キャットフードと言っても手軽にスーパーやドラッグストアで簡単に買えます。
公式サイトやネットでしか買えないものも多数あります。
安く買えるキャットフードは家計にも優しく、簡単に買えるので便利ですよね。
しかし、安いキャットフードの中にも危険な成分が含まれているものもあります。
かわいい愛猫だからこそ体に良いものを食べさせて1日でも長生きさせたい。
そう思うのが飼い主さんの気持ちですよね。
この記事では安いキャットフードと高いキャットフードの違いや、安いキャットフードのメリット・デメリット等を解説していきます。
おすすめの商品も紹介させて頂きます。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
目次
安いキャットフードと高いキャットフードの違いって何?
キャットフードと言っても値段にはピンからキリまであります。
そもそも安いキャットフードってどうして安いか知っていますか?
安いキャットフードと高いキャットフードの違いって一体なんなんでしょうか?
安いキャットフード
価格重視で安い原材料を混ぜ合わせカサ増しし商品化されている。
高いキャットフード
原材料の品質を重視し商品化されている。
人間が食べるような素材を使っている。
キャットフードの値段は原材料の違いで変わり使っている物の値段で変わってきます。
安いからという理由で買うとどんな物が使われているかわからないということがわかりました。
安いキャットフードのメリット・デメリットって何?
健康志向の飼い主さんを始め、このような疑問を一度でも思った方は多いと思います。
そこで、ここでは安いキャットフードのメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット
- 値段が安く家庭にも優しい為続けやすい。
- 愛猫の好みや体調に合わせて使い分けられる。
- スーパーやドラッグストア、ホームセンターでも気軽に買える。
- コンビニでも売られていることから、買い忘れてもすぐに入手できる。
デメリット
- あまり聞いたことのないような原料が使われていることがある。
- 人間が口にしないような原材料が使われている物がある。
- 人工着色料や人工香料といった人口添加物が使われている事が多い。
安いキャットフードは手軽に買え愛猫にあった物が選ます。
ですが、原材料が分かりづらかったり与え続けることによって、癌やアレルギーを引き起こしてしまう可能性があると考えられています。
注意
安ければ絶対に粗悪な原材料が使われているというわけではありません。
あくまでも、リスクを高めてしまう可能性があります。
安いキャットフードの危険な材料とは?
安いキャットフードには不必要な原材料や添加物が使われていると言われています。
一体どんな物が使われているのでしょうか?
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
エトシキン(酸化防止剤)
これらは殺虫剤の酸化防止や保存料、発色剤としても使われています。
(BHAに関しては私達が食べる魚や肉の加工品やバターなどにも使われています。)
発癌性が疑われていたり、歩行障害や肝臓機能低下などの恐れがあると言われています。
注意
これらの物をキャットフードに使用する場合、上限を厳しく管理されています。
基本体に影響が出ない範囲での使用が義務付けられています。
ただ、過剰摂取すると危険と指摘されていることも事実ではあります。
合成着色料・人工香料
私達が口にするものにも合成着色料や人工香料が入っている物も多くあります。
「体に悪いんじゃないか」というイメージを持たれている方も多くいると思います。
キャットフードにも合成着色料や人工香料が多くの商品に使われています。
合成着色料の危険性としては発癌性やアレルギーなどを引き起こす場合があると言われています。
どうしてそんな不必要な物を使うのでしょうか?
ずばり!飼い主へのアピールと言えるでしょう。
猫は人間と色彩感覚が違うため、猫はどんなに綺麗な色を付けていても認識できません。
猫がフードに興味を持つかは匂いや食感などです。
合成着色料を入れる理由は飼い主に「色が綺麗、美味しいかも」と思ってもらうためだけのメーカーのアピールとも言えます。
副産物・4Dミール
4Dミールとは…?
Dead…死骸となった動物
Diseased…病気の動物
Dying…瀕死の動物
Disabled…障害のある動物
ミートミールとは…?
原材料に使われる肉を乾燥させて粉状にしたもの。
猫はネズミやうさぎを頭から尻尾まで全て食べています。
猫は人間が食べないようなものも食べられます。
ただ、足や羽などは消化も悪く吸収率にも問題があると言われています。
人間が食べないようなクチバシ・羽・糞・血などをそのまま焼いて混ぜた物がキャットフードに使用されています。
このような粗悪な材料を集めてミールを作っていることもあります。
こういったミールはもともと腐敗が進んでいるような材料も含まれています。
消毒の為、強力な人口防腐剤が大量に使われていると言われています。
より安全なものを選ぶのであれば「ミートミール」の表記はやめましょう。
「チキンミール」「ビーフミール」など適切な表記の物を選んだ方が安全性は高いと言われています。
注意 ミートミールの中には4Dミートが含まれている場合もあります
AAFCOの基準を守らない国やメーカーもあるので、使われている可能性がゼロとは言い切れないことを覚えておきましょう。
(ミートミール=4Dミートではない)
AAFCOとは?
