢や避妊手術なども考えておかなくてはいけません。

違い ②部屋の汚れや家屋の破損など

猫一匹よりも二匹の方が遊びが激しくなったりと、一匹の時には無かった心配事が増えるかもしれません。

爪とぎも2匹いた専用のものを用意していても、片方が家の壁でやっていたということもよく聞きます。

気に入るものもそれぞれでしょうし、気をつかいますよね。

その辺も考慮する必要があります。

違い ③猫の体調の変化

猫が二匹以上居ると、猫同士で病気を感染させてしまうことがあるようです。

これはちょっと怖いですよね。

なので一匹で飼育している時よりも猫達の体調にはよく気を付けてあげる必要があります。

違い ④メリット

飼い主さんが留守でも一匹で居るよりは寂しい思いをさせずに済むというのがメリットです。

一緒に遊ぶ事もできますし、運動量も多くなるので猫のメタボ予防にもなると言われています。

”寂しい思いをさせてしまわないように”というのが多頭飼いの理由に多いです。

そこが改善されるのは嬉しいことですよね。

私も多頭飼いしていた時は、猫達が寂しい思いをしているという心配が無かったので良かったなと思っています。

 

一人暮らしで猫を多頭飼いする前の確認事項

多頭飼いをする前、先に確認しておきたいことを記載します。

私は一人暮らしではありませんでしたが親猫と子猫、合わせて4匹の多頭飼いを経験したことがあるのですが可愛いのは別として大変なことがけっこうありました。

子猫が3匹だったのである程度、大きくなってくるととにかく子猫達で家じゅうを走り回り、登りまくり(笑)

服や壁がボロボロになりました。

急にスイッチが入ったように走りだすんですよね。

成猫だけなら違うのかもしれませんが、多頭飼いをする前に考えておいた方がよいことがいくつかあるんです。

確認事項 ①お住まいの物件について

あなたがお住まいのお部屋はペットの多頭飼いOKな所でしょうか?

多頭飼いNGな物件もありますので事前に確認が必要になります。

ポイント

ペットOKの物件は基本的に一匹を基準にされています。

多頭飼いだと家屋の損壊や近隣への迷惑などが考えられる為です。

確認事項 ②猫達の相性

これはかなり気がかりではないでしょうか。

飼い主さんとの相性はともかく、猫同士となると難しいかもしれません。

注意ポイント

相性はとても大事です。

飼い主さんの留守中に喧嘩をしてケガをしている事もあります。

まずは先に暮らしている猫ちゃんがいる場合、家はその猫ちゃんのテリトリーです。

後から入ってきた猫を受け入れられるかどうか。

ケンカが心配ですよね。

それに、後から来た猫ちゃんが怖がることがあるかもしれません。

逆もあります。

子猫のうちから一緒のタイミングで暮らし始めてしまえば相性という意味では楽かもしれませんが、それでも大丈夫かどうか様子を確する必要があります。

ペットショップや保護猫のオーナーさんなど、事前に環境をお話して相性を確認する期間を設けられるようにしましょう。

 

多頭飼いをして避けたいこと

先ほどから”猫同士の相性はとても大切”という話をしています。

相性を確認せずにいきなり二匹の猫が一緒の家で暮らす事になるのは、かなりリスキーです。

それって人間の都合だったりしますよね。

ナワバリを持つ生き物なので、自分の心地よいスペースを確保できなければストレスを抱えてしまうこともあります。

そして、猫達の相性が合わな過ぎて里親に出し、逆戻りさせられる子もいるようです。

そんな事のないように、できるだけ猫ちゃん達の相性を確認してあげてください。

平和に暮らしたいにゃ~

 

新しい猫が家に来る時の準備

ここでは先に先住猫ちゃんが居て、後から別の猫ちゃんをお迎えする時の準備について紹介します。

別の猫と対面するのは緊張するにゃん

新しい猫が来る前にする準備 ①健康状態の確認

先住猫ちゃんの体調が悪い場合は、新しい猫との生活スペースを区切る必要が出てくる場合もあります。

ダニやノミはもちろん、健康状態をしっかりとチェックしておきましょう。

新しい猫が来る前にする準備 ②部屋の環境を整える

猫達がストレス無く暮らせるように空間作りをしておきましょう。

キャットタワーだけではなく、猫ちゃんが個々でくつろげるスペースが確保できるように配慮した環境にしてあげてください。

猫用のクッションやミニベッドなどを置いておくといいかもしれません。

 

多頭飼いの疑問

あの~、気になるのですが多頭飼いでトイレは一緒でもいいのでしょうか?

そこは気になる所ですよね。

猫達のトイレや、他にもご飯は同じでも良いのか?など気になることがあるかと思います。

解消しておきましょう。

トイレ

トイレは共用でも問題ありませんが、理想は猫の数+1です。

どうしてかというと、他の猫が排泄した後に同じトイレを使うのを嫌がる猫がいるからです。

そうなるとけっこうスペースが必要になりますね。

多頭飼いをする上で部屋の広さは大切になります。

ご飯

ご飯は同じで良いとは限りません。

その子の好みもありますし、体調や体質で変わることもあります。

なるべく一頭一頭に合わせたものを考えてあげましょう。

食器は同じでもいい?

食器は衛生面や猫同士のケンカを防ぐ為にも猫ちゃんの数だけ準備しましょう。

ご飯をあげるタイミング

同じ時間でも大丈夫な子はいいのですが、数匹同時だと取り合ったり気が散ったりとケンカをしたりして落ち着いて食べられない子もいます。

様子を見ながら決めていくのが良いですね。

 

一人暮らしで猫の多頭飼いはできる?事前準備と注意点を解説:まとめ

いかがでしたか?多頭飼いをするには事前に考えておきたい事が多いですよね。

でもきっと、仲良く暮らせればとても楽しいと思います。

飼い主さんも猫ちゃんもストレス無く幸せに暮らせるといいですね。

最後に私が購入したおススメ商品をご紹介します。

-一人暮らし, 多頭飼い,