じゃあ、猫ちゃんの食事回数は何回なの?
言われて気づいたのですが、そう言えば知らない猫の食事の頻度。
意外と知っているようで、知らない猫ちゃんのご飯の回数について今回はリサーチしました。
たくさんの意見をネットや、SNSを駆使して調査したのですが、本当に色々な意見をいただきましたよ~。
猫ちゃんの健康に本当に良い食事をさせるために、何回かに分けて食事を食べさせる飼い主さんが多いみたいです。
アナタはいかがでしょうか?
事実、私もいつも小分けにして一日に4~5回はあげていました。
まぁオネダリされたら、オヤツをご飯の時間以外にもあげてますけど(笑)
我が家でも猫ちゃんが「お腹空いた」って感じで、おねだりにくるので、何度か食べさせるようにしています。
う~ん、でも甘やかしているこの私の行動は、果たして猫ちゃんにとって良いのでしょうか。
周りの知り合いに聞いてみたら
聞いたところ朝、昼、晩、プラスして間食というように分ける飼い主さん、もっと細かく1日のうちに4回や5回という方もいますね。
さてさて。
はたしてこのように回数を分けて、猫ちゃんにキャットフードを食べさせる必要はあるのか?
さらに言うと、猫ちゃんにとっての一番良い食事の回数というものが実際あるのでしょうか?
これはリサーチしないとね。
目次
適切な猫の食事回数は、猫に決めさせる!?
猫という生き物は1日に何度も食事をする動物です。
だから1日のうちに食事を何回も分けて与えてあげるべきか悩んではいませんか?
しっかりとした必要となる栄養を食べられていれば、そこまでの食事の頻度は必要なのでしょうか。
真実の意味で食事の回数を意識するのであれば、頻度は多くなります。
おおまかな話ですが、猫ちゃんには1日に10~20回を少しの量を食事として食べさせないといけない計算になるという意見もあるようですね。
なぜなら猫という種類は犬とは違い、一度の食事で沢山の量を食べないからです。
お腹が空いたらその時その時で、食べたい分だけ食べるんです。
ちょっとうらやましいような気がする、この行動は「ダラダラ食い」という名称で、猫ちゃんにとっては普通の行動。
少しお腹を満たしたらちょっと間を空けて、また少し食べて…といった行動をします。
猫の不思議
なぜこのような一見、面倒なことをするのでしょうか?
お答えします。
猫が野生で生きている時に、一日のうちに数回の狩りに行って、そこで食事をした名残ということになります。
猫は皆さんがご存知の通り、マイペースな子が多いです。
つまり。
猫ちゃんにとっては自分のタイミング、それが適した食事回数ということになるみたいですね。
動画で見る、猫の食事回数。
① 最初は「保護猫クウチャンネル」さんを引用。
色々と試行錯誤しているみたいですね。続きましては獣医さんのチャンネル。
② 猫好き獣医ITOさん
計算式などを動画の中で、プロの目線で熱く語っています。
それなら食事回数を分けるメリットはあるの?
猫ちゃんの目線で考える回数を分けるメリットとはなんでしょうか。
鮮度が大切
それはずばり、猫ちゃんから見て「1日に何度も新鮮なご飯が出されること」です。
何と言っても、新しくて鮮度が高いご飯を食べられるのは、とてもメリットになります。
長い時間、キャットフードを食器に置いたままにしておくと、良い匂いが薄くなりますよね。
乾燥しているドライフードでもやはり同じ。
フードの風味が落ちてしまうので、食事に対する猫ちゃんの興味が薄れてしまうみたいです。
注意するのは新鮮度合い!
夏場などでは傷んだキャットフードを食べて猫が体調を崩してしまう可能性もあります。
回数=頻度=鮮度が大切なんですね。
鮮度以外にも何頭も猫ちゃんを飼っているお宅の場合にもメリットがあります。
それは、食べ過ぎてしまう猫の食事回数を減らして、食べることを遠慮気味な猫も十分食べられるという、それぞれの猫ちゃんによるお食事量に差が出ることを防げることです。
バランスがメリット!
