市販のカリカリを選ぶ際は、値段やパッケージなどを参考にする方が多いのではないでしょうか。
しかし、値段やパッケージだけで判断してしまうと猫の体に悪影響を与える場合があります。
そのため、猫のカリカリを選ぶ際は正しい選び方で判断する必要があります。
また、悩んだ末に選んだ餌を猫が食べないといったこともよくあるようです。
このように、猫の餌選びはとても難しく悩んでいる方はとても多いです。
そこで、この記事では猫の餌の選び方や食べないときの解決法を紹介していきます。
それでは、まず始めに猫の餌の選び方で大切なポイントを見ていきましょう。
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目次
猫の餌の選び方とは?
猫の餌の選び方は、カリカリにもウェットフードにも共通した項目となります。
また、猫の健康や食いつきに大きく影響してくるため選び方はとても大切です。
そんな、猫の餌の選び方とはどのようなものなのでしょうか。
ここでは以下の3つについて見ていきます。
- 安全性
- 目的
- 年齢
それでは、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
安全性
猫の餌を選ぶ際は、グレインフリーや無添加の餌がおすすめです。
添加物や穀物は猫にとってどのような影響があるのか見てきましょう。
添加物
添加物は猫にとって必要のない成分であり、中には病気の原因になることもあります。
そのため、避けたい成分であり、特に着色料は海外では使用禁止となっているものが含まれる場合も。
穀物
穀物は猫の餌のコストダウンのために使われることが多い成分で、安い餌に含まれることが多いです。
猫は元々肉食の動物なので、穀物類の消化が苦手です。
そのため、穀物がたくさん入っている餌を食べてしまうと消化不良を起こし、嘔吐や下痢になってしまう場合があります。
ただし、あくまで消化が苦手なだけで全く食べられない訳ではありません。
ですので、穀物を摂取しても問題のない猫は少量の穀物であれば問題ないでしょう。
よくお腹を壊してしまう猫は、グレインフリーがおすすめです。
目的
猫の餌を選ぶ際は、必ず総合栄養食を選びましょう。
キャットフードには、総合栄養食と一般食の2種類あります。
この2つの違いは主食として与えるのか、おやつやご褒美として与えるのかという違いです。
総合栄養食
猫に必要な栄養バランスが配合されており、主食として与えるのに最適な餌です。
一般食
嗜好性が重視されている餌で、おやつやご褒美などに使われます。
また、特別な日にドライフードのトッピングとして使われることも。
年齢
猫は年齢によって必要な栄養が異なります。
ここでは、子猫・成猫・シニア猫に分けて必要な栄養や注意点について見ていきます。
子猫
子猫は猫のライフステージの中で、一番栄養が必要な時期になります。
そのため、栄養価の高い餌を選ぶ必要があり、子猫専用の餌を与えることが大切になります。
また、子猫はまだ食べることが苦手なので、食べやすい小粒タイプのものがおすすめです。
成猫
成猫は、子猫よりも運動量が減ってくる時期です。
また、去勢や避妊をしている猫も多くなってきます。
そのため、肥満に注意して餌を選ぶ必要があります。
成猫に餌を与える場合は、肥満ケアや低脂肪の餌がおすすめです。
シニア猫
シニア猫は、さまざまな病気が出てくる可能性があります。
そのため、泌尿器系に特化した餌など体調に合わせた餌を選ぶことが大切になってきます。
さらに、シニア猫は歯が弱ってくるので固い餌や大粒の餌が苦手な子が多いです。
このような問題に対処するために、シニア猫には小粒で柔らかい餌がおすすめです。
食いつきが悪い時の解決法
猫は好き嫌いが激しい動物なので、購入した餌を食べない場合やいつも食べていた餌を突然食べなくなることもあります。
猫が餌を食べないと体調も心配になりますし、飼い主さんも心配になってしまいますよね。
そこで、ここでは猫が餌の食いつきが悪い時の解決法を紹介していきます。
新しく餌を購入しなくても、食いつきをよくする方法なので食いつきに悩んでいる方は実践してみてください。
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お湯で温める
猫は餌を食べる際に、香りを重要視しています。
そのため、素材で勝負できない餌は香料を使って食いつきをよくしているのです。
このように、猫の食いつきと香りは深く関係しています。
猫の食いつきに大切な、香りを出すためにお湯を使うのがおすすめです。
