選び方のポイントを教えてください!
分かりました。
先にお話しておきたいのですが”こんなものだったらいいな”と思う全ての条件を満たしている完璧に安心安全な猫砂を見つけるのは難しいかもしれません。
猫砂って意外と色々な形状があるんですよね。
そして原材料などもさまざまです。
選ぶのに迷ってしまうのもよくわかります。
なのでこの記事ではあなたの猫ちゃんにとってより良い砂を選ぶことができるように、猫砂の種類の比較や選び方のポイントを解説します。
目次
猫砂を選ぶポイント
ではどんな猫砂が良いのかなどのポイントを説明しますね。
ポイントが分かれば、あなたが猫砂を選ぶ時に判断基準としてきっと役に立つと思います。
鉱物のものは天然の砂に近いので、気に入る猫ちゃんも多いのが特徴です。
1番は猫ちゃんの健康に害を及ぼさないもの
すいません、少し驚きますよね。
トイレですので衛生面もそうですが猫は体を舐めますので砂に使用している材料にも気を配っておきたいです。
猫砂を選ぶ時のポイント
- 万が一摂取しても問題ないもの
- 愛猫ちゃんの気に入る形状のもの
- 泌尿器が砂に触れるので細菌の繁殖が防げるもの
飼い主さん目線
忘れてはいけないのが飼い主さん目線での良い猫砂についてです。
猫ちゃんとの生活は楽しいだけではなく、お世話も大変に感じることがあると思います。
仕事で疲れている時や体調の悪い時などは「あ~トイレの掃除、毎回やるの面倒だなぁ。」なんて思ってしまいますよね。
なので飼い主さん目線での良い砂というものとても大事になります。
飼い主さん目線での良い砂
- 掃除がしやすい
- 取り扱いがしやすい
- 臭いが気になりにくく、消臭力が高いもの
素材別猫砂の種類の比較
以上の点を踏まえて猫砂の種類を見ていきましょう。
あなたの猫ちゃんにはどんな猫砂を使っていますか?
あまりありませんが急に買えなくなってしまうこともあったりするので、2種類くらいは愛猫ちゃんが気に入って使えるものがあるといいですよ。
ではここからは素材別にどんな種類があるのかを解説するので、一緒に比較していきましょう。
【シリカゲル】
このシリカゲルはほとんど固まらないタイプです。
特徴は数週間取り替えなくても良いというものがほとんどで、忙しく長時間家を空ける時など猫ちゃんがお留守番する時に便利だと思います。
おすすめポイント
- 消臭効果が抜群です。
- 固まらないタイプなのでトイレシートと一緒に使う為、掃除が比較的楽なのは良いですね。
気になるポイント
- 自治体によっては大丈夫な所もありますが、鉱物なので基本的に燃えるゴミに出せないのが面倒です。
- 少し高価なものが多いので悩み所かと思います。
- 水分のあるものに吸着するので猫の目に入ったら最悪の場合、なかなか取れずに失明してしまう恐れがあるので心配です。
- 口に入ってしまったら腸壁などに張り付いてしまい危険なので注意しましょう。
- 時間が経過すると臭気が出てきてしまうことがあります。
消臭力が抜群なので夏場は良いかもしれません。
【紙系】
再生紙を使用した物もあったりと、紙の素材というと想像がつきやすいでしょうか。
紙系の素材だとほとんどが固まります。
おすすめポイント
- ほとんどのものがトイレに流すことができます。
- 紙だからとても軽いので取り扱いが楽です。
気になるポイント
- 吸水ポリマーを使ったものもあります。
それが万が一愛猫ちゃんの体内に入ってしまったら胃液などを吸収して体内で膨張してしまい、危険です。
そういったことが頻繁に起これば体内で蓄積し、深刻な健康被害になってしまうので注意が必要になります。
- とても軽いので飛び散ったりホコリっぽくなりやすいです。
- リサイクルの紙が使われているものがほとんどで、その為に紙を漂白したり消臭したりと薬品がつかわれていることがあります。
- 紙を猫砂に加工する時に化学合成品が添加されるのでそういった面もなんとなくでいいので知っておいたほうが良いでしょう。
【ベントナイト】
