大切な猫の脱走を防止して、安全を確保するために猫のハーネスを使う人が増えてきています。
ただし猫のハーネスは正しいサイズ測定をすることで、安全に安心して使えるものです。
もし正しいサイズのハーネスを使用しなければ、すっぽ抜けて脱走し行方不明に…なんてことも起こります。
私の友人も、猫が脱走して3日ほど行方不明になり、とても心配そうにしていました。
「ハーネスをしているから大丈夫」と安心しているタイミングで脱走されると対応が難しいですよね。
今回は猫用ハーネスを選ぶために『猫のサイズを正しく測るポイント』をお伝えします。
猫のサイズ測定のポイントを紹介した後は、実際に購入するハーネスサイズを決める方法についても解説しますね。
目次
猫のハーネスサイズを正しく測ることは大事
猫のハーネスのサイズを正しく測ることで、猫の脱走を防ぎ、猫の安全を守ることができます。
防災・通院・散歩などの目的で猫のハーネスを利用する人が増えてきました。
猫は好奇心旺盛なので、いざ外出すると突然飛び出して脱走してしまう可能性が高いです。
ハーネスはそんな猫の脱走を防ぐために使うのですが、正しいサイズを測らないと大変なことに。
猫より大きすぎるサイズを選べば脱走などのリスクが、小さいサイズを選べば猫が苦しかったりツライ思いをしてしまうのです。
猫のハーネスサイズの正しい測り方
猫のハーネスサイズを正しく測るためには、測定部位と測り方のポイントを押さえることが大事です。
測定する部位
猫のハーネスサイズを正しく判断するために必要な測定部位は以下の2か所です。
- 首の付け根周り
- 胴周り
猫用ハーネスのサイズを決める時に大事な部位は『首の付け根周り』と『胴周り』。
特に胴周りが重要です。
以下がそれぞれの測り方です。
首の付け根周りの測り方
胴周りの測り方
猫用ハーネスの種類は大きく分けて、ベストタイプと紐タイプの2種類があります。
▼ベストタイプ
…首下から胸あたりをベストのように面で覆う
▼紐タイプ
…首回りと胸のあたりを2本の紐でホールドしてつなぐタイプ
このような構造のため、紐タイプもベストタイプも、胴周りと首の付け根のサイズ測定が正しくできていることが大事なのです。
そして特に重要なのが胴周り。
多くのハーネスが販売されていますが、首の付け根のサイズ記載がなくても胴周りのサイズはどれも必ず書いてあるのです。
猫のサイズを測るポイント
次に猫用ハーネスを選ぶための、猫のサイズを測るポイントをお伝えします。
メジャーを用意して早速測ってみましょう。
測定のポイントは3つ
- 4本の脚で立たせた状態で測る
- 何回か測定してみて平均値を出す
- 毛が長かったり量が多い場合は気を付ける
1.4本の脚で立たせた状態で測る
伸びをしている状態やゴロンと転がっていたり、腰を下ろしている格好でいると、胴周りなどのサイズが変わってしまい、正しい数値を測定できません。
2.何回か測定してみて平均値を出す
猫は測定しているからって、じっとはしてくれませんよね。
動く猫のサイズを測ろうとしたら、少なからず誤差が出やすいのです。
3.毛が長かったり量が多い場合は気を付ける
毛の長さがしっかりあったり、毛量が多い猫の場合、意識しないで毛の上から測ると大きめに測定してしまうことも。
猫の肉体部分のサイズに合わせたハーネスを選ばないと、大きすぎて使用中にすっぽ抜けてしまいます。
猫が暴れてハーネスサイズを測れないときは
猫が暴れてサイズの測定が難しい時は、以下の方法を試してください。
- メジャーではなく紐で大きさを測る
- 可能なら2人で協力して測定する
測定をするからといって、猫がじっとしてくれる…とは限らないですよね。
大部分の方は猫のサイズ測定で苦労することになるのではないでしょうか。
サイズ測定に苦労したら以下の方法を試すことで、測定が可能になることも。
メジャーではなく紐で大きさを測る
普段見ないメジャーが気になって暴れてしまう猫もいるのではないでしょうか。
そんな時は紐を代用して測定する方法をおすすめします。
紐で測定部位を囲み、のちに定規等でその長さを調べることで、比較的簡単に猫の正しいサイズがわかります。
紐をメジャーの代わりにしてサイズを測る場合は、伸びない紐を使いましょう。
可能なら2人で協力して測定する
正しくサイズを測るためには、4本の脚をまっすぐ伸ばして立ち、正しい姿勢でいることが大事だとお伝えしました。
そんな正しい姿勢を保たせながら、1人で測定まで行うのは至難の業になってしまうことも。
