週刊新潮で「食べてはいけないキャットフード」という記事が2018年に公開されました。
これを見て今食べている餌が安全なのか、気になった方も多いのではないでしょうか。
また、危険な餌があると知って、キャットフードの見直した方も多いようです。
日本のキャットフードも安全基準は設けられていますが、全ての餌が安全という訳ではありません。
日本で販売されているペットフードの中には、海外では絶対に使わないような成分が入っている場合があります。
そのため、危険な成分について知って、購入の際には注意しましょう。
そこで、この記事ではキャットフードに含まれる危険な成分や食べてはいけないキャットフードの実名を紹介していきます。
それでは、まず始めにキャットフードに含まれる危険な成分について見ていきましょう。
目次
キャットフードに含まれる危険な成分
ここで紹介するキャットフードに含まれる危険な成分は、現在販売しているものの中にも入っている場合があります。
そのため、猫の餌を選ぶ際はしっかりと原材料を確認する必要があります。
安全な成分でも、猫の体質に合わない物もあるかもしれません。
しかし、ここで紹介する成分は猫の健康を害するものなので注意しましょう。
副産物
副産物は、家畜の骨や臓器、皮、頭、血液、脂、足などのことです。
これらは、人間は食べられない部分です。
キャットフードに含まれる場合は、粉砕して粉末状にした状態でミールとして使用されます。
家畜を育てるためのホルモンや抗生剤が多く含まれることがあり注意が必要です。
酸化防止剤
キャットフードに含まれる酸化防止剤は、発ガン性のあるものが使われている場合があります。
天然成分で酸化を防いでいる場合は安全ですが、以下のものは危険なので注意しましょう。
- BHT
- BHA
これらの酸化防止剤は、肝臓の肥大やガンの影響が認められている成分です。
人間の食事には絶対に、出てこない成分となっています。
猫にも、ヒューマングレードのキャットフードを選びましょう。
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着色料
次に紹介する危険な成分は、着色料です。
着色料は人間が見た時に、見栄えがいいように使われています。
猫はご飯を見た目で判断せずに、匂いで判断します。
そのため、着色料は猫の餌に不要な成分です。
赤色106号・赤色102号・赤色2号は海外では使用禁止となっています。
穀物
キャットフードに含まれる穀物は、主に小麦、大豆、トウモロコシです。
この穀物は、これまで紹介した成分のように絶対に体に悪いというものではありません。
しかし、猫は穀物の消化が苦手なので大量に摂取すると、消化不良をおこしてしまいます。
そのため、できれば避けたい食材です。
この穀物のなかでも、トウモロコシは特に消化しにくい食材となっています。
トウモロコシが含まれるものを食べることで、嘔吐やアレルギーが起きる場合があります。
穀物は価格が安いフードに入っていることが多いので、注意しましょう。
食べてはいけないキャットフードの実名
ここからは、食べてはいけないキャットフードの実名を公表していきます。
キャットフードには、実はいろんな危険な成分が含まれている可能性があることが分かりました。
そんな、危険な成分が含まれているキャットフードはこちらです。
副産物
ネスレ
ピュリナONE室内外猫用・ピュリナフリスキー室内猫用・ピュリナフリックス・モンプチ
マースジャパン
アイムス成猫用・カルカン・シーバデュオ・シーバデュオプラス・ニュートロナチュラルチョイス・ニュートロワイルとレシピ
着色料
日清ペットフード
懐石zeppin5つのごちそう・キャラットミックス・
日本ペットフード
コンボマグロ味・コンボプレゼントマグロとお肉味・ミオまぐろ味・ミオおいしくって毛玉対策
ネスレ
モンプチ7種のブレンド・フリスキー室内猫用
ペットライン
キャネットチップこく旨リッチ・キャネットお肉とお魚ミックス
マースジャパン
カルカンまぐろと野菜味
ユニ・チャーム
銀のスプーン贅沢うまみ仕立てお魚づくし・銀のスプーン三ツ星グルメお魚レシピ・ねこ元気お魚とお肉ミックス
穀物
日清ペットフード
懐石zeppin5つのごちそう・キャラット5つの味飽きやすい成猫用・キャラットミックスネオかつお仕立ての味わいブレンド・キャラットミックスまぐろ仕立ての味わいブレンド・和の極み
いなばペットフード
チャオ焼津産まぐろ節とかつお節入り
日本ヒルズコルゲート
ヒルズのサイエンスダイエットライト
日本ペットフード
コンボプレゼントまぐろとお肉味・コンボまぐろ味・ビューティープロ・ミオおいしくって毛玉対応・ミオまぐろ味ミックス
ネスレ日本
ピュリナモンプチ7種のブレンド・ピュリナONE・ピュリナフリスキー
ペットライン
キャネットチップお肉とお魚ミックス・キャネットチップこく旨リッチ・メディファス室内猫用
マースジャパン
アイムス成猫用・カルカンまぐろと野菜味
ユニ・チャーム
銀のスプーン三ツ星グルメ・銀のスプーン贅沢うまみ仕立て・ねこ元気お魚とお肉ミックス
ロイヤルカナン
適正体重の維持が難しい高齢猫用
酸化防止剤
マースジャパン
アイムス成猫用インドアキャットチキン・カルカンまぐろと野菜味
ロイヤルカナン
成猫用アメリカンショートへア
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安全なキャットフード
ここからは、危険な成分が含まれない安全なキャットフードを紹介していきます。
猫には、できるだけ健康で長生きしてほしいですよね。
また、飼い主としても安心して与えられるフードを選びたいものです。
こちらでは、健康に配慮したキャットフードを3つ紹介しています。
それでは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
グランツ
グランツは、無添加でグレインフリーの安全なキャットフードです。
無添加のキャットフードは、食いつきが悪いものが多いです。
しかし、こちらの商品は新鮮なサーモンを使っており、食いつきが良いことも特徴です。
また、このサーモンは高たんぱくの原料なので、猫の健康に役立つものとなっています。
シンプルな原材料ですので、アレルギーがある猫にも安心です。
さらに、粒が小粒タイプのキャットフードなので、どの年齢にも食べやすいものとなっています。
ブラバンソンヌ
次に紹介する商品は、グレインフリーで消化器の負担を考えたものです。
他にも、猫の消化を考え食物繊維やオリゴ糖を配合しています。
さらに、添加物などは使わずヒューマングレードのキャットフードとなっています。
他にも、ペットフードの安全基準に厳しいヨーロッパの基準をクリアしており、安心して与えることが可能です。
ねこひかり
ねこひかりは、若鶏を主原料として使っている高たんぱくフードです。
また、この若鶏は国産で他の原料も無添加など、猫の健康に配慮されたフードとなっています。
さらに、穀物や野菜が含まれており猫の腸内環境も考えて作られています。
食べてはいけないキャットフードの実名公開!この商品は危険!:まとめ
現在販売されているキャットフードの中には、危険な成分が使われているものがあります。
特に、酸化防止剤や合成着色料は、病気のリスクや海外では使用されていないものも。
これらの成分は、猫の健康に悪影響を及ぼすため気を付けて商品を選びたいですね。
粗悪な餌を与えたことによって、愛猫が体調を崩すといったことは避けたいです。
また、この記事では食べてはいけないキャットフードの実名を公開しています。
この記事を参考に、今与えているフードが安全なのか見直すきっかけになればいい幸いです。
さらに、安全で安心なキャットフードも厳選紹介しているので、参考にキャットフードを選んでみてください。