例えば、沢山食べる食いしん坊さんは、出された分を満足するまで食べてしまうので、肥満傾向になることも。
また、あまり一度に食べないような小食な猫ちゃんは痩せていってしまいます。
この猫による食べる量を解決するなら、少しずつ食事を満足するだけ出す事はオススメ。
このように頻度を増やす事で大食いしちゃう猫ちゃんは少量でも食事回数で満足。
ガマンしてしまうような小食の猫ちゃんもご飯をゲットするチャンスが増えるので良いですよ。
家族(人間)目線で見る、回数を分けるメリット
それでは、私たち飼い主さん目線ではメリットはあるのでしょうか?
もちろん、お食事の回数をマメに分けるメリットがありますよ。
ひとつは衛生面でのメリット。
猫ちゃんが残してしまったキャットフードは放置するとフードの匂いがあるし、虫が寄ってくることもありますよね。
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ふたつめは猫ちゃんの体調管理が分かりやすくなるメリット
いつ、どんな時に何を食べたかといったことが分かるのも大切です。
飼い主として、猫ちゃんの体調を管理してあげるのも日々の中では重要ですよね。
もしも体調が悪そうにしていたら、動物病院に行けるように準備をしておくのも飼い主さんの責任です。
新鮮で、安全なキャットフードは欠かせません。
ちなみに我が家では、オシャレでハイテクノロジーな首輪を付けて一目で管理できるようにしています。
最近私が買ったオシャレな首輪がコレ!
自動給餌機・オートフィーダーを取り入れる。
それでも家族全員が学校やお仕事で不在の時もありますよね。
そうなると頻繁にご飯を出してあげるのは難しいです。
そんな時に役立つのが自動給餌器・オートフィーダーというマシーン。
お役立ちアイテム!
この機械は、タイマーセットで決めた時間に、好きな量を機械的に自動で出します。
音声も入れられる商品もあるので、録音したアナタの声で猫ちゃんを呼ぶことでご飯に気づかせてあげられます。
自動給餌器が細かい設定もできるので、回数、頻度を多め・一回の食事量は少なめ、なんて設定もOKです。
猫ちゃんが無理がないように、一度で食べ切れる量を設定することで衛生面についても安心ですよ。
猫の食事の量と回数について、もっと詳しく!
猫たちの食事は成長していく過程に合わせることが大切です。
一度に猫たちが食べられる量の理解をすること、また成長するのに必要な栄養量は特に理解してほしいところ。
また、年齢ごとに内臓の消化機能が変わります。
その時にはご飯を出してあげる回数を調整して下さい。
大切な家族。猫が健康なまま、ずっと長生きできる基本について。
子猫へのご飯の量と、食事を出す回数は子猫の大きさや、体重の増減に合わせて調整します。
母猫から離乳してすぐの頃は少ない量で頻繁に。
成長の様子を見ながら減らしてOKです。
大体の目安として、半年を過ぎたら一日に3~4回を目安にして下さいね。
注意点があるとすれば、商品パッケージに記されている「推奨給与量」や「カロリー」は見てあげて下さい。
成猫になったら食事の回数と量はどう変えたら良いの?
猫の年齢に合わせ、適切な食事を与えることも大切です。
猫ちゃんは、毎日すくすく成長していきます。
生後一年くらいの成猫の場合は、食事回数を2~4回に細かく分けていただきたいですね。
年齢ごとの頻度は?そんな疑問にお答えします。
生後1ヶ月頃までの食事の頻度
生まれてから大体、1ヶ月までは哺乳期と呼びます。
哺乳期は、高脂肪で高タンパクな母乳がベストです。
親猫と離れて暮らす子猫には、「子猫用ミルク」だけで大丈夫。
市販されている子猫用ミルクは、栄養満点!
