猫が首輪を嫌がるから私はつけない派!でも、本当にそれでいいの?

うちの子、首輪をさせようとするととても嫌がるの。安全面から付けさせたいんだけど、どうしたらいいのかしら?

愛猫に可愛い首輪を買ってきて、いざ付けようと思ったら愛猫の思わぬ抵抗にあってしまった...。

こんな飼い主さんは多いのではないでしょうか。

愛猫の安全を考えると、首輪を付けて欲しい飼い主さんの気持ちも奮闘ぶりもよくわかります。

ですが、こんな意見も聞かれますよね。

だけど猫に首輪って本当に必要なの?首輪をするなんて自由を好む猫がかわいそう
うちは完全な室内飼いだから、付ける必要はないわ。だから付けないの。

果たして猫が首輪を嫌がっているのに無理に付ける必要があるのでしょうか?

答えは「必須」ではないけれど、「しなくてもよい」とは言えないものです。

「なんだ、そりゃ?」と思ったあなた!

この記事を最後まで読み終えたらきっとスッキリしているはずです。

猫に首輪ってイメージは当たり前すぎて(あの国民的アニメの白い猫も大きな鈴の付いた赤い首輪をしていますし、大人気アニメの猫型ロボットも鈴の付いた赤い首輪ですもんね。)

考えたこともなかったけれど、自由奔放な猫に首輪を付けるっていつごろから、何のために始めたのだろうか?

もしかしたら、昔の人の知恵ってヤツが「猫が首輪を嫌がるんだけど、どうしたらいい?」のヒントになるかもしれませんね。



猫と首輪の歴史

猫が日本にやってきたのは、古墳時代後期にあたる6世紀半ば頃と言われています。

当時、猫は輸入品としてではなく、長い航海に必要な穀物や仏教経典をネズミから守るために、仏教文化と共に中国から船で持ち込まれたとされています。

ですが、「猫」と言う名称自体が登場する資料については、平安時代まで存在しないのだそうです。

ではなぜ、平安時代に「猫」という名称が文献に現れたのか?

それは平安時代に巻き起こった「空前の猫ブーム」がその背景にあるらしいのです。

また、日本に現存する最も古い猫の絵は『信貴山縁起絵巻』に書かれた猫の絵だといわれており、こちらもまた平安時代に描かれた物とされています。

こちらの絵が日本に現存する最も古い猫の絵です。

猫の首元をよく見ると赤いものが見えますよね。

首輪でしょうか?

日本最古の猫絵画史料、「信貴山縁起絵巻展」は5月22日(日)まで – 猫ジャーナル

この絵の猫の赤いものが首輪だろうと推測できる、平安時代の有名な書物「源氏物語」にある、猫についての一節をご紹介します。

源氏物語

紫式部が書いたとされる「源氏物語・若菜上」の中の猫について書かれた一節です。

六條院で蹴鞠の試合が行われた際に、太政大臣の子息である柏木が偶然逃げ出した愛猫のおかげで、思いを寄せていた女三宮の姿を見つけることが出来た場面があります。

この中に「いと小さくてをかしげな」一匹とそれよりもやや大きい一匹の二匹の猫が登場します。

そして、猫が逃げ出さないように現在でいう首輪と紐の代わりに、綱のようなものを付けていたという、当時の猫の飼い方の様子についても書かれています。

また、現代とは様子が異なるおもしろい史実もあります。

江戸時代初期までの絵巻物や屛風絵を見ると、犬は番犬として放し飼いにされていて、猫は屋内で紐に繋がれて飼育されていた様子が描かれています。当時、猫の数は少なく貴重でした。大切にされていたことがわかりますね。

そして時は流れ、江戸時代になると二度目の「猫ブーム」が到来します。

江戸時代になると食物が溢れ、環境的に野良猫が増えやすく猫にとって暮らしやすい環境が整ったためです。

さらに、食べ物が増えるということは、それを狙うネズミも増えたため、ネズミを駆除する猫を各家庭で飼うことが当たり前になっていきました。

また、猫は人気のある高価なペットとして愛好されていて、他人に盗まれる事を危惧した飼い主によって依然として首輪や紐でつながれていました。

さらに「歌川国芳」などの人気の絵師たちが猫を描くことで、更に猫ブームが加熱していったと言われています。

歌川国芳は江戸時代末期の浮世絵師です。

猫にまつわる浮世絵を数多く残した浮世絵師で、愛猫家としても知られており、そんな国吉が描く猫をモチーフにした作品は大変縁起がいいとされ、飛ぶように売れたと言われています。

