猫のシンク侵入を許すな!シンクカバーのある猫との安全な暮らし

うちの子、気づくとシンクの中で寝ているの。気持ちいいのかな?

ある日、猫好きの友人とお茶をしている時に出てきた「猫あるある」のお話です。

猫がシンクに入るというのは、猫を飼っている皆さんが経験していると言ってもいいくらいの「猫あるある」ですよね。

ですが、シンクは猫にとって様々なトラブルが生じる恐れがある怖い場所なんです。

それに、シンクは食品を扱う場所ですから、衛生面の観点からも愛猫がシンクに入ったりいたずらしたりするのは好ましくないですよね。

そこで、皆さんもお悩みであろう、猫のシンク対策で最も効果的な「シンクを物理的に塞ぐ」についていろんな角度から見ていきたいと思います。

結論から言ってしまうと、「シンクを物理的に塞ぐ」イコール「シンクカバーをする」と言う事です。

えっ⁉そんなこと?それならもう試してるけど?

まあ、そんなこと言わず見ていってください。

おすすめのシンクカバー以外にも知っていると役に立つ、猫とシンクの情報盛りだくさんでお送りします!

シンクの中は落ち着くニャン♡

今もシンクの中で気持ちよさそうに寝ている、そこの猫さん!

今日から落ち着く場所をシンクから別の場所に変えていただきますよ。

 

猫は何でシンクに入りたがるの?

両面テープを貼るとか、キッチンに来たら猫の顔にスプレーで水をかけるとかいろんなことをしてみたけど、目を離した隙にシンクの中に何故かいるのよね。

こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実はシンクは猫が好みやすい条件が揃っている、猫にとっては「シンクに行きたい!」と思ってしまう場所なんです。

ですが、シンクへの侵入を許し続けると様々なトラブルが起こってしまうかもしれません。

では、なぜ猫はシンクに入りたがるのか?

効果的な対策をするには、まずは猫がシンクに入りたがる理由を知らなければ始まりません。

では、その理由から紐解いていきましょう。

猫がシンクに入りたがる理由その❶蛇口の水が好き

猫は水を嫌う傾向の強い動物のため、この理由には少しばかり首をかしげてしまいませんか。

ですが、猫と水の好みについてはよくわかっていない部分も多いのですが、次に挙げる要素が原因ではないかと考えられています。

猫が蛇口の水が好きな理由

流れる水が好き

水道水が好き

猫の飲み水を入れている食器や水の設置場所が気に入らない

用意してある水が新鮮ではない

猫は美食家です。

それゆえ飲み水もより新鮮なものを好むのでしょうか?

猫がシンクに入りたがる理由その❷食べ物の匂いに惹かれる

シンクには生ごみが溜まります。

猫の嗅覚は人間の20万倍以上と言われています。

ですので、三角コーナーや排水口にあるちょっとした生ごみにも惹かれてきてしまいます。

猫がシンクに入りたがる理由その❸猫が興味を引くものがたくさん!

食べ物以外にも猫が興味を惹くものがキッチンにはたくさんあります。

いろんなキッチン道具に興味を惹かれてそれらで遊んでしまったり、ガサガサと音がするビニール袋なんて猫がわくわくしてしまうものですよね。

猫にとってキッチンは、遊びたい気持ちになってしまう、そんな場所なのです。

猫がシンクに入りたがる理由その❹隠れ家が好き

猫は木の上で休んでいた野生の名残から、高い場所を安全だと考えます。

キッチンは大人の腰以上の高さがあり、またシンクは穴のようにへこんでいるため猫にとっては絶好の隠れ家なのです。

また、猫は四方を囲まれているような場所を好む性質がありますから、四方を囲まれていて高い場所のシンクを猫は安全な場所だと思っているのかもしれません。

猫がシンクに入りたがる理由その❺飼い主さんがいるから

猫がキッチンに入ってくるのは、圧倒的に飼い主さんがキッチンにいる時が多いです。

猫は「一人が好き」と言われています。

ですが、正確には一人で過ごしたい時があるだけで、基本的には飼い主さんのそばで過ごすのが好きです。

ですので、飼い主さんにかまってほしいという理由で入ろうとする子もいます。

ですが、この「かまう」には、優しく対応する以外にも「怒鳴る」「シンクから離す」なども含まれるため非常に厄介です。

かまえばクセになるし、かまわなければ居座る...。飼い主さんの気を惹きたいんだニャン♡

 

シンクは危険がいっぱい!

