とお思いの方、いらっしゃいませんか?
もしくは今後、訪れる予定がある方。
といった方に向けて、こうしましょう。
私で良ければ少しの体験談を交えてご紹介いたしますよ。
お菓子でも食べながら、気楽に読んでみてください。
では、まいりましょう。
今回はこちらをお届け。
- 「猫カフェの楽しみ方ってどんなもの?」
- 「心構えを教えて!」
- 「気を付けることはある?」
行ったことがないあなたも、これから行く予定のあなたも。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
猫カフェについて
そもそも猫カフェって?
要約するとこう。
「猫と同じ空間で、過ごせる場所」
これを聞くと、皆さんどうでしょう。
うきうき。わくわく。るんるんるん。
「猫に触れ合える!」
などという、まさに天にものぼる想いでいる気持ちもわかります。
確かに、脳内的にはこうかもしれません。
もしくはこうでしょう。
でも実際の態度として適切ではありません。
ではどんなものが適切か?
答えはこう。
三蔵法師のように心穏やかでいてください。
これがベスト。
水戸黄門でもいいですよ。
(スケさんカクさんは脳内補完でお願いします)
「どうして適切ではないの?」
と思われた方へ。
これにはきちんと理由があるんです。
こちらは記事の後半で詳しく触れますので、今はちょっと我慢。
とりあえずこちら、ここを抑えておきましょう。
ココがポイント
重要なのは猫の意思を尊重すること。
もっと詳しいことを知りたい方はこちら!
-
猫カフェがどんな感じか知りたい!何ができる?料金はいくら?
続きを見る
猫カフェでの楽しみ方
さあ、では猫カフェについて触れたところで。
いよいよ本題へ。
今回ご紹介したいのはこちら。
- 猫を眺める
- 読書
正直に言います。
これ。この2点。
「極意」だと思っております。個人的に。
では早速、中身に入っていきましょうか。
猫を眺める
さあ、一行前に「中身に入っていきましょうか」なんて言いましたが。
タイトルのまま。
文字通りです。
字を綺麗に書くだとか、美味しい料理を作るとか。
そう言った「コツ」が必要なものではありません。
「眺める」は「眺める」です。
特出して書くこともありません。
ただ、それではこの記事の意味がありませんので。
シミュレーションといきますか。
さあ…目を閉じて…想像してみましょう…。
〜いざ、猫カフェへ!〜
「目を閉じたらこの記事読めないでしょうが!」
という真っ当なツッコミはさておき始めます。
あなたが案内されたのは窓側に一番近い席です。
日差しはポカポカ。
窓から差し込む陽だまりが、心地よくあなたの体を包みこんでくれます。
隣席は二人組。
時々たわいのない会話を交えながら、猫を眺めています。
席に着いたら、まずは肩の力を抜きます。
忙しない日常から解放されて、ほっと一息つきましょう。
ここは単なるカフェではなく猫カフェです。
コーヒーでも飲みながら、ふと店内を見渡すと…。
そう。
たくさんの猫がいます。
そっと見つめると、やはりそれぞれ個性が。
眠っている子、元気な子、堂々とした子…。
いろんな猫がいるわけです。
それぞれの個性を観察して、違いを楽しむも良し。
一匹だけに注目するも良し。
生態系を学ぶも良しです。
どうでしょう。
「これは実際に行った方が早いや!」
と思われたのでは?
百聞は一見にしかずですからね。
ぜひ、ご自分の目で確かめて。
筆者の体験談コーナー
余談ですが、ここでひとつ小話を。
私が心躍った瞬間は、絶妙な距離感で1匹が近づいてきた時ですね。
平静を装ってましたが、内心ちょっとドキドキしました。
のっそりとその1匹はやってきて、しばらくしてまたどこかへ。
近くもなく遠くもなく。
最適な距離でした。
「私もこんなふうに生きたいな〜」
なんて思いましたね。
人との関わりも近すぎず遠すぎずが良いです。
肝の座り方に、称賛する気持ち半分。
気の向くままに過ごすその生き方に、羨ましさ半分。
猫師匠、とても勉強になりました。
読書
さて、ほとんどの猫カフェでは、書籍が常備されています。
具体例- 漫画
- 文庫本
- ハードカバー
- 雑誌…など。
個人的におすすめなのは、やはり読書。
「猫と同じ空間で本を読んでいる」
ただそれだけで、なんだか少し特別な気分に。
自室でする読書とはまた違った趣があります。
それと…そうですね。
あくまで個人的な見解ですが、読書などしていた方が近くに寄ってくる印象があります。
コーヒーでも飲みながら、猫を眺めつつ、ページをめくる。
想像しただけで、うっとりしませんか?
視線はページに落としつつ、たまに猫の気配を察知しつつ。
充実した時間でしたね。
ちなみに私はコーヒー無糖派。
断固ブラックです。
あなたは何派でしょうか。
たっぷりのお砂糖派?
それともミルク?
ぜひお好きな飲み物と一緒に読書を楽しんでみてくださいね。
猫カフェの心構え
さて、ここまでお話してまいりました、猫カフェの楽しみ方。
しかしこう思われた方も多いのでは?
- 「え?猫と遊ぶために行くんじゃないの?」
- 「撫でることってできないの?」
- 「おやつ、あげられるって聞いてたのに」
これらに共通しているのはこちら。
「猫カフェ=猫と触れ合う」
この認識ですね。
もちろん、不可能なわけではなく。
遊ぶことが悪いと言っているわけでもありません。
ただ、猫にだってペースがあります。
それぞれのパーソナルスペースだってあるわけです。
これは人間も同じですよね。
自分がもし猫だとして、考えてみましょう。
自分が猫だったらどう?