また、風景版画で国際的に有名な「歌川広重」とは同年の生まれで同時代に活動しました。

下記の絵は、そんな江戸時代に描かれた猫がネズミを捕る様子を描いたものです。

猫の首元を見ると、鈴の付いた赤い首輪をしていますね。

以上、見てきたように猫は、人々の生活に寄り添う存在として長年愛されてきました。

平安の時より、猫が逃げ出したり盗まれたりしないように大切に家の中でつながれていた猫たち。

そして今、江戸時代からの時を経て再び訪れた猫ブームで沸き起こる「猫が首輪を嫌がる」問題。

猫と首輪の歴史を紐解いたところで、猫ファーストで皆さんでこの問題を考えてみませんか?

 

猫に首輪を付ける派?付けない派?

ではここで現代にお話を戻しまして、猫に首輪を付ける派と付けない派のそれぞれの意見を聞いてみたいと思います。

付ける派の方も付けない派の方も、それぞれ愛猫のことを1番に大切に考えてのご意見です。

では、伺っていきましょう。

まずは「猫に首輪を付ける派」のご意見です。

猫に首輪を付ける派!(^^)!

猫DAISUKIさん

室内で多頭飼いをしています。

猫たちがお互い鈴の音でほかの猫の動向を把握できるよう、音色の違う鈴の付いた首輪を使用しています。

なるほど~!こんな使い方があったとは‼目から鱗の使い方ですね。

飼い主さんにとってもそれぞれの音色が違うことで、色々なメリットがありそうですね。

私は猫さん

万一、脱走した際に知らない人は飼い猫だと判断してもらいやすい。

これは確かに!です。

首輪をしていることで飼い猫だとわかり、見付かりやすくなりそうですよね。

ロールケーキさん

うちは首輪も鈴も付けています。

脱走した際の迷子札代わりに付けています。

一度、脱走しましたが首輪に付けていた電話番号のおかげで、保護してくれた人から連絡きました。

鈴は、うちの子はいつもどこにいるのかわからないから目安にするためです。

首輪を付けていて良かったぁ!と安心する出来事ですね。

首輪に連絡先を記しておけば、愛猫に再会できるまでの時間も短縮されて早く安心できますね。

つぎは、付けない派の方のご意見を伺いましょう。

猫に首輪を付けない派(~_~メ)

やっぱり猫が好きさん

付けない派です。

最初は付けていましたが、首輪を付けていないほうがしっくりくるので外しました。

鈴付きは猫もうっとうしいだろうし、首輪を付けていた時も鈴を付ける選択肢はありませんでした。

首輪を付けていないほうが、やっぱり猫が好きさんの愛猫は可愛さが引き立つのでしょうねぇ。

愛猫のことをしっかりと理解している飼い主さんならではの意見だと思います。

なみさん

脱走に備え首輪を付けましたが、外されたり緩んで顎に引っかかるため危険と判断して外しました。

その代わり、マイクロチップを入れました。

なみさんの愛猫は、本当に首輪が嫌だったんですね。

なんとか自分で外そうとしたり、うまく外せなくて「さるぐつわ」のようになってしまったりと本当に首輪が嫌な猫ちゃんにとっては首輪は危険なものになってしまうのかもしれません。

メイさん

キッチリと付けると苦しそうに見えるし、緩いと抜けるし...。

外に出歩いたりもしないなら、いらないだろう(家猫でした)とのことで数日で付けるのをやめました。

なんとなく可哀想にも思えるので。

完全な家猫だと首輪を付けるかどうか、本当に悩みますよね。

首輪が可哀そうに見えるというご意見も気持ち的にすごくよくわかります。

以上6人の方の意見を頂きました。

皆さんそれぞれ愛猫のことを考えての結論だと思いますが、皆さんはそれぞれの方の意見を聞いてどう思われましたか?

ちなみに...。なんですが。

わが家は付けない派!

わが家の愛猫は実は首輪はしていません。

交通事故により、下半身不随となり足が不自由になった事と老猫のため1日のほとんど寝て過ごしているからです。

 

猫が首輪を嫌がっても首輪は必要?

