キャットフードって腐るの?腐ったフードを食べたらどうなるの?

キャットフードは腐るとどうなる? たくさん買い置きしていたら賞味期限が切れちゃった!

なんて事はありませんか?

いつもより安いし!とまとめて買うのもいいですが、うっかり期限が切れてしまう事もあると思います。

期限が切れているキャットフードを食べてしまって、体調が悪くなったりしても猫は人間みたいに話して伝える事は出来ません。

キャットフードが腐るのか。

塩や砂糖のように賞味期限が記載されていない物ならいざ知らず。

腐ったらどうなるか。

食べてしまったらどうなるのか。

ベストな保存方法があるのか。

一緒に見ていきましょう!

 

キャットフードは腐る?

いきなり腐るわけではありません。

ドライタイプもウェットタイプも保存方法によって変わってきますが、腐ります。

キャットフードは開封して空気に触れた瞬間から徐々に酸化が始まっていきます。

まず、腐ると発酵の違いから説明しましょう!

人間が人間の視点で決めたこと。

どちらも微生物の力によって物質が変化する事をいいます。

発酵とは

栄養が体内に吸収されやすくなったり、発酵の過程でビタミンやアミノ酸といった栄養素がアップしたり、風味や旨みが増したりと人間にとって有益になるもの。

腐敗とは

体調を崩したり、お腹が痛くなるなど人間に害があるもの。

意外と人間の都合で決められているんですね!

それと同じようにキャットフードも食べて体調不良になるのなら腐敗=腐っていると判断されるでしょう。

愛猫が体調を悪くして寝込んでる姿なんて見たくありません。

ちょっとでもいつもと違うと感じたらあげるのをやめてくださいね。

 

腐ったキャットフードの見分け方はある?

触る・嗅ぐ・見るの3つで確認!

酸化・劣化によって腐っているかどうかは実際にフードを触って・嗅いで・見てみましょう。

変なニオイがする

変な味がする

粘りが出ている

色が変色している

酸化している

カビが生えている

虫が湧いている

というような感じになっていたら傷んでいるので処分しましょう。

お皿に出した瞬間から酸化は始まります。

ドライタイプ・ウェットタイプともにお皿に出して1日経過したキャットフードは品質・味・香りが落ちてしまうので注意しましょう。

ドライタイプは水分が少ないため、品質が落ちても見た目の変化はあまりありませんが、ニオイや味は変わります。

注意ポイント

お皿に盛ったキャットフードのニオイは嗅ぐのに、一口も食べないのは猫が「これは腐ってて食べれない」と思ったサインかもしれません。

キャットフードが腐ってはいないのに、食べてくれない時に試してみてみるといい3つ!

わざと少しずつあげてみる

飽きたフードは湯煎して温めて再度出す

手から食べさせる

猫は肉食動物。

自分で狩りをして食べています。

狩りの仕立ては少し暖かいのでその状態に近づけると食べてくれる事もあるそうですよ。

もしかしたら愛猫はあなたの手から食べさせてほしくて甘えてるのかも!

体調が悪そうにしていたり、ぐったりしてる時はかかりつけの獣医さんに相談してください。

 

腐ったキャットフードを食べるとどうなるの?

腐ったものや酸化してしまったり品質が落ちてしまったキャットフードを猫が食べてしまうと、下痢や嘔吐の症状が出るとともに老化を早める原因となってしまいます。

また、酸化したキャットフードは猫の体内で過酸化脂肪酸に代わります。

さらに血中コレステロールの割合を増やし、ガンや動脈硬化のリスクを高めてしまう危険性が大いにあります。

ガンはストレスによる免疫力の低下・生活習慣、慢性的な炎症やウイルスの感染など様々な原因があります。

猫の発生が多いガンは「皮膚腫瘍」です。

下痢や嘔吐などの症状以外にもかなりの危険性がある事がわかりました。

そうならないためにもしっかりとあなた自身、キャットフードが悪くなっていないか確認しましょう。

 

キャットフードを開封してからの保存方法は?

 

キャットフードは開封した時から酸化が始まってしまうとお話ししましたね!

最優先すべきはキャットフードをしっかり保存して腐らせないことです。

ベストな保存方法はあるのでしょうか?

そして、ドライタイプのフードは冷蔵庫で保存するのはおすすめしません。

理由は?

