♬ちゅ~るちゅ~るCHAOちゅ~る~♪
でお馴染みのいなばペットフード株式会社さんから発売されている、ちゅーる。
皆さんのおうちの猫ちゃんも大好きなんじゃないでしょうか。
もちろんわが家の猫も大好き!彼女の朝ごはんは、ちゅーる総合栄養食のまぐろ海鮮ミックス味から始まります。
そんな猫ちゃん愛用のちゅーるに「塩分が多く含まれている」なんて話、聞いたことありませんか。
塩分の過剰摂取は猫ちゃんの健康を害してしまう原因のひとつ。
この記事では猫と塩分の関係やおやつの与え方、ちゅーるの噂の事実についてお話したいと思います。
この記事のポイント
- 猫の体内における塩分の役割
- 猫は腎臓がもともと弱い
- ちゅーるの種類ってどれだけあるの
- 気になるちゅーるの塩分含有量
- ちゅーるを与えることのメリットとデメリット
- ちゅーるの上手な与え方
- 飼い主が愛猫のためにしてあげられること
- まとめ
猫ちゃんが大好きで楽しみにしているおやつタイムをより楽しくするために!さぁ、始めますよ♪
目次
猫の体内における塩分の役割
愛する猫ちゃんの元気で長生きのために猫と塩分について少しお勉強です。
猫の体内における塩分の役割は主に3つあります。
- 神経や筋肉の情報伝達の促進
- 細胞の中と外で浸透圧を調整し一定にする
- 体内の水分量のバランスを保つ
このように塩分は生命維持活動を行うのに欠かせない成分なので、摂りすぎはもちろんダメですが、摂らなさ過ぎてもダメなのです。
う~ん...。塩分は悪者だと決めつけたらダメってことですよね。
塩分量に気を付けろって言われてもこれじゃますますどうしていいかわかんないよね。
猫が人間より塩分が少なくても良い理由とは
人間の1日の塩分摂取量の目安は6.5g~7.5gで、猫は2g~3gです。
猫の1日の塩分摂取量の目安は人間の半分以下ですね。
猫は人間のように全身に汗をかきません。肉球と鼻にしか汗をかかないのです。
なので猫は塩分の体外排出量が少ないので、摂取する塩分も少なくて良いと言う事なんです。
そういえば猫って水をあまり飲まないよね?
水を飲まないから汗もあまりかかないってことなのかな。
猫は腎臓がもともと弱い
猫は腎臓病にかかりやすいのですが、その原因はまだよくわかっていません。
猫の腎臓病の多くは「慢性腎臓病」でその名の通り、気づかないうちにゆっくり進行していきます。
そしてこれといった予防方法も残念ながらありません。
いくら飼い主さんが気を付けていても規則正しい生活をしていても腎臓病になってしまう猫はいるんです。
それでも良質な総合栄養食と新鮮な水を摂っておやつは控えめになど健康的な食生活を送ることが予防の第一歩です。
どんなに気を付けていても腎臓病になってしまうなんて...。
これじゃますます塩分が含まれているものなんてうちの子に食べさせたくない!
でもおやつは喜ぶから食べさせてあげたい。
おやつなしなんて生きている楽しみが減ってしまうみたいだもん。
ちゅーるの種類ってどれだけあるの
猫と塩分の話を聞いて「もうどうしたらいいの」と心配になってしまいますよね。
猫ちゃんにちゅーるはあげてもいいの?早く教えて~。
ちゃんとお話しますからあわてないでください。ここはちょっと休憩して癒されましょう。
か...可愛すぎる。
この歌詞も可愛いのよ。いたずらしないで待ってたよ~♪
癒されすぎた。あなたも癒されましたか。
では気になるちゅーるについてお話しますね。
公式サイトによるとなんと現在80種類以上‼
私の大好きなあのお菓子もこんなにたくさんの種類があったらいいのに~。
猫ちゃんだけずるいな~(笑)
80種類もあると何がいいのか悩んじゃいますよね。
そんなあなたと猫ちゃんに送る「ちゅ~るの人気ランキングベスト3」です。
まぐろ
とりささみ
宗田かつお&かつお節
あなたの猫ちゃんのお気に入りはランキングに入っていましたか。
人間界の「回転寿司人気ネタランキング」でもまぐろは1位なのに猫界でもまぐろはトップなんですね。
まぐろ恐るべし。
これうちの子が好きそうだから買いたいと思った方はこちらからどうぞ。
気になるちゅーるの塩分含有量
可愛い猫ちゃんに癒されてほっこりとしたところでいよいよ本題ですよ。
では皆さん。こんな噂を耳にしたことはありませんか?