結論から言うと必ずしも「必要」ではありません。

愛猫が首輪を嫌がるのであれば、無理に付けなくてもいいのです。

残念なことに、猫は体に何か身に着けることを嫌う動物です。

しかし、猫が首輪を付けることは、たくさんのメリットがあります。

ですから、首輪を付けることのメリットとデメリットを知って、自分の愛猫の特性をよく知っている飼い主であるあなたが「ケースバイケース」で考えてあげて欲しいのです。

この項では、猫に首輪を付ける派の主張と付けない派の主張それぞれについて、一緒に考えていきましょう。

それぞれの主張を聞いたら、今度はあなたの愛猫にどうするか聞いてあげてください。

付ける派の主張

首輪を付けたら可愛い

愛猫に似合う可愛い首輪をつけてあげたい♡

分かります。可愛い愛猫をさらに可愛くしてくれる首輪を付けてあげたらもっと可愛い!

ですが、これって猫本人はどう思っているでしょうか。

猫は体に何かを身に着けることを嫌う動物です。

ですから、「おしゃれ」とか「可愛い」というだけの理由でレースが付いたヒラヒラしているものや、過度なアクセサリーが付いた首輪は猫にとってストレスでしかありません。

猫は、出来れば何も付けたくはないのですから、付けてあげる首輪は猫にとって優しいものにしてあげたいですよね。

鈴がついていたら猫の居場所がわかるから、鈴付きの首輪を付けている

あまり鳴かない大人しい猫ちゃんを探す時や、足元にじゃれついてくる猫ちゃんを踏まないようにする時には、鈴がついていると便利です。

それに、「猫と首輪に鈴」ってこれでワンセットなイメージですよね。

ですが、猫は人間の4~5倍もの聴覚があると言われています。

ですから、鈴の「チリンチリン♪」という音は猫にとっては騒音以外の何物でもありません。

動き回るたびにその音が耳に入ってストレスになってしまいます。

鈴はあくまでも「猫のため」ではなく、「人間の便宜上、都合がいい」ものです。

猫ちゃんにストレスを与えない、優しい首輪を付けてあげてください。

セーフティバックルの首輪だから安全面はOK!

セーフティバックルの首輪は、万が一猫が何かに引っかかった時にある程度の負荷がかかると外れる仕組みになっている首輪です。

狭い所や木の上などを好む猫の特徴を考えて作られた首輪です。

ですが、良く考えてみてください。

セーフティバックルの首輪だから100%安心か?というと必ずしもそうではありません。

最新の技術を詰め込んだ車が100%安全か?と問われたら答えは「NO」ですよね。

それと一緒でセーフティバックルの首輪は「猫の体重程度の負荷で外れる機能」が付いていますが、逆を言えば「猫の体重程度の負荷がかからないと外れない」と言うことでもあるのです。

もしも、首輪が猿ぐつわ状態になってしまって猫が懸命に外そうとしても、それくらいの力では外れないのです。

ですから、この首輪を付けていれば安心と言う事は一概には言えないのです。

付けない派の主張

マイクロチップが入っているから首輪は必要なし!

「ICチップが入っているから、万一、脱走しても大丈夫!」

そのような考えから、首輪の代わりにICチップを入れる飼い主さんも増えているようです。

世の中はハイテクになっていますねぇ。

ですが、ICチップは動物病院や保健所などICチップを読み取るスキャナーがなければ情報を引き出すことが出来ません。

それにICチップは見た目にはわからないので、脱走した飼い猫を見つけた人が猫が怪我でもしていない限り、必ずしも動物病院に連れて行ってくれるとは限りません。

ですから、ICチップに気付いて読み取ってもらえる事はなかなか無いことになります。

「ICチップが入っているから大丈夫!」と本当に言えますか?

首輪は猫が嫌がるし、完全な家猫だから付けない

確かに首輪を嫌がる猫は多いです。

なぜなら、猫は体に何かを付けることをとても嫌うからです。

きっとあの軽やかな身のこなしの邪魔になるからでしょうね。

「家猫だし、嫌がる猫に無理やり首輪を付けるのは可哀そう」と思う気持ちはとても良く分かります。

ですが、完全な家猫だから絶対に脱走しないと言い切れますか?

