一人暮らしでペットが欲しいのですが、猫が良いと聞きました。
家を空けることも多いですし、かかる費用も気になります。
いざ家に迎えるとなると、特に費用は事前に知っておきたいところですよね。
飼ってから費用が思ったよりかかって生活が圧迫されて苦労した。
なんてことになってからでは遅いです。
初期費用だけではなくランニングコストも知っておいた方が良いですね。
なので、猫を一人暮らしで飼う時の事前準備ととかかる費用についてご紹介します。
費用は一覧にしておきます。
猫ちゃんを迎え入れる前に、一緒に生活した時の生活費の事をイメージしてみてくださいね。
目次
一人暮らしで猫が人気なのは性格と生態も関係
一人暮らしで猫を迎える時にまず心配なのが、費用もそうですが自分は一人暮らしで家を空けることも多いけど飼っても大丈夫なのか?という事もですよね。
その気持ち、よく分かります。
飼いたい!という気持ちで先走るのではなく、そうやって冷静になって考えているあなたはさすがです。
ですが、あまり心配しなくても大丈夫ですので安心してください。
下記で簡単に猫の性格や生態を紹介するので、一人暮らしのあなたと猫ちゃんが一緒に暮らせるかどうか考えてみてくださいね。
猫の性格
猫は自由きままな性格をしていますよね。
どうしても犬と比較してしまいがちですが、犬よりは人への対応がドライな気もしませんか?
懐かないという事ではありませんが、出かける時におとなしく見送ってくれる子がほとんどです。
勝手かもしれませんが、こちらの気も少し楽なんですよね。
猫の生態
猫の1日の睡眠時間
子猫約20時間 成猫約16時間
猫ってこんなに寝ているんです。
なので飼い主さんが仕事で出かけている間はほとんど寝て待っている可能性が高いです。
さみしいということも少ないでしょう。
家に帰ったらたくさんかまってあげてください。
帰ってくるまでいい子で待ってるのにゃん
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飼い主さんが家を留守にする時は室温管理で光熱費がかかる
今までは自分一人だけの光熱費で済んでいたと思うのですが、ペットを飼うとそうはいきません。
いつもは出かける時に消していてかからなかったエアコンなど、ペットの為につけっぱなしにして出かけます。
なので基本的に室内の温度調節をする家電はずっと可動させておくことになるんです。
そうなんです、ペットを飼う時に見落としがちなのがこの室内の温度管理にかかる費用なんです。
猫が快適に過ごせる室温と費用をご紹介しますので参考にしてください。
猫が快適に過ごせる室温
猫は体温調節が苦手なので、室内の温度を猫が快適に過ごせる温度に保っておいてあげると良いです。
最適な室温
猫が過ごしやすいのは23度~28度前後
家を出る前に季節に合わせてエアコンの温度を設定してあげましょう。
かかる光熱費
お住まいの部屋の広さや環境で違いはありますが、平均的な費用についてお伝えします。
ワンルームで一部屋、暖房を使用した場合ですと一ヶ月に約5,000円はかかると考えてください。
部屋が複数ある場合はその倍かかってしまいますので、飼い主さんが外出する時は愛猫ちゃんが一部屋だけで活動するように行動範囲を制限する方が光熱費を抑える事ができます。
なので”今のご自身の生活にプラスして約5,000円の光熱費が毎月かかる”と考えて家計を組み立ててみてください。
なかなか大きな負担になりますよね。
では次は、猫を飼う時の主な費用について見ていきましょう。
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猫を飼う時の主な費用
「ん~、今月厳しいなぁ」なんて事は誰にでもあると思います。
私なんてしょっちゅうです(笑)
ですがペットがいると自分一人だけの問題ではなくなるので、先に費用について知っておくのは絶対に必要だと言えます。
初期費用と日々かかるランニングコストを簡単にまとめますので、参考にしてください。
猫を迎える時の初期費用
・ワクチン
