猫餌のやってはいけないまとめ買い。さらにお得な買い方4選

キャットドライフードはまとめ買いの方がお得なのかな。封を開けたら何ヶ月ぐらい保存しておけるのかしら。
うちは一匹飼いだから食べる量は少ないけど、大袋にした方がお得かも

たしかに、3袋以上送料無料だとか、1袋の量が多いほどグラムあたりの価格が安い、2袋で2割引きなど、まとめ買いはお得ですから、できたらそうしたいと考える人は多いと思います。

おうちの猫さんが多頭飼いなら1ヵ月で食べきれるので、多くのお宅がまとめ買いをされているでしょう。

どんなものでも、保存がきくならお得な方がうれしいですよね。

私はちょっとした買い物でも「1円でも安いものを」とスーパーをハシゴすることがよくあります。

猫のフードも、できたらいいものをお得に買えるとうれしいですが、家の猫さんは1匹なので、保存を考えるとなかなかまとめ買いってできないんですよね。

そこで、まとめ買いする場合の気になる安全な保存期間、保存方法、一度の買い物の適量、まとめ買い以外のお得な購入方法についてご紹介します。

これからまとめ買いをしようとお考えなら、ぜひご参考にしてみてください。

 

まとめ買いはお得なのか

通販サイトでのまとめ買いと単品買いの価格の違いをまとめました。

通販サイトR

  • 商品名 カナガンキャットフード チキン(1.5kg)

1袋=8,480円

2袋=16,200円 1袋当たり380円お得

  • 商品名 モグニャンキャットフード(1.5kg)

1袋=8,480円

2袋=16,200円 1袋当たり380円お得

  • 商品名 ロイヤルカナン猫FHNキトン

2kg=3,600円

400g=843円+770円=1,543円 100ℊあたり約206円お得

  • 商品名 サイエンスダイエットシニアまぐろ

1.8kg=2,016円

800g=920円+770円=1,690円 100ℊあたり99円お得

通販サイトY

  • 商品名 カナガンキャットフード チキン(1.5kg)

1袋=8,300円

2袋=16,000円  1袋当たり300円お得

  • 商品名 モグニャンキャットフード(1.5kg)

1袋=8,300円

2袋=16,000円  1袋当たり300円お得

  • 商品名 ロイヤルカナンインドア室内で生活する成猫用

10kg=12,258円

4kg×2=10,290円 1kgあたり約61円お得

  • 商品名 銀のスプーン贅沢うまみ仕立て食事の吐き戻し軽減フード1.3kg

1袋=990円

6袋=5,910円 1袋あたり5円お得

通販サイトP

  • 商品名 シュプレモ成猫用チキン&サーモン

2kg=5,876円

400g=1,438円 100ℊあたり65.7円お得

  • 商品名 ニュートライプサーモン&チキン&グリーントライプ

6kg=15,290円

1.8kg=5,500円+330円 100ℊあたり約69円お得

  • 商品名 サイエンスダイエットプロ体重管理機能1-6歳

3㎏=5,350円

1.5kg=3,483円 100ℊあたり約54円お得

  • 商品名 C&Rプレミアムキャット

1.8kg=4,191円

0.9kg=2,409円 100ℊあたり約35円お得

ペット商品で有名な通販サイト3つについて調べたところ、まとめ買いや大袋の商品はやはりお得でした。

ドラッグストアやホームセンターでは特売日があるし、さらにお得な買い方ができるのではないかと思います。

こちらの記事もおすすめです。

安いキャットフードはホームセンターがおすすめ!その理由とは?