もしかしたら、何かに驚いた拍子に、開いていた窓やドアから飛び出してしまうかもしれません。

災害の多い昨今です。

いつ何時、災害に遭うかわかりません。

もしも、万が一逃げ出してしまった時や災害時にはぐれた時に首輪を付けていれば「飼い猫ですよ」という目印になります。

首輪に連絡先などが記してあれば、保護した人は飼い主さんに連絡を取ることが出来ます。

また、捜索時に「こんな首輪をしています」など情報量が増えて個体の識別がしやすくなり、より早く保護してもらえる可能性が広がります。

首輪は首輪ハゲが出来るし、顎に引っかかったりして危険だから付けない

猫に首輪をしていると確かに首輪ハゲが出来る事が多いですよね。

首輪ハゲとは

首輪ハゲとは、首輪を付けている部分の毛がこすれて抜けてしまう事を言います。

被毛が擦れてしまうことからハゲてしまい、中には皮膚病になってしまうケースもあります。

ですが、この首輪ハゲの問題は後ほど詳しく説明しますが、猫ちゃんの被毛に優しい素材で出来たものを選ぶことや、正しいサイズの首輪を付けることなどで解決することが出来ます。

首輪が顎に引っかかってしまう問題も同様で、猫ちゃんの被毛に優しい素材で出来たものを選ぶことや、正しいサイズの首輪を付けることで防ぐことが出来る事故です。

 

猫にとって首輪とは

ちょっとちょっと!それじゃあ結局どっちなのよ?

それではここからは「猫にとって首輪とは」何なのか考えてみましょう。

結論から言います。

結論!猫にとって首輪とは

猫にとって首輪とは「お守り」です。

遠く平安時代や江戸時代では、盗まれたり逃げ出したりしないようにする「お守り」

現代では迷い猫になったり、災害時に万が一はぐれたりした時に飼い猫だとわかるための「お守り」。

それと野良猫の虐待事件や事故に遭わないための「お守り」なのです。

それと、猫にとって首輪はお守りと言いましたが、首輪だけでは安全は担保出来ません。

適正な着用とメンテナンス、脱走時の迅速な保護があって初めて首輪は首輪としてのお守り力を発揮するのです。

わが家の愛猫のお守りは...。

「猫に首輪を付ける派?付けない派?」の項でも少しお話をしたのですが、わが家の愛猫は首輪を付けていません。

理由は下半身不随な事と、老猫なので1日の大半を寝て過ごしているからです。

ですが、うちの子は首輪以外の「お守り」を付けています。

絶対に飼い猫だって分かります。

それは「パンツをはいている」んです。

下半身不随なので排泄は朝晩の2回、人間の手で行います。

おもらしは滅多にないのですが、お尻を引きずって移動するので肛門からのばい菌の侵入を防ぐ意味ではいています。

なのでうちの子の「お守り」は首輪ではなく、「パンツ」なのです。

適正な着用

適正な着用とは、適正なサイズの「ゆるすぎず、きつすぎず」の首輪を付けることです。

猫にストレスを与えずに首輪を付けるには、サイズ選びが大切です。

首のサイズの測り方

メジャーや紐で首周りのサイズを測る

短毛の子⇒ヌードサイズ+2~4cm

長毛の子⇒ヌードサイズ+5cm

ヌードサイズとは

ゆとりなくピッタリ測った身体の寸法のこと。

首輪のヌードサイズを測るときは、愛猫が落ち着いている時に、猫ちゃんの首の一番細い部分のサイズをメジャーか紐で図ります。

首周りにピッタリとフィットさせて測ってください。

首のサイズが測れたら、次は首輪選びです。

上記の方法で測った首のヌードサイズはピッタリサイズなので、首輪を選ぶときは測定した寸法に対してゆとりを持たせます。

  • 子猫や短毛の子⇒ヌードサイズ+2~4cm(人間の指が1~2本入るくらい)
  • 長毛の子⇒ヌードサイズ+5cm(人間の指が2~3本入るくらい)

が目安です。

メンテナンス

首輪は常に付けているものです。

ですから、フケや皮脂、ほこりなどの汚れが付着しています。

また、雑菌が繫殖して皮膚トラブルになってしまうこともあります。

そのため、猫首輪は定期的に外して水洗いして清潔を保つようにしましょう。

出来れば、半年に一度は新しい首輪に交換してあげてください。

こういったメンテナンスをしてあげることで、首輪ハゲや皮膚トラブルを防いであげることが出来ます。

 

首輪を嫌がる猫に「お守り」をつけてもらおう

万が一の時の猫ちゃんの身を守る、お守りである首輪。

ですが、首輪を嫌がる猫ちゃんは多いですよね。

猫が首輪を嫌がる理由は、猫の本能と関係があります。

猫はもともと野生で狩りをしていました。

しなやかで力強い身体に、研ぎ澄まされた感覚が備わっています。

ですから、その感覚を邪魔する身体に付着する異物に対しては、過剰に反応してしまうのです。

うちの子、首輪を嫌がるんだけど、でももしもの時の為に首輪を付けてほしいの

もしもの時を考えると不安になってしまう飼い主さんの気持ち、良く分かります!

