と思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
猫ちゃんのことを思えば少しでも良いものを選びたいというのが本心でしょう。
ただ、ご飯もただではありません。
猫ちゃんも生きていくためには私たちと同じようにご飯が必要ですよね。
キャットフードは市場に数多く売られています。
それこそ売り場いっぱいに並んでいるお店もあるくらいです。
色々な会社が猫ちゃんのことを思い、それだけ商品を作っているのですね。
と思いながら毎日過ごしているところです。
さて、みなさんも
と思いながらこの記事を読んでくださっていると思います。
みなさんの中には安いキャットフードは良くないと思っている人はいませんか。
たくさんのネット記事を読んでいると色々な情報が出てきます。
この記事では安いけどできる限り安全な商品を商品を紹介していきます。
ぜひ、楽しんで最後まで読んでみてください。
目次
安いキャットフードのメリットとデメリットを見てみよう
こういうことを考えた方は多いのではないでしょうか。
そこで、まずは安いキャットフードを買うことのメリットとデメリット。
こちらを解説していくことにしましょう。
物事には長所と短所があります。
バランスよく考えていきましょうね。
安いキャットフードのメリット
ご飯代を抑えることができる
安いキャットフードを買うメリットはやっぱりこれ。
当たり前ですけど、猫ちゃんを買うと色々とお金がかかりますよね。
私の場合は、猫ちゃん関係でこんな感じのことに毎月お金をかけています。
ご飯代
トイレ砂やペットシートなどの消耗品
光熱費
時に体調を崩したら病院代
大体、それでも8000円くらいはかかってしまいます。
私は1匹の猫ちゃんだけなので良い方かもしれません。
猫ちゃんを多頭飼いしていたとしたらどうでしょうか。
かなりのお金がかかってくると思います。
猫を飼っている私の友人に
と聞いたことがあります。
多かった意見は「値段と安全なご飯」でした。
と再認識しているところです。
身近なお店で買うことができる
安いキャットフードは様々なお店に売られています。
例えば、以下のような場所に売っています。
スーパー
ドラッグストア
ホームセンター
ちょっとした買い物のついでにお店に寄って猫ちゃんのご飯を買える。
これは本当に便利です。
しかも、大抵売られているキャットフードは安いものが多いです。
そして、みなさんこんな経験をしたことはありませんか。
はい、これは私ですね。
私の失敗談
ある日、遅い時間まで仕事をしてくたくたになって家に帰ってきた私。
それでも欠かさずに出迎えてくれる猫ちゃん。
そう、お腹が空いていることを知っている。
さて、ご飯を用意しようかと思った矢先。
なんとキャットフードを切らしているではありませんか。
このときは困りました。
近くのお店は閉まっています。
そんなときに私を助けてくれたのが、コンビニです。
コンビニにもキャットフードが売っています。
それほど種類は多くないかもしれませんが、本当に助かりました。
そして単価が安いのです。
買い忘れることがあってもすぐに手に入る
これは大きなメリットだと私は思います。
安いキャットフードのデメリット
人工着色料や香料などの添加物が使われていることが多い
と疑問に思う方もおられるかもしれません。
キャットフードの添加物は大きく分けて2種類あります。
①栄養バランスを整えるもの
猫が自分の体内で合成できない栄養素もあります。
そういった点から必要な栄養素を、キャットフードから摂る必要もあります。
例えば、以下のようなものです。
栄養バランスを整えるもの
ビタミン類
→ビタミンが不足すると心身に不調をきたしやすくなります。
ミネラル類
→骨や歯などの器官を構成します。
アミノ酸類
→アミノ酸はたんぱく質の構成物質です
また、猫ちゃんの必須アミノ酸は11種類あります。
下の表を参考にしてみてください。
たんぱく質を構成するアミノ酸一覧 | 各アミノ酸の働き |
アルギニン | 成長ホルモン、インスリン、グルカゴンの分泌 |
ヒスチジン | 身体の成長にかかわる |
イソロイシン | 肝機能の向上 |
ロイシン | 血統コントロール |
リジン | 身体組織修復 |
メチオニン | 薬物中毒の解毒 |
フェニルアラニン | 鎮痛作用 |
スレオニン | 脂肪肝の抑制 |
