このようなお悩みにお答えします。
子猫ってほんとに小さくて可愛いですよね♪
小さな体で毎日色んなものを見て、感じて、日々成長を続けています。
そんな子猫の体をつくるために必要不可欠なのが毎日の食事なのですが、どんなのものを与えればいいのか、安全面は?と心配になりますよね。
今回はそんな可愛い子猫の成長をしっかりとサポートしてくれるキャットフードの選び方をお伝えします!
おすすめキャットフードもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
目次
キャットフードの基本の種類
キャットフードは、栄養の面で数種類に分類されているのをご存じですか?
猫の栄養バランスを考える上でとても大切なことので、キャットフードを選ぶ際は必ず確認してください。
総合栄養食
毎日の主要な食事。水と一緒に与えるだけで、猫の健康を維持するために必要な栄養をバランスよく摂取できる。
一般食・副食
総合栄養食には満たない栄養素のもの。これ単体では栄養バランスが崩れるため、総合栄養食のものと一緒に与える必要がある。
療法食
特定の疾患・疾病等に対し、食事療法として使用されるもの。
間食
おやつやご褒美として与えるもの。
ずっと主食に与えてたものが実は栄養の基準値に満たない一般食だった…なんてことにならないようにしましょう!
それぞれキャットフードのパッケージに必ず記載があるので、必ず確認してくださいね♪
子猫用キャットフードの選び方
あんな小さな体ですが、毎日元気に動き回るためたくさんのエネルギーを必要とします。
子猫の時にしっかり栄養をとって健康な体を作っておかないと、成長したときに不調や病気が多くなってしまう可能性も!
そんなことにならないためにも、毎日の食事には気を付けてあげましょう♪
選び方のポイントは4つ。
動物性タンパク質が豊富
子猫の体をつくる上で必要不可欠なタンパク質。
特に成長期の子猫は、良質な動物性タンパク質をたくさん摂取する必要があります。
そのため、タンパク質が30〜40%程度入っているフードを選びましょう♪
高カロリー
毎日よく動き回りたくさんのカロリーを消費する子猫ですが、一度に食べられる量が少ないのでできるだけ高カロリーなものを与えましょう。
成長期に栄養が不足すると発育不良になりやすいので、注意が必要です。
穀物が少ないもの
猫は穀物を食べられない訳ではありませんが、子猫はまだ消化器官も未発達なのであまり与えるべきではありません。
穀物があまり含まれていないものか、穀物不使用のグレインフリーのものを選ぶようにしましょう。
無添加のもの
アレルギーを発症したり、発がん性があるといわれる添加物。
中には人間の食品には認められていないものを使用しているキャットフードもあるので、注意が必要です。
最近では無添加のフードも増えてきているので、特に成長期の子猫にはできるだけ安心できるものを選んであげましょう。
ドライフードとウェットフードどっちがいい?
ドライフードとウェットフードの大きな違いは「水分含有量」です。
ドライフード | ウェットフード |
10%以下 | 約75% |
「総合栄養食」であればどちらを与えてもOKなのですが、それぞれにメリットがあるので見てみましょう♪
ドライフードのメリット
総合栄養食が多い
水と一緒に規定量を与えれば、1日に必要な栄養を摂ることができる。
開封後も長期保存できる
適切な方法で保管すれば開封後も1ヶ月程度保存することが可能。基本的に扱いが楽。
1食あたりの価格が安い
ウェットフードと比べると比較的安く購入できる。
歯やあごの健康を維持できる
噛むことであごの発育になり、また歯肉を刺激するため口内炎の対策にもなる。
注意ポイント
- 水分が少ないので、水分不足にならないようにする必要がある。
- 固いため、噛む力が弱い子猫やシニア猫にはそのままあげられない。
ウェットフードのメリット
水分含有量が多い
水をあまり飲まない猫に水分補給も兼ねて与えることができる。
食いつきが良い
魚や肉の香りが強いため、食いつきが抜群!
消化にいい
病気などで胃腸が弱っているときに安心して与えられる。
いつも新鮮
ひとつの量が少なく給餌のたびに開封するため、いつも開けたての新鮮なものを与えられる。
賞味期限が長い
缶詰やパウチなど密閉された容器に入っているため、未開封の状態であればドライよりも保存期間が長いものが多い。。
味の種類・タイプが豊富。
水分が多く、人間の食べ物のように色んな味付けができる。
注意ポイント
- ドライタイプよりも高価で、開封後の賞味期限が短い。
- 猫がウェットタイプの味や食感に慣れると、薄味のドライタイプを食べなくなることがある。
ドライにするかウェットにするかは好みによりますが、私的には断然ドライをおすすめします!