それならば!どうしても首輪を嫌がる猫ちゃんに、首輪を付けてもらうためのステップをご紹介します。

焦らずにゆっくりと...。

愛猫の様子を見ながら根気よく進めていきましょう。

step
1
猫専用の猫首輪を選ぶ

猫首輪に慣れてもらうために、なるべく負担の少ない猫首輪を選びましょう。

軽くて柔らかく、猫の皮膚や被毛にやさしい「猫専用」の首輪を選んでください。

ちなみに犬用の首輪は、犬を散歩をさせたりする目的もあるので頑丈に作られています。

ですので、猫ちゃんにとっては重くて固いので不向きです。

猫ちゃんが首輪に慣れるまで、2~3日かかる子がほとんどです。

中には2~3週間くらいかかる子もいます。

焦らずじっくりと首輪に慣れてもらいましょう。

step
2
少しずつ慣れてもらう

初めて首輪を付ける時は様子を見ながら少しずつ...。がコツです。

まずは30分だけ首輪を付けてみましょう。

嫌がらないようならそのまま様子を見てみます。

もし、嫌がるようであればすぐに外してください。

時間をおいてまた付けて、また外す...。この繰り返しを行い、少しずつ付けている時間を延ばしてみましょう。

step
3
首輪以外のものに興味を向ける

首輪を付けている時にご褒美のおやつをあげたり、猫じゃらしなどのおもちゃで遊んであげてください。

美味しいこと」「楽しいこと」に気を取られて首輪が気にならなくなってきたらもう少しです。

猫首輪を嫌がらないポイント

猫首輪のサイズに注意

猫首輪は人間の指が2~3本入るくらいのサイズが適切です。

きつすぎると蒸れてしまい、猫が首輪を嫌がる原因になります。

皮膚や被毛にも良くありません。

また、逆にゆるいと何かに引っかかって危険ですし、猿ぐつわのように顎に引っかかってしまって首輪がトラウマになってしまう可能性があります。

猫首輪は子猫のうちに

子猫の場合、1日で首輪に慣れてしまうほど順応性が高いです。

生後3か月になったら、猫首輪デビューをしましょう。

きっとすぐに慣れてくれますよ。

猫の首輪で負担が少ないものとは?「優しさ」で選んであげてください

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お守り猫首輪のいろいろ

さあ。

ステップ通りに順調に猫首輪デビューは出来ましたか?

次はあなたの愛猫にとてもよく似合う、猫首輪を選んであげましょう。

いくつかオススメの猫首輪を紹介するので参考にしてください。

https://item.rakuten.co.jp/with-dog/552504

https://item.rakuten.co.jp/canribo/10001064

https://item.rakuten.co.jp/with-dog/552559

ついにここまで来たか!次世代のハイテクお守り

この首輪はすごいです!

愛猫に首輪として付けるだけで、愛猫の健康管理や行動の見守りをしてくれます。

スマホと連動しているので24時間365日、離れていても愛猫の「今」が分かります。

また、成長過程も記録として残っていくのでアルバム感覚で振り返られたりします。

最新の技術で愛猫を見守ってくれる「ハイテクお守り」は、飼い主さんの思いを愛猫に伝えてくれますね。

自分の不調を隠す動物の猫には、人間の目に見える形で愛猫の健康状態を見える化してくれるのはホントに有り難い!

うちの子のような老猫には、ぜひとも付けてあげたい「お守り」です。

 

猫が首輪を嫌がるから私は付けない派!でも、本当にそれでいいの?:まとめ

猫ちゃんが首輪を嫌がって困っている飼い主さんは案外多いです。

それは猫ちゃんの本能によるものなので、仕方ないなと思う部分はあります。

でもだからといって、現代を生きる今の猫ちゃんには「首輪のお守り」が必要な場面はいくつもあるのです。

それだったらせめて、猫ちゃんファーストのストレスの少ない首輪を付けてあげて猫ちゃんも飼い主さんも安心して暮らせたらそれが一番いいと思うのです。

平安時代に猫は、高貴な人達しか飼うことが出来ませんでした。

そしてとても大切にされていました。

その大切の証が「首輪」だったのです。

現代の首輪は昔の首輪よりとても進化しています。

首輪を嫌がる猫ちゃんを見ると可哀そうに思えてしまうかもしれません。

ですが、「大切に思っているよ」と伝えながら、じっくり焦らず猫ちゃんのペースで猫首輪にチャレンジしてあげてください。

 

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