猫にハーネスは必須?その理由と使い方、注意点までまとめて解説!

うちの子はワンちゃんじゃないんだし、ハーネスは買う必要ないよね。

猫ちゃんを飼っている方の中にハーネスを持っていないという方いませんか。

じつは室内外の猫ちゃんにもハーネスは不可欠のアイテムなんです。

でもどんな時に使うんでしょうか。

いざつかうときはどうすればいいんでしょう。

気になりますよね。

今回は猫ちゃんにハーネスがいる理由とハーネスの使い方をお教えします。

 

ハーネスは猫に必要なのか

ワンちゃんにハーネスをつけているのはよく見るけど、猫ちゃんにはなじみがないという方は多いのではないでしょうか。

特に完全室内飼いの猫ちゃんには不要ではとかんがえている飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、ハーネスは猫ちゃんの安全を守るためには不可欠なアイテムなんです。

ではどんな時に使うのか、見ていきましょう。

散歩をするとき

猫ちゃんは基本室内飼いが多いですが、猫ちゃんの中にも外に出て体を動かしたいアウトドアな子がいます。

猫ちゃんを散歩に連れていくことも珍しくありません。

散歩に連れていくときは必ず安全のためにハーネスを着用しましょう。

動物病院へ連れて行くとき

散歩をほとんどしない猫ちゃんでもワクチン接種や検診のときにはハーネスを着用して動物病院に連れていきましょう。

警戒心の強い猫ちゃんにとって、しらない人や動物が多い動物病院はストレスがかかりやすい場所です。

病院嫌いになる子も少なくありません。

病院に来て興奮して症状が悪化してしまうこともあるんです。

逃走やケガの予防のために院内では動物を離さないようにと病院からもお願いされているところがほとんどです。

このことをふまえて、動物病院へ行くときは事前にハーネスをつけて移動するとよいでしょう。

脱走防止

猫ちゃんが脱走をしてしまうと早く見つけてあげないと命にかかわる恐れがあります。

猫ちゃんが家の外から出てしまうのは大体玄関のドアか、窓が開いているのが原因です。

野良猫のように家の外でも暮らしていけるのではと思われる方も多いでしょうが、そんなことはありません。

外の環境は過酷で、室内外の猫ちゃんは一人で外で生きていくのはほとんど不可能なんです。

ハーネスと併用して、部屋と玄関の間に脱走防止ゲートを設置するなど工夫をすることが大切です。

室内飼いの猫ちゃんをお留守番させるときには戸締りをしっかりしましょう。

猫ちゃんをお留守番させるときに気を付けたいことをもっと知りたい方はこちらの記事をチェック。

 

災害時に備えて

地震や異常気象の多い日本に住んでいる以上、災害時に備えてハーネスとキャリーケースを持ち運んで避難できるように準備しておきましょう。

避難場所に移動するとき、キャリーケースに猫ちゃんを入れる前にハーネスを着用してからケースに入れてあげます。

そうすることで、万が一キャリーケースから出てしまった時に脱走防止できます。

普段から昼間に家を空けて猫ちゃんを残してきている人は災害時や猫ちゃんの体調不良時など万が一を考えると不安になってしまいますよね。

そんな方におすすめのアイテムがあるんです。

これで離れていても猫ちゃんがなにしているかどうか把握出来ちゃいます。

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これをつかえば出勤時でも猫ちゃんの無事が確認できちゃうんです。

 

