念願の子猫が家に来るとなればワクワクMAX。
でも最初は猫ちゃんに何をすれば良いのか、そんな疑問が出ますよね。
私も我が家に子猫が来たときは早く触りたいけどどうすれば良いかわからなくてソワソワしてばかりでした(笑)
しかし子猫も見知らぬ場所に連れてこられて緊張してしまいます。
最初に子猫とどう過ごせば良いのか、またはじめにしておくべきことや気をつけるべきポイントを解説していきます。
これをおさえれば子猫との充実した暮らしは間違いなしです。
目次
初日はどんなことに気をつけたら良いの?
子猫を家に迎え、キャリーケースの扉を開ければもう子猫との生活は始まります。
これから生活をする空間を初めてみた子猫の反応が気になるところですが、飼い主の私たちは何をすべきなんでしょうか。
静かで落ち着ける場所を用意しよう
子猫にとってなにもかも違う環境はストレスに感じてしまうかもしれません。
母親や兄弟から離された子猫ならなおさら不安になってることでしょう。
そこで飼い主の私たちが最初にするべきことは静かで穏やかな環境づくりです。
子猫がキャリーケースから出て部屋を動き回るときに危険なものがないように整理し、安心できる部屋を用意しましょう。
また子猫の社会化に向けて外の様子がわかるような窓がある部屋があるとベストです。
最初は常にゆっくり行動したり触れ合ったりすることで猫ちゃんが安心して新しいおうちに慣れるように手助けします。
その後徐々に周りの様子や外の音に慣れさせて様々な経験をさせてあげましょう。
抱っこは我慢
「ふわふわの毛並みと愛くるしい表情に魅了されて反射的に抱っこしたりなでなでしたりしたくなっちゃう」
その気持ち本当にわかります。
しかし皆さん、ここで我慢です。
家に着いたらキャリーケースから出てくるのを待ってあげましょう。
猫ちゃんが落ち着ける場所を探しているときも追い掛け回さないでください。
そして部屋の中を自由に探検させて新しい環境に慣れさせましょう。
最初の抱っこを我慢できるかどうかが良い飼い主になるカギといえます。
ベッドとトイレの場所を教えよう
探検後はベッドとトイレの場所を教えてあげましょう。
猫がそわそわしだしたらトイレに行きたがっているということなので連れて行ってトイレの中に入れてあげましょう。
これを繰り返すと猫自らトイレに行くようになります。
トイレには以前使っていた猫砂をもらって入れておくと覚えが速くなります。
また緊張が解けてくると疲れて眠ってしまいます。
眠たそうにしていたらベッドに連れていき寝かせてあげましょう。
一緒に遊びたくなる気持ちもわかりますが、猫ちゃんはお疲れです。
お昼寝の方を優先させてあげるのが出来る飼い主です。
子猫の部屋にはベッドとトイレ、ごはん・水のボウル、おもちゃなどを揃えておきましょう。
猫ちゃんは縄張り意識が強いためトイレやベッド、フードのボウルの位置などは一度決めたら場所を変えないのがポイントです。
爪とぎ対策をしよう
爪とぎは猫ちゃんの本能です。
狩りに備えたり、ストレス発散だったりと理由は様々です。
しかし、爪とぎのせいで床や壁がぼろぼろになるのは避けたいですよね。
ここで猫ちゃんのお部屋に置きたいおすすめグッズをご紹介します。
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コチラの爪とぎベッドをお部屋に設置することで床や壁が傷つく心配はなくなります。
実際に猫を飼っている私の友達はこの爪とぎベッド愛用者です。
猫ちゃんが大きく成長しても使い続けられる丈夫なつくりになっています。
猫ちゃんの爪とぎのしつけについてのおすすめ記事はこちら
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猫の爪とぎ、しつけ術を伝授。この方法でバッチリ防止!
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食事はどうすればいいの?
初日までに絶対準備しておかなければならないものが子猫のごはんです。
猫は年齢や体重、運動量によって食べるエサの種類と量、1日の回数が変わります。
子猫がきてすぐは何を与えれば良いのかみていきましょう。
子猫用キャットフードを用意
食事が突然かわるとうまく消化できなくなったり、ストレスになったりしやすいですから、最初のうちは以前食べていたものと同じものを与えましょう。
まず授乳期の子猫の場合、生まれて一週間から三週間はミルクを与えます。
一回の量は10㏄程度。
一週間たつごとにミルクを与える時間の間隔はゆるやかになります。
生後一か月のころにはミルクから離乳食に変更していきます。
猫は基本食事一回の量はあまりたくさんは食べれません。
一日に与えるべき食事量を数回にわけて与えます。
猫の食事の回数について気になる方はこちらの記事をチェック
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猫の食事の頻度はどのくらい?一日に何回あげるか一発で解決します!
