このようなお悩みにお答えします。
ひとくちに「キャットフード」と言ってもその種類は様々ですよね。
あの膨大な種類の中からひとつに絞るのは至難の業…何を基準に選べばいいのかよくわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
分かります!私も飼い始めの頃はほんとに悩みました。
猫の健康な体を作るには、栄養バランスが取れた食事をするのがとても大切です。
なので今回は、愛猫の健康のために選ぶべきキャットフードの特徴と、おすすめキャットフードをご紹介します♪
選ぶべきキャットフードの特徴
総合栄養食であること
まず初めに、主食として必ず選ぶキャットフードは、パッケージに総合栄養食と記載のあるものです。
一般食や副食と書かれたものはそれだけは十分な栄養が摂れないので、主食にしてはいけません。
総合栄養食とは
水と一緒に与えるだけで猫の健康を維持するために必要な栄養を摂取できるもの。
ドライタイプ
水分量が10%ほどしかなく乾燥してるので、細菌やカビなどの増殖を抑えることができるため長期保存が可能です。
小さな粒状なので扱いやすいのもポイント。
また、適度に固く歯で噛み砕く必要があるので、成長期のあごの成長を促しますよ。
ウェットフードは主食というよりは補助的に取り入れるのをおすすめします♪
タンパク質が豊富なもの
肉食動物である猫にとってタンパク質は、筋肉や臓器だけでなく、皮膚や毛に至るまで猫の体を作る重要な成分です。
体を動かしたり正常に働かせる大切なエネルギー源でもあるので、タンパク質が最低基準以上きちんと含まれているかは大切なポイントです。
猫はあんな小さな体なのに人間の約5倍のタンパク質を必要となのをご存じですか?
ビックリですよね!これは高タンパクなものをあげなければ!ってなります。
適度な脂質量
ビタミンの吸収を助けたり、体温の保持、内臓の保護をする大切な役割があり、体を造る上で必要な三大栄養素のひとつです。
過剰摂取はダメですが、猫にとって大切な栄養素なので適度にバランスよく与えてあげましょう。
栄養素 | 子猫 | 成猫 |
タンパク質 | 30.0%以上 | 26.0%以上 |
脂質 | 脂質 9.0%以上 | 9.0%以上 |
※ペットフードの栄養基準などを定めているAAFCOによる猫に必要な栄養素
原材料が明確に記載されている
原材料表は、含有量の多いもの順に記載するよう定められています。
なのでトップに「チキン」や「サーモン」と明確に原料が記載されているものを選びましょう。
きちんと表記されていないものには、添加物やミールにオイルが満載なフードも存在するので、原材料をしっかり見極めることが大切です。
ミールとは
肉副産物やクズ肉を加工して作られた粉末状のもの。
ミートミールはコストが安く、キャットフードの原材料費を抑える目的で使われる質の悪い原材料とされています。
クズ肉とか…怖いですね。
愛猫がそれを食べるだなんて、想像するだけでゾッとします。
無添加
保存料や着色料、香料、甘味料といった人工添加物が使われていないもの。
中には品質を保持したり、安全を守るためのものもあるので、一概に悪いものとするべきではないのかもしれません。
しかし、摂らずに済むのであればそれにこしたことはありませんよね。
人工添加物が及ぼす健康被害
- 発がん性が疑われる
- 血液や腸に影響を与える
- 肝臓の損傷を引き起こす
添加物を含む量が多ければ多いほど、消化しきれずに猫の体に蓄積されていきます。
グレインフリー
猫は肉食なので穀物をうまく消化できないと言われていますが、キャットフードに含まれる穀物は、加工の際に加熱することで消化されやすい構造に変化するのだそう。
なので絶対に食べさせてはいけないものではないですが、中には食べ続けることでアレルギーを発症する猫もいるので気を付けたいところです。
心配な方は、穀物全般を使っていないグレインフリーを選ぶのがおすすめですよ。
ヒューマングレード
人間が食べられるレベルの原材料のみを使用しているもの。
全ての原材料、製造過程、包装、管理方法が人間の食品と同じのフードしかヒューマングレードを名乗ることはできません。
ヒューマングレードでなければ、低品質のフードというわけではありませんが、原材料の品質や品質管理がきめ細かく基準が高いため、安全性の面では不安が少し軽減されますよね。
私たち人間も食べられると聞くと、めちゃくちゃ安心できませんか?