・ご飯
・備品諸々
最初は一番お金がかかりますね。
では、それぞれの費用について見ていきましょう。
ワクチン
猫のワクチン接種は必須ではありませんが、打っておいた方が良いです。
ポイント
費用 約4,000円~約6,000円
- 猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎汎白血球減少症(猫伝染性腸炎)
ポイント
費用 約5,000円~約8,000円
※4種混合ワクチンは上記の3種混合ワクチンに「猫白血病ウイルス感染症」が加えられます。
※5種混合ワクチンは4種混合ワクチンに「猫クラミジア感染症」が加えられます。
特に外に出る子に関しては怖い病気にかかる可能性が高いです。
他の猫ちゃんから感染したり、外で何か食べてそこから感染することもあります。
なので愛猫ちゃんを守る為にも、ワクチン接種をする事をおすすめします。
ご飯
子猫から迎える場合と成猫を迎える場合とでは少し差はありますが平均的な費用をお伝えします。
ポイント
平均的に約3,000円~
フードのグレードにもよりますが、品質を重視される飼い主さんが多いです。
安価なフードもたくさんあるのですが、平均的には約3,000円くらいのキャットフードを選ぶ飼い主さんが多いです。
※総合栄養食のフードで1ヵ月1.5㎏くらい
おやつをあげる場合はもう少しかかりますね。
猫用の備品
最初に必要で必須なものから、あったら便利なものまでを紹介します。
- ご飯 (3,000円~)必須
- トイレ (1,000円~3,000円)必須
- 砂 (500円~1,000円)必須
- キャリーケース (6,000円~)必須
- ケージ (20,000円~)なるべく欲しい
- おもちゃ (500円~)あった方が良い
- キャットタワー (10,000円~)できれば欲しい
- 食器 (1,000円~)必須
- 猫ベッド、クッション(2,000円~)できれば欲しい
- ブラシ (1,000円~)できれば欲しい
- 爪切り (1,500円~)必須
- 爪とぎ (1,000円~)できれば欲しい
猫は睡眠時間が多いのでベッドやクッションは気に入るものを用意してあげるといいですね。
キャットタワーがあったら猫ちゃんも楽しめると思いますが、高価なものなので購入は考えますよね。
背の高いケージに付けるステップなども売っていますので検討してみてください。
爪きりが必須な理由
本来猫の爪は木に登ったり、狩りの為に必要なものです。
ですが飼い猫は狩りをしませんし、登りやすくなっているキャットタワーがあったりと鋭い爪はあまり必要が無くなっています。
物が多い現代社会の家庭ではかえって鋭い爪だと危険な事も多いので、爪を丸く整えてあげる必要があるんです。
ランニングコスト
初期費用の他にかかるランニングコストは
- ご飯(約3,000円前後)
- 砂(1,000円以内)
- 光熱費
キャットフードはたくさん種類があったりと購入しやすい価格のものもたくさんあります。
なので3,000円というのはあくまでも平均価格ですので、もっと安く済ませる事ができます。
ですが、安価なキャットフードですと添加物など心配になりますよね。
安全面に充分考慮したフードを選んでくださいね。
先ほどもお伝えしましたが、光熱費はエアコンなどの温度管理の家電が気になる所です。
ペットがいる場合は自分がでかけた後も1日中つけっぱなしという事になります。
今のご自身の生活と猫ちゃんを迎え入れた時の生活を照らし合わせてみてくださいね。
一人暮らしのペットに猫が人気!初期費用とランニングコスト一覧 まとめ
いかがでしたか?
費用、注意点…猫ちゃんを家に迎え入れる前に検討する事や準備しなくてはいけない物がたくさんありますよね。
大変な事も多いですが、生活のパートナーができると毎日がとても楽しくなると思います。
まずは保護猫の譲渡会などに行ってみても良いかもしれません。
あなたと猫ちゃんが一緒に楽しく暮らせる日が来るといいですね。
最後に私の猫ちゃんの愛用キャットフードをご紹介します。