これから猫を初めて飼う人が最初に気になるのは、「何をどれだけ用意すればいいのか」についてですよね。
猫を迎えるまえに買っておかないといけないもの、猫が家に来てしばらくしてから買っても大丈夫なものなど猫用グッズの優先順位は実際に飼って使い始めないとわからないものですよね。
事前に必要なものや買っておくといい見落としがちなグッズなどわかっているとチート級に猫の世話が楽になることは間違いなしです。
今回は猫初心者の方に教えたい、猫を飼うときに絶対必要なものや実は持っておくといい便利グッズをご紹介します。
目次
初めて猫を飼う人が買うべきもの5選!
まずは猫を家に迎える前に絶対準備しておかなければならないアイテムの中から5個を選出しました。
アイテムの選び方も一緒に教えちゃいますよ。
キャットフード
いうまでもないですがキャットフードは欠かすことができませんね。
毎日決まった量と回数に分けて、猫に与えなければいけません。
様々な種類がありますし、味や食感も違います。
値段もピンからキリまでありますが、猫が毎日栄養にするものですので猫の健康のために一番こだわりたいものでしょう。
しかし、こだわるといってもどんな特徴のものを選べばいいのでしょうか?
キャットフードを選ぶポイント
- 穀物不使用
- 添加物不使用
- 総合栄養食
- 穀物不使用
キャットフードのパッケージには「穀物不使用」や「グレインフリー」など書いてあるものがあります。
これは穀物を一切使用していないものであるということです。
本来猫は肉食動物であるので穀物を消化できません。
消化されなかった穀物が体内に溜まってしまうと病気になってしまうこともあります。
- 添加物不使用
着色料などの化学添加物を使用してないものがあります。
酸化防止剤や保存料はフードの酸化を防いでくれますが、添加物のなかでも発がん性や肝臓機能低下
が疑われているものがなかにはあります。
- 総合栄養食
総合栄養食とは猫の健康のためにバランスよく栄養が含まれたフードです。
猫の年齢と成長に合わせたものなのでフードと水だけで十分なほどです。
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トイレ
トイレも猫が毎日使うものです。
種類はさまざまでよくみるバケツ型のノーマルトイレと上段下段に分かれたシステムトイレがあります。
出入り口のつくりや天井がついているものなど形はいろいろあるため、猫の体の大きさや好みに合わせて選ぶことが出来ます。
- ノーマルトイレ
バケツ型のシンプルな形です。
猫砂を敷くだけで使えて、価格が安いものが多いです。
ただし猫がうんちやおしっこをすれば毎回片付けをしっかりしないと不衛生になってしまうという他のトイレと比べると少し面倒なところがあります。
- システムトイレ
上段と下段の二重構造タイプのトイレです。
上段はスノコで猫砂を敷きます。
下段はトレーでシートを敷いて、スノコを通ってきたおしっこを吸収します。
このようにおしっこの処理が毎回する必要はなくなりノーマルトイレよりトイレの処理が楽ちんです。
- オープンタイプ
これは屋根がないタイプのトイレのことです。
猫の排泄の様子や排泄物にすぐ気づくことが出来ます。また猫砂の交換や洗浄が楽でシンプルな形です。
比較的価格も安く手に入りやすいです。
- カバータイプ
これは屋根があるタイプのトイレです。
このタイプは落ち着いて猫が使いやすく、猫砂が飛び散らないというメリットがあります。
掃除をする際はカバー部分を取り外して掃除をしないといけない手間はありますが排泄物のニオイが広がりにくいなどいいところが満載です。
このように様々なタイプがありますが、トイレを選ぶ基準はいくつかあります。
トイレを選ぶポイント
- 出入りしやすい
- 掃除しやすい
- 猫砂が飛び散らない
- 体長の1.5倍くらいの大きさ
子猫や年老いた猫でも入りやすくなっている入り口の高さが低くなっているモノを選びましょう、
また掃除がしやすいつくりのものが楽です。
また出入りしやすくても深さが浅く猫砂が床に散らばってしまうと片付けが面倒です。