トリプトファン | セロトニンやメラトニンの前駆物質 |
②品質を保つためのもの
こちらの添加物はフードの劣化を防ぐために含まれているものです。
例えば次のようなものです。
酸化防止剤
保存料
乳化剤
保湿剤
pH調整剤
酸化というのは空気に触れてフードが劣化すること。
つまり猫ちゃんにとっては美味しくないご飯になってしまうのですね。
無添加のフードが良いという声もあります。
でも、こういった添加物は酸化を防いだり、腐るのを防ぐために役立っているのですね。
穀物が使われていることが多い
と思う方もおられるでしょう。
結論からいうと
原材料のコストを下げることができる
原材料のかさ増しをすることができる
ということが考えられます。
私も試しに安いなと思うキャットフードを手にとってみたことがあります。
すると、思った以上に第一主原料が穀物になっている製品もあるんです。
穀物は価格が安く安定して手に入るという点で、制作側としては助かっているのでしょう。
もちろん、穀物も完全なる悪というわけではありません。
例えば、穀物には食物繊維が含まれています。
そうなんです。
食物繊維をとると、腸内環境の改善につながります。
便通がよくなったり
体内に自然とたまってしまう毛の排出をサポートしてくれる
という良い面もあります。
穀物が良くないという意見として挙げられる中に
というものがあります。
確かに消化吸収の点を考えれば、猫ちゃんは得意ではない。
そのため健康志向の飼い主さんが
穀物が入ったフードは避けたい
と思うのもよくわかります。
一方で、以前獣医さんに聞いたことがあるのですが、
ということらしいのです。
グレインフリー(穀物不使用)がもてはやされていますが、
穀物アレルギーの心配がない場合は、
食いつきなどを見て、ご飯を選んであげることが大切だそうです。
あなたの猫ちゃんはいかがでしょうか。
とりあえず穀物が入っていなければ安全
と思うかもしれません。
でも、猫ちゃんの様子をしっかりと見ながら選んであげることも大切ですよ。
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信頼できるキャットフードの選び方
結論からいうと、安いキャットフードがダメとは言えません。
なぜなら、世の中で言われているご飯としてふさわしくないものに
「安い」という項目は入っていないから。
つまり、安い=ダメではなく、含まれている原材料が心配と言っているのです。
安いフードよりも、値段の高いフード。
つまり、プレミアムフードを買うのが良いのかと思う人もいるでしょう。
でも1つ自分の胸に聞いてみてほしいのです。
私の場合はノーでした。
でも、
と私は悲観的にはなっていません。
なぜなら、安いフードの中にも信頼できるフードがあるからです。
上手な選び方が分かれば良いからです。
ここでは上手なキャットフードの選び方を見てみましょう。
総合栄養食を選ぶこと
と思いますよね。
総合栄養食とは、簡単にいうと猫ちゃんに必要な栄養をバランスよく摂ることができるものです。
商品に記載されている一日もしくは一食あたりの給与量をしっかりと確認しましょう。
総合栄養食と水をあげるだけで、1日に必要な栄養を摂取できるという優れものなんです。
猫ちゃんが大好きなチュールなどのおやつは一般食に含まれます。
一般食やフードは、適切な栄養補給を目的としていません。
一般食だけだと栄養に偏りが出てしまいますので注意しましょう。
AAFCOの基準をクリアしている
AAFCOは、米国飼料検査官協会の略称です。
と思うかもしれませんね。
簡単にいうと、
ペットフードの栄養基準
ラベル表示に関するガイドライン
を作っている場所です。
猫ちゃんの健康に悪い成分はきちんと制限がされています。
安心をしてキャットフードを買えるよう頑張ってくれています。
グレインフリーで選ぶ
と思われた方も多いでしょう。
結論からいうと、穀物を使っていないことをグレインフリーと呼びます。
猫ちゃんは多くの穀物を食べると消化不良を起こすと言われています。
また、中には体質的に穀物が合わず、アレルギーをもっている猫ちゃんもいます。
食物アレルギーを起こすと次のような症状が出てくることも。
もしかして穀物アレルギーかも
嘔吐や下痢
脱毛
皮膚炎
咳やくしゃみ
ただ、これらの症状が全て穀物によるものとは言い切れません。
