ここはクリムの大好きな物や居心地よく過ごせるものを集めた、クリムが快適に暮らすために作られたお家です。
少し普通の猫とは違うクリムのお気に入りが詰まったこのおうちは、
きっと訪ねて来てくれたあなたの猫ちゃんのお気に入りも見つかるでしょう。
クリムのおうちへようこそ💖
まずは家主であるクリムさんの自己紹介から始めましょう。
クリムとの出会い
クリムは長男が高校合格の記念に2009年5月12日に我が家にやってきました。
クリムは4人姉妹の次女で、他の3人の姉妹が白色メインの柄なのにクリムだけはキジトラ柄。
そんな1人だけ違うクリムにママが一目ぼれし、わが家の家族になったのです。
クリムは猫界では絶対に一番の美人さんであろうと思えるくらいの美人ネコ。
会う人みんなに「毛並みも顔もきれいなネコだねぇ。」と褒めてもらえる、自慢のうちの子。
ですが、クリムにはいろんな試練が待ち受けていたのです…。
クリムに襲い掛かる試練
2023年に14歳になったクリムですが、今日までにクリムにはいろんな試練が襲い掛かりました。
試練その❶
2013年11月。玄関から飛び出してしまい、交通事故に遭う…
クリムはとても活発な女の子で室内飼いにしていたのに、外に出たくてしょうがなくていつも脱走する隙を狙っていました。
外出から帰ったある日、玄関をそっと開けてクリムがいないのを確認したつもりだったのですが、物陰に隠れていて飛び出してしまったのです。
辺りを探し回りましたが見つからず、3日後に長男の友人からクリムがいたと連絡をもらい喜んで迎えに行きました。
しかしクリムは飛び出した後に交通事故に遭ったらしく、背骨が途中から折れ曲がり下半身不随の状態。
ピンと伸びたままの足は手術をしても治る保証はないと獣医師から言われ、
それなら私がクリムをずっと面倒見ればいいと決心しクリムの排泄のお世話が始まりました。
試練その❷
ある秋の日。クリムを連れてキャンプ場に遊びに行きました。
自分たちのテントの周りにぐるっと柵を作り、
サークル内であればクリムが自由に動けるようにして私達もクリムも1泊2日のキャンプを楽しみました。
次の日。
サークルを片付けている途中、クリムがいないことに気付いたのです!
慌てて辺りを探すと木の下の木陰で気持ちよさそうにしているクリムを見つけ、安心して帰路に就いたのです。
家についてからクリムが左足の膝の辺りに怪我をしていることに気付き、傷口を洗って消毒。
クリムも別に変った様子もなかったのですが、翌日になって左足がパンパンに腫れているんです!
慌てて病院に連れて行くと、
症状が出るまでの状況と私たちが怪我だと思っていた傷口の様子からみて、おそらくマムシに嚙まれたのだろうという診断でした。
さらにクリムの下半身は麻痺しているため、マムシに嚙まれたことに気付かず何度か嚙まれたかもしれないと言う事でした。
先生のその診断は正しかったらしく、マムシに嚙まれて5年が経つ今でも左足の傷は完治してくれません。
今でも皮膚が再生されないままです。
皮膚がめくれた状態のままなので通常なら始終ヒリヒリしている状態ですが、クリムは痛みを感じないので動き回ってしまいます。
そのため皮膚移植は現実的ではないのと、幸いにも下半身に神経がないので痛みを感じない。
だったら、手術の体への負担やストレスを考えたらこのまま本人の自然治癒力に任せたほうが良いという結論になりました。
見た目はとても痛々しいですが、本人はとても元気に動き回っています。
試練その❸
クリムは年に一度の予防接種時に血液検査も受けています。
血液検査をしてもらう理由は、排泄が人工的な事と左足の傷からの感染による病気等の早期発見が目的です。
クリムには最強な免疫力が備わっているのか、先生の心配をよそに感染症による数値の異常等はもちろん、他の数値も異常なし!
獣医師お墨付きの健康体なのです。
ですが、さすがに御年には勝てないのか昨年の終わりくらいに左目が緑内障になってしまいました。
最初は「何だか左目の色が違わない?」くらいだったのが、白く濁りだして病院に連れて行くと緑内障の診断。
今は眼圧を下げる目薬を朝晩2回、涙が止まらない時は痛み止めの目薬をさしています。
(幸いなことに痛み止めの目薬は、ほとんど使わないで済んでいます)
クリムが好きなもの
普通の猫とはちょっと違うクリムですが、14歳になった今でも若い頃からの美貌は変わっていません。
さすがに体の所々に白い毛が目立ってきたものの、食欲もじゃれる姿も若いころとあまり変わらないのです。
そんなクリムの元気の秘訣は「クリムの好きなもの」にあるのだと思っています。
人間も猫も「体は食べたもので出来ている」のです。
クリムが好きなものは必然的に、クリムの健康体を作ってくれているのだと思います。
ではクリムの好きなものを紹介して行きましょう。
クリムの好きなもの ❶かつお節かけカリカリご飯
クリムの健康体を維持してくれているのは、食事がその大半を占めていると思います。
クリムはうちに来たときはホームセンターなどで買って来る、
大手メーカーのものを食べていたのです。
しかし交通事故に遭い下半身不随になったのをきっかけに、
クリムにはギネスに載るくらい長生きしてほしいと強く思うようになりました。
ギネスブックに載っている世界で一番長生きした猫は、
アメリカのテキサス州で飼われていた女の子「クリーム・パフ」(1967年8月3日生~2005年8月6日没)ちゃん。
2013年にギネス世界記録として38歳3日と記録されています。
人間に換算すると約170歳相当だと言う事ですから、想像を超えたご長寿猫ですね。
ちなみにこのご長寿猫の名前の「クリーム・パフ」は日本だと「シュークリーム」を意味します。
偶然なのですが、クリムの本名は「シュ・クリム」とシュークリームを縮めたものです。
きっとクリムもご長寿猫に間違いない!
