うんうん、気になる所ですね。
たしかに、ご飯の切り替え時期だし子猫を育てるのって慎重になりますよね~。
では、どんなものをどんな風にあげればいいのでしょうか。
この記事では生後2ヶ月の子猫の様子と離乳食について、癒される子猫の写真と共に解説していきます。
成長期で栄養がたくさん必要な子猫にとって、食事はめちゃくちゃ大事。
ぜひ参考にしてくださいね~。
目次
生後2ヶ月の子猫について
どうですかこの寝顔。
包まれて寝ちゃってる感じが可愛くてしかたがないです。
目に入れたって、きっと口にも耳にも入れたって痛くありませんね。
生後2ケ月といえばやんちゃで好奇心旺盛。
色々なことを覚えて練習していく時期でもあります。
この時期の成長の特徴や、やっておきたい事を下記にまとめました。
生後2ヶ月.成長の特徴
- 乳歯が生えそろう時期
- トイレトレーニングをする。
- ワクチン接種をする。
- しつけもスタート。
1.乳歯が生えそろう時期
個体差があるにしてもほとんどの子猫に乳歯が生えそろっています。
いよいよ離乳食を始める頃です。
2.トイレトレーニング
この時期からトイレトレーニングがはじめられます。
小さな子猫の体に合わせたサイズの”子猫用トイレ”というものが市販されています。
最初から成猫用のおトイレではなくて、なるべく子猫用トイレを用意することをおすすめします。
子猫が何か探しているようなしぐさをしたり、床をクンクンしていたらトイレのサイン。
用意したトイレに以前ふき取ったティッシュなどを置いておくとスムーズにできる確率が高い。
もしも失敗して別のところに粗相してしまっても叱らない。
ポイント
叱ると隠れてするようになることもあるので、粗相の場所はしっかりと匂いを消して”叱らずにトイレの場所を覚えさせる”ように務めましょう。
3.ワクチン接種
生まれてから24時間以内に子猫が母乳を飲めていれば母乳から抗体をGETできています。
ですが、生後頃に2ヶ月はせっかくのその抗体も薄れてきてしまうんです。
動物病院でお願いすればワクチン接種できるので忘れずに摂取させましょう。
4.しつけもスタート
この時期にやっておきたいしつけがトイレトレーニングにプラスして”甘噛みのしつけ”です。
めちゃくちゃ甘噛みしませんか?あとは舐めたり。
私も可愛くていいよ~なんて喜んでさせていた時もあったんですが、子猫のうちでもちょっと力が入るとなかなか痛いです。
それにハンドクリームとか塗っていると心配ですよね。
甘えられている感じが可愛かった甘噛みも、大きくなればこっちからするとただ痛いだけ。
というより、穴が開いたかと思います。
マジで甘噛みでは済みません。
親猫や兄弟猫を遊んで覚えていくものですが、お家で1匹で育てている場合は生後2ヶ月のこのくらいの時期から教えられます。
小さいうちにいけない事だと覚えさせておきましょう。
名前を言いながら叱ると”名前を呼ばれる=叱られる”と覚えちゃうことがあります。
ポイント
甘噛みしてきたら名前を言わずに大きめの声で「こら!」「ダメ!」などの短い言葉ではっきりと言う。
名前を言わないのが大切です。
生後2ヶ月の子猫の食事
こんな可愛い写真撮りたいですね~。
先に書いた通り、乳歯が生えそろっている時期ですのでそろそろ子猫用のキャットフードをあげはじめます。
生後2ヶ月の子猫の胃はまだ小さいのですが、なんと成猫の3倍近くのエネルギーを必要とすると言われているんです。
たくさんの栄養が必要そうですね。
離乳食を始める
いきなりドライフードをあげるよりも、まずは離乳食として子猫用のウエットフードかドライフードをお湯でふやかしたものがベストです。
メモ
子猫に与えるキャットフード
- 子猫用、総合栄養食のウエットフード
- 子猫用、総合栄養食のドライフードをふやかしたもの
主食は必ず”総合栄養食”と表記されているものにしてくださいね~。
一度にたくさんの量を食べられないので1日に3~6回くらい、3~6時間おきにわけて食べさせましょう。
生後4ヶ月くらいまで食事の回数は同じくらいのペースであげていきます。
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離乳食をあげる手順
1.まずは小さじ1杯ほどの量からスタート
食べさせなきゃ!食べてくれ~!と躍起にならずに慣れることと味を覚えるのが目的としましょう。
最初から完全にミルクもやめるのではなく、ミルクと合わせてゆっくりと移行していくつもりで大丈夫。
2.浅めのお皿から自分で食べられるように
だんだんと味にも慣れて飼い主さんの手から食べさせていると、お皿から自分で食べられるようになってきます。
そうなれば食べられる量も増えていき、ミルクから離れていけるでしょう。
”離乳食の量を少しずつ増やして、徐々にミルクを減らしていく”という進め方でOK
なかなか食べてくれない時は
今までミルクだけだったので、初めて見る食べ物に警戒してなかなか食べてくれないことがあります。
そりゃそうですよね~。
うちの子(人間)も離乳食には苦労したんですよ。
たしかに考えてみると自分が子猫だとして、ずっとミルクだけだったのにいきなり固形物がきたら「え、なにこれ。」ってなるの、すごく分かる気がしませんか?
口に入れるのも飲み込むのも嫌かも~。
メモ
なかなか食べてくれない時の解決策
- 手のひらからごく少量をあげてみる
- 今まで飲んでいたミルクをかける、粉ミルクを混ぜる
- 最初は匂いをかがせるだけでもいい
だめな場合もありますが、これで安心して食べてくれるようになる子もいます。
あまり食べなくても、少量食べた後にミルクをあげてお腹いっぱいにさせてください。
満腹感をあげるのも大事なんだそう。
あとは慣れなので、気長に待ってあげてくださいね。
初めてのお水
固形物を初めて食べるのに時間がかかるのと同じでお水もすぐに飲めない子がいます。
まだ離乳食のうちはウエットフードやドライフードをふやかしたもので水分は摂取できていますし、合わせてミルクもあれば水分不足もそこまで心配しなくて大丈夫です。
ですが、離乳食を始める時に新鮮なお水も必ず用意しておきましょう。
なかなか飲まない時はお皿を変えたり、置く場所を変えたりしてみてください。
お水も離乳食もゆっくりでその子のペースで大丈夫です。
生後2ヶ月の子猫の食事!大事な成長期に始める離乳食について:まとめ
いかがでしたか?生後2ヶ月のまだ小さい時期に色々始めるのは飼い主さんも不安だし慎重になりますよね。
その気持ちとってもよく分かります。
めちゃくちゃ可愛いですもん。
でも、気を遣い過ぎて飼い主さんが疲れないように気を付けながら進めていってくださいね。
全ての猫ちゃんが元気にスクスク育ちますように。