他の病気の原因があるかもしれないため、心配な症状がある場合は
獣医へ相談しましょう。
猫ちゃんに長生きしてほしいなという飼い主さんは1つの基準にしてくださいね。
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これが安くて安全なキャットフードだ!選び方とおすすめ3選
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おすすめのキャットフード3選
ピュリナワン キャット ドライ グレインフリー1歳以上 チキン
Amazon価格 | 1890円 |
楽天価格 | 2180円 |
1㎏当たりの値段 | 1181円 |
不安な原材料 | チキンミール、脱脂大豆、たんぱく加水分解物 |
原材料
チキン、チキンミール、えんどう豆でんぷん、キャッサバ粉、大豆たんぱく、牛脂、脱脂大豆、卵、えんどう豆たんぱく、キャノーラミール、酵母、たんぱく加水分解物、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、硫黄)、グリセリン、アミノ酸類(リジン、タウリン、シスチン、メチオニン)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、ビオチン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
グレインフリーのキャットフードは高額なものが多いと言われています。
その中で1㎏当たり約1200円で買えるのはとても魅力的。
ピュリナワン グレインフリーはその名の通り、穀物が一切使われていません。
穀物アレルギーのある猫ちゃんにも安心して食べてもらえますよ。
また、第一主原料には生のチキンが使われていて、たんぱく質もたっぷり。
人工の酸化防止剤や香料、着色料も使われていないことも良い点と言えます。
猫ちゃんに本来の食事内容に近いキャットフードですよ。
チキンミールという表記があり、不安になった方もおられるかもしれません。
ただ、公式サイトには
との記載がありますので、ご安心くださいね。
ここで、購入者の声を見てみましょう。
カークランド キャットフード ドライ
コストコサイト価格 | 3999円 |
Amazon価格 | 4800円 |
楽天価格 | 5900円 |
1㎏当たりの値段(コストコサイト) | 約363円 |
不安な原材料 | ビートパルプ、たんぱく加水分解物 |
大人気のコストコブランドから大容量のおすすめフードの登場。
各サイトで値段が異なり、コストコのサイトで買うと一番安く買えますよ。
この商品は11.34㎏入りです。
どちらかというと複数の猫ちゃんを飼っている家族向けですね。
1㎏当たりの値段は驚きの、363円。
というくらいの良心的な価格です。
というより安すぎて逆に不安になるくらいかもしれません。
それくらいのインパクトがある商品なんです。
商品の特徴は以下の通り。
ここが良い
・第一主原料が鶏肉のため、たんぱく質がたっぷり。
・抗酸化成分であるビタミンEとセレニウムが健康維持
・オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸が健康な皮膚と輝く毛並みの維持に貢献
・タウリン→心臓と目の健康維持のためのアミノ酸を配合
安いからと言って、粗悪なフードとは言わせません。
そんな意気込みが伝わってくるようです。
ちなみに私の猫ちゃんにも以前食べてもらっていた時期があります。
その時の食いつきは良く、残すことはしなかったです。
お気に入りのフードの1つだったようです。
ただ、私の場合は量が多すぎて、消費が追い付かなかったのです。
そこで他のフードに切り替えたのですが、おすすめはできる商品のひとつです。
ここが気になる
・脂質はやや高め
・玄米や白米が入っているため、グレインフリーではない
・マグネシウムは少し高め
・下部尿路疾患対策フード(指標0.09%)に比べて少し高めの数値。
【1日当たりの給与量の目安】
子猫用 | 成猫用 | ||||
おおよその体重(㎏) | 目安量(g) | おおよその体重(㎏) | 目安量(g) | ||
離乳期~生後4か月 | 4~8か月 | 8~12か月 | |||