 

猫がシンクに侵入していたずらをしてしまうと様々なトラブルが起こってしまいます。

このいたずらの中には、猫の命に関わるものだってあるんです。

では、猫がシンクでどんないたずらをしているのか、そ~っと覗いてみましょう。

今日もシンクに行って遊ぶニャ!

シンクの中で寝る

ふわふわの布団や柔らかいマットの上などの方が寝やすいと思うのですが、何故かシンクに侵入してきますよね。

猫は狭い場所、身を隠せる場所が大好きです。

それゆえに、キッチンのシンクの中は猫にとっては居心地のいい場所なのです。

三角コーナーをあさる

三角コーナーの生ごみをあさられて困っている飼い主さんは、結構多いみたいですね。

ですが、このいたずらは猫の誤飲や誤食につながってしまい、命に関わることにもなりかねません。

すぐにでも止めさせたいいたずらです。

排水口の蓋を取ってしまう

この猫ちゃんだけでなく、排水口をいたずらしてしまう猫ちゃんはかなりいるみたいですよ。

その目的は排水口の中の生ゴミをあさる事が多いようです。

このいたずらも三角コーナーをあさるいたずら同様、猫の命に関わる危険性が高いので止めてほしいですよね。

蛇口をなめる

猫が蛇口を舐める行為は、もともと猫の先祖は砂漠で生活していた事に関係があるようです。

猫の先祖は、岩場に細く流れる水を日々探しながら生活していたのではないかと推測されます。

また、猫は勢いよく流れる水ではなく、細く流れる水を好む傾向にあります。

ですが、蛇口から水を飲むことが習慣になると、水が流れていない時でも蛇口を舐めてしまうので衛生的に心配です。

 

猫がキッチンに侵入する事で起こる事故

前項で猫がシンクでどんないたずらをしているのかを見てきました。

私たち飼い主にとっては、かなり困ったいたずらばかりです。

ですが、猫のいたずらは飼い主が困るだけでなく、猫ちゃん自身にも危険が及ぶことが少なくないんですよ。

え?私に危険が迫っているのかニャ⁉

誤飲や誤食のリスク

キッチンには、猫が食べてはいけないものがたくさんあります。

ラップやビニール袋などの消化できないものはもちろんですが、ネギや玉ねぎ・チョコレート・生ものなど、猫が食べると命に関わる毒性のあるものもたくさんあります。

三角コーナーや排水口をあさっていて万が一、そういうものを食べてしまうと手術をしなければいけなくなったり、最悪の場合死に至ることもあります。

火傷

シンクに猫が来ると言う事は、危険なのは食べ物だけではありません。

もしも火を使う調理中に猫がキッチンに飛び乗ってきてしまったら、ガスコンロの火が猫の毛に移ってしまう危険があります。

ガスコンロを使用している時でなくても、最近のガスコンロはスイッチで付くようになっているので、猫が勝手に付けてしまう事故もあるようです。

でもうちはIHクッキングヒーターだから大丈夫!

と思ったそこのあなた。

クッキングヒーターは火は見えませんが、料理が出来るくらい表面が熱くなっているので絶対に安全と言う事はないのです。

注意してあげるのに越したことはありません。

怪我

当然のことながら、キッチンには包丁やハサミなどの切れるものがあります。

これらのものが危険なのは一目瞭然ですが、箸やスプーンも猫にとっては危険なものになりえます。

 

猫にしつけは出来る?

それならば猫がキッチンに入ってこないようにしつければいいんじゃない?

結論から言いますと、猫にしつけをすることはほぼ不可能です。

自分がしたいことをしたいようにする...。というのが猫の特徴です。

そのため、飼い主さんに怒られたその一瞬はやめるかもしれませんが、自分がキッチンに行きたいと思えば何度でも行ってしまうのです。

ドアや仕切りがないキッチンへ猫が自分の意志で我慢して入ってこないようにしつけをするというのは、かなり難しいと言えるでしょう。

ですから、猫がキッチンに入って来られないように物理的に対処するか、キッチンに入られても大丈夫なように飼い主さんが対処するしかありませんね。

実録。わが家のキッチンねこ侵入対策

私の友達に雄ネコを3匹飼っている、とても猫好きな子がいます。

その子の家では3匹とも友達にべったりで、トイレに入ると「中に入れて~!」と3匹でトイレの前で大合唱になってしまうそう。

そんな子たちなので、友人がご飯の支度をする為にキッチンに移動した際にはもう大変‼

キッチンに飛び乗る子や肩に飛び乗ってくる子、足元にじゃれついてくる子ととても調理どころではありません。

そこで、友達は引き戸に棒でつっかえ棒をして開けられなくしたり、ケージに入れてみたりと色んな事を試したそうです。

つっかえ棒は、猫たちがすぐに外すことを覚えて失敗。

ケージに入れてみると「開けろ~!出せ~!」の大合唱。

やむを得ず、ご飯の支度は旦那さんがいる時にまとめて作っておいたり、旦那さんが帰って来てから作ることにしているのだそうです。

ですが、ご飯の支度をしていない時の猫たちのシンクへの侵入も防ぎたいとアレコレ試していた友達でしたが、最近やっとこれに落ち着いたみたいです...。

果たしてどんな方法なのでしょうか?

