スーパーやドラッグストアには、安いキャットフードが販売されています。
手軽さや安さが魅力ですが、愛猫には長生きしてほしく不安に思ってしまいますよね。
スーパーやドラッグストアでは、カルカンやロイヤルカナン、モンプチ、ヒルズなどが購入可能です。
これらのキャットフードは、その気軽さや安さから人気が高くこれらのフードを利用している人も少なくありません。
ただし、安いキャットフードの中には選び方次第で危険なものもあります。
そこで、この記事では安いキャットフードが長生きできるのか。
メリット・デメリットやおすすめ商品について紹介していきます。
それでは、さっそく安いキャットフードでも長生きは可能なのか見ていきましょう。
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目次
安いキャットフードは長生きできるの?
安いキャットフードは健康に悪いイメージがあり、避けている方も多いのではないでしょうか。
しかし、安いキャットフードを与えていても、長生きしている猫はたくさんいます。
なんと、16歳以上生きている猫の8割がこのような安いキャットフードを食べているんです。
安いキャットフードの中には危険な材料を使っているものがあり、選び方を間違えると猫の寿命に影響が出てきます。
法で定められているキャットフードの安全基準は、必要最低限のものとなっています。
そして、それ以上の栄養に関しては各社に任せられている状態です。
そのため、猫の健康に配慮されている商品を飼い主さんが選ぶ必要があります。
そんな安全な商品を見抜く目を養うために、次に安いフードの選び方についてチェックしていきます。
安いキャットフードの選び方
安いキャットフードは数が多く、気軽に購入できる分選び方が大切です。
手軽に買えるフードが安く、しかも猫が長生きできるのなら選ばない手はないですよね。
そんな便利なキャットフードを選ぶために、ここでは3つの選び方をご紹介。
- 安全性
- フードのタイプ
- 猫の年齢
それでは、これらのどの点に注意して選べばいいのか、チェックしていきましょう。
安全性
安いキャットフードを選ぶ上で、安全性は一番気になる項目ですよね。
そんな時は原材料に注意して、フードを選んでみましょう。
ミール
ミールは、安いフードによく含まれることが多いお肉のことです。
鳥などの肉を乾燥させて粉砕したもののことを指します。
一見安全なように思えますが、このミールは人間が食べることのできない肉が入っている場合があります。
例えば、死んだ動物の肉や病気、障害をもった動物の肉が使った4Dミートを使用していることがあり注意が必要です。
また、鶏の骨や内臓、羽なども粉々にして一緒に入っているものがあり、これを家禽ミールと呼びます。
その他によく使われるミールには、ミートミールがあり、内臓などを含まない肉のことを指します。
チキンミールやビーフミールなどもミートミールに含まれます。
しかし、これらの中には4Dミートを使用しているものがあるので注意しましょう。
これらを見分ける方法は、同じミールでも各メーカーが差別化している「新鮮」などの文言を参考にしてください。
穀物
安いキャットフードには、コストの安い穀物が入っている場合が多いです。
穀物は自然由来なので直接害がある訳ではありませんが、大量に食べると消化器官に負担がかかってしまいます。
その理由は、猫は肉食で穀物の消化が苦手だからです。
なので、穀物の量や猫の体調に合わせて選ぶ必要があります。
フードのタイプ
フードには、ドライフードやウェットフードがあります。
また、一般食や総合栄養食など、意外にもたくさんの種類があるんです。
これは安いフードに限らずおさえておきたいポイントですが、猫の食事には総合栄養食を選びましょう。
一般食がおやつとしての役割がある一方、総合栄養食は猫の健康に必要な栄養素がバランスよく含まれています。
また、ドライフードがいいのかウェットフードがいいのか迷う方も多いです。
これに関しては、どちらのタイプでも構いません。
猫が好むものや飼い主さんの利便性で選びましょう。
猫の年齢
フードを選ぶ際は、猫の年齢に合ったものを選ぶことも長生きの秘訣です。
高齢の猫や子猫は、フードを上手く食べられない場合があります。
当たり前ではありますが、上手く餌を食べられないとしっかりと栄養を取ることができません。