0.5 | 75 | 60 | 40 | 2.5 | 40 |
2 | 85 | 85 | 60 | 4.5 | 60 |
3 | 145 | 115 | 75 | 7 | 75 |
4 | 170 | 145 | 85 | 9 | 115 |
5.5 | ― | 190 | 115 | ― | ― |
他の商品でもそうですが、量が多いからと言ってあげすぎるのはNG。
上の表を参考にして、あげすぎないように注意してあげてくださいね。
評価としては、全体的に食いつきが良いという意見が多かったです。
ただ、中にはエサのニオイが気になるという意見や、量が多すぎて困るという意見もあったので、切り替えるときには慎重にいきましょう。
Nutro ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 穀物フリー アダルト サーモン 2kg キャットフード【香料・着色料 無添加/総合栄養食/毛玉軽減/皮膚被毛・下部尿路・腸内の健康維持】
公式サイト価格 | 4793円 |
Amazon価格 | 3519円 |
楽天価格 | 4793円 |
1㎏当たりの値段 | 1760円 |
不安な原材料 | ビートパルプ、たんぱく加水分解物 |
原材料
生サーモン、乾燥チキン、エンドウタンパク、鶏脂*、乾燥ポテト、ポテトスターチ、エンドウマメ、アルファルファミール、ポテトタンパク、ビートパルプ、タンパク加水分解物、大豆油*、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、緑茶抽出物、スペアミント抽出物 *ミックストコフェロールで保存
原材料を見てみると、主原料が生サーモンです。
第2主原料も「乾燥チキン」のため、安心でしょう。
と思うかもしれません。
乾燥チキンは、鶏肉(チキン)を粉末状にしたものです。
値段が安いキャットフードには穀物が含まれていることが多い。
ただ、「ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルトサーモン」は「魚」が中心に使われています。
ということであれば原材料を見て、
お肉
お魚
を選ぶことが望ましいと言われています。
自然素材を活かした総合栄養食のナチュラルチョイスはピッタリ。
でも、表を見て気になるものがありませんでしたか。
そう、聞きなじみがないと心配になりますよね。
下に解説をのせてみましたので、参考にしてみてください。
メモ
ビートパルプ
→砂糖の主原料である砂糖大根(テンサイ)から砂糖を搾り取った後に残る搾りかすのこと。
たんぱく加水分解物
→たんぱく質を酵素や塩酸、熱い水によってアミノ酸やペプチドに分解したもの。
ビートパルプの役割は、
腸内をきれいにする
便通を良くする
満腹感を得られる
というもの。
絶対的に悪いものとは言えないものの、デメリットもあります。
メモ
糖分が残っている可能性がある
硫酸系の薬剤が残っている可能性がある
やはり少しでもこういった可能性があるとなると避けたくなってしまいますよね。
こういったメリットとデメリットを理解して選ぶようにしましょう。
では最後に、愛用者の口コミを見てみましょう。
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安全な猫の餌おすすめランキング!これを買えば間違いなし!
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安いキャットフードを探すあなたは必見!おすすめの商品をご紹介!:まとめ
今回は安いながらも安全性が高いキャットフードを紹介しました。
値段が安いキャットフードは、「穀物」や「人工添加物」などが含まれやすくなっています。
中には、「小麦」「とうもろこし」などが主原料になっているものもあります。
猫ちゃんは穀物を絶対に食べてはいけない
というのは言い過ぎかもしれません。
ただ、本来の猫ちゃんは穀物を消化するのは苦手な体質です。
アレルギーがあったり、食いつきが悪い場合は他のご飯への変更も考えてみましょう。
安いキャットフードには今回紹介したように、メリットとデメリットがあります。
選ぶのであれば、安くて、品質がよい安全なフードを選びたいですね。
これからも愛する猫ちゃんのためにより良いフードを一緒に探していきましょう。