友達が超高品質ヒューマングレードのフードをあげてますが、毛がつやっつやです!
しかもすごく美味しそうに食べるんですよね。食いつきが半端ないです。
やっぱり猫にも高品質なものは美味しいんでしょうねぇ♪
おすすめの高品質キャットフード
ここ数年、プレミアムキャットフードと呼ばれる少し高価なキャットフードを求める人が増えてきました。
良質な動物性のタンパク質が多く含まれ、栄養価も高く、無添加。
愛猫たちの健康のために様々な工夫がされたキャットフード、いくつかおすすめをご紹介します♪
【GRANDS(グランツ)】無添加グレインフリープレミアムキャットフード★【公式サイト】
愛猫家の悩みを元に生まれたGRANDSは、猫の食いつきの元となる鮮度の高いチキンとサーモンを使用!
良質な動物性タンパク質でアミノ酸、ビタミン、ミネラルも豊富♪
猫が「おいしい!」と感じる、お肉本来の味と香りを大切にしたGRANDSは、人工香料・人工着色料・保存料を一切使用していません。
【モグニャン】香りと味わいを追求したキャットフード★【公式サイト】
低脂肪で高タンパク、ヒューマングレードな高品質の白身魚を65%以上配合!
グレインフリー、香料・着色料不使用。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が含まれ、愛猫のイキイキと美しい体を保ちます♪
【カナガン】愛猫の健康を第一に考えたキャットフード★【公式サイト】
上質なチキンをたっぷり60%以上配合、ヒューマングレードで新鮮・上質なものを厳選!
グレインフリー、香料・着色料不使用、タウリンが豊富に含まれています♪
お肉・お魚たっぷり!愛猫が喜ぶ美味しさで驚きの食いつき!
【ジャガー】高品質な生肉をブレンドした贅沢キャットフード★【公式サイト】
チキン・鴨・サーモン・マスをたっぷり使用し、動物性タンパク80%以上を実現!
スーパーフードである高級食材のアサイー・マルベリー・朝鮮人参も使用♪
グレインフリー、香料・着色料を使用しない安心のヒューマングレード!
安すぎるものは選ぶべきではない
これは「安かろう悪かろう」が如実に表れる気がします。
穀物類が多く入っている
原材料にかける費用を抑えるため、かさ増しで穀類が多く含まれていることがあります。
そもそも肉食の猫には穀類は必要じゃなく、最悪アレルギーの原因になることもあるので避けるのが無難です。
粗悪品を使っている
○○ミール・○○パウダー・肉類・副産物などと、原材料が不明な形で表記されているものが多くなります。
一般的に「質の悪い原材料」とされていますが、これ…どんな動物のどんな部分を使ってるのか分からないんです。
添加物が満載
美味しいニオイにする香料、美味しそうに見せる着色料、できるだけ長くもたせるための保存料がもれなく入っています。
しかも人間用には使用しない添加物が含まれていることも。
すべての安いキャットフードが悪いとは言い切れませんが、価格と質が比例することはそれなりに理由があります。
人間の食べ物でも同じですよねぇ…質のいいものはやっぱりお高いです。
人によって感覚はそれぞれなので、いくらからが安いとは判断できませんが、原材料表を見ればそのキャットフードの質はある程度分かります。
自分だったら食べたくないなと感じたものを、愛猫に与えるのは…気が引けませんか?
キャットフードは高品質なものを選ぼう!その理由とおすすめ4選!:まとめ
- キャットフードの種類はピンキリ
- 猫の健康な体を作るのは毎日の食事
- 総合栄養食を選ぶのが基本
- プレミアムキャットフードがおすすめ
- 安すぎるフードは買わない
いかがでした?
みなさんも日々、愛猫達に「健康で長生きして欲しい」と願っているのではないでしょうか。
そのためには高品質なものを選んであげたいけど、そんなフードは少々お高いかもしれません。
しかし、穀物でかさ増ししたものや、添加物たっぷりの安いフードを与え続けていると、健康を害し病院通いになる可能性も出てきます。
長期的に見れば高品質なフードを与えていた方が、猫も元気で安心ですし、病院い行く回数も減って家計の負担も少なくなるはずです。
大事な愛猫の健康のため、そして長くずっと一緒に生活していくためにキャットフードはいいものを選んであげましょう♪
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