ロシアンブルーは高い?値段の相場と安く入手するポイント伝授!

ロシアンブルー可愛すぎる!
あ、でも結構良いお値段するのね…

ロシアンブルーをペットショップで見かけて一目ぼれしたんだけど、思ったより値段が高くて驚いた人もいるんじゃないでしょうか。

私もペットショップのロシアンブルーが可愛すぎて目を奪われたものの、30万近い値段に驚愕した経験がなんどあったことか……

▼そこで今回は以下の疑問を解決する内容をまとめました。

「ロシアンブルーの適正な値段っていくら?」

「もっとお手軽価格になる方法は無いの?」

ロシアンブルーに一目ぼれした人が、自分にあった価格で納得してお迎えできる情報を盛り込みました。

後半ではロシアンブルーのお世話方法や、みんなのロシアンブルー購入エピソードも紹介しますので、是非さいごまでご覧ください。

 

ロシアンブルーの値段相場

ロシアンブルー

健康なロシアンブルーの値段はおよそ10万~32万円で取引されています。

ロシアンブルーに限らず猫の値段は販売元により違いがあります。

▼ロシアンブルーの主な入手元は以下の通りです。

  • ペットショップ
  • ブリーダー
  • 里親募集

それぞれのロシアンブルーの値段相場と特徴を紹介します。

ペットショップでの値段

ペットショップでの販売価格は約12万円~32万円です。

※ペットショップコジマのネットショップ販売価格より調査[2023年2月]

ペットショップでは中間コストや場所代、人件費などが上乗せされるので少々高めの値段になっています。

一方でペットショップには『健康なペットを引き渡す義務』があるので、ある程度安心して健康な猫をお迎えできるというメリットもあります。

購入時は販売価格の12万~32万円に、ワクチン代として約5,000円が上乗せされることが多いです。

ブリーダーでの値段

ブリーダーからロシアンブルーを購入する場合は約10万円~28万円が相場です。

※優良ブリーダー直販サイト『みんなの子猫ブリーダー』より調査[2023年2月]

メモ

猫のブリーダー…主に血統書がついている猫の交配・繁殖させて販売するお仕事です。

ロシアンブルーに限定して繁殖しているブリーダーは、ロシアンブルーの特徴についてかなり詳しいので、相談にのってくれることもありますよ。

ブリーダーから購入するメリット

  • 中間コストがかからないので低価格
  • 親猫をみることができる
  • 家族や仲間と暮らしているので社会性が身についている

ブリーダーから購入するデメリット

  • ブリーダーが遠方のこともあり、猫見学や購入の際に費用がかかる
  • ブリーダーと相性が合わなかったり、悪質な場合もある

ブリーダーからロシアンブルーを購入する際は、6万円~28万円+ワクチン代5000円前後や遠方の場合は輸送費用などが上乗せされることもあります。

ワクチン代は猫代に含まれる場合もあるので、ブリーダーの出す条件を良く確認しましょう。

里親募集でかかる費用

販売では無いのですが、ロシアンブルーをお迎えする方法の中には里親募集を利用するという手もあります。

ちなみに里親募集でかかる費用はおよそ3万円前後であることが多いです。

里親募集は主に保護猫団体や里親募集サイトから情報を集めることができます。

メモ

保護猫団体とは…
保健所で殺処分される予定だった猫を保護し、新しい飼い主がみつかるまで一時的に飼育する団体。

里親募集サイトとは…
ペットを飼えなくなった飼い主や猫カフェを引退した猫、また保護猫団体が保護している猫を登録して、里親希望者とつなぐことができるネットサービス。

里親募集でロシアンブルーを入手する場合は、これまでの医療費やワクチン代、また保護猫団体などへの寄付金として3万円前後の支払いを要求されることが多いです。

ペットショップやブリーダーと比べて格段に安い!

ただし費用が安くすむというメリットがある一方で、遺伝性などの病気が隠れている場合もあり、病気のリスクも含めて引き受ける必要があります。

特に先住猫がいる場合は感染する可能性があるので検査をしてからのお迎えをするなど、対応をしっかりと考えるようにしましょう。

 

ロシアンブルー以外の猫の値段は?

猫2匹

ロシアンブルーのペットショップでの値段は約12万円~32万円であることがわかりました。

他の種類の猫と比べてどうなの?