どうやってハーネスを使うのか

実際にどのようにしてハーネスを選んで、使用するのでしょうか。

具体的にお教えします。

サイズの測り方

ハーネスを購入する前にどのサイズのものを買えばよいかを把握することから始めます。

まずチェックすべきサイズは以下の箇所です。

  • 前足の付け根から首の後ろまでのサイズ
  • 胴回りのサイズ

標準サイズ(体重約3~5㎏)の猫ちゃんは、胴回りが約30~40㎝が一般的です。

大きすぎると抜けやすくなり、小さすぎると装着できなくなるので、しっかりサイズを確認して購入するようにしましょう。

ハーネスの選び方

まずハーネスの種類を選びましょう。

ハーネスの種類

  • ベストタイプ
  • 紐タイプ
  • ベストと紐を合わせたタイプ

様々なタイプがありますが、猫飼いのなかではベストタイプが人気のようです。

ハーネスはどうしても体から抜けやすくなってしまうのですが、紐タイプよりベストタイプの方がすり抜けにくいんです。

次にハーネスを選ぶときのコツをチェック。

選ぶときに気を付けるポイント

  • 素材はやわらかいもので、毛に絡みにくいもの
  • 重たくないもの
  • ベルトで微調節可能

ハーネスを実際に着けるときは受け入れてもらえるように短時間の装着に済ませましょう。

また、毛が長い猫ちゃんや太っている猫ちゃんにはハーネスは残念ながら不向きです。

つける時の注意点

いよいよハーネスをつけてみましょう。

このとき猫ちゃんが嫌がらないようにするために注意することがいくつかあるんです。

  • 猫ちゃんのストレスにならないか確認すること

ハーネスは猫ちゃんの習性上、ストレスになりやすいものです。

猫ちゃんが暴れたり、動きにくいようであればそのハーネスは猫ちゃんに合っていないのかもしれません。

  • ハーネスを正しくつけること

ハーネスは先述したように事前にサイズを確認して購入することが大事です。

その後も実際にハーネスをつけて緩すぎたり、きつかったりと身体に合っていないようであればそのまま使い続けるのは危険です。

  • 猫ちゃんが嫌がるときは無理につけないで待ってあげる

猫ちゃんがハーネスを嫌がるのは珍しいことではありません。

むしろ知らないものが体に触るとストレスに感じる猫ちゃんがほとんどです。

ハーネスを嫌がる際は無理につけないで、落ち着いてつけれるまで待ってあげましょう。

  • ハーネスがぬげにくくないか確認すること

ハーネスはどうしてもぬげやすいんです。

ですので散歩中や移動中にぬげてしまわないものを選ばないと猫ちゃんが逃げてしまいます。

これらをふまえてハーネスを着用することで、猫ちゃんが安全に動き回ることができます。

 

ハーネスを嫌がっちゃう時はどうすればいいのか

どんなに気を付けてハーネスをつけさせようとしてもうちの子はハーネスをつけさせてくれないのよね。

そんな悩みを持つ飼い主さんも多いと思います。

ハーネスを嫌がる猫ちゃんは実は結構いるんです。

どうして嫌がるの

猫ちゃんは毛や体に何か触れることに対して敏感な生き物なんです。

もし猫ちゃんが嫌がって暴れているのであれば不快な刺激から解放されたい気持ちで強いストレスを受け、パニックになっている可能性があります。

固まったり、暴れたりと強く拒否している状況だと慣らすのは難しいこともあります。

ハーネスに慣れさせる方法

では嫌がってしまう猫ちゃんにハーネスをつけたいときどうすればよいでしょうか。

通常はつぎのように慣らしてあげるといいでしょう。

ハーネスを慣らさせる方法

  1. 背中や体に障られることに慣らす
  2. 1.をしている間は、ハーネスを猫ちゃんに見える範囲に自然に置いておき、アイテム自体にも慣れるようにする
  3. 装着する練習は十分に慣れてからしましょう。短時間の装着やおやつやおもちゃで気を逸らしてあげるなど工夫してもOK。

慣らしているときに猫ちゃんをおやつで気を引く裏技は意外と使えちゃいます。

この時に与えてあげたいおすすめ猫ちゃんおやつをご紹介します。

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  • 健康に配慮しながら猫ちゃんの食欲をそそる味

この手順を繰り返しながら、徐々にハーネスを装着する時間を長くしていきます。

また猫ちゃんは突然の物音や刺激にも警戒します。

ハーネスのバックルを詰めるときのカチッという音に反応したり、毛を挟んでしまって痛がったり違和感を感じます。

最終的にハーネスそのものを受け入れなくなってしまう可能性もあります。

散歩に慣れさせる方法

最初から急に外に出されては猫ちゃんも驚いてしまいます。

私の体験談ですが、初めて猫ちゃんを外に出したときはびっくりして固まってしまっていました。

可哀想なことをさせてしまったと後悔しました。

ですのでハーネスとリードをつけた状態で、抱っこをして庭やベランダに出ることから始めましょう。

猫ちゃんが大丈夫なようであれば地べたに降ろし少しずつリードをのばしてみます。

リードをつけて動けるようになれば、いざお外に出発です。

初めてのお散歩には野良猫やワンちゃんの少ない公園がおすすめです。

 

猫にハーネスは必須?使い方から注意点までまとめて解説!:まとめ

今回のポイントをまとめておさらいしましょう。

ハーネスの使い時とポイント

  • 猫ちゃんでも外に出るときはハーネスが必須アイテム
  • おすすめはベストタイプ、猫ちゃんにあったサイズのものを購入して正しく着用しよう。
  • 猫ちゃんは警戒心が強い生き物、少しずつ慣らそう。
  • 嫌がるときは無理やりつけない。

普段は使うことが少ないハーネスでも万が一に備えてあらかじめ猫ちゃんにハーネスを慣らしておくと安心でしょう。

ハーネスを正しく使って安全安心の猫ちゃんとのくらしを守りましょう。

今回の記事に合わせてこちらの記事もどうぞ。

初めて猫ちゃんを飼う方は必見ですよ。

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