どんな事に気を付けて選んだらいいのか教えてください!
分かりました!この記事でご説明しましょう。
信用できるというのは当然の基準なのですが、今は飼い主さんの目も肥えているので製品の品質もどんどん上がってきている時代です。
最近では原材料にこだわってペットのご飯を選ぶのは当たり前になっていますよね。
安心、安全、品質にこだわる。
これはペットフード業界でも最大のテーマとなっているのではないでしょうか。
ものが溢れているからこそ飼い主さんも知識が必要となっています。
どうしてその材料が使われているのか、添加物の危険性と役割なども含めて見ていきましょう。
※最後にスクリーンショットができるように、添加物の名前だけ載せてあります。
目次
キャットフードの主な原材料を知ろう
今はどんなキャットフードをあげていますか?
日本では魚ベースが多いですよね、あとはチキンでしょうか。
種類も本当に多いのでどれがいいのか迷ってしまいますよね!
まずはキャットフードに使われている原材料について知っておきましょう。
基本的なものを知っておけば色々な製品を比べる時に良いですからね。
よく使われている材料
魚類、肉類、穀類、野菜類、果物類、ハーブ類、豆類、機能性原材料、添加物
ここで大事なポイントです。
覚えなくてもいいですがなんとなく知っておいてください。
ポイント
ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)というのが日本にはある。
”名称、原材料、賞味期限、事業者名および住所、原産国”この5つの表示が定められています。
なので袋やパッケージには今回のテーマである原材料が必ず書いてあります。
難しいので安心安全の為に作った所と原材料が必ず書いてある。
とだけ理解しておけば大丈夫です。
合わせて読みたい
それぞれの材料からどんな栄養が摂れるのか
安心してください!難しいことはあまり書きません。
簡単なこと、要点だけをまとめておきますね。
魚類・肉類
これは主要なエネルギー源、猫にとったら肉や魚から摂取できる重要な栄養供給源なんです。
重要も重要、超重要です。
特に筋肉や皮膚、被毛などを構成する役割がある動物性タンパク質がゲットできる食材ですね。
ポイント
猫は植物原料から必要な栄養素を摂ることが得意な体ではありません。
なので魚や肉が大事。
だから昔から狩りで小動物を食べていたんですね~。
必要なものが本能でわかるんでしょうか。
猫の必須アミノ酸、必須脂肪酸、脂溶性ビタミンが肉や魚から摂ると消化吸収しやすいんです。
穀類
近年、穀物不使用のグレインフリーフードもたくさんありますよね。
ですが元々は穀物をメインにしたフードの方が多かったんです。
ポイント
猫の主要なエネルギーは炭水化物じゃなくてタンパク質。
穀類には炭水化物、植物性タンパク質、マグネシウムやビタミンB群などたくさんの栄養素が含まれています。
アレルギーになってしまう猫ちゃんも多いのでグレインフリーフードを選ぶ飼い主さんもいますが、全ての猫ちゃんが必ずしも穀類でアレルギーを発症してしまうわけではありません。
野菜類
人間でもお馴染みの野菜から摂りたいものたぶん1位か2位の食物繊維が豊富ですよね。
それからビタミンやミネラルも!