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その後乳歯が生え始めたら徐々に子猫用ドライフードに変えていきます。
しかしいきなりドライフードを与えると子猫は食べづらいのでペースト状からすこしずつ固形のフードに変えるのがコツです。
最初の時期に子猫にどのようなフードを食べさせるかはこれからの猫ちゃんの体に大きな影響を与えます。
そこでキャットフードにこだわりたい飼い主さんにおすすめのとっておきキャットフードをご紹介。
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こちらは全年齢対象のフードで胃がデリケートな猫ちゃんにも負担が少ない商品です。
もっといろんな子猫用ドライフードがみたい方はこちらの記事をチェック
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0歳から子猫を育てるキャットフード ドライ3選!アナタは何を選ぶ?
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無理して食べさせない
慣れない環境の中で最初のうちはあまりご飯を食べないことがあります。
そんな時飼い主はどうして食べてくれないのか不安で、食べるように口に運んだり焦ったりすることがあるでしょう。
でも落ち着いてください。
われわれ人間と同じように緊張するような場所では食欲はわきません。
また疲れてごはんより眠気が勝ってしまうこともあります。
子猫が安心できるようになると食欲もでてくるでしょう。
猫ちゃんの食欲が出てくるまで焦らずゆっくり待ちましょう。
健康管理は具体的に何をすれば良いの?
愛しのペットには長生きしてもらいたいですよね。
子猫を迎えてすぐ、猫ちゃんが安心して過ごすことができるように健康管理や病気の予防をするのは飼い主の義務だと言えます。
家に子猫を迎えて子猫がある程度落ち着いてきたら動物病院に連れていきましょう。
獣医師が健康診断から、ワクチン接種の計画立て、子猫の健康へのアドバイスをしてくれます。
ワクチン接種
猫の感染症はウイルスを持った猫の体液や排泄物から伝染します。
おうちで飼ってある猫ちゃんはウイルスに感染する可能性は低いですがゼロとは言えません。
様々な感染症から猫ちゃんを守るためにワクチン接種は必須になります。
猫のワクチンは数種類のワクチンを混ぜた混合ワクチンが一般的です。
生後8週齢で1回目、4週間後に2回目、それ以降は年1回の追加接種を行います。
混合ワクチン | 生後8週齢で一回目 12週齢で二回目 |
ノミ・マダニ予防 | 一年中の予防が増加 |
フィラリア予防 | 5月から12月まで毎月1回投薬 |
猫エイズワクチン | 混合ワクチンと異なる場合あり |
混合ワクチンは3種・4種・5種と種類があります。
3種は室内で飼ってある猫ちゃんに推奨されています。
猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症の予防ワクチンで、これらは空気感染の恐れがあります。
おうちから出ない猫ちゃんでもワクチン接種は必須なんです。
一回の接種で3000円~5000円程度かかります。
4種と5種は外出をする猫ちゃんに推奨されています。
4種は3種に猫白血病ウイルス感染症を加えてあり、5種はそれに猫クラミジア感染症を加えてあります。
一回で5000円~7500円と3種より少し高額です。
去勢・避妊手術
そんな方は猫が子猫のうちに去勢・避妊手術を済ませるようにしましょう。
避妊手術は卵巣のみ、または卵巣と子宮をとります。
去勢手術は精巣を摘出します。
去勢・避妊手術のタイミングは初めての発情を迎える前の時期が良いでしょう。
去勢・避妊の手術は発情期特有の行動を抑えたり、生殖器の腫瘍のリスクがなくなるなどのメリットがあるんです。
一方で、手術をしてしまえば赤ちゃんは産めないですし肥満になりやすくもなります。
手術の良し悪しを理解して、猫ちゃんのためになるかを考えていきましょう。
猫ちゃんの体調や成長スピードによって適した時期は変わってくるのでかかりつけの獣医師さんとしっかり相談するのが良いでしょう。
運動
子猫の頃は特によく動きます。
飼い主さんとじゃれ合って遊ぶことがお気に入りなんです。
1日20分程度の運動時間が理想です。
しかし昼間は仕事で一人にしてしまう、遊んであげられない。
そんな方は猫が自分だけで楽しめるボールなどのおもちゃを用意してあげると猫ちゃんは退屈しません。
運動不足の心配もいらないです。
また仕事に行っている間に子猫が無事か心配という方におすすめのアイテムをご紹介しちゃいます。
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- 愛猫の「走る」「食べる」などの行動を24時間365日記録
- 専用アプリで随時チェック
- 豊富なカラーバリエーションでおしゃれに
子猫が初めて家に来る!迎えてすぐのしつけと準備のポイントを解説:まとめ
子猫を育てるときの最重要ポイント
- 子猫が安心できるような静かで穏やかな環境を用意
- 食事は以前食べていたものから徐々に年齢に適したものに切り替え
- ワクチン接種と去勢・避妊手術は子猫のうちに、決まった時期に済ませる
これらをおさえておけば子猫を家に迎える準備はバッチリです。
待ちに待った子猫との生活を楽しみましょう。