猫を初めて飼うと決まり、ワクワクと同時にちゃんと育てられるのか不安な気持ちもあるでしょう。
大事な命を預かるというのは、多少の緊張感を持った方がいいですので不安な気持ちがあるくらいがちょうどいいです。
だからといって猫を育てることを怖がる必要もありません。
猫と仲良く楽しく暮らせるように、猫が家に来てからどのように飼育するのか、猫が慣れた後普段どんなことをすればいいのかをお教えします。
また猫を飼ったことがある、飼っている先輩方から人気の猫グッズもご紹介します。
猫との暮らしの参考にしてみて下さい。
目次
猫を育てる前に確認しよう
猫を飼う前にペットを飼うということをもう一度改めてどういうことか確認する機会を作ることはとても重要です。
猫が死ぬまで毎日責任をもってお世話をしなければいけませんし、自分の時間やお金も猫に費やすのは当たり前になります。
飼ってから後悔しないようにペットショップやブリーダーから猫を引き取る前に知っておきたい、やっておきたいことをお教えします。
猫を育てる心構え
生まれたての仔猫は最低でも生まれて8週齢になるまで連れて帰らないほうがいいのです。
母猫や兄弟と暮らして、離乳しようやく家の中における自分の立場を理解しだします。
その段階で突然全く知らない家に連れられることになるのですから、猫はとても緊張してしまいますし場合によっては強いストレスを感じてしまう猫もいます。
猫を家に迎えてすぐは猫に無理をさせず、時間がかかっても我慢強く見守ってあげましょう。
緊張で食べられなかったり人から逃げたりするかもしれません。
栄養失調にならないかと心配になってしまうかもしれませんが、猫が慣れるまでそっとしておくことがポイントです。
慣れてくると交流も深まり、楽しい暮らしが始まります。
猫のごはんやトイレの片付けは毎日欠かすことはできません。
したがってあまり家を長時間空けることもできなくなりますし、猫の食料や猫砂、その他の日用品も毎月買う必要があります。
時間もお金も猫を飼う前より自由に使えなくなるのです。
ルールや仕事を決める
同居人や家庭を持っている方、または子供が猫を飼うと決めた時家庭の中で猫を飼う上で決まり事やルール、それぞれの仕事を決めておくといいでしょう。
例えば共通の決まり事として、床に物はおかない、窓やドアを開けっぱなしにしないなどです。
そして家族の中でご飯担当や爪切り担当など決めておくというのも一つの手です。
家庭内ルールの例
- 床に物を置かない
- 玉ねぎ、青ネギ、チョコ、ユリ科の植物など有害なものを猫に近づけない
- 窓やドアを開けっぱなしにしない
- おやつのあげすぎに注意
このような決まり事を家庭内で確認し、協力し合うことで猫との暮らしもより安心できるものになります。
一度、決まり事やルールを確認する時間を作ってみましょう。
猫と過ごす一日の流れ
いよいよ猫を家に迎えて、早くふれあいたい気持ちでいっぱいですよね。
しかし子猫は慣れない環境に緊張しているので焦りは禁物です。
猫が家に慣れるまでどのように接するのか、そして慣れた後は具体的にどんなお世話をするのかをお教えします。
子猫が家に来てすぐの流れ
まず部屋の中に子猫のベッドやトイレ、フードや水飲み場など子猫のスペースを用意しておきます。
子猫にストレスがかからないようにできるだけ静かで落ち着ける場所を用意してあげましょう。
もしできれば明かりも安心できるような明るさに調節するとなお良しですね。
子猫が家に来てすぐの流れはおもに下のようになっています。
猫が家に来てすぐの流れ
- 落ち着ける場所を用意
- 猫が部屋に慣れるまで見守ろう
- 猫をトイレに連れて行こう
- ベッドに寝かせよう
- 食べなれているフードをあげよう
キャリーケースの扉を開けて猫が自分から出てくるのを待ってみます。
新しい環境にドキドキしながらも猫は徐々に興味を持って探検をします。
もしねこがソワソワしだしたり床のニオイをくんくん嗅ぎ出したら、トイレに行きたい合図かもしれません。
抱っこして連れて行って、「トイレはココだよ」と教えてあげましょう。
猫がトイレの場所を覚えるまではトイレまで連れて行きましょう。
またエサは事前に猫がいたショップもしくはブリーダーに猫が食べていたキャットフードを聞いておきます。
