いい方法ないかなぁ。
そのような疑問にお答えします。
大好きな猫と良い関係で過ごすため、困りごとは少ない方がいいですよね。
きちんとしつけをしないと、壁紙はボロボロ、
カーテンはビリビリという悲しいことになってしまいます。
これ、実は私の猫はやってしまいました・・・。
当時の私は、正しいしつけ方法を知らず、ちょっぴり悲しい気持ちになったり。
その後何とかしようと、調べて、試した結果。
今ではきちんと決まった場所で爪とぎをしてくれます。
可愛い愛猫とは長い付き合いになります。
猫の爪とぎで、家がボロボロになってしまっては、いい気分ではありません・・・。
猫を飼う人の悩みの一つである「爪とぎ」は、正しいしつけで、防止することができます。
今回は私の経験も踏まえて、その方法をみなさんに伝授します。
目次
猫が爪とぎをする5つの理由!
猫が爪とぎをする5つの理由
- 爪の手入れ
- ストレス発散
- マーキング
- ストレッチ
- 飼い主の気を引くため
これらは猫の本能であり、やめさせることはできません。
ですので「叱る」ということは自分のため、猫のためにもやめておきましょう。
そもそも叱るというのは、飼い主の「気を引くため」に当てはまってしまいます。
そんな気を引きたい猫ちゃんも可愛いのですよね。
気持ちはすごく分かりますが、後で大変な思いをするのは自分なんです。
ここは、こらえましょう。
では、どのようにすれば良いのでしょうか?
次は具体的なしつけ方法をご紹介します。
猫の爪とぎしつけ方法
ここからが、本格的な爪とぎのしつけ方法です。
と言ってもそんなに難しいことではありません。
ですが、猫が分ってくれるまでは目を光らせ、きちんとできるか確認しましょう。
爪とぎは必ず準備する
これがないと始まりません。必須です。
猫は必ず爪とぎをしますので、
猫をお迎えするときに爪とぎも準備しておきましょう。
子猫は、あっという間に成長します。
気づいたら爪とぎを始めている可能性もあります。
先に準備しておいて絶対に損はありません。
早いタイミングで爪とぎを教える
猫の爪とぎのしつけは、最初が肝心です。
早い段階で猫の手を取り、爪とぎに擦り付けます。
という風に優しく教えてあげるのです。
ポイント
※このとき、実際に爪を立てていなくても大丈夫です。
これで、猫の手からフェロモンが爪とぎに付くので、
次回から「爪とぎをする場所だ!」と認識してくれます。
これは、爪とぎを買い替える度にしましょう。
爪とぎを教えるタイミングを逃してしまった場合は、
次の項目の「爪とぎの防止方法」を合わせてやってみてください。
猫の爪とぎをしやすい環境を作る
猫にはお気に入りの場所というのがあります。
爪とぎができる場所は1か所ではなく、
数か所準備してあげましょう。
爪とぎの場所に誘導するのにマタタビも有効です。
爪とぎにマタタビが付属しているものがあるので、使ってみるのもオススメです。
我が家の猫はマタタビで大興奮します。
あげすぎは注意です(笑)
爪とぎの防止方法
ご存じの通り、猫はとっても気まぐれです。
どうしても教えた場所以外で爪とぎをしてしまうことがあります。
そんな時も、慌てず正しい方法で対処しましょう。
別の場所で爪とぎをしてしまった場合は、以下の方法を試してみてください。
別の場所で爪とぎをしてしまった時の対処方法
- すぐに爪とぎの場所に連れて行く。
- 爪とぎをもって行く。
- 忌避剤(しつけ済)を使う
- 爪とぎ保護シートを使う
- 爪とぎグッズを使う
すぐに爪とぎの場所に連れて行く。または、爪とぎをもって行く。
別の場所で爪とぎをしてしまった場合でも、諦めずに正しい場所で爪とぎをさせます。
もしくは、爪とぎをすぐに持って行きましょう。
と思ってしまいますよね。
私もそう思って諦めかけた時があります。
しかし、その必要はありません。しっかりフォローすればできるようになります。
一番大事なのは、爪とぎをして欲しくない場所で、放置しないことです。
猫グッズを使って再発防止をする。
忌避剤・爪とぎ保護シート・爪とぎグッズを上手く使って再発防止です。
爪とぎグッズは様々なものがあります。
壁に貼るタイプ・ソファーなど椅子に掛けるタイプなどです。
場所に合わせて選ぶようにします。
ちなみに、爪とぎ保護シートはサラサラ、ツルツルしているものが多いです。
爪とぎをさせないようにしたい場合は、保護シートの方が効果がありますよ。
爪とぎの種類について
猫にも好みがあります。
どんな素材・形の爪とぎが一番好きか、いろいろ試してみましょう。
爪とぎの種類について
メモ
- 段ボール
- 麻
- 綿
- 木製
段ボールが一番オーソドックスで、手頃なのでよく使っています。
値段も安く、ペットショップ以外のお店、ホームセンターでも売っているので、買いやすいです。
最初は段ボールの爪とぎを使うのがオススメです。
爪とぎの形について
メモ
- 床に置くタイプ
- ポールタイプ
形に関しては基本的に、どちらもオーソドックスです。
どちらもあると猫は喜びます。
キャットタワーを購入予定の方は、キャットタワーにも爪とぎがついているものが多いので、
ポールタイプの役割を果たしてくれます。
段ボールで作られた爪とぎは、ただ爪とぎができるだけでなく、とっても可愛い見た目になっている物も多いです。
飼い主さんの好みで選んでも良いかと思います。
猫の爪とぎ、しつけ術を伝授。この方法でバッチリ防止!:まとめ
猫の爪とぎの悩みは、しつけと防止で解決できます。
それでも、猫というのは気まぐれで、
と思えば、自由に爪とぎをしだすかもしれません。
しかし、今では爪とぎに関するグッズがとても充実しており、それを防ぐことは難しくありません。
可愛い爪とぎを買ったりして。
それを使う猫の可愛い姿を見て。
猫も人もお互いに、ストレスなく。
良い関係と、良い思い出を作りながら、過ごせるようにしましょう。