餌をお湯で温めることで、香りがたち猫の食いつきを刺激することができます。
また、固いフードが苦手な猫もお湯を使うことで餌を柔らかくできるのでおすすめです。
お皿を変える
これは意外かもしれませんが、餌を入れているお皿を変えることで食いつきが良くなるケースがあります。
これは、猫が餌を食べるときにヒゲが当たるのを嫌がって食べるのをやめている場合に効果的です。
猫は食事の際に、ヒゲが当たるのを嫌がる習性があります。
そのため、あまり深さのないお皿に変えてヒゲが当たるのを防ぐことで食いつきがよくなります。
市販のカリカリおすすめランキング5選
ここからは、市販のカリカリのおすすめランキングについて紹介していきます。
選び方や食いつきが悪い時の解決法などは知っておいて損はありません。
- 忙しくて餌をじっくり選ぶ時間がない
- 結局どれを選べばいいのか分からない
このような方は、ここで紹介する市販のおすすめランキングを参考にしてみてください。
それでは、それぞれの特徴やおすすめポイントについて詳しく見ていきましょう。
第1位:モグニャン
市販で買えるおすすめのカリカリ、第1位はモグニャンです。
モグニャンは、猫にとって必要なたんぱく質を多く含む白身魚を使用しています。
また、グレインフリーの餌となっているため、お腹を壊しやすい猫にもおすすめです。
さらに、添加物を一切使用しておらず、安心して餌を与えることができます。
白身魚を65%以上配合されており、香りがよいため食いつきが悪い猫にもおすすめ。また、安全性を重視する飼い主さんにも安心です。
第2位:カナガンデンタル
カナガンデンタルは、主成分が天然の海藻となっています。
この海藻は「プロデン・プラークオフ」という特許成分で健康維持に役立つ成分です。
また、ターキーの生肉を使用しており、ミネラルやたんぱく質をしっかりと摂取することができます。
さらに、グレインフリーで体に優しい餌となっています。
ケア商品でありながら、食いつきが良い商品です。猫の健康を第一に考える飼い主さんにおすすめの商品です。
第3位:ジャガー
ジャガーは、チキンや生のカモ肉をふんだんに使った贅沢な猫の餌です。
さらに、アスタキサンチンやたんぱく質の多い、サーモンやマスも使用。
他にも、アサイーやマルベリー、朝鮮人参などのスーパーフードも配合されており、健康食材がたっぷりと配合されています。
キャットフードには珍しい成分がたっぷりと使われており、健康づくりに最適な餌となっています。また、肉食の猫にうれしい食材が主成分のおすすめの餌です。
第4位:ねこひかり
ねこひかりは、主原料に国産の若どりを使用しています。
また、野菜や雑穀などをバランスよく配合されており、猫の健康サポートに役立ちます。
さらに、無添加で国産の原料と安全性も高い猫の餌です。
国産の原料を使用しており、安心して与えることができる餌となっています。また、栄養バランスも整っているため猫の健康を考える飼い主さんにおすすめです。
第5位:グランツ
グランツは香料や着色料を使用していない、無添加の猫の餌です。
無添加だと食いつきが悪いことが多いのですが、グランツは鮮度の高いサーモンを使用しており、食いつきが良いことも特徴。
さらに、小粒の餌なのでどの年齢にも食べやすいものとなっています。
ライフステージに関係なく食べやすい小粒タイプで、無添加の安全なフードです。さらに、高たんぱくのサーモンを使用しており食いつきがいいこともうれしいポイントですね。
猫のカリカリおすすめの市販商品とは?人気ランキング5選!まとめ
猫のカリカリを選ぶ際は、安全性や目的、年齢などに考慮して、その猫にあったものを選ぶ必要があります。
例えば安全性では、グレインフリーや無添加など猫にとって危険な成分が含まれていないものを選ぶ必要があります。
また、栄養バランスの整った総合栄養食を選ぶことや、年齢に合わせた栄養素が取れるものを選ぶことも大切です。
猫の餌選びで悩んでいる方は、このような項目に注意して選ぶことで餌選びが楽になりますよ。
また、この記事では猫の食いつきが悪い時の解決法も紹介しています。
こちらで紹介した方法は、特別に何か新たに購入しなければいけない訳ではないので、気軽に試すことが可能です。
猫が餌の食いつきが悪い際は、ぜひこちらで紹介した方法を試してみてください。
また、手っ取り早くおすすめが知りたいという方はおすすめランキングを参考にしてみてください。
おすすめのポイントやそれぞれの特徴を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。