市販されている商品には、こんなミルクがありました
- 母乳と同じような免疫成分が入ったミルク
- お湯に溶かして作る粉末タイプのミルク
生まれてから1ヶ月~2ヶ月くらいの食事の頻度
生後1ヵ月くらいになったら、いよいよ離乳です。
何を食べさせるかというと。
子猫用ウェットフードが良いですね。
その他、子猫用のドライフードをぬるま湯でふやかしたお粥みたいなものもOK。
とにかく飲み込みやすくて、やわらかいご飯を出してあげてくださいね。
最初は急に味が変わると子猫もビックリするみたい。
対策として、これらの離乳食に今まで飲ませていた粉ミルクを混ぜると自然に食べれるみたいですね。
頻度としては、ご飯は1日のうち4~6回くらい、3~6時間おきが良いとされています。
長い時間お腹を空かせてしまうと良くないこともあります。
それは低血糖を起こしてしまうことです。
可能な限りで構いませんが、一定の時間の間隔で食べさせて下さい。
生まれてから3ヶ月~12ヶ月くらいの食事の頻度
そろそろ猫ちゃんの身体も大きくなります。
この時期は骨や内臓などが発達する大事な成長期。
人間も猫も、「食に対する好み」というのは小さい頃の思い出が影響するみたいですね。
いかがでしょうか。
偏食をしないように、栄養のバランスが良いご飯は最高です。
このような理由から、成長期には色々な食材・食感のご飯から好物を決めてみても良いみたい。
しかも、成長期の子猫はエネルギーが沢山必要なんです。
成猫に成長するためにも、いっぱいエネルギーと栄養を取らせて下さいね。
では、生まれて4ヶ月~6か月までは、体重に対して必要なエネルギーはどのくらいかと言いますと。
なんと、およそ2倍も成猫になってからよりもミネラル類、ビタミン類、タンパク質を取り入れないといけません。
だからこそ、成長期にオススメは「子猫用」の「総合栄養食」と表示されているフードです。
成猫になってからの食事の頻度
ここから一気に猫ちゃんは成長します。
大きくなる過程の成猫期、栄養のバランスが取れている食事が必須です。
もちろん猫の個体差・運動する量で必要な食事は変わります。
バランスが良い総合栄養食をメインにして、一般食(栄養の追加)、おやつ(美味しく食べる食事)も良いですね。
でも注意。
実は体脂肪を貯めてしまう時期でもあるのです。
猫ちゃんの食事カロリーに気をつけて、いっぱい遊ばせることで運動する事が大切ですね。
売れているストレス解消グッズ
ストレス&運動不足には「爪とぎ」が良いみたい。
シニア期になってからの食事の頻度
大体の目安として、7歳頃からシニア猫と呼びます。
このころには運動量も減って、身体の基礎代謝が低下しています。
さらに年月を一緒に過ごして、10歳を過ぎたらまた変化が出ます。
この10歳くらいには食事をする量が減ります。
そのため、体重が少し落ち始めてきます。
どうして痩せるの?
理由は脂質の消化がうまくできなくなることなんです。
そのためにも、消化が良くて脂質が多いご飯がベストです。
更にタンパク質も食べさせて下さいね。
ちょっと注意なのは、タンパク質の食べ過ぎは腎臓への負荷がかかります。
でも、筋肉量を維持したり、免疫機能の為にもタンパク質は必要。
少しずつでも良質なキャットフードで栄養をあげて下さい。
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さらに付け加えるなら、運動不足は便秘の原因です。
運動にプラスして、食物繊維などで腸内の環境を整えてくれる食事にしてあげて下さい。
猫の食事の頻度はどのくらい?一日に何回あげるか一発で解決します!:まとめ
いかがでしょうか。
それでは、今回の話題もここでまとめ。
回数・頻度も大事ですが、猫ちゃんがしっかり元気でいられるように栄養を摂れているかということ。
ここまで挙げさせていただいたように猫ちゃんの食事の回数を増やすことにはメリットがあります。
でも、猫ちゃんに一番合っている食事の回数は性格も含めて猫によってバラバラ。
また飼い主さんのライフスタイルも考えると、猫ちゃんにとっての食事スタイルもパターンは無数ですよね。
理想としては、猫ちゃんも、もちろんあなたの家族も無理せずにできることがお互いのベストということになりますね。
猫ちゃんとアナタの信頼関係を築く、ご飯をあげる頻度。
少しずつでも気を付けてあげたいですね!
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