ですが残念ながらその栄養素の多くが製造過程(加熱など)でキャットフードにしても残らないんです。
残念すぎますよね、良かれと思って入れているのに。
だからビタミンやミネラルなどはほかの材料や添加物で補ったりすることも。
ドライフードには水分の多い野菜はそれほど多い割合で入っていません。
乾燥させるので。
果物類
野菜と同じくビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な食材ですよね。
ポイント
ベリー系の果物は下部尿路疾患に配慮したフードによく使われる。
何故かというとですね、これあまりは聞いたことのない言葉ですが…
尿路結石症を引き起こす結石であるストルバイト結石は尿㏗値がアルカリ性に傾くと形成されやすくなります。
尿㏗値を酸性に傾けてくれるベリー系の果物を使用するというわけです。
そしてベリーには腸内環境を整えてくれ、免疫力を高めたり抗酸化作用もあります。
ですが、加工の際に加熱するので熱に弱いビタミンや酵素などは失われてしまいます。
それと甘さや酸味なども果物から出すことができます。
ハーブ類
ハーブを入れているなんてなんだかオシャレだし、健康にも良さそうな感じ抜群ですよね。
なんとなくご存じかと思いますがハーブには色々な効果、効能があります。
ハーブの効果
殺菌作用・防臭作用・抗酸化作用・血流改善・利尿作用・安眠効果・肝機能向上・消化促進
合成添加物などをほとんど使用していないフードにはハーブがたくさん入っていたりします。
ハーブ、薬草…なんか魔女って感じで猫ともピッタリな気がしませんか?(笑)
豆類
豆が入っているなんてなんだか意外ですよね。
豆はですね、グレインフリーキャットフードに多く使われているんです。
ポイント
豆はアレルギーになるリスクが低い炭水化物
流行りの低GI食品で食物繊維もたくさん含まれています。
ですが大豆だけはアレルギーのリスクが高いとされているのでアレルギーを気にしていらっしゃる場合は気を付けましょうl。
添加物
これは気になる所ですよね。
ひとえに添加物と言っても人間の食品にも入っていますし、全部が全部絶対にダメでNO添加物!というわけではありません。
量や内容だったり。
考え方はそれぞれなので絶対にダメなNO添加物!添加物抹消系の方は手作りが一番かとおもわれます。
私、子どもがいるので離乳食の時なんかはそれこそ家庭内で添加物撲滅運動してました。
大切なものを守りたい気持ちめちゃくちゃ分かります。
キャットフードに入っている添加物
栄養添加物・保存料・酸化防止剤・調味料・甘味料・着色料
これが主なものです。
添加物も役割があって必要だから入れられています。
腐敗や劣化防止や栄養素の確保などなどです。
まぁそうなんですが、そうでもないんですね。
簡単なのでこれ覚えておいてください↓
無添加といっても完全に無添加、添加物ゼロなわけではない
はい、そうなんです。
残念ながら明確な定義が無いので記載義務のない添加物や栄養添加物が入っていたりします。
なので大事なのは…
飼い主さんが見極めること。
この後、もう少し下に気を付けた方がいい添加物をまとめておきますね。
機能性原材料
主に腸内環境の正常化などが目的で入っています。
オリゴ糖、セルロース、ビートパルプ、乳酸菌、ビール酵母
ここからはスクショして!気を付けた方がいい添加物
どうして良くないのかは完璧に覚えなくてもなんとなくで大丈夫。
名前を聞いたことあるな~、たしか良くないものだったな~、という感じでいいので頭に入れておいてください。
むしろスクショでいいです。
これ重要!特に危険合成酸化防止剤
・エキトシキン
・BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
・BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
・没食子酸プロピル
BHA、BHT、没食子酸プロピルは発がん性があると言われています。
少量では問題ないと言われていますが、小さな猫の体では人間よりも影響が大きいかもしれません。
よく見て購入してください。
食品には不使用です。エキトシキン
エキトシキン
人間の食品には不使用とされていますがペットフードには配合しても良いとされています。
おかしいですよね。
避けましょう。
キャットフードにはダメ絶対
・プロピレングリコール
…人や犬には害がないとされているが、猫は赤血球に影響が出る。
必要無い危険な合成着色料
・赤色102号
・赤色106号
・黄色5号
・青色1号
これらは見た目の為だけに使用されています。
発がん性があったり、アレルゲンになることも指摘されているものです。
合成保存料
発がん性や毒性が指摘されています。
・ソルビン酸…成長抑制、染色体異常、悪性腫瘍、乾燥肥大
・安息香酸ナトリウム…酸(ビタミンC)などと一緒に摂取すると猛毒に。
合成添加物と天然添加物とは
・合成添加物(指定添加物)…人が作った自然にはないもの。
・天然添加物(既存添加物)…元々自然に存在している。
愛猫家さんに捧ぐキャットフードの材料について必要最低限の知識まとめ:まとめ
よく見たら怖いものがたくさんありましたね。
毒性や発がん性、成長抑制など…
でももう知っているので避ければいいだけのこと。
添加物が全く入っていないキャットフードはごく稀です。
なるべく自然由来のものが安心ですね。
最後に今までに紹介した危険な添加物の名前だけをまとめておきますのでスクショなどしてご活用ください。
・エキトシキン
・BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
・BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
・没食子酸プロピル
・赤色102号
・赤色106号
・黄色5号
・青色1号
・ソルビン酸
・安息香酸ナトリウム
無添加のキャットフードです↓