ロシアンブルーの値段を知ると、他の猫の値段も気になりますよね。

▼大手ペット保険会社アニコムが発表した『人気猫ランキング2022』にランクインしている人気猫10種について現在の販売価格を調査しました。

順位 種類 値段
1 スコティッシュ・フォールド 96,800~437,800円
2 混血猫 不明
3 マンチカン 96,800円~657,800円
4 アメリカン・ショートヘア 107,800円~305,800円
5 ノルウェージャン・フォレスト・キャット 96,800円~371,800円
6 ラグドール 140,800円~426,800円
7 ブリティッシュ・ショートヘアー 151,800円~371,800円
8 ミヌエット 107,800円~448,800円
9 サイベリアン 118,800円~459,800円
10 ベンガル 129,800円~305,800円

※ペットショップコジマのネットショップ販売価格より調査[2023年2月]

2位の混血種についてはペットショップでの取り扱いはほとんどなく、主に保護猫や友人から譲り受けることが多いため販売価格は不明としました。

同じ種類の猫の中でも値段に大きな違いがありますが、それぞれの最低価格を見ると種類による値段の差はそこまで大きくない印象です。

販売時期により在籍している猫が違うので、こちらの表はあくまでも参考程度ですが、ロシアンブルーが特別高額であったり安かったりということは無いようです。

 

ロシアンブルーなのに値段が安い理由

どんな人に向いてるか

ロシアンブルーの値段を調べていると、5万円前後の値段で取引されている猫もみかけました。

30万円前後でも取引されていることがあるロシアンブルーですが、なぜそんなに安いのでしょうか。

ロシアンブルーの値段の決め方と安いロシアンブルーがいる理由について解説します。

ロシアンブルーの値段の決め方

ロシアンブルーに限らず、猫の値段は次の要素で決まります。

  1. 月齢
  2. 見た目
  3. 親猫のチャンピオンタイトル保持
  4. 販売元

1つずつ解説していきます。

1.月齢

猫の値段は月齢によってだいぶ変わります。

同じようなロシアンブルーなのに、成猫に近い月齢の猫と3カ月ほどの猫では10万近く値段が異なるということもあるんですよ。

2.見た目

見た目に特徴のある猫は格安になることがあります。

同じようなロシアンブルーでも、そういった子は5万円前後の格安で販売されています。

また売れ残って年齢がかさみ、その分さらに価格が下がりやすい傾向にあります。

3.親猫のチャンピオンタイトル保持

親猫や親戚にチャンピオンタイトル保持記録がある子猫の場合は高額になることが多いです。

とくにブリーダーの販売している猫に多いのですが、月齢が成猫に近いのに3カ月の子猫よりも高額で取引されていることもあります。

4.販売元

ペットショップとブリーダーからの購入、どちらにするかでも値段に違いがあります。

一般的にはブリーダーからの購入の方が、中間コスト等がかからない分安い値段で販売されていることが多いです。

ただしロシアンブルー専門のブリーダーだったり、こだわりがあるブリーダーの場合は、ペットショップより高額になることもあります。

安いロシアンブルーのワケ

安すぎるロシアンブルーの中には病気を隠されて販売されている猫もいます。

ロシアンブルーなのに5万円前後で販売されている猫がいるのに驚いた人もいるのではないでしょうか。

お!お買い得!

飛びつく前に、なぜ安いのか理由を考えてみましょう。

悪質なブリーダーの中には病気の猫を格安販売する人もいるとの声もあるのです。

ペットショップには健康なペットを販売する義務がありますが、悪質なブリーダーは病気を隠して販売する場合もあるとのこと。

病気を持っていると、病気に配慮した生活をおくる必要があります。

また病気自体が治っていたとしても、見た目に変化があったり、再発のリスクがあったりすることも。

ロシアンブルーの血統があるにも関わらず10万円をきる値段で販売している場合は、販売元の評判を確認して、実際に飼育環境を見学させてもらうなど注意しましょう。

 