また猫が使いやすいトイレの大きさは大体体長の1.5倍だといわれています。
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猫砂
猫砂とは猫用トイレに敷く猫の排泄物を処理するときに使うものです。
おしっこで粒が固まるタイプは固まった猫砂をスコップですくって取り除きます。
猫砂はおおきく5つの種類に分けられます。
猫砂の種類
- 鉱物系
- 紙系
- 木系
- シリカゲル
- おから
- 鉱物系
鉱物系は固まりやすく、天然の砂に似た素材で猫からも好かれやすいです。
重くて持ち運びには不便で、粉が舞いやすく猫が吸い込んでしまう恐れがあるという面もあります。
- 紙系
比較的軽くて、トイレに流せるものが多く便利なため人気の種類です。
おしっこの色を確認できるとお言うメリットもあります。
製品の製造時に化学薬品を使ってる可能性が高いためよく確認しておきたいですね。
- 木系
おがくずやヒノキを原料にしているものが多く、固まるタイプや崩れるタイプなどバリエーションに富んでいます。
天然の素材で猫にも安全です。
抗菌・消臭効果も期待でいる上、軽くて燃えるゴミに出せるので扱いも楽ちんです。
ただしものによっては鉱物系で使用されるベントナイトが含まれていることもありますのでよく注意しましょう。
- シリカゲル
聞き馴染みのない言葉ですが、シリカゲルとは乾燥剤に使う原料のことで主にシステムトイレの固まらない猫砂に使われています。
システムトイレは先ほど紹介しましたが、専用の猫砂を使うことがほとんどでしてそれがシリカゲルですね。
抗菌・消臭に優れており粒が大きく飛び散りにくいです。
しかし比較的お高めでシステムトイレ専用という限定的な面があります。
- おから
おからはみなさんご存じの通り大豆の搾りかすを原料にしたものです。
食べられるものが素材になっていることから安全性が高いと言われています。
一方で、アンモニアと混ざると独特の悪臭が出る場合があります。
また大豆アレルギーの猫に使用できませんし、防腐剤などの化学薬品が使用されている場合があります。
このように様々な素材の猫砂がある中で猫に合ったものを選び抜くポイントをいくつかお教えします。
猫砂を選ぶポイント
- 安全性が高い
- 固まりやすい
- ごみの処理方法
- 消臭効果が強い
まず粒状の猫砂は誤って猫が口に含みやすいため材料には何が含まれているのか、健康被害はないかなど調べておくと安心です。
また砂が固まりやすいものだと取り除きやすく取り残しが残ってニオイの原因になるコトもありません。
素材によってはトイレに流せるもの、流せないもの、燃えるゴミに出せるものと出せないものなど処理方法がバラバラです。
また飼い主さんの悩みの種になりやすいトイレのニオイには消臭力の強いもので対策しましょう。
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ベッド・キャリーケース
「猫にベッドって必要なの?」と思う方も多いでしょう。
しかし猫の生態上なわばり意識がつよくパーソナルスペースを大事にします。
ベッドという自分の居場所があると猫は落ち着けます。
さらに体がフィットするとより安心感を覚えます。
ベッドはオープン型やドーム型がありますが猫の好みのベッドを見つけられると猫の生活も充実します。
またキャリーケースも欠かせません。
猫を家に迎えるときはもちろん、病院や美容室、ペットホテルに連れていくときも必要ですし万が一避難しなければならないときも絶対に使うことになります。
爪とぎ
爪を研ぐという猫の習性はやめさせることはできません。
爪とぎが出来ないとストレスが溜まってしまいますし、家具や床、壁で爪を研がれるとボロボロ不可避です…。
そこで爪とぎ専用の器具は必須になります。
にゃんこの宿「 でぶ猫 ぽっちゃり猫 」の為の爪とぎ
持っていると便利!飼い主お助けグッズ
続いては猫ちゃんとの暮らしにある程度慣れてからでも大丈夫!
さらに猫ちゃんとの暮らしを豊かにした方に勧めたい便利グッズをご紹介します。
一度使ってしまったら手放せないこと間違いなし!
