- 猫のご褒美
- 自然食材が使える
- 食材が把握でき安心感がある
猫を飼っている人の中には、このように手作りの餌を与えたいと考えている方は、意外と多いのではないでしょうか。
しかし、どうやって猫の餌を手作りすればいいのか分からず手作りに踏み出せないことも。
餌は、猫が生きていくために必ず必要になります。
そのため、餌の手作りは適当に作っていいものではありません。
- 愛猫に愛情たっぷりの手作りの餌を与えたい
- 猫が喜ぶご飯を作りたい
- 自然食材で健康を維持したい
このような方に向けて、この記事では猫の餌の手作りレシピや注意点について紹介していきます。
それでは、注意点やレシピをチェックする前にまず猫の餌を手作りするメリットについて紹介していきます。
目次
猫の餌を手作りするメリット
猫の餌を手作りする際は、さまざまな注意点があります。
しかし、これらに注意するとたくさんのメリットがあります。
ここからは、そんな猫の餌を手作りするメリットについて紹介していきます。
猫の餌を手作りするメリットとは、どのようなものなのでしょうか。
それでは、さっそくチェックしていきましょう。
猫が好きな食事を与えることができる
猫は、好き嫌いがとても激しい動物です。
お家の猫がキャットフードを食べてくれないことや、普段食べていたものを急に食べなくなることもしばしば。
また、元々肉食の動物である猫ですが、肉ばかりの食事でも食べなくなってしまうほどです。
このように、猫は食にかなりこだわりが強い動物です。
手作りの餌を作ることで好き嫌いの激しい猫に、好きな食事を与えることができます。
飼い主と同じ食材を使える
猫の餌を手作りすることで、飼い主さんが使いたい食材を使うことができます。
猫の健康や好みを考えて組み合わせることも可能ですし、飼い主さんと同じ食材を使って餌を作ることも可能です。
そのため、飼い主さんが食べているご飯と同じ食材を使って餌を作ることができます。
また、猫と同じ食事を食べることができるため、家族としてさらに信頼関係を築くことができます。
キャットフードの原材料に不安を持っている方にも、食材が把握できるというメリットもありますね。
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愛情を伝えることができる
手間をかけて作る猫の餌には、愛情を伝えることができるというメリットがあります。
猫が喜ぶ食材や好みに合わせて、飼い主さんが作ってくれる餌は猫もうれしいはず。
また、手作りすることで食の好き嫌いを把握することができ、猫をさらに理解するきっかけにもなります。
このように、猫の餌を手作りすることでさまざまなメリットがありますが、手作りをする際には大切な注意点があります。
手作りでは注意点に気を付けないと猫の健康を害してしまうこともあります。
そのため、猫のためにもしっかりと知識をつけておきましょう。
そこで次に、猫の餌を手作りする際の注意点について見ていきましょう。
猫の餌を手作りする際の注意点
ここからは、猫の餌を手作りする際の注意点についてチェックしていきます。
猫の餌を手作りする際の注意点は以下の3つです。
- 栄養バランス
- 与える頻度
- 使う食材
手づくりの餌でも猫が健康に暮らせるように、この3つについてしっかりと注意しましょう。
栄養バランス
餌は猫の健康な体作りのために、とても大切な項目になります。
そのため、生活の基本となる食事の栄養バランスには、特に注意する必要があります。
手作りの餌は食材を自分で選べるため、一見バランスよく栄養を取ることができそうです。
しかし、実際は手作りの餌だけで猫に必要な栄養を取ることはとても難しいです。
その理由は、猫の体重や年齢、代謝などからその猫に必要なエネルギーの計算をしなければいけません。
しかも、この計算で出た必要なエネルギーに合わせた食材を組み合わせなければいけないからです。
これには、かなりの知識量が必要になり専門的に勉強をしていない限り、栄養バランスが偏ってしまう可能性があります。
猫に必要な栄養バランスを考え、市販のキャットフードと併用して与えるようにしましょう。
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与える頻度