ロシアンブルー購入前のチェック項目

ロシアンブルー

ロシアンブルーを購入する前に確認してほしい内容をまとめました。

猫も生身の体ですので、人間と同様にいろんな子がいます。

これから紹介するチェック項目を確認することで、ロシアンブルーとの生活がより豊かな物となるでしょう。

健康状態

猫をお迎えする前に必ず健康状態を確認しましょう。

特に保護猫の場合はノラ猫を保護している場合もあり、ケガや病歴がある子もいます。

エイズなどの病気を調べていないこともあるので、先住猫がいる場合は注意しましょう。

またブリーダーやペットショップでも遺伝性の病気の検査をしていない場合があります。

なるべくお迎え前に遺伝的疾患がないか検査をしてくれるペットショップ等で購入すると安心ですね。

性格

ロシアンブルーは穏やかな子もいますが、動くのが大好きな猫種でもあり、それぞれの性格により活動量や懐き方にも違いが出ます。

  • 高齢の一人暮らしなのに大暴れしている
  • 騒がしい環境なのに、おとなしいタイプのロシアンブルーをお迎えしてしまった

このように環境と猫の性格がマッチしていないと、お互いにストレスがたまってしまうことになりかねません。

ブリーダーやペットショップなどで様子を見させてもらったり、普段の性格を聞いてみるなどして自分や家族のライフスタイルに合っているかすり合わせてみると良いでしょう。

ブリーダーの評判

悪質なブリーダーがいることもあるので注意しましょう。

ブリーダーによっては、値段を落として病気のある子を販売しようとしたり、劣悪な環境で飼育していることもあります。

ブリーダーから購入する際は、評判を確認したり、必ず実際に会える機会を設けましょう。

正当な理由もなく面会を拒絶される場合は、飼育環境が悪いこともあるので避けた方が無難でしょう。

生体保証

万が一引き渡し後に疾患が見つかった場合や、死亡してしまった場合は、それぞれのペットショップやブリーダーごとに取り決められた保証を受けることができます。

ペットショップには健康なペットを引き渡す義務がありますが、実際は購入後に先天性の疾患が見つかることもあります。

ペットショップからお迎え後に去勢手術のため受診したところ、先天性の心臓病があることがわかったという相談が国民生活センターにも寄せられています。

ペットショップの中には『交換対応のみ』や『治療費は販売価格の50%まで』などの取り決めがある場合もあります。

せっかくお迎えした猫ちゃんを交換するなんてツライ…

このような事態を防ぐためにも、購入前にペットショップやブリーダーの取り決めている生体保証を必ず確認しましょう。

 

ロシアンブルーについて知っておこう

ロシアンブルー

ロシアンブルーの値段を調べている人の中には、ロシアンブルーのお迎えをかなり前向きに検討している人も多いのではないでしょうか。

なかにはペットショップでロシアンブルーを見かけ、その可愛らしさに一目ぼれして一気にお迎えまで進めてしまう人も。

ですがちょっと待ってください。

ロシアンブルーの性格や大きくなった時のことを知っていますか?

ロシアンブルーのことを知らないでお迎えしたら、こんなハズじゃ…と後悔しかねません。

納得してロシアンブルーをお迎えするために、以下で紹介するロシアンブルーの特徴を確認しておきましょう。

ロシアンブルー見た目の特徴

ロシアンブルーは『アッシュブルー』の美しい毛色とスタイリッシュなボディが特徴的な猫種です。

瞳が子猫のときは『キトンブルー』と呼ばれる淡いブルーをしているのですが、成長すると『エメラルドグリーン』に変化するのも見どころの1つ。

このような上品な毛色と瞳の美しさが人気ですが、『ロシアンスマイル』と呼ばれる微笑んでいるような口元も人気な要因の1つと言えます。

成猫になると体重は3kg~5kg身長は30~40cmほどになります。

性格は警戒心が強く活発

ロシアンブルーは警戒心が強く、初対面の相手に懐くことはあまりありません。

しかし一度心を許した相手には、深い愛着を現し、さながら忠誠心の強い犬のような態度をしめすことも。

またロシアンブルーはもともと『ボイスレスキャット』と呼ばれるほど、あまり鳴かなく、鳴いてもうるさくないと言われています。

このような性格から騒がしかったり、人の入れ替わりの激しい環境にいるとストレスを感じてしまうこともあるのです。

一方で狩りの本能も色濃く残っていて、活発に動き回る一面もあります。

これらの性格がロシアンブルーの特徴ですが、実際は猫それぞれの個性が強くでます。

「ロシアンブルーなのに鳴き声がうるさかった」という人や「人懐っこいロシアンブルーだった」なんて人もいますよ。

上記のような性格的特徴のあるロシアンブルーですが、品種の特徴として参考程度に覚えておくと良いでしょう。

ロシアンブルーのお世話方法

ロシアンブルーは賢くてしつけの覚えも良く、初心者でも飼いやすいと言われています。

一方でロシアンブルーの特性に合わせて、次のポイントに気を付けて飼育する必要があることを覚えておきましょう。

  1. ストレスを与えない工夫を
  2. 飲水量確保のために水飲み場を複数用意する
  3. キャットフードは【高たんぱく+グレインフリー】を選ぶ
  4. 毎日遊んであげて運動不足を解消

