キャットフードの適量が知りたい!食事のときに気をつけることは何?

初めて猫を飼うんだけど…

おやおや 、おめでたい。

飼い主になられるんですね。

そう…。でもキャットフードの適量がわからなくて…

なるほど。

それで不安になられていたんですね。

大丈夫ですよ。

安心して。

きっと立派な飼い主さんになれます。

さあ、真摯に向き合う姿勢がとても素敵なあなた。

よければ一緒に勉強しませんか?

ということで、今回はこちらにお答え。

  • 「キャットフードの適量ってどのくらい?」
  • 「与え方を教えてほしい!」
  • 「注意することはある?」

それでは、一緒に学んでいきましょう。

 

適量の目安

給与量は、パッケージに記載された「1日の給与量」を目安にして与えましょう。

メモ

キャットフードには、製造元が推奨する「一日分の給与量の目安」の記載があります。

ココがポイント

製造元によって、一日分の給与量には違いがあります。

体重と、体重に見合った給与量をしっかり読み込みましょう。

筋骨隆々な大男の1日のエネルギーが、イチゴ1粒でまかなえないのと一緒というわけです。

 

食事の与え方

さあ、肝心な「食事の与え方」についてご紹介します。

猫に食事を与える時は、以下を考えるようにしましょう。

  • 総合栄養食を主食にする
  • 成長段階(ライフステージ)や状態に合わせる
  • 回数よりも摂取量を優先する

では、ここから詳しく迫っていきます。

総合栄養食を主食にする

覚えておこう基本の型

「総合栄養食」のドライフード+お水

ドライフードのほとんどが「総合栄養食」

基本はこれとお水だけで、猫に必要な栄養素を摂取できます。

ちょっと待って!

Q,総合栄養食ってなに?

A,猫に必要な栄養素などがバランスよく含まれているペットフードのこと。

「じゃあウェットフードを選ぶ時ってどんな時?」

主に水分補給などの目的で選ぶのがいいですね。

水分が多いため、愛猫が水分補給を苦手としている場合にも適しています。

覚えておこう

ウェットフードには以下のように書かれているものがあります。

  • 「総合栄養食タイプ」
  • 「一般食」
  • 「副食」

どうでしょう。

一度は見たことがあるでしょうか。

ちょっと待って!

Q,一般食(副食)=「総合栄養食タイプ」?

A,いいえ。

一般食は総合栄養食ではありません。

手持ちのウェットフードが一般食の場合、主食ではなくおかず扱いがおすすめ。

メモ

おかず扱いの例…ドライフードに乗せるなど

主食を何に置くかはとても重要です。

ぜひ、覚えておきましょう。

成長段階(ライフステージ)に合わせる

覚えておこう

子猫には子猫の。

成猫には成猫の。

老猫には老猫の、適応量があります。

例えばまだ、ハイハイすら出来ない赤ん坊に、大人の靴をプレゼントしても意味がありませんよね。

それと一緒です。

ココがポイント

成長(子猫、成猫、高齢猫など)に応じて、必要なカロリーや栄養素は変わります。

合わせないとどうなる?

栄養不足や肥満の原因になってしまうので気をつけてくださいね。

状態に合わせる

適応量は、愛猫の状態によっても変わります。

避妊・去勢後の場合

参考にしよう

術前の量の9割が目安

避妊や去勢をするとホルモンバランスが変化します。

それにともない、運動量も少なくなりますよね。

もしも、手術前と同じ量のフードをあげてしまうとどうでしょう。

そう、太りやすくなってしまうわけです。

解決策

  • 与えるフードの量を調整する
  • 低カロリーフード(避妊・去勢用など)に切り替える

注意ポイント

上記を行う場合の注意

  • 量…手術後1か月ほど経過してから少量ずつ。
  • 必須条件…様子を見ながら進めること。

ただし1歳未満の子猫は、体をつくる大切な成長期。

そのため、無理に低カロリーのフードに切り替える必要はありません。

参考にしてみよう

p術前の量の9割くらいを目安に調整すると○

体重の変化の観察を怠らないでくださいね。

妊娠中・授乳中の猫

普段よりも多く与えるといいですね。

これは子どもの分の栄養を、母猫がとらなければいけないため。

1日に必要なカロリー、エネルギーが違ってきますもんね。

うんうん、これは人間も動物も同じ。

解決策

  • 通常よりも高カロリーのキャットフードに変更する
  • キャットフードの量をいつもより増やす

特に授乳中は以下に気をつけなければなりません。

注意ポイント

  • 授乳中…生まれてきた子猫の数によって量を増やす。
  • 離乳期…少しずつ与える量を減らす。

これは、子猫が離乳食を食べるようになると必要なカロリーも減るためですね。

寂しくもあり、成長が感じられるこの瞬間。

我が子を彷彿とさせる親御さんも多いのでは?

そうでなくとも、動物を育てた経験がある方にとっては共通の感情ですよね。

回数よりも摂取量を優先する

覚えておこう

食事回数よりも1日の給与量を守ることを優先しましょう。

誤解なきように申し上げると、もちろん食事回数も大切です。

けれど、量より質。

そうです。

ここに注目!

「食事回数よりも、いかに1日に必要なエネルギーを取り入れられたか」

例えば、あなたがバナナを食べるとします。

「バナナ5本を、ひとくちずつかじった場合」

「バナナ1本を残さず食べる場合」

さて、どちらの方が多くのエネルギーを取り入れられたでしょう。

後者ですよね。

このように「トータルで1日の摂取量を満たす」ことが重要。

ココがポイント

1日の食事回数にこだわるよりも、摂取量を重視しよう。

飲水量が少ないとどうなる?

泌尿器の病気にかかりやすくなってしまいます。

対策として、水を飲む量を増やす工夫をするといいですね。

具体例

  • ウェットフードをドライフードの上に乗せる。
  • 部屋の所々にお水を置いておく、など。

こちらも人間と同じです。

水分補給は生きていく上で必須中の必須要項です。

特に人間なんて、ほとんどがお水なわけですから。

さあ、愛猫も自分も、水分補給を欠かさずに生きていきましょう。

 

キャットフードの適量が知りたい!食事のときに気をつけることは何?:まとめ

さて、盛り沢山でお届けしてまいりました。

今回のおさらいです。

  • パッケージの一日の給与量を確認しよう。
  • 総合栄養食を主食にする。
  • 成長段階(ライフステージ)や状態に合わせる。
  • 回数にとらわれすぎない。

不安を抱えている方、ガイドになれば嬉しいです。

素敵な愛猫ライフを送ってくださいね。

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