猫を飼うには狭いと良くないのでしょうか?
ワンルームでも猫(ペット)と暮らしている人はたくさんいますので大丈夫ですよ。
この記事ではあまり広くないお家でも猫ちゃんと快適に過ごせる条件と注意点をご紹介します。
ですが、大丈夫といっても狭すぎると猫ちゃんだけではなく、一緒に暮らす飼い主さんもストレスを抱えてしまいます。
どういう事に気をつけたらいいのかをご説明しますので、あなたが猫ちゃんと一緒に暮らせるかどうかの参考にしてください。
目次
猫を飼う時に家は狭くても大丈夫か
では猫と一緒に暮らすのに、最低限どのくらいの広さが必要だと思いますか?
明確に何畳の広さが必要などあるのかと思いますよね。
猫は散歩に連れていく必要がないにしても運動は必要だし、ワンルーム7畳くらいじゃ一緒に暮らすのはムリなのかも?なんてお考えの方もいるかもしれません。
ですが、広さについてあまり悩まなくても大丈夫なんです。
猫の習性的には広さが重要ではない
野良猫をイメージしてください、猫はナワバリを持っていますよね。
猫のナワバリを決める基準
広さが必要なのではなく、重要なのは”エサの量”
ナワバリの範囲内にどれだけ食料があるかどうかがナワバリの基準になります。
なので食料が確保できていればそれほど広くなくても良いのです。
ということは…?
そうです、逆にナワバリの中に食べるものが少ないとナワバリを広くしないといけません。
なので、飼い猫の場合は食べ物が確保されていますから広さはそれほど気にしなくても良いということになります。
では猫が快適に過ごせる環境とは他にどんな条件が必要なのでしょうか。
猫が快適に過ごせる家の条件7つ
猫のナワバリに重要なのは食料の確保だということが分かりました。
広くナワバリを持っていた方が強さなどアピールできる感じがして、広い方が良いのかと思っていませんでしたか?
私もそうでした。
では食料の他に猫が快適に過ごせる条件を紹介します。
①陽当たり
お家があまり広くなくても日当たりが良い部屋が良いです。
猫にも日光浴は絶対に必要。
人間にも必要ですよね!
ダニやノミの予防や殺菌効果、お風呂に入ったような効果があると言われています。
他にも
- 寒い時の体温確保
- カルシウムの吸収を促す
- 質の良い睡眠を促す効果
- 体を丈夫にする為
日光浴にはこのような効果があるので、日当たりの良い部屋というのは必須条件となります。
②外の音がうるさくない環境
猫は聴覚が鋭い動物です。
人間にはあまり気にならない音でも猫には不快に感じるほどの騒音ということもあります。
落ち着いて暮らすにはなるべく静かな環境が理想です。
これも人間が暮らすのに条件に入れることが多いものではないでしょうか?
③直線で走れるスペースがある
広くなくても良いとはいえ、短くても直線でダッシュできるスペースがあることは理想です。
私も猫と暮らしている時に、愛猫ちゃんがダダダダーっといきなりダッシュすることが頻繁にあって驚いたことを覚えています。
猫はダッシュするのが好きなようですので、玄関から部屋の端までなどなるべく直線で走れるスペースが確保できるようにしてあげてください。
④猫が安心できるテリトリーが作れる部屋
猫は子猫で1日に20時間、成猫で1日16時間ほど睡眠をとる生き物です。
こんなに寝てるなんて驚きますよね!
なので安心して寝られる自分のスペース、テリトリーを作れるようにしてあげましょう。
猫は飼い主との家を自分のナワバリ(テリトリー)と考えるようです。
必ずしも外に出ていきたがるということはないそうですが、窓の外を眺められる場所もあるとストレス緩和になるそうなので窓の外を眺められるようにしてあげるのが良いですよ。
⑤2階以上で4階以下の部屋が理想
猫は自力でドアや窓を開けたり、脱走してしまうこともよくあります。
なので万が一脱走してしまってもケガをしにくい高さということで4階以下が良いと言われています。
ウチも窓から出ていったことがあって、とても心配しました。
それと2階以上というのは野良猫がベランダなどに入ってきにくいという理由からというのもあります。
家のまわりに野良猫のナワバリがあると愛猫ちゃんが怯えたり、野良猫の存在でストレスになってしまいます。
でも猫のナワバリなんてあるか分かりませんよね。
調べるといっても難しいでしょう。
そういったことも考慮して野良猫が上がって来ない2階以上が良いと言われているんです。
⑥人間のトイレと同じ場所に猫のトイレを置けるといい
ワンルームなら猫のスペースを確保するのに手狭ということもありますよね。
換気の面でもトイレは常に換気扇が回っていますし、衛生的にもトイレは同じ場所に置けるのが良いです。
⑦換気ができる環境
トイレだけじゃなく、ペットを飼っていると独特の匂いがするものです。
家があまり広くなければ匂いがこもってしまうなんてことも考えられます。
飼い主さんと猫ちゃん、両者にとって良くありません。
常に換気扇を回したり、空気清浄機を置いたり猫ちゃん用のシステムトイレを使用するなど匂い対策は工夫しましょう。
狭くても部屋のレイアウトを工夫すればOK
部屋が狭くても環境を整えてあげればあまり心配がないことが分かりました。
あとはレイアウトを工夫してあげれば大丈夫です。
あまり広くないワンルームでも猫ちゃんと暮らせますよ!
キャットタワーを設置
猫は直線で走れるスペースが必要だということをお話しましたが、更に上下に登ったり降りたりできる運動もできることがベストです。
キャットタワーは大きくて場所をとるように思われますが、あまり場所をとらずに済む大きさのものもあります。
ぜひお家に合うものを探してみてください!
注意点
猫ちゃんと暮らして忘れがちなのが部屋のインテリアです。
猫の身体能力
猫は平気で自分の身長の5~6倍の高さまでジャンプします。
高い所から降りるのも得意ですよね。
なので、棚など猫が飛び乗っても平気なようになるべく棚の上に物を置かない、落ちても大丈夫なようなものにするなど家に置くものにも注意を払ってください。
猫ちゃんが飛び乗った拍子に何かを落として、インテリアが壊れたりケガをしてしまうなどの危険があります。
一人暮らしで猫とワンルームに暮らせる?快適に過ごせる条件 まとめ
いかがでしたか?ワンルームでも猫ちゃんと快適に過ごせる条件を紹介しました。
・家の広さよりも快適に過ごす工夫が大切。
・部屋のレイアウトを工夫する
・猫の運動などの習性を考慮して部屋に飾るものには注意を払う。
これらを考えて環境を確保したら、猫ちゃんと一緒に暮らせますね!
人間にも必要な条件と被っていたりするのであまり面倒な事ではないと思います。
あなたと猫ちゃんが楽しいふたり暮らしができますように。
最後におすすめの猫ちゃんグッズのリンクを貼っておきますのでこれからの猫ちゃんとの生活に参考にしてください!