キャットフードは電子レンジで温めても大丈夫?一緒に実践してみよう

電子レンジでふやかしても大丈夫なの？

と思ったあなた。

お答えしましょう、声を大にして。

大丈夫です。

「キャットフードを温める」

と聞くと、確かに少し想像しにくいですよね。

ビジュアル的にも、温度的にも。

「ほんのり温め？」

「それとも熱め？」

あなたが想像する「温かい」とは、どちらのイメージでしょうか。

そこでです。

という方のために、知識と実践をメインにご紹介。

ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

猫の食事の適温

気になるその温度、一体何度だと思いますか？

ずばり、猫の適温だとされているのは「人肌程度」

具体的な数字で表すなら、35度前後といったところ。

では、常温のものや冷たいものはどうして食いつきが悪くなるのでしょう。

ここで、猫の立場になって考えます。

というわけなんです。

猫は視力が良くありませんから、鼻を使うことでそれをカバーしているんですね。

温度に関してはこちらで詳しく解説しているので、要チェック。

温めるメリット

温めると生じるメリットには、一体どんなものがあるのでしょう。

それはこちら。

そう。ちゃんとメリットが存在するんです。

では、どうして温めるとこのようなメリットが生まれるのか、気になりますよね。

ここから詳しくみていきましょう。

食欲がすすむ　

「温めると食欲が進むのはなぜ？」

そんな疑問を解決する前に、こちらのコーナーへどうぞ。

さあ、事前に知識を身に付けたところで本題です。

食欲が進む理由

食べ物を温めると、香りが強くなりますよね。

これにより、猫の食いつきを高められる、という仕組み。

猫は嗅覚が非常に優れています。

嗅覚で食べ物を判断しますから、匂いは食欲の必須条件というわけですね。

子猫や老猫も食べやすい

子猫

老猫

上記の２つを見比べてみましょう。

共通して「歯（あご）の負担」「消化器官の負担」が挙げられますね。

キャットフードをふやかすことで、これらが解決できるんです。

まさに一石二鳥。

電子レンジ以外の温め方法も知りたい方は、こちらも要チェックです。

電子レンジで温める手順

電子レンジで温めるのはドライフードの場合のみ。

実践する前に、以下のことを確認しておきましょう。

注意点

そもそもドライフードは、ふやかす用につくられてはいません。

くれぐれもふやかす場合は対象を限定してください。

愛猫が以下のどれかに当てはまりますか？

上記のどれかに当てはまった場合、晴れて実践に進みましょう。

実践！電子レンジで温める

さあでは実践と行きましょうか。

物資と心の準備は整いましたか？

エプロンは任意で。

手順1

まずはキャットフードを開ける。

ここまではいつも通りですね。

手順2

耐熱容器に食べる量を注ぎ入れる。

電子レンジ不可の容器はだめですよ。

手順3

容器にラップ（もしくは蓋）をする。

これは必須です。約束してください。

電子レンジは様々な食品の匂いが混ざり合っている場所です。

せっかく温めたのに、匂いが不快でそっぽを向かれては元も子もありません。

手順4

レンジで約数十秒ほどあたためてください。

具体的には、約20秒ほど。

手順5

温め終わったら、よくほぐしましょう。

温度を均等にして、ムラをなくすためです。

「ここは熱いのに、ここは冷たいんだけど…」

という事態を防ぐためですね。

手順6

猫が食べる前に熱さをチェック。

加熱しすぎていた場合、猫が火傷をしてしまうかもしれませんからね。

さあ、いかがでしたか？

「できたよ！」

というご報告、ぜひぜひお待ちしております。

また当記事を使って、イメージトレーニングをしてみるのもいいでしょう。

キャットフードは電子レンジで温めても大丈夫?一緒に実践してみよう：まとめ

今回はキャットフードの温め方をメインにお伝えしてしてまいりました。

もう一度おさらいしておきましょう。

まだ電子レンジで温めたことがないという方は、ぜひ実践してみてくださいね。