ベントナイト鉱石が原料の粘土の一種で固まるタイプのものです。
水を吸うと膨らみます。
おすすめポイント
- とにかくしっかりと固まるので、掃除の時には使用した砂だけを取り除くことができます。
- 購入しやすい価格のものが多いです。
気になるポイント
- こちらもシリカゲルと同様に鉱物なので自治体によって可能な所もありますが、基本的には燃えるゴミとして捨てることはできません。
燃えないゴミになります。
- ホコリが立ちやすい猫砂です。
なので吸い込んでしまったり、体についたものを舐めてそれが体内に入って重篤な状態になってしまったという猫ちゃんもいます。
重いので購入する際にはネットショッピングや車で買い物に行ける時に購入するのか良さそうですよ。
このベントナイトの猫砂は使用するのに躊躇する飼い主さんも多いようです。
こうやって見ていると不安になってしまいますよね。
【木】
木の猫砂は固まるものと固まらないものがあります。
砂というだけに、木の素材のものがあるなんてなんだか意外ですよね。
おすすめポイント
- 消臭効果もしっかりあり軽いので扱いやすいです。
- 燃えるゴミでだせますが、なんと植物性100%のものなら土に埋めて処理することもできます。
- 猫砂の人工的な臭いが嫌な人は、木なので自然な匂いがするからそういった点でもおすすめできます。
気になるポイント
- 木の素材を使用していると表示されていても、凝固剤として先ほどご説明したベントナイトを使用している場合があります。
- 木なので軽めだからか、ホコリっぽくなりやすいです。
- 木を使用していますが、上記でもお伝えしたようなことでいうと消臭や凝固剤の為に化学合成品が添加されてるものもあります。
固まる力が弱いものが多いので、掃除する時に崩れてしまって掃除が面倒になる可能性があります。
【おから】
おからと聞くとぐっと安心安全なような気がしますよね。
猫砂におからなんて思いもしませんでした。
おからの猫砂はほとんどものが固まります。
おすすめポイント
- なんといっても良いのが食物からできていますから安心できる点です。
- トイレに流せるものが多く、比較的安く購入できるのでお財布にも優しいのが嬉しい点だと思います。
- 吸収力が抜群です。
気になるポイント
- 化学合成品を消臭の為や凝固剤として使用されているものがあります。
- 固まるスピードがゆっくりです。
- 猫ちゃんの排泄物の臭いとおからの臭いが混ざって臭く感じるかもしれません。
- 防腐剤を使用している場合もあります。
- 香ばしいような匂いがするのでそれが好きではない猫ちゃんもいます。
※猫ちゃんが誤って食べてしまわないように注意してください。
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その他注点など
ここまででどうでしょうか?
そうですよね、その気持ちよく分かります。
おすすめポイントでは飼い主さん目線での良い部分が多くありますが、気になるポイントを見ると怖くなってしまいますよね。
また、紙の素材など軽い砂だと勢いよく砂をかける猫ちゃんなら周りに飛び散ってしまうこともあるのでそこも考慮しておくと良いと思いますよ。
トイレに流せるものは汚物をゴミの日まで溜めておかなくてもいいのでそこをかなりの利点として選ぶ飼い主さんも多いです。
ですがトイレには1度にたくさんの量は流せないので気を付けてくださいね。
メモ
違う種類の砂に変える時は元々の砂に少し混ぜながら徐々に変えていくのがおすすめです。
猫砂の比較ポイントを伝授!注意が必要!?選ぶ時に気を付けること:まとめ
いかがでしたか?
素材は5種類ほどですが、色々なメーカーからたくさんの種類が出ていますよね。
迷ったり悩んでしまいがちですが、この記事を最後まで読んだあなたならもう大丈夫です。
選ぶポイントを知っていますからしっかりと猫ちゃんとあなたに合った猫砂を選ぶことができます。
あなたと猫ちゃんとの毎日が快適に過ごせますように!