猫にもアレルギーを引き起こす事もありますね。
食物やノミや花粉といったものが原因となります。
猫も人間と同じような原因で引き起こされています!
アレルギーは命の危険にさらされる事もあるので、これはアレルギーかな?と思ったら早めに対処が必要です。
白身魚にはアレルギーのリスクが低いとされています。
アレルギーの原因や症状とともに白身魚のメリット・デメリットも見ていきましょう。
目次
アレルギーとは?
ある特定のものに過敏に反応してしまう状態の事をいいます。
猫のアレルギーの原因は以下の4つです。
- ノミ
- 食物
- 花粉など
- 非ノミ非食物アレルギー(原因不明)
猫も私たち人間と同じような原因でアレルギーを引き起こしてしまいます。
人間も小さい頃に食物アレルギーになり、克服するか大人になってもそのままという人がいますよね。
ポイント
猫も比較的若い頃(生後6ヶ月~2歳)に発症するケースが多いですが、中には高齢になって発症する事もあります。
私も小さい頃はアレルギーなどなかったのですが、大人になってから食物アレルギーを発症しました。
小さい頃から食べてるキャットフードなのに、年を取ってアレルギーになる事もあり得るという事ですよ!
ココに注意
アレルギーの症状は?
アレルギーを発症すると様々な症状を引き起こします。
主な症状
- 下痢や嘔吐
- お腹の張り
- かゆみやかぶれ
- 発熱やだるさ
- 脱毛
- 外耳炎
- 膿皮症
下痢や嘔吐、ぐったりしているのは比較的に気付きやすいと思います。
お腹の張りや発熱といった症状は見落としがちになってしまいます。
スキンシップをしていてお腹が硬いな、いつもより温かいなと思ったら一度獣医さんに相談しましょう。
最近後ろ足で掻いてる事が多いと感じたら、ノミかアレルギーを疑うといいですよ!
痒みが出て傷付くまで引っ掻いてしまうと皮膚炎を起こしてしまいますので、早めに対処してあげてくださいね。
皮膚のかぶれが悪化して膿皮症になってしまうケースも…
アレルギーで掻いてしまった訳ではないですが、実家の猫もケガをしてしまい皮膚がただれてしまった事があります。
早めに処置してもらい、膿皮症にならなくてよかったね!と獣医さんに言われた時早く病院に行けてよかったと心から思いました!
痛そうにしている愛猫を見たい飼い主さんなんていませんよね。
下痢や嘔吐だけではアレルギーではなく、他の病気かもしれませんので症状が続くようであれば獣医さんに相談し、検査してもらう事をおすすめします。
食物アレルギーの原因は?
食物アレルギーを引き起こす原因はアレルギー物質「アレルゲン」によるものです。
このアレルゲンを食べてしまうとアレルギーを引き起こして、症状が出てしまうという事です。
アレルギーを引き起こしやすい食材は何でしょう?
1つずつ見ていきましょう。
タンパク質が豊富な食べ物
牛肉、鶏肉、豚肉、ラム肉、魚、牛乳、生卵
タンパク質は猫の食物アレルギーの原因として最も多い。
豚肉や魚介類に多く含まれるヒスタミンも食物アレルギーを発症する事があります。
理由としては、猫が体内で消化吸収できないからです。
肉食動物の猫にまさか肉類がアレルギーを引き起こす原因とは思わなかったですね。
肉食だから肉のキャットフードが当たり前!と食べさせても症状がないか注意しましょう。
穀物
小麦、大豆、とうもろこし
穀物は猫にとって消化しづらく、それが原因となって食物アレルギーを起こす可能性があります。
最近よく「グレインフリー」のキャットフードを聞いた事ありませんか?
穀物を一切使わないキャットフードの事ですよ。
ちなみに似た言葉で「グルテンフリー」というものがあります。
ダイエット用語として耳にしたことがあるわ!という人も多いと思います。
グルテンとは?
小麦や大麦、ライ麦などの麦に含まれているタンパク質の一種
つまり、
グレインフリー
すべての穀物を一切含まない
グルテンフリー
お米などは含むが、小麦、大麦、ライ麦などは含まない
という事です。
もし愛猫が穀物アレルギーであれば、グレインフリーのキャットフードを選んであげるといいでしょう!
白身魚はアレルギーになりにくい?
白身魚とは?
魚肉部分が白い魚の総称です。
白身魚と言われる魚は?
タイ、タラ、ヒラメ、マス、サケ
比較的赤身魚より白身魚の方がアレルギーが出にくいとされています。
ですが、タンパク質がアレルギーの原因となるので、白身魚にもタンパク質が含まれています。
なので、全く出ないという訳ではありませんので注意して様子を見ましょう。
白身魚を食べてアレルギーが出てしまったからと言って、全ての白身魚が食べれない訳ではありません。
魚のアレルギーは原因特定が難しいそうです。
魚の「バルブアルブミン」というタンパク質でアレルギーが引き起こされる事が多いです。
このバルブアルブミンは魚によって含有量が違います。
なので、タイを食べてアレルギー反応が出ても他のタラやヒラメが食べられたりします。
白身魚の中でタイがダメだったからといって全ての白身魚を諦める必要はありません。
1〜2週間空けてアレルギー症状が落ち着いた頃に違う白身魚を食べさせてみてはいかがでしょうか。
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”猫に白身魚がおすすめな理由”体調管理にも良い事がたくさん!
私の実家にもおすすめしたキャットフードがあるのでご紹介しますね!
GRANDS(グランツ)
- 香料・添加物不使用
- 穀物不使用(グレインフリー)
- 鮮度の高いサーモンを使用
- 小粒で食べやすいので子猫から高齢猫までたべれる
モグニャンキャットフード
- 白身魚を65%以上配合
- グレインフリー(穀物不使用)
- 香料・着色料不使用
- 全猫種・オールステージOK
猫だってアレルギーになる!?白身魚はアレルギーになりにくい?:まとめ
- アレルギーには様々な原因がある
- 下痢や嘔吐だけではアレルギーだけでなく、他の病気か疑われる
- 猫の食物アレルギーの原因は主にタンパク質と穀物
- 白身魚は赤身魚よりアレルギーになりにくいが、決してならないわけではないので注意
猫のアレルギーの原因は主にタンパク質と穀物という事がわかりました。
猫にとって、タンパク質はもっとも必要な栄養素です。
肉や魚にはたくさんのタンパク質が含まれている分、アレルギー反応が出てもおかしくはありません!
魚味でアレルギーは出ないと思っている人が多いですが肉より赤身魚、赤身魚より白身魚の方が出にくいという事をしっかり覚えておいてくださいね。
高タンパクで低カロリーだという事で魚味に切り替える人が増えてきています。
しっかりと愛猫にあったキャットフードを見つけてあげてくださいね。
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