ペットフードの栄養基準や表示などのガイドラインを定めるアメリカの機関。
注意
今のメーカーにおいてキャットフードは人間の食肉の副産物より製造しています。
4Dミートが入る可能性は低いと言われています。
ただ、激安フードと呼ばれるものには注意していきましょう。
動物性油脂
動物性油脂とは動物から抽出した油のことです。
キャットフードを作るには必要なものです。
植物性油脂よりも動物性油脂のほうが猫は好むと言われています。
熱処理をするため菌も死滅し過度に危険ではない事が確認されています。
ただ、品質の悪い動物性油脂は腐敗している動物を原材料に使っている場合があります。
他にも骨や肉だけでなく、内蔵や糞などを全て煮込んで抽出していることも。
使用された動物が不特定で、病気でなくなった動物や猫や犬を使用している場合も考えられます。
表記が明確な「鶏脂」などの油脂を使用しているキャットフードがより安全と言えます。
穀物
猫は肉食動物で穀物は食べられな事はありませんが、消化や吸収を苦手とすると言われています。
中には穀物が原因でアレルギーを引き起こす猫もいます。
アレルギーは穀物に含まれるたんぱく質をうまく分解できない為に起こる免疫異常です。
最近では、穀物不使用のグレインフリー(アレルギーを起こしやすい穀物不使用)のキャットフードが注目されています。
キャットフードに含まれている穀物の量や種類を知っておくのはとても大切なことだと言えます。
おすすめのキャットフードってどんなものがあるの?
最後に安くて安全なキャットフードってどんな物があるのでしょうか?
いくつか紹介させて頂きますのでぜひ、参考にして見て下さい。
➀市販キャットフード ピュリナワン
ピュリナワンは猫の健康に良いと言われる様々な栄養が詰まっている総合栄養食です。原材料も新鮮なチキン・サーモンなども使用しています。
更に豊富なラインナップがあるため愛猫にあった物を探せます。
今はピュリナワンの室内飼い猫用のチキンを食べていますが毛並みもよくとても元気です!おすすめです。
②市販キャットフード ビューティープロ
獣医師が監修する総合栄養食です。
運動量の少ない室内飼い猫用に設計されたキャットフードです。
健康を保ち免疫力を維持、毛玉対応、体型維持、お腹の健康と便臭ケア等を掲げています。
③市販キャットフード モンプチ
着色料や香料、保存料を使用していない無添加のキャットフードです。
原材料にかつおやマグロなどの厳選された食材を使用しています。
モンプチはピュリナと同じ会社から販売されているものです。
④市販キャットフード カルカン
年齢や成長に合わせた製品やタイプ別で選べる為愛猫にあったフードが選べます。
肉や魚がメインで使われているため猫に嬉しいたんぱく質が豊富な商品です。
今回は4つの商品を紹介させて頂きました。
原材料の大まかな品質はパッケージの表示からも判断できます。
「天然の〜」や「新鮮な〜」といった物、「人間が食べられるものだけを使用」等の文言があると安心要素の1つと言えます。
主原料が良質な魚や肉のキャットフードをいくつか試しましょう。
その中から愛猫に合ったものを選んであげて下さい。
安いキャットフードって体に悪いの?食べ続けていたら長生きできないの?まとめ
猫の寿命は完全室内飼いで約16歳、外に出る猫は約13歳と言われています。
外飼い猫は交通事故や感染症のリスクも高くなる事から完全室内飼いの猫の方が約3年長いと言われています。
安いキャットフードを与えていても20歳近くまで病気もせず生きる猫もます。
高いキャットフードを与えているのに早く死んでしまう猫もいます。
私の知り合いで15歳の猫を飼っている飼い主さんは安い物をあげているけど今でも元気という話もあります。
現に長寿猫を飼われている飼い主さんの約8割はお手頃な価格のキャットフードを食べさせているそうです。
安いから全てダメというわけではないということがわかりました。
ただ、長生きをする確率を上げるためにも、与えているキャットフードの原材料を知ることは飼い主にも愛猫の為にも大切なことだと言えます。
ぜひ、まだ原材料を見ずに買っている方、激安だからと買っている方は確認してみて下さい。
この記事では安全なキャットフードも紹介していますので参考にしてみてください。