- いきなり、抱っこされる。
- 遊びたいと言って、追いかけられる。
- お腹いっぱいなのに、おやつをもらう。
いきなり現れ、いきなり自分に接触してくるわけです。
それも向こうのタイミングで。
- 「自分優先で、こちらの都合を考えもしない人」
- 「こちらへの配慮が感じられる人」
あなたはどちらの人と仲良くなりたいでしょうか。
そう。
「猫カフェはあくまで、そこで生活している猫の空間にお邪魔する」
と言った感じなのです。
- おもちゃで遊ぶ
- 猫を撫でる
などの行為は、猫との距離が縮まってから。
信頼関係が築けて、そこから一歩を踏み出しましょう。
ココがポイント
猫カフェに行く場合は、「あくまでお邪魔する」イメージを持って訪れてみて。
個人の感情や願望を猫に押し付けることは避けて、お互いが気持ちの良い空間にしましょうね。
気をつけること
さあ、先述しました通り。
「楽しむ」にあたって、猫の気持ちを考えることは必須事項です。
ここからは気をつけることをご紹介。
…と、その前にこちら。
基本も抑えておきましょうね。
覚えておこう基本の型
- お店のルールを守る
- 大きな音を立てずに静かに過ごす
では具体的にどういったことに気をつけるのか見ていきましょう。
- 挨拶の仕方
- 過剰なスキンシップをしない
- 目を見ない
さあ、ここから順番にご説明していきますよ。
挨拶の仕方
とりあえず礼節を欠いてはいけません。
もし、あなたに猫と挨拶をする機会が巡ってきたら。
まずはそっと手の先を差し出しましょう。
ちょっと待って!
Q,何をしているの?
A,これはこちらの指の匂いを嗅いで判断している。
いわば猫の世界共通の挨拶です。
住人になったつもりでどうぞ。
仲良くなれるサイン
指のにおいを嗅いだあと、指にすり寄ってきたらそれは猫からの返礼。
挨拶のコツ!
❌自分から手をくっつけにいく
⭕️猫の方から嗅いでくれるまで待つ
焦って無理やり指を嗅がせようとすると、どうなる?
猫に引かれます。
想像してみよう!その1
「自分から手をくっつけにいく」
この行為を人間で想像してみましょう。
ここでは挨拶を握手だと仮定してみます。
無理やり手を握られて、離さないようがっしりガード。
これって挨拶ですか?
いいえ、違いますよね。
想像してみよう!その2
もしくは、猫の立場から考えます。
今度は挨拶を玄関の鍵と考えてみると、どうでしょう。
そもそも玄関の鍵って、何のためにあります?
自分の身を守るためですね。
挨拶だって、他者との距離を測るために必要な装置です。
それなのにですよ。
「へい!調子どうだい?」
くらいのテンションで、玄関をぶち壊されるわけです。
こんな人と仲良くなりたいでしょうか?
というか普通に事件です。
生き物同士の距離感は、とても繊細なもの。
皆さんも気をつけましょう。
ココがポイント
挨拶は落ち着いて。
過剰なスキンシップ
そもそも、猫の嫌がることはやめましょう。
具体例- 急に抱っこする。
- 寝ているところを起こす。
- 尻尾を触る。
- 追いかける。
これらは思いやりのかけらもありません。
あまりに許しがたい所業の数々です。
猫の気持ちを大切に。
ココに注意
無理に遊ぼうとするのは絶対やめよう。
静かに、ゆっくりと過ごしてください。
猫の目をじっと見ない
人間の我々は学校で一度はこう教えられますね。
「人の話を聞くときは、相手の目を見て」
けれど猫は違います。
猫にとって、これは気持ちのいい行動ではありません。
簡単に言うと、こう。
猫にとっては…
目を合わせる=喧嘩を売る
なんです。
要するにですね。
いくらこちらが笑顔を向けたとしても相手にとっては敵意なんです。
例えばそうですね。
「は〜可愛いねぇ」
とニコニコしていてるとします。
でも猫から見たらこう。
「おいてめえ、何ガン飛ばしてやがんだやんのか?」
わかりますか?
「本当は分かり合いたいのに分かり合えない…」
「今はまだ届かなくても…いつかきっと届くよね、この想い」
などと言ったロマンスの欠片など毛頭なく。
永遠に分かり合えませんし、想いも届きません。
すれ違いは確かに切ないですが、これはそもそもお門違い。
あなたが正しい知識を得ない限り、解決は厳しいでしょう。
覚えておこう
目を合わせる=喧嘩を売る
親しい間柄ならまだしも、そうでないなら上記を意識しておくのが無難です。
行く前に気をつけること
アロマオイル、香水は絶対につけない。
猫は人間の6倍の嗅覚の持ち主。
鼻がねじ曲がるほどの苦痛を味わうことになりかねません。
ココに注意
アロマオイルは中毒症状を起こす可能性も。
猫への配慮と思いやりを忘れずにいてくださいね。
猫カフェでの楽しみ方が知りたい!気をつけることを教えて!:まとめ
さて、では今回のおさらいといきましょう。
- 猫カフェの楽しみ方は眺めること。
- 過ごし方としては読書がおすすめ。
- 個人の願望や感情を優先しない。
- 猫の気持ちを第一に考える。
皆さんの「猫カフェに行ってきたレポ」お待ちしております。
ぜひ、これを機に足を運んでみてくださいね。