そのため、年齢に合わせた食べやすさや栄養バランスが整ったものを選ぶのがおすすめです。
特に、高齢の猫にはさまざまな病気のリスクがあります。
病気のリスクを軽減したものや体に負担の少ないものを選ぶようにしましょう。
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安いキャットフードのデメリット
ここまで、安いキャットフードでも長生きできるのか、また安い餌の選び方について紹介していきました。
安いキャットフードは、値段はもちろん購入できる場所も多く非常に便利です。
また、安いキャットフードでも猫を長生きさせられることが分かりました。
そんな便利なキャットフードに、デメリットはあるのでしょうか。
安いフードのデメリットは、選び方で紹介したように穀物が多く含まれるものや肉の安全性が確かではないものがある点です。
また、味付けと主成分が一致しない場合があり、成分が分かりにくいといった点も挙げられます。
他には、ミールを作る過程に高温で処理するため、風味が損なわれてしまうことです。
特に、風味が損なわれる点では食いつきが悪くなってしまうため、添加物が使われることがあります。
添加物は、安全基準内におさえられていますが、決して体にいいものではありません。
現在は健康志向の意識が高いため、この添加物を避ける飼い主さんは非常に多いです。
とはいっても法律で決められた成分の範囲内となっているので、一応健康に害はないと言われています。
ただし、添加物の中には発ガン性のあるものなどがあるので注意です。
危険な添加物
赤色102号・青色1号・BHA・BHT・エトキシキン・グリシリジン・亜硝酸ナトリウム・アンモニエート
これらの成分は海外では使用禁止の成分もあり、着色料や酸化防止剤は特に危険です。
ガンやアレルギーなど病気の原因になるので、長生きさせたい猫には不向きな成分となっています。
また、性格も狂暴になる場合があるので、できれば避けたいですね。
そこで、最後に安いキャットフードのおすすめ商品をチェックしていきたいと思います。
安いキャットフードのおすすめ商品
ここからは、安いキャットフードで猫の長生きにおすすめの商品を紹介していきます。
安くて安全なキャットフードとは、どのようなものなのでしょうか。
ここでは、危険な添加物が含まれていない物や、タンパク質豊富な商品を紹介します。
それでは、それぞれの特徴について見ていきましょう。
モンプチ
こちらは、着色料や香料を使用していない無添加のキャットフードです。
また、原材料にかつおやまぐろ、鯛などの厳選された食材を使用しています。
タンパク質も豊富で、天然の食物繊維も含まれているため、猫に嬉しい毛玉ケアも可能です。
ピュリナ
ピュリナは、グレインフリーの商品です。
猫は穀物の消化が苦手なので、穀物が体に合わない猫におすすめのキャットフードとなっています。
また、主な原材料がタンパク質豊富なチキンを使っているため、猫の健康維持にもピッタリ。
カルカン
カルカンはチキンやビーフ、カツオやマグロなど、肉や魚がメインで使われているキャットフードです。
そのため、猫に嬉しいタンパク質が豊富な商品となっています。
また、猫の年齢に合わせた種類も多いので、お家の猫に合ったフード選びが可能です。
年齢でフードを切り替えたタイミングで、餌を食べなくなったという話もよく聞くので、これは飼い主さんにとっても安心感がありますね。
安いキャットフードで長生きできる?デメリットはあるの?まとめ
安いキャットフードは、スーパーやドラッグストアで購入できるためとても便利です。
また、長生きしている猫の8割が安いフードを食べているというデータがあります。
このことからも、安いものが悪い訳ではないことが分かりました。
ただし、やはり安いキャットフードはコストダウンのために、健康に配慮されていないものが含まれる場合があります。
そのため、選び方はとても重要です。
ここでは、選び方のポイントやおすすめ商品を紹介しています。
選び方では、原材料などの安全性や猫の年齢に合わせて選ぶことが大切です。
また、添加物は猫の健康を害する恐れがあります。
これはデメリットでもありますが、安いキャットフードにはこれらが含まれることが多いのが事実です。
なので、これらのデメリットもしっかりと頭において、フードを選びましょう。
この記事では、おすすめの商品も紹介しているので参考にして選んでみてください。