先ほども紹介したように、手作りの餌だけで猫に必要な栄養を取ることはかなり難しいです。
そのため、市販の猫の餌のトッピングとして使用したり、ご褒美や楽しみの1つとしての利用がおすすめです。
しかし、トッピングではなく完全に猫の餌を手作りしたいと考える飼い主さんも少なくありません。
そんな場合は、与える頻度に注意して手作りの餌を食べさせてあげましょう。
完全に手作りの餌を与える場合は、栄養バランスを考えて週に1回程度にすると安心です。
手作りの餌だけでは、必要な栄養が不足してしまう可能性も。与える頻度に注意して餌作りを楽しみましょう。
使う食材
手作りの餌を与える際は、使う食材にも注意が必要です。
猫の餌を作る際は味付けをしないことが基本ですが、食材によっては毒になってしまうものがあります。
人間が普段食べているものでも、中毒症状を起こす可能性も。
そのため、使う食材には注意しましょう。
猫に与えてはいけない食材はこちらです。
ネギ
ネギは、猫に与えると貧血を起こす原因になります。
ネギそのものが入っていなくても、ネギ類を煮込んだスープなども危険なので注意が必要です。
チョコレート
チョコレートにはカカオが含まれており、このカカオは猫にとって毒になります。
少しでも与えてしまうと、中毒症状を起こす可能性があるため絶対に与えないようにしましょう。
猫には与えることで健康を害する可能性がある食材もあるため、注意して食材を選ぶ必要があります。
そこで次に、これらの注意点をクリアした手作りの餌のレシピについて紹介していきます。
猫が喜ぶ手作りレシピ
ここからは、猫が喜ぶ手作りレシピについて紹介していきます。
ここでは、メインの餌として与える場合のレシピとトッピングとして与える場合のレシピについて紹介していきます。
猫によっては、過熱した食材が好きな子や生のままの食材が好きな子がいます。
紹介するレシピを参考に、愛猫に合わせたアレンジを楽しんでみてください。
メインの手作りレシピ
カルパッチョ風ご飯
材料
- 牛肉の赤身80g
- 野菜30g(さつまいも・人参・しいたけ・きゅうり・ごま・ひじき・絹さやなど)
作り方
- 好きな野菜をみじん切りにする
- 野菜を茹でて火を通す
- 牛肉の赤身をミンチなど食べやすい大きさに切る
- 材料を混ぜ合わせて完成
親子丼
材料
- 鶏むね肉50g
- 鶏モモ肉30g
- 卵黄1つ
- 野菜30g(ブロッコリー・にんじん・かぼちゃ)
作り方
- レンジで鶏肉に火を通す
- 鶏肉を細かくちぎる
- 野菜を食べやすい大きさに切る
- 野菜を茹でて火を通す
- 野菜と鶏肉を混ぜ合わせ、卵黄を加えてさらに混ぜ合わせ完成
トッピングの手作りレシピ
親子丼
材料
- 鶏むね肉10g
- ゆで卵3分の1
- ブロッコリー0.5g
作り方
- それぞれの材料に火を通す。
- この時に鶏肉のゆで汁は取っておく
- 鶏むね肉を5mm角に切る
- ブロッコリーをみじん切りにする
- ドライフードにこれらを盛り付け、ゆで汁をかけて完成
まぐろ丼
材料
- 刺身用まぐろ10g
- オクラ1本
- 納豆3粒
作り方
- オクラを茹でる
- まぐろとオクラを細かく刻む
- 納豆を食べやすい大きさに刻む
- ドライフードの上にこれらを盛り付け完成
猫の餌の手作りレシピ公開!手作りの注意点やメリットは?まとめ
猫の餌を手作りする際は、食材に注意したり与える頻度に気を付ける必要があります。
また、体を作る基本となる食事には栄養バランスにも注意したいところです。
手作りの餌だけで、猫に必要な栄養を取ることはかなり難しいです。
そのため、市販のドライフードと併用するのがおすすめです。
完全な手作りで餌を与えたい場合は、ドライフードの栄養を基本として週1程度のお楽しみで手作りの餌を与えましょう。
また、毎日手作りの餌を与えたい場合は、トッピングとして味の変化をつけることをおすすめします。
トッピングにすることで、必要な栄養を取りながら食事を楽しむことができます。
とはいえ、手作りの餌は愛情を伝える方法の1つにもなります。
また、猫の好きな食事を与えることができるなど、さまざまなメリットがあります。
この記事では、猫の餌の手作りレシピも公開しています。
注意点に気を付けながら、手作りレシピを参考に餌作りを楽しんでみてください。