しばらくは同じものを食べさせましょう。
急にエサを変えてしまうのは猫がおなかを下してしまったりストレスになってしまったりとリスクが高いのです。
猫が慣れてきたら
猫が家に慣れてきたら世間でイメージされやすい猫との生活が始まるのですが、食事やトイレなど基本的なお世話こそおろそかにはできません。
猫が慣れてきたときの一日の流れは次の通りです。
猫の世話の流れ
- 食事を決まった食事量と回数で与えよう
- トイレは処理していつでも清潔に
- 帰ってきたら猫と遊ぼう
- ブラッシングや爪切りは定期的に
猫は年齢や体重、運動量によって食事量や回数が変化します。
適切な食事を守りましょう。
また猫はとてもきれい好きです。
トイレの掃除をさぼるなんてもってのほかです。
猫のトイレは常に綺麗にしておきましょう。
そして自分で爪とぎや毛づくろいをしますが、猫だけでは足りない部分もあります。
爪切りやブラッシングは定期的にしてあげましょう。
また猫と触れ合う時間は、猫の日々の運動のほかにコミュニケーションの意味でも重要になります。
特に日中留守にしがちな人は帰ってきたら留守番が出来たことをしっかりほめてあげて沢山遊んであげましょう。
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猫を育てるのに役立つ神アイテム
日々の猫のお世話を手助けしてくれるアイテムが数多くあります。
その中で猫を飼っている先輩方イチオシの神アイテムをいくつか厳選してご紹介します。
一度使えば手放せなくなること間違いナシです!
爪とぎベッド
猫ちゃんには欠かせない爪とぎは事前に準備しておくべきアイテムです。
爪とぎは猫ちゃんの習性上やめさせることはできませんし、爪とぎが出来ないとかえってストレスになってしまいます。
よって床や壁、家具がボロボロになりがちなので対策として爪とぎの用意は欠かせません。
様々な形の爪とぎがありますが、今回ご紹介したいのはベッドと爪とぎの2Wayタイプになっている爪とぎマットです。
なんと爪とぎとベッドが融合した便利グッズ!
ぽっちゃり猫ちゃんや大きめサイズの猫ちゃんももうはみださない、子猫時代から大きくなってもずっと使えます。
他より強度のある4層段ボールで耐久性バッチリです。
原料の紙も糊も自然素材100%で安心して使えます。
自動給餌器
みなさん自動給餌器というものはご存じですか?
これはタイマーをセットしておけば、放っておいても時間になれば自動でペットにエサを与えてくれる優れものなんです。
「日中は仕事で帰りも遅くなってしまう…。」
「一泊二日旅行に行きたい。」
そんな方には特におすすめです!
健康管理グッズ
大半は人間より猫の方が先に寿命が来ますが、わかっていてもできるだけ愛しい猫ちゃんとは長く一緒にいたいですよね。
健康管理は子猫のうちからしておいて損はありません!
キャットフードやサプリメントにこだわることもできますが、じつは意外な落とし穴が…。
それは、「腎不全」です。
なんと猫の死因で多いのは腎不全なんです。
猫は年を重ねると腎臓の機能が低下したりダメージを受けやすくなったりします。
そこで加齢が進んだ猫は健康管理としてトイレの回数や量、おしっこをするときの様子にも十分に注目する必要があります。
Catlogは猫の「食べる」「走る」などを24時間365日記録してくれるデバイスです。
この同じシリーズのCatlog Boardはボード型デバイスを置いておくだけで猫のトイレの回数、量、トイレの滞在時間を記録してくれます。
記録されたデータは専用アプリでグラフ化されます。
少しでも変化があれば通知がくるので離れていても安心です。
猫の体調管理を徹底したい人や日中家にいないため猫の様子が気になる人におすすめです。
猫の育て方を失敗したくない!初めての猫の飼育のコツを大公開!!:まとめ
今回は猫を育てる前の心構えや猫を迎えてすぐのお世話の仕方、そして慣れてきてからの育て方をお教えしていきました。
ぜひ猫をまだ飼ったことない、これから飼うという方に参考にしてほしいですが最後に今回の重要ポイントを簡単におさらいしましょう!
猫との幸せな暮らしに役立ててください。
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