自動給餌機
自動で決まった量のエサを器に入れてくれる優れものです。
タイマー式で決まった時間にご飯を出してくれるから、突然の外出や旅行中にも焦る必要はありません。
休みの日ぐらいゆっくり寝たいという方もこれさえあれば猫ちゃんに「ごはんをくれ」とたたき起こされることもなくなります。
【カリカリマシーン】猫&犬ごはん用タイマー式自動給餌器
猫の健康管理グッズ
また最新の機器で猫の健康管理が24時間365日できます。
今回紹介するのは猫の「食べる」「走る」を記録してくれる首輪型デバイスです。
記録されたデータはアプリでグラフ化されいつでも飼い主がチェックすることが出来ます。
日中仕事で猫の様子が心配な方や病気持ちの猫がいて毎日の健康管理をしたい方などにオススメです。
変化があればすぐに通知で知らせてくれます。
愛猫をいつも近くに感じる次世代の首輪【Catlog】
消臭スプレー
ネコのみならず動物を飼っている方々の悩みや心配でも上位に入るのがニオイですね。
自分では気づきずらく、そして他人からは指摘しずらいため普段から出かける前やペットと触れ合った後の洋服やソファー、ベッド、カーテンにもしておくといいでしょう。
エチケットとして日頃から気をつけたいものですよね。
猫の脱走・侵入防止ゲート
飼い主の生活のしやすさと猫の安全面を考えると、猫が居ていいエリアとダメなエリアを分けておいた方が良いでしょう。
膝くらいの高さのゲートから天井まで突っ張りで固定する高さのサイズのものもあります。
キッチンの前や玄関や窓の前など猫がいくと危険なところ、猫に来てほしくないところに設置しましょう。
買っておいたが良い?疑問にお答え
沢山の猫用グッズがある中で本当に買っておいたが良いのか、買ってもなかなか使わないという遺体にならないかなど気になりますよね。
今回はいくつかグッズを取り上げてグッズの必要性や使う場面などをお教えします。
購入を考えるときの参考にしてみてください。
キャットタワー
猫を飼っている部屋でよくみかけるキャットタワーですが、絶対買わないといけないというわけではありません。
しかし猫の快適な生活にはキャットタワーが役に立ちます。
猫は高いところが大好きで、日々の運動にも登る・降りるの上下運動が必須です。
また運動のほかにも猫の落ち着ける安全基地のようなスペースにもなります。
キャットタワーにはオモチャがついているものもあり、毎日の適度な運動にはちょうどよくストレス解消もできます。
とくに多頭飼いしているひとは猫それぞれがのびのびと動いたりくつろいだりできるスペースを確保できるため、キャットタワーがおすすめです。
おやつ
栄養面をみると猫におやつは必要ありません。
キャットフードで十分な栄養がとれています。
しかし人間とおなじように猫もおやつが大好きです。
おやつをもらえるととても喜びます。
おやつは留守番を頑張ったり、言うことを聞けたりした際のご褒美として使うと効果的です。
猫は賢いので毎日食べるゴハンとたまに出てくる特別なおやつのちがいはわかっています。
おやつで飼い主と猫のコミュニケーションをとることもできます。
【モグリッチ】健康と安心に配慮したネコちゃん用とろ〜りおやつ
ハーネス
ハーネスというと犬を散歩させるときに使うイメージがあるのではないでしょうか。
猫に使っているのはあまり目にしませんよね。
最近では猫は完全室内飼いが主流になっていますし、要らないと感じている人が多いでしょう。
しかし外出時、たとえば病院や美容室、避難場所にいくときに脱走を防ぐために必要になります。
普段から使うことがなくてもいざというときにスムーズに使えるように普段から猫ちゃんと一緒にハーネスをとりつける練習をしておくと安心です。
ハーネスは一つ持っておくといざというときに困ることはありません。
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おもちゃ
おもちゃは娯楽品で必ずしも買わなければいけないのかと疑問を持ちますよね。
しかし、猫にとっておもちゃは生活に欠かせない必需品なんです。
猫にとっておもちゃは狩猟本能を満たしてくれるもので、ストレス解消の効果があります。
また完全室内飼いが多い猫の運動不足を防ぐこともできます。
何より、飼い主とおもちゃで遊んで戯れ合うことでコミュニケーションが増えますし、可愛らしい愛猫の姿を引き出すことができるのです。
スタンダードな猫じゃらしから猫が追いかけられるレーザーポインター、自動で動くボールなどいまや様々な種類の猫のおもちゃがあります。
猫との絆を深めるためにおもちゃを試して猫と過ごす時間を充実させましょう。
猫を初めて飼う人はコレ買って!必要なものや便利グッズをご紹介!:まとめ
今回は猫を初めて買う人に向けて、絶対に買うべきものからあったら便利なグッズまで幅広くご紹介しました。
グッズはピンからキリまでありますが、猫との生活を快適なものにするためには好みや生活環境に合ったものをこだわって選んでみるといいですね。
最後に今回のおさらいです。
今回のまとめ
- こだわるならキャットフードやトイレ!猫に合ったものを見つけよう。
- ベッドやキャットタワーは猫の落ち着ける場所が作れる。
- 消臭グッズや脱走・侵入防止ゲートがあると飼い主も助かる!
- おもちゃやおやつも実は必需品!猫との関係も良好に。
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