友達が猫たちのシンクへの侵入を防いだ秘策とは?

次の項に続きます!

 

猫と安全に暮らすために...

猫と安全に暮らすためには「猫にとって危険なものを置かない」というのが大前提です。

猫をしつけようと思うのではなく、人間である私たちが猫と快適に暮らせるように色々と工夫をしてみましょう。

猫にとっては安全に。

私たち人間にとっては使いやすく、快適に物理的に対処していく方法を考えてみませんか?

シンクカバーのあれこれ

初めて猫を飼う人やシンクに猫が入らないように工夫することなんて初めてだと言う方は、どんなカバーがいいのか?取り付け方は?などわからないことがたくさんありますよね。

シンクカバーを取り付ける際には、自作する場合と市販のシンクカバーを取り付ける方法と2種類あります。

ちなみに、自作してみたい!と思われる方はこちらの動画が参考になるかと思います。

こちらは、安くて簡単に出来るのがいいですよね♪

どうせ手作りするなら、もっとうちのキッチンに合うオシャレなシンクカバーを作ってみたい!

DIYが得意な方やこだわる方には、こんな風に手作りするのもおすすめです。

私の友達もすのこや100均の網、市販のシンクカバーなど猫がシンクに入らないようにするために色んなシンクカバーを試したそうです。

ですが、これらは確かに猫がシンクに入るのを防ぐことは出来るのですが、人間にとってはイマイチ使い勝手が良くないのです。

シンクを使わない時は、猫がシンクに入らないようにシンクの上に置いておけば良いのですが、シンクを使う時にこのカバーをどかすのが重かったり、大きかったりしてひと手間なのです。

イマイチ納得がいかない...。

そして、試行錯誤してとうとう「これだ!」と思えるシンクカバーを見つけたのです。

シンクカバーのおすすめはこれ!

猫にも人間にも快適で使いやすいし、お手入れのしやすさからもおすすめです!

いろいろと試して「これだ!」と落ち着いたアイテムがこちらです。

https://item.rakuten.co.jp/otokurashi/oto-190801-37

ステンレス製の水切りラックです。

ステンレス製水切り用ラックがオススメの理由

  • 耐食性に優れていて錆びない。
  • ステンレス製なので、お手入れが簡単。
  • 猫が上に乗っても大丈夫な耐久性がある。
  • 巻き上げられるので、場面に応じた好きな幅で使えて使い勝手が良い。
  • 巻き上げられるので、収納に場所を取らない。
  • シンクカバーとしてだけでなく、水切りラックや調理スペース、熱い鍋がおけるなど色んな用途で使える。
  • 全面を覆ったカバーではなく、水切りラックなのでいちいちどかさなくても水道が使える。
これは最強のシンクカバーなのだニャ

どうでしょうか。

友達があまりにも勧めるものだから、私も購入して使ってみました。

確かに使い勝手が良すぎるうえに、猫のシンクへの侵入をしっかりと防いでくれる!

オススメの理由に書かれていること以外にも私的には、サラダなどの水切りをする時にラックの上に直接ザルを置いて水切り出来るのが何とも便利でした。

だって、水を張った重いボウルを片手で持ち上げるのはかなり大変ですもの。

ですので、実体験から友達も私もこれはかなりお勧めします!

猫のシンク侵入を許すな!シンクカバーのある猫との安全な暮らし:まとめ

キッチンには猫の好奇心をそそるものがたくさんあります。

でも、猫の安全面やキッチンの衛生面を考えると「ウェルカム!」と迎え入れてあげることは出来ません。

かと言って、猫をったり追い出しているばかりでは猫が可哀そう...。

猫も人間もお互いに気持ち良く暮らしたい!

だったら知恵のある人間がいろいろと知恵を絞って、猫と人間の安全な暮らしを実現させませんか。

この記事では、猫と人間の心地良い暮らしのヒントを「猫のシンクへの侵入を防ぐ」観点からお話してみました。

参考にしていただけたら、とても嬉しいです。

 

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