なぜなら、あごの成長を促し、お財布にも優しく、手軽で扱いやすいから。
ウェットフードは、飽きて急に食べなくなった時、少し混ぜて与えるために何個かを常備しておくぐらいでいいですよ♪
合わせて読みたい
月齢別で切り替えるタイミング
子猫には子猫専用のフード、または全年齢用フードを与えるようにしてください。
子猫の発育に適したタンパク質や脂質などの栄養を豊富に含み、消化吸収しやすいように作られています。
月齢別で与え方が変わるので、切り替えのタイミングと一緒に見ていきましょう♪
生後1ヶ月頃
生まれてから数週間は親猫の母乳や子猫用ミルクを与えますが、生後1ヶ月ほどになって乳歯が生え始める頃が離乳開始のサインです。
子猫用ミルクと一緒にお湯でふやかしたドライフードを離乳食として与えましょう。
ミルクから離乳食への切り替えは、数日から数週間と子猫によって違うため、様子を見ながら与えてくださいね。
うちの子は警戒してなかなか離乳食を食べようとしてくれませんでした。
なのでまずはミルクを指に付けて舐めさせ、次はそれを少しずつ離乳食に変えていく…という方法にしてみました。
何日か掛かりましたが「食べてもいいんだ」と理解してくれたのか、上手く食べてくれるように!
…今ではそんな繊細な一面はどこへやら。笑
生後1~2ヶ月
母乳やミルクの量は、少しずつ減らしていき、生後8週頃までには卒業できるようにしましょう。
離乳食をしっかりと食べていて、順調に体重が増えていれば離乳は完了!
歯もほぼ生え揃い、この辺りから少しずつ硬いものも食べられるようになっていくのですが、いきなりドライフードをそのままの固さで与えてはいけません。
少しずつふやかすお湯の量を減らし、時にはウェットフードを混ぜたりして、徐々に固さに慣れさせてあげましょう。
生後2~6ヶ月
このあたりから子猫は急激に成長し始めます。
その分たくさんの栄養を必要とするので、高タンパク・高カロリーのキャットフードを与えましょう。
しかしまだまだ胃が小さく、消化機能も十分に発達していないので、1回でたくさんの量を食べることができません。
1日の総量を、少しずつ分けて与えるようにします。
ドライフードを食べづらそうにしている場合は、まだしばらくはふやかして与えてあげましょうね♪
生後6ヶ月~1年
永久歯が生え揃い、子猫から成猫へ最後の成長を遂げる時期ですね。
ふんわりとした可愛い子猫の雰囲気はもうなくなり、ほぼ成猫に近い見た目になっています。
この頃から徐々に子猫用から成猫用のキャットフードに切り替えて行くことも大切です。
全年齢用のフードの場合は、成猫に与える量や回数に変えていきましょう♪
人もそうですが、成長するのはほんとにあっという間です。
うちの愛猫が1歳を迎えた日、子猫の頃の写真を眺めて「小さかったなぁ」なーんて思いを馳せたりしましたね。
今では獣医さんから「立派なコですね!」と言われるほど大きく成長しました。笑
私がここまで育てたんだと思うと、それはまた感慨深いものがあります。
もっともっと長生きしてほしいので、キャットフードにはこだわりたいですね♪
子猫におすすめのキャットフード
良質な動物性のタンパク質が多く含まれ、栄養価も高く、無添加!
子猫にも安心して与えられるキャットフードをいくつかおすすめをご紹介します♪
【GRANDS(グランツ)】無添加グレインフリープレミアムキャットフード★【公式サイト】
愛猫家の悩みを元に生まれたGRANDSは、猫の食いつきの元となる鮮度の高いチキンとサーモンを使用!
良質な動物性タンパク質でアミノ酸、ビタミン、ミネラルも豊富♪
猫が「おいしい!」と感じる、お肉本来の味と香りを大切にしたGRANDSは、人工香料・人工着色料・保存料を一切使用していません。
【モグニャン】香りと味わいを追求したキャットフード★【公式サイト】
低脂肪で高タンパク、ヒューマングレードな高品質の白身魚を65%以上配合!
グレインフリー、香料・着色料不使用。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が含まれ、愛猫のイキイキと美しい体を保ちます♪
【カナガン】愛猫の健康を第一に考えたキャットフード★【公式サイト】
上質なチキンをたっぷり60%以上配合、ヒューマングレードで新鮮・上質なものを厳選!
グレインフリー、香料・着色料不使用、タウリンが豊富に含まれています♪
お肉・お魚たっぷり!愛猫が喜ぶ美味しさで驚きの食いつき!
【ジャガー】高品質な生肉をブレンドした贅沢キャットフード★【公式サイト】
チキン・鴨・サーモン・マスをたっぷり使用し、動物性タンパク80%以上を実現!
スーパーフードである高級食材のアサイー・マルベリー・朝鮮人参も使用♪
グレインフリー、香料・着色料を使用しない安心のヒューマングレード!
子猫におすすめのキャットフードとは?安全なものを与えよう!:まとめ
- 全てのバランスが整った総合栄養食を選ぶ
- 子猫が必要とする栄養素は成猫の約3倍
- 高タンパク・高カロリーが必須
- できれば無添加・グレインフリーのものを
- 全年齢用のプレミアムキャットフードがおすすめ!
何歳の猫でも摂取すべき基本の栄養素の種類は変わりませんが、年齢や体重によってその量やバランスが異なります。
なので、幼猫期・成猫期・老猫期などの成長段階に合わせたフードを選ぶことが大切になってくるんですね。
全年齢用だと切り替える必要がないので、量と回数だけを変更していきましょう♪
成猫になってからも健康に過ごせるように、子猫から栄養たっぷりにしてあげてくださいね!
-
生後2ヶ月の子猫の食事!成長期に始める離乳食の手順を解説
続きを見る