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しかしながらおうちの猫さんが1匹の場合、たくさんのフードを一度に買うことはほんとうにお得なのでしょうか。

まとめ買いについてのネット上のご意見

出典引用:yahoo知恵袋

回答

  1. 消費期限次第では、手間がなく便利
  2. 通販なら箱買いができるので猫3匹に対して10kgの餌を買っている。開けたら小袋で管理している。
  3. 賞味期限が気になるので、月一回買いに行くようにしているが、特売日にまとめ買いをすることもある。
  4. 買いだめは危険
  5. 小食な猫なので、まとめて買っても、消費期限切れでゴミ箱行きになることもある。
  6. 普段食べる1ヵ月分と備蓄用に1ヵ月分を買っている。
  7. 3匹いると、店で買って持って帰るのがたいへんなのでネットでまとめて買っている。

まとめ買いに対して、いろんな意見がありますね。

それぞれ、工夫しながらまとめ買いをされているのがわかりました。

3匹以上を飼っているお宅では、普段からまとめ買いをしているご家庭もあるようです。

まとめ買いをしているご家庭では、実際にどのようにフードを保管されているのか。

保存方法をご紹介します。

 

キャットドライフードの安全な保存方法

キャットフードは、猫さんの口に直接入り、健康に影響を与えるものなので、安心して与えられるようにしておきたいですね。

封をあける前の保存方法。

封をあけたフードに虫が入ってしまう、カビが生えてしまう、そんなトラブルを減らすための保存方法をご紹介します。

まとめ買いをしたいとお考えなら、ぜひ参考にしてください。

封を開ける前

消費期限をチェック

まとめ買いをしたとき、もっとも気になるのが安全に食べられる期間です。

あなたのおうちのフードは、封を開けない状態であと何ヵ月保管できますか

✔ 保管場所の確保

  • 直接日光が当たらない。

ドライフードには多くの油分が含まれています。

太陽の光によって酸化しやすいため、フードの保存は直射日光の当たらない場所を選びましょう。

  • 温度の変化が少ない。

ドライフードを冷蔵庫で保存すると、袋の中に水分が貯まりフードをフニャフニャにしてしまいます。

また水分が含まれやすくなるのでカビが発生しやすくなります。

「冷蔵庫の中だから安全」はまちがった考え方なので要注意です。

  • 湿度が高くない。

シンク下や洗面所など、湿度の高いところにフードを保管していませんか。

「まだ封をあけていないから大丈夫。」と思っていても、湿度の高い場所では酸化が進んでしまいます。

  • 猫さんの手の届かないところ。

猫さんはかんたんな扉なら、するっと開けてしまいます。

爪がするどいのでまだ開けていないフードも開けてしまいます。

猫さんがさわれない場所に保管しましょう。

封を開けた後

封を開けたドライフードは酸化しやすく、袋の中に虫が入り込みやすくなります。

保存方法には特に注意が必要です。

✔ 酸化

封をあけたらフードの油分が空気に触れます。これが酸化の原因になります。

りんごの切った表面が黄色くなるのを見たことがあるでしょう。

あれは酸化による現象です。

表面が固くなり、食べると食感が変わっていておいしくないですよね。

キャットフードも酸化することによって味が悪くなる栄養価や品質がおちるなど、フードそのものが劣化します。

ひどい時には食中毒を起こす場合もあります。

でも、見た目にはわかりにくいんですよね。意識して管理してあげたいです。

酸化を避ける保存方法

  • 小分けしたフードを選ぶ
  • 酸化防止剤が含まれたフードを選ぶ
  • 一食分ずつ小袋に入れて、しっかり空気を抜く
  • 小分けする際に脱酸素剤を一緒に入れる
  • 密封容器に入れる
ドライフードの保存容器は真空にするべき!その理由とおすすめ容器

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 ✔ しける

封を開けてしまうと、酸素とともに水分に触れます。

おせんべいがいつのまにか、フニャフニャと柔らかくなるように、猫さんのドライフードもカリカリ感が損なわれてしまいます。

においや食感に敏感な猫さんの場合、食べなくなる原因になってしまいます。

湿気を防ぐ保存方法

  • シンク下などの水回りに保管しない
  • 床下収納、食器棚などの冷暗所に保管する
  • 真空で保存する

また、しけたフードが腐りやすいことも見逃されやすいポイントです。

そのフード、大丈夫ですか。

腐ってしまったフードについてはこちらの記事で説明しているので、ぜひ併せて読んでくださいね。

キャットフードって腐るの?腐ったフードを食べたらどうなるの?