そこでまずは健康体を維持するために、毎日のクリムのご飯であるキャットフードを見直しました。
ネットやSNSでいろんな情報を調べたり、クリムの獣医師さんに聞いたりしてクリムの為に選んだキャットフードはこれです。
お肉たっぷり・グレインフリー・香料、着色料不使用・全年齢対応・美味しくて栄養満点なカナガンキャットフードチキン
猫の体のしくみなどはもちろん、日本のペットフードの現状や海外のペット事情などいろんな事を調べて決めたキャットフードです。
クリムの好みも考慮して決めたカナガンキャットフードチキンは、食いつきもとても良く「これにして良かった」と思えたキャットフードでした。
そして今クリムが大好きなカリカリご飯は「モグニャン」です。
ヒューマングレードの白身魚使用・グレインフリー・香料、着色料不使用・全年齢対応・こだわりと手間を惜しまない愛猫の健康を守ってくれるモグニャン
カナガンキャットフードチキンからモグニャンに変えたのは、
クリムもシニア猫と言われる年齢になったことからもっと体に優しいキャットフードを…と思ったからです。
おかげさまで、14歳の今でもカリカリ♪と美味しそうな音を立てて食べてくれます。
最近はかつお節の美味しさも覚えてしまったらしく、
カリカリにかかっていないとジッとこちらを切ない目で見つめてくるのでかつお節もかけたスペシャルモグニャンです。
そしてクリムの獣医師お墨付きの健康体は、きっとこのモグニャンが作ってくれているのだと思います。
だって、猫も人間も体は食べたものでつくられているのですから。
クリムの好きなもの ❷ちゅーる
「ちゅーるを食べない猫はいない」と言われるほど、猫に大人気のちゅーる。
もちろんクリムも大好きです。
そして味のバリエーションがとても豊富で、ちゅーるを選ぶこちらが「どれをあげようかな♪」と迷ってしまうほど。
クリムはどの味も好みらしく、美味しそうに満足そうにいい顔をして食べるんです。
ねだられたら何本でもあげたくなっちゃうくらい、ちゅーるちょうだい!
とせがむ顔も食べている時の顔も抱きしめて頬ずりしたくなっちゃうくらい可愛い💖
大好きなちゅーるだからこそたくさん食べて欲しい。こんな愛しい顔をたくさん見たい!
でもちゅーるの食べ過ぎは、猫の体への負担や健康のことを考えたらいくら可愛くてもあげたらダメだよね?
そんな飼い主の心の葛藤に決着をつけてくれる、クリムも私も万歳!なおやつを見つけました。
原材料も塩分量も文句なし!もちろん添加物や香料・着色料不使用。グレインフリーでヒューマングレードなピューレ状のおやつモグリッチ
クリムの好きなおやつにも安心して与えることの出来るものがあるんですね。
ですがいくら高品質で健康にいいおやつだと言っても、たくさん食べていいわけではありません。
たくさん食べたいけど、私もクリムも量はちゃんと守って楽しいおやつタイムにしようね♬
クリムの好きなもの ❸アメ
意外だとは思いますが。
クリムはペロペロキャンディーが大好きです。
チュッパチャプスとか、POPキャンディーとか舐めていると必ず側に来て「ちょうだい」ポーズ。
差し出してあげると、とても美味しそうに舐めます。
猫の舌はザラザラしているからアメがなくなるのが早いっ!
ですがキャンディーの味には好みがあるようで、オレンジなどの柑橘系の味のものは食べません。
猫は柑橘系のものは嫌うので、アメでも柑橘系のものは苦手なのかな?
アメは年に一度か二度くらいのお楽しみだけど、
彼女にとってはとても特別なものらしく一度舐め始めると全然返してくれないんですよ。
クリムと暮らして…
クリムと暮らし始めて今年の春で14年になりました。
その間クリムは息子2人の成長を一緒に見守ってくれて、時には思春期の難しい時期に寄り添ってくれて…
と家族の一員としてどんなときも一緒に過ごしてきました。
私たち家族にとってクリムはいなくなったら困る、家族みんなのそれぞれの心の拠り所です。
だけどクリム本人はどうなんだろう?
クリムの今までの14年間はケガと病気で、普通の猫なら当たり前のように出来ることも出来ない生活。
それでもクリムは幸せ?うちに来て良かった?
こちらをジッと見つめてくるクリムや、寝ているクリムを見るたびに自分の中で繰り返される答えのない自問自答。
クリムが人間の言葉をしゃべれたらいいのに…。
私が猫語を理解出来たらいいのに…。
いくら願っても叶う事ではないけれど、そう思わずにはいられません。
今まで辛かった分、クリムにはたくさん長生きをしてもらって、
たくさんの私に出来る事や愛情を惜しみなく注ぎたい!
私がクリムのことを考えて選んだ食事でクリムが元気でいてくれるのならば、
これからもクリムの体の声にしっかりと耳を傾けてその都度クリムに合ったキャットフードを選んでいこう。
これからもずっと一緒に暮らしていくために
最後まで読んでくれたあなたへ。
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