それでは1つずつ解説していきます。

1.ストレスを与えない工夫を

ロシアンブルーは非常に繊細なので、頻繁な来客やうるさい環境を苦手とします。

このように環境の変化にストレスを感じやすく、糖尿病や尿路結石などの病気を誘引してしまうことも。

ロシアンブルーの飼育時にはストレスを与えないように、環境の変化や来客は最低限になるように工夫しましょう。

2.飲水量確保のために水飲み場を複数用意する

ロシアンブルーをはじめ猫は飲水量が少なく、尿路結石などの病気にかかりやすい特徴があります。

水飲み場を増やすとその分飲水量が増えるというデータがあります。

ロシアンブルーの飲水量確保のためにも、水飲み場は複数用意してあげましょう。

3.キャットフードは【高たんぱく+グレインフリー】を選ぶ

ロシアンブルーは食べるのが大好きで、つい食べ過ぎてしまう傾向にあります。

そんな性格が影響して肥満になりやすいと言われている猫種なのです。

ロシアンブルーの食事で気を付けるポイントは『食事量を猫に合わせること』『キャットフードの種類を選定すること』です。

ロシアンブルーに良いキャットフードの特徴は以下の2つ。

高たんぱく…筋肉量を維持することで運動量確保につながる

グレインフリー…グレイン(穀物)は太りやすく猫には消化が難しい

これらの特徴を満たしたキャットフードを選ぶようにしましょう。

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猫の健康に悪影響を与える可能性のある添加物を徹底的に排除した安心できるキャットフードです。

4.毎日遊んであげて運動不足を解消

ロシアンブルーは飼い主と遊ぶのが大好きな猫種です。

また体を動かすのも好きなので、毎日最低10分でも猫じゃらしなどで遊んであげると良いでしょう。

外出が多い場合は、キャットタワーやキャットウォークを用意しておき活動量が増える工夫をしましょう。

運動不足が解消されることで、肥満を防ぎ、糖尿病や尿路結石のリスクを下げることにつながります。

平均寿命は?ロシアンブルーは短命?

ロシアンブルーの平均寿命は13年と言われています。

ペットフード協会の発表によると、猫全体の寿命が約15年なので、ロシアンブルーは猫全体の寿命より2年程短命であることが分かります。

短命である理由は以下の2つ

  • ストレスがたまりやすいこと
  • また早食いで肥満になりやすい

ストレスと肥満により糖尿病、尿路結石や腎不全になりやすいため短命であると言われているのです。

気を付けたい病気

ロシアンブルーが気を付けたい病気には次の疾患があげられます。

  • 糖尿病
  • 尿路結石
  • 腎不戦

これらを防ぐためにはストレスのかからない環境を整え、食べ過ぎや運動不足からの肥満を予防するようにしましょう。

ロシアンブルーが向いてる飼い主の特徴

ロシアンブルーチェックリスト

ロシアンブルが向いている人は次のような人です。

ロシアンブルーの購入を検討している人は、自分や家族のライフスタイルにロシアンブルーが向いているのかチェックしてみましょう。

ロシアンブルーが向いている人

  • 一人暮らしや年配で来客が少ないなど静かな家で暮らしている人
  • マンション住まいの人
  • 自分だけに懐いてほしいと思っている人
  • たくさん遊んであげられる人

ロシアンブルーが向いていない人

  • 家族が多く騒がしい家に住んでいる人
  • 外出が多い人
  • 猫の自由気ままな所が好きであまり懐かないでほしい人
  • 平均寿命が少しでも長い猫が飼いたい人

 

みんなのロシアンブルー購入エピソード

ロシアンブルー

みんなブリーダーやペットショップ、保護猫からロシアンブルーを探して、運命の子を見つけるようですね。

「20万越えの値段を見て、とても手が出ない!」とあきらめる人いる一方、月齢が高い猫やブリーダーの中から比較的安いロシアンブルーを見つけてお迎えする人もいますよ。

 

ロシアンブルーは高い?値段の相場と安く入手するポイント伝授!:まとめ

ロシアンブルーの値段の相場は10万~32万円です。

少しでも安く購入するためには『ブリーダーの販売している猫も探すこと』と『月齢が高い猫を選ぶこと』がポイントです。

ただし10万円をきるロシアンブルーの中には、病歴がある子もいるので注意が必要です。

ロシアンブルーを購入する場合は猫の性格や見た目、値段だけでなく、病歴やブリーダーの評判、飼育環境、生体保証の内容をしっかりチェックしましょう。

-ロシアンブルー, 費用