「ちゅーるの塩分濃度が高くて、猫が腎不全になったかもしれない」※現在は削除されています。
これは以前Twitterに投稿されたものですが全くのデマでした。
こんなデマに振り回されないで済むようにしっかりとちゅーるについてお伝えしますね。
いなばペットフード株式会社さんの公式サイトによると。
「ちゅーるは人工的な塩分の使用をしておらず、含まれているのは原材料自体の塩分となっています。」
とのことで、実際にちゅーるに含まれている塩分含有量は種類にもよりますが、0.4%~0.6%です。
猫の1日の塩分摂取量の目安は2~3gなのでちゅーるに含まれる塩分はそんなに多くないですよね。
CIAOちゅーるの外装背面に「1日4本を目安におやつとしてお与えください」との案内文が書かれています。
この1日4本目安の目安は塩分量ではなく、カロリーの問題とのことでちゅーるが4本で1セットになっている理由なんです。
ちゅーるに関していろんな噂があるけれど噂に左右される事がないよう、私たちがきちんとした知識を持たないといけませんね。
ちゅーるの塩分含有量のことはわかったけど、もっと安心してあげられるおやつはないかな。
せっかくあげるなら猫ちゃんの健康を考えたおやつをあげたい。
うちの子もおやつ大好きだから探しました。
見つけましたよ。とろ~りの食感がとても好みらしく喜んで食べてくれます。
市販のものとは安心感が違うのでおやつタイムがより楽しいですよ。
ちゅーるを与えることのメリットとデメリット
「ちゅーるの塩分含有量はそんなに高くない」と言う事はわかった。安心してうちの子にも食べさせてあげられるね。
今日はどの味にする?とさっそく猫ちゃんの喜ぶ顔を見たくなりますが、メリットとデメリットについてもお話させてくださいね。
ちゅーるを与えることのメリット
猫はあまり水を飲まない動物です。ちゅーるは90%が水分なのでちゅーるを与えることでいくらかの水分補給になります。
ちゅーるを与えることのデメリット
ちゅーるを与えすぎてしまうと依存してしまい、キャットフードを食べなくなる可能性もあります。
また、多少の塩分(0.4%~0.6%)が含まれているので、肝臓病や心臓病を患っている猫やシニア猫には注意が必要です。
飼い主がデメリットに気を付けてあげたらちゅーるあげても大丈夫かも。
ちゅーるの上手な与え方
与える量に気をつければ、ちゅーるなどの猫用の食べ物に含まれる塩分量に問題はないということが分かりましたね。
せっかくあげるなら美味しくて健康になれるよう、笑顔がいっぱいのおやつタイムになるようにしませんか。
1.ちゅーるを食べた分、主食を減らすなどの工夫を
主食にもカロリーや塩分は含まれています。ちゅーる+主食で1日のカロリーと塩分の摂取量となるよう、調整しましょう。
2.おやつは食べなくてもよい
ご飯をしっかりと食べてしっかりと栄養が取れていればおやつは特に必要ないのは人間も猫も一緒です。
でもやっぱりおやつは心を豊かにしてくれるものだから、猫ちゃんだって食べたいはず。
おやつは毎日あげなくても良いけれど、お利口さんに出来た時のご褒美などでもらえたらきっともっと美味しい。
「偉かったねぇ」と頭を撫でられながら大好きなおやつをもらえた時の猫ちゃんの可愛く愛らしい姿は飼い主さんにとっても格別です。
3.薬を飲ませるときに
猫ちゃんが病気になってしまったときに薬を飲ませるのって大変じゃないですか。
そこで、ちゅーるに薬を混ぜて飲ませてみたら猫ちゃんも薬を嫌がらずに飲んでくれるかも。
4.ちゅーるに水を加える
ちゅーるに水を加えて少し薄めて与えてあげてください。
水分補給にもなりますし塩分濃度を薄めることが出来ます。
1本あたりの塩分濃度0.5%に対し、水20ml=0.4%、水40ml=0.3%の濃度となります。
そして何より水と一緒に摂取することで塩分が体外に排泄されやすくなって尿結石の予防にもなります。
ちゅーるは塩分量に問題はないので、与える量と与え方に気を付けてあげるようにすれば大丈夫と言えますね。
私、大反省!うちの子のあまりの可愛さにねだられるまま、1日に3~4本もあげてしまっていた。
いくら塩分量に問題はないといっても、もしかしたらうちの子は依存してしまっているかも...。
この間、血液検査したら栄養失調って言われたし。
ごめんよ~。私が無知だったばっかりに...。
皆さんは私のように大反省することのないように。
この記事をぜひ参考にして美味しくて健康なおやつタイムを猫ちゃんにプレゼントしてあげてくださいね。
飼い主が愛猫のためにしてあげられること
猫は飼い主さんがご飯やおやつ、与え方などどんなに気を付けていても腎臓病になってしまうかもしれない。
もしうちの子が腎臓病になってしまったら...。
きっとどんなに気を付けていたとしても悔やまれてならないと思います。
そして腎臓病の予防法が良質な総合栄養食と新鮮な水を与えることであるならば。
「与えるということは最高のコミュニケーションである」
だったら少しでも後悔しないために、少しでもより良いコミュニケーションのために。
私はうちの子にとって少しでもより良いご飯を用意しよう。
大好きなちゅーるも安心な方法でなおかつ美味しく満足出来るように与えよう。
健康でいられる環境を整える事が、飼い主である私がうちの子にしてあげられることだと思います。
ちゅーるには塩分が多いって本当⁉猫と塩分のためになるお話:まとめ
ちゅーるをはじめとする猫用のおやつなどの塩分量には問題はなく、与える量に気を付けること。
与える際には一工夫をし、猫ちゃんの健康に良く喜ぶようにしてあげること。
猫は腎臓病にかかりやすいけれど良質な総合栄養食などで予防に努める。
などの猫におやつや食事を与える際の上手な塩分との付き合い方をお話させて頂きました。
猫ちゃんは大事な家族の一員です。
一日でも長く健康にと願うのは飼い主さん共通の願いです。
この記事が猫ちゃんの健康で長生きの参考にして頂けたら嬉しいです。