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✔ かびが生える

特にやめてほしいのは冷蔵庫で保存することです。

冷蔵庫に入れていたフードを出したとき、急な温度の変化で袋の中に水分が貯まりカビが生える原因になってしまいます。

フードは空気が入らないように封をしっかりとめて温度差の少ない場所で保管しましょう。

もし「これはカビかも」と疑わしい時は、すぐにフードを捨ててください。

そしてカビが発生しやすい環境に注意しましょう。

カビが発生する原因には、「水分」「温度25度以上」「湿度70%以上」「酸素」「カビの栄養」があります。

具体的には

  • 水回り
  • 窓の近く
  • 暖房、冷房をよく使う部屋の家具の中

うっかり、そのような場所でフードを保管していませんか。

フードを小分けした際、乾燥剤を一緒に入れるとカビの予防になります。

また真空にすることで、湿気防止や酸化とともにカビの発生をおさえることができます。

メモ

封を開けたフードを保管できるのは、1~1.5ヵ月

空気に触れる時間が長いほど、フードの劣化が進んでいきます。

安心しておいしい状態で食べることができる期間が開封から1ヵ月~1.5ヵ月です。

おとなの猫さんが1回で食べる量が一日70gとして、1ヵ月30日分の必要量が2,100g

1ヵ月半なら3,150gなので、2kg~3.5kgのフードがあれば、充分足りるという計算になります。

 

まとめ買い以外にお得に購入できる4つの方法

キャットフードはまとめ買いすることで、同じ商品でも安く買えますよね。

しっかり確実に安全に保存できるのであれば、食べきるのに何ヵ月かかっても、その方がお得ですが、消費期限があり、封を開けてからの劣化があるので、多頭飼いでなければむしろ高くついてしまうかもしれません。

まとめ買い以外にもお得に購入する方法があるのにゃ

① セールを狙う

ドラッグストアやホームセンターのセールで安く買うことができます。

お買い物ついでに、購入できるし便利ですね。

② ネットショップで安いところを捜す

インターネットなら、なにかのついでに探すことができます。

どのショップならどのように安いのか、見つけておくといざというとき役立ちます

ネットショップでは企画として在庫処分もあります。

まめにショップを覗いてみる、メルマガなどを発行しているなら登録しておくなどしておくと、情報をいち早く手に入れられます。

③ 価格を比較したサイトを使ってみる

有名なところでは、価格ドットコム最安値ドットコムなど、商品の価格をショップごとに比較しているサイトがあります。

気になるフードを見つけたら、どこでいちばん安い値段で買えるのかをひと目で探すことができるので、活用してみてくださいね。

④ 公式HP

公式HPって安売りしてたっけ

公式HPならではのシステム、定期購入がお得になります。

定期購入とは

  • 1ヵ月など、一定の期間ごとに商品が届く。
  • 自宅に配送してくれる。
  • 割引きしてくれる。

など、メリットが多い購入方法のことです。

家に保管していなくても、決まったときに自宅に商品が届くので保管場所に悩むことがありません

相談窓口があるので、商品について不安なときや困ったことをどこで聞けばいいのかと、迷わなくていいんですね。

「あれ、まだ新しいのを買わなくてもよかったっけ。」

「もうそろそろ買いに行かなきゃ足りなくなる。」

「けっこう重たいから、持ち帰るのがたいへん。」

公式HPで購入することで、わずらわしいことから解放されます。

 

猫の餌はいっきにまとめ買いをしておいた方がお得なんですか?:まとめ

猫さんのフードは、まとめ買いをした方がお得。

ただ一匹飼いや二匹飼いのように、食べる量が少ない場合は、保管しておく環境を整えることが重要です。

まとめ買いをしなくてもお得に買える方法もあるので、今日の記事を参考に猫さんがいつでも安心して食べられて、健康が維持できるいちばんよい方法を見つけてください。

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