そこでもし可能なら、測定は2人で行いましょう。
1人は猫が動かないように支えたり気を引いたりし、そのスキにもう1人がサイズを測定すると良いでしょう。
測定したサイズを元に猫のハーネスを選ぶ方法
猫のハーネスサイズを正しく選ぶには、猫のサイズ+1cm大きいサイズのハーネスを選びましょう。
正しい姿勢で猫の胴周り・首の付け根のサイズが測定できたら、いよいよハーネスのサイズを選びます。
ちょっと待ってください。
測定した猫のサイズにピッタリのハーネスを選ぶと、動いた時にきつくなってしまいます。
猫のサイズ測定の時にもお話しましたが、猫は姿勢が変わることで胴周りなどのサイズが変わります。
猫のしなやかな動きに合わせて+1cmくらい余裕のある大きさのハーネスを選ぶのがポイントです。
ハーネスの商品サイズ目安
サイズ | 胴周り | 首の付け根 | 目安体重 |
XS | 26~30cm | 17~20cm | 1.5kg |
S | 31~35cm | 21~23cm | 1.5~2.5kg |
M | 36~42cm | 24~26cm | 2.5~4.5kg |
L | 43~45cm | 27~29cm | 5~7kg |
ハーネスの適応サイズは商品ごとに異なりますので、お目当てのハーネスを見つけたら必ずその商品に明記してあるサイズの中から正しいものを選びましょう。
必ず商品サイズをチェックして適応するものを選択してくださいね。
おすすめの猫用ハーネス紹介
数多くある猫用ハーネスの中から、おすすめの商品を紹介します。
猫のハーネスは防災用に散歩用に、外出用にと猫飼いの間では人気商品です。
それだけに数が多くて、どれを選んだらいいかわからなくなってしまいますよね。
私もいろんなハーネスを見ていて目移りしちゃいました。
そこで今回は人気のハーネス商品の中から、特におすすめしたい商品を紹介します。
リード&ハーネス
価格:1,181円(税込)
※2023年1月現在の楽天市場価格
XS~Lの4サイズ展開(リードの長さは120cm)
楽天市場で人気の商品。
カワイイ見た目のベストタイプハーネスです。
見た目のカワイさだけでなく、機能も充実。
- サイズ調整できる
- メッシュ素材
- 高品質のバックルで耐久性も◎
- 反射板付き
そして1番良いと思ったのが、1度だけサイズ交換可能という点。
サイズが合わなくても交換できないお店が多いながら、サイズ交換できるってかなりメリットですよね。
販売店の対応もしっかりしているので、安心して購入できます。
おすすめの人
かわいくて性能の良いハーネスが欲しい
サイズが合わなかったら交換したい
ゴロにゃん オリジナル猫用ハーネス
価格:2,981円(税込・送料別)
※2023年1月現在の楽天市場価格
S~3Lの6サイズ展開(リードは別売り)
猫専門店が猫の安全を第一に考えて作ったベストタイプのハーネスです。
- ダブルロックで安全設計
- めずらしい日本製
- 生地は丈夫ながらも、猫の体に触れる部分は優しい感触に
随所に猫の気持ちを大切に商品開発されたことが伝わるハーネスなのが魅力的です。
おすすめの人
猫のために安全な商品が欲しい
日本製のハーネスを探している
pidan 猫ハーネス
価格:1,580円(税込)
※2023年1月現在の楽天市場価格
紐の調整で全サイズ対応可
楽天ランキング1位入賞経験のある高評価ハーネスです。
- これなら嫌がらなかった
- 猫が動きやすそう
- 着脱が楽だった
…などの良い口コミが集まっています。
おすすめポイントは1サイズでどんな大きさの猫にも対応できること。
サイズ測定したけどイマイチ自信がない人にもおすすめのハーネスです。
おすすめの人
子猫~シニア猫になるまで長く使いたい
携帯しやすいハーネスが欲しい
サイズ測定に自信がない
猫用ハーネスサイズの測り方を伝授!!正しく測定するポイントは?:まとめ
猫のハーネスサイズを測定するためには、測定箇所と測定方法のポイントを正しく押さえておくことが大事です。
測定箇所は首の付け根周りと胴周りです。
正確な猫のハーネスサイズの測り方は、正しい姿勢で何度か測ること、また毛量がある猫の場合は毛にだまされず、猫本体のサイズをしっかりと測ることがポイント
早速『メジャー』か、『伸びない紐』を用意して測ってみましょう。
サイズ測定に自信が無い人は、pidanの猫用ハーネスならサイズ調整範囲が広いので安心して購入できますよ。