このようなお悩みにお答えします。
給餌って毎日のことなので、できるだけ手間を省きたい…でも、フードの劣化も気になる。
そんな中、今みなさんはキャットフードをどうやって保管されてますか?
私、なにげに3パターンに分かれるんじゃないかと思っておりまして。
- とりあえず袋の口はクリップて止めてるよーっていう「袋のまま派」
- 袋から出して密閉ケースに詰め替えてるよ!っていう「詰め替え派」
- そして、その両方をこなす「袋ごとケースに入れる派」
どれが一番いい方法だと思いますか?…ってもうタイトルで答え言ってしまってるのでアレなんですが。笑
そう!③番が最強なんです!
うちの実家「めんどくさいから袋のままがいいけど、猫がいたずらするからケースに入れてる」という理由で③番をやりこなしておりまして。
いや、意外とその理由で③番にしてる方って多いのかも?
そんなわけで今回は「袋ごとケースで保管」することがキャットフードを一番新鮮に保てるよ!って話をしたいと思います♪
目次
袋を開けた瞬間から酸化が始まる
キャットフードは、一度開封するとその瞬間から酸化が始まります。
キャットフードに多く含まれる脂質が空気に触れることが原因で起こるこの酸化。
風味が落ち、栄養素もどんどん低下していくだけじゃなく、悪玉コレステロールに変化し、アレルギーや動脈硬化、ガンなどの原因になると言われています。
そして何が困るって、人間の嗅覚では酸化してることに気付けないことです。ほぼ見た目も変わりません。
なので知らない間に酸化したフードを与えてた…なんてこともなりかねないんですよね。
急に愛猫の食いつきが悪くなった場合、まずそれを疑ってもいいかもしれません。
酸化させないにこしたことはないのですが、もしそうなってしまった場合、絶対に与えるのはやめましょう。
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キャットフードは酸化する?防ぐためにはどんな方法があるの?
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キャットフードの袋の内側を見てみよう!
みなさん、キャットフードの袋の内側って気にしたことあります?
これですね。銀色になってるのが分かりますでしょうか。
この素材はアルミニウムです。
- 光を反射する
- 酸素を通しにくい
- 香りを逃しにくい
アルミニウムには上記のような効果があります。
空気だけじゃなく光によって酸化する食材によく使われます。
光酸化とは
光化学反応によって物質が酸化する現象。油脂含有食品などの品質低下の原因となる。
出典:goo 辞書
そしてさらにこの素材は、酸素を通しにくいので湿気を防ぎ、保香性もあり、風味が落ちにくくなるんです。
キャットフードに限らず、世の中には色んなものにこの素材が使われていますね。
みなさんの身近にあって一番分かりやすいと言えば…ポテトチップス!
あの袋の裏もこの素材になってます。
開けた時、いい香りがしてポテチもパリッとしてますよね?
酸化や湿気もなく新鮮に保たれているという証拠です。
その素材がキャットフードにも採用されてるということは、この袋を活用しない手はないワケです!
ケースに中身を移し替えるデメリット
キャットフードをケースに移し替える方も多いかと思います。
実際、私も真空容器にフードを移し替えてました。
空気を遮断できるのだから、フードには最高の環境のはずと信じて疑いませんでしたね。
でも、よく考えてみてください。…なぜメーカーはフードをあの素材の袋に入れているのか。
それは、キャットフードは光でも酸化するからなのでは!?
透明ケースに入れるとある程度空気は遮断できます…でも、光は遮断できない!
まさかのデメリット。完全に盲点でした。ならどうすればいい??
簡単です。袋の口を閉じてそのまま保存容器に入れればいいんです!
あの袋に光を遮断してもらいましょう!
使ってるのが透明ケースじゃなくても、気になる方は袋ごと保存されることをおすすめします♪
容量別!袋ごと入れられるおすすめ保存容器7選!
楽天のキャットフード売れ行きランキングを1位から30位までザッと見たところ、大体2kg~4kgを買ってる方が多かったです。
中には10kgや15kgの大容量もランキングに入ってましたが、多頭飼いされてるおうちではそれぐらいの量が必要になってきますよね。
なので容量別で袋ごと入れられるおすすめ保存容器をご紹介していきます♪
1kgまでのフード
フタの裏にスクープを取り付けられるので便利!
2kgまでのフード
レバーを倒すと簡単にロックできて、レバーを起こすと簡単にロック解除!
3-4kgのフード
インテリアに溶け込むシンプルさ!
5-6kgのフード
上段と下段の2ヶ所の収納スペースを搭載!
10kgまでのフード
大容量!乾燥剤ホルダーが付きでフードを湿気から守る!
10kg以上のフード
スクリュー式でしっかり密閉!内側パッキンのねじタイプ!
色んな形のものがありますねー!
みなさんはどれが好みでしたか?
サイズ展開しているものもあるので、是非探してみてください♪
袋ごと保存容器に入れる他のメリット
まず、容器を洗わなくていいというのがすごいメリットですね。
容器を洗う場合、水分はフードの大敵なので完全に乾かすという作業も出てきます。
ただでさえ洗うのが面倒なのに、拭く・完全に乾かす。…だけじゃなく、それが終わるまで次のフードが入れられない。
私、まさにこれにストレスをめちゃくちゃ感じてました。笑
でも、袋のままだと次もそのまま入れられて、尚且つ新鮮さもより保ってくれる。
これはもう一度やってしまったらもう戻れません!
まぁ戻る必要もないのですが、ほんとにおすすめなのでぜひ次回からは実践してみてください♪
袋のまま保存容器に入れる唯一のデメリット
散々おすすめしてきましたが、私が思うたったひとつだけのデメリットを最後にお伝えしておこうと思います。
それは…おしゃれではないということ!
だって透明ケースを使ってる場合、見えてるんですもん。袋がそのまま。笑
これは本当に嫌な人にはたまらないと思います。
なので、そんな方は透明じゃないケースを使いましょう♪
1kg以内ならこんな可愛いのもありますよ♪
ホーロー製 深型保存容器
キャットフードを保存容器に袋ごと入れて保管するメリットとは!?:まとめ
- 袋ごと保存容器に入れるのが最強
- フードは開封した瞬間から酸化が始まる
- 袋の内側の銀は酸化を防ぐアルミニウム
- 容量によって選べるおすすめ保存容器7選
- 容器に移し替えるのは光酸化というデメリットがある
いかがでした?
あの袋の銀色にはそんな秘密が!?って方もいたのではないでしょうか?
愛猫のためにできるだけキャットフードを酸化させないよう、あの袋も有効活用するべきですね♪
開封後のキャットフードの賞味期限は約1ヶ月です。
新鮮な状態で最後まで美味しく食べてもらいましょうね!
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キャットフードの保存容器を選ぶポイント!タイプ別おすすめ商品も!
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