冷蔵庫の中、あるいは常温に戻した際に結露によってキャットフードが湿気ってしまいやすく、カビが発生しやすくなってしまうから

ドライタイプ

開封後はできるだけ空気に触れさせないことが大事になります。

酸化防止のためですよ!

ココがおすすめ

密閉できる別の容器やジップロックに小分けにして保存する

原材料によっては害虫がつきやすいものもありますので注意が必要です。

私はホームセンターなどにあるパッキンがしっかりとした容器に入れて全てを一緒に保存しています。

小分けにしていなかったので開けるたびに酸化を早めていたみたいですね。

容器を小分けにした方が酸化は少なくてすみそうです!

早速買いに行くとしましょう。

容器だけでなく、正しい保存場所があると知っていましたか?

直射日光を避ける

高温多湿の場所には置かない

温度は室温で変化がないところに保存

どんなところでしょう?

湿気にも気をつけなければならないため、高温多湿の場所は控えて室温で温度変化がない所です。

棚の中にしまっておくと良いですよ!

少しでも酸化を防ぐため、あなたも上記に当てはまる場所を探してみてくださいね!

ウェットタイプ

ウェットフードは水分量が非常に多く、傷みやすいので基本的には開封したらその日のうちに食べきる方がいいでしょう。

どうしても翌日に食べさせる場合は別の容器に移して冷蔵庫に保管してください。

どうしても傷みやすいウェットタイプは1日が保存期間の限界です。

もったいなくても1日経過してしまったら処分してくださいね!

缶やパウチのまま冷蔵庫保存は絶対にしないでください。

カビや細菌がみるみるうちに広がってしまい、体調を崩してしまうからです。

 

キャットフードの賞味期限は?

キャットフードにも賞味期限があります。

購入前に記載されている期限を必ず確認しましょう。

注意!!

ウェットタイプもドライタイプも保存方法によって、保存方法が悪ければ品質は低下してしまいます。

開封前 開封後
ドライタイプ 約1~1年半 約1ヵ月
ウェットタイプ 約2~3年 約1日

ドライタイプよりもウェットタイプの方が比較的長持ちしますが、長持ちするからとまとめ買いをして期限が過ぎてしまうのはやめましょう。

ウェットタイプはドライフードよりも保存が効くため、災害時などの備蓄品として重宝しますね!

今流行りのローリングストック法として使えますよ。

ローリングストック法とは

買う→日付チェック→食べるのを繰り返して、常に一定の食料品を備蓄できます。

災害時、人間の食料だけでなくキャットフードも備蓄品の仲間に入れてあげると安心ですね!

ドライタイプのキャットフードを生産している企業が推奨している保存期間としては開封してから約1ヶ月がほとんどですので、1ヵ月を目安に食べ切るようにしましょう。

何となく水分が少ないから保ちそうな気がしていました。

1ヶ月以内に食べきれる量か確認した上で購入した方が良いでしょう。

ウェットタイプは新鮮なうちになるべく早く食べきるようにしましょう。

さらに注目したいのは消費期限の方ですね。

あなたは賞味期限と消費期限の違いを知っていますか?

消費期限とは

安全に食べられる期限の事

消費期限を超えると安全ではなくなる可能性がありますので、食べることはおすすめできません。

賞味期限とは

おいしさなどの品質が保たれる期限の事

この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

この点では人間の食べ物と一緒です。

例えば、豆腐の賞味期限が昨日まででした。

今日の夜に味噌汁に入れちゃおうかな。と考えます。

消費期限の表示ならやめておいた方がいいと言う事ですね!

 

キャットフードって腐るの?腐ったフードを食べたらどうなるの?:まとめ

  • キャットフードも腐る
  • 触る・嗅ぐ・見るの3つで確認
  • お皿に出した瞬間から酸化は始まる
  • 消費期限と賞味期限の違い
  • 開封後の保存方法
  • 開封前と後での賞味期限

キャットフードも食べ物ですから腐りますね。

期限が少し過ぎたからすぐ腐るわけではないですが、開封してから日にちが経過して酸化すると症状や病気に繋がります。

正しい保存場所や開封後はどうしたらいいのかを知りました!

あなたの愛猫の健康寿命がより長くなる事を願っています。

ぜひ試してみて下さい。

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