猫ちゃんの食事のあげ過ぎ!!カロリーの過剰摂取?!かなり危険!?

猫ちゃんの食事のあげ過ぎ!!カロリーの過剰摂取!?かなり危険!?

猫ちゃんの食事のあげ過ぎについてお話します!!

猫ちゃんを飼っている皆さんは、猫ちゃんの食事のカロリーを考えてあげていますか?

食事のカロリーを考えずにご飯やおやつを与えると、太ったり病気になったりしてしまいますよね…。

私の通う美容室に、まるまるとしたオスの猫ちゃんがいるんです!

私が美容室の待合スペースで座っていると、隣に「チョコン」と座って寄り添う感じに甘えて来てくれるんですよ!!

こんなに大人しくて人懐っこくて可愛いから、店員さんやお客さんに「食べ物をたくさんもらっているんだろうなぁ」って思ってしまいました…。(笑)

店員さんが

「よくお客さんからおやつ頂いたりするんですよね…。(笑)」
って言ってました。

この子がまるまるとしているのがわかる気がました…。(笑)

でも、可愛いからといって、おやつやご飯をあげ過ぎるのはよくないですよね…。(苦笑)

人懐っこくて可愛いですが、まるまるとして動きにくそうで、見ていて可哀想に思えてきたんですよね…。(悲)

だからといって美容室の猫ちゃんに何かしてあげられる事はできないですけどね…。(涙)

でも、猫ちゃんの食事のカロリーについて調べて店員さんに教えることはできますよね!!

そもそも、猫ちゃんの食事のカロリーってどれくらいなんでしょうか?

猫ちゃんの食事のカロリーって気になりませんか?

気になりますよね?

そんな方のために!!

猫ちゃんの食事のカロリーについて詳しくお話しますね!!

 

猫ちゃんの食事のカロリー!!

愛猫ちゃんを飼っている皆さんは、猫ちゃんの食事のカロリーって気になりませんか?

人もよく「太った」や「肥えた」などと言ったり耳にしたりしますよね?

人は「可愛い・きれい」や「かっこいい・イケメン」になりたい・見られたいと思い、容姿を気にして「運動する」「カロリー計算した食事」をしたりしますよね。

後、「病気になった時」「病気にならないように予防として」もありますね。

猫ちゃんはどうなんでしょうか?

人が見て「動きにくそう」や「病気になっていないかな?」などと思ったときってありませんか?

飼い猫ちゃんなら、太るのを予防することができますね!

それでは、「猫ちゃんの1日の食事量」と「カロリー計算方法」を詳しくお話しますね!!

猫ちゃんの1日の食事量!!

猫ちゃんを飼っている皆さんは、猫ちゃんの1日の食事量を知っていますか?

猫ちゃんの年齢や病気の有無で、1日の食事量が変わってきますよね?

キャットフードの種類でも食事量は変わるそうですよ!

では、どうやって食事量を知ればいいのでしょうか?

手っ取り早いのが、食べさせているキャットフードのパッケージに記載されている食事量を見ることですね!!

私自身もちゃんと知りたいので、美容室の猫ちゃん【こじろうくん5歳オス体重8kg】を参考にして見ていきますね!!

美容室の猫ちゃんのこじろうくん5歳、体重は8kgあり、キャットフードはモグニャンを食べています。

(1歳〜7歳の猫ちゃんの標準体重は3.5kg〜5kgくらいだそうです。)

モグニャン

モグニャンキャットフード

引用出典:モグニャン公式サイト

モグニャンのポイント

  • 白身魚がたっぷり65%。
  • グレインフリー(穀物不使用)。
  • 香料・着色料不使用。
  • 子猫ちゃんからシニア猫ちゃんまで食べられる(オールステージ対応)。
  • 食いつき率3.2倍。
  • FEDIAFの基準を満たす工場で生産。
  • 獣医師の93%が推奨している。

【原材料&成分】

原材料
白身魚65%、タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母、サツマイモ、ココナッツオイル、セルロース、サーモンオイル、フィッシュスープ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、乳酸菌
タンパク質 27%以上
脂質 11%以上
粗繊維 5.25%以下
灰分 9.5%以下
水分 5%以下
NFE 41%
オメガ3脂肪酸 2.50%
オメガ6脂肪酸 1.30%
リン 1.10%
カルシウム 1.30%
エネルギー(100gあたり) 379kcal

【食事量(給与量)】

給与量

引用出典:モグニャン公式サイト

獣医師の93%が推奨!!

こじろうくんは、プレミアムキャットフードを食べていたんですね!!

美容室の店員さん(飼い主さん)は、「まるまるとしているから、ダイエットさせた方が良いんだけどね…。お客さんからおやつを頂くのが日課になっているからね…。」と言っていました。

1日3回ご飯を食べていて、美容室のお客さんからよくおやつを頂いているので、まるまるとしているのでしょうね…。(苦笑)

モグニャンのキャットフードで検証していきましょう!!

【こじろうくん5歳オス8kg】

5歳のこじろうくんは体重8kgなので、モグニャンの1日の給与量は、82g〜90gって記載していますね。

1日3回の食事なら、1回分は約28g〜30gになりますね!!

82g÷3回≒28g ~ 90g÷3回=30g

もし、1日5回の食事にするなら、1回分は約17g〜18gですね!!

82g÷5回≒17g ~ 30g÷5回=18g

5歳の猫ちゃんは、1日2回〜3回でいいと思うのですが…。

こじろうくんの場合は、美容室のお客さんからおやつを頂いたりすると聞いたので、食事を5回や7回にしたらいいのではないかと思いました。

⇩こんな表を作ってみたんです。

1日/3回 1日/5回 1日/7回 ① 1日/7回 ②
約28g~30g 約17g~18g 約17g~18g 約11.7g~12.8g
おやつ - 約17g~18g 約8.5g~9g 約11.7g~12.8g
おやつ - - 約8.5g~9g 約11.7g~12.8g
約28g~30g 約17g~18g 約17g~18g 約11.7g~12.8g
おやつ - 約17g~18g 約8.5g~9g 約11.7g~12.8g
おやつ - - 約8.5g~9g 約11.7g~12.8g
約28g~30g 約17g~18g 約17g~18g 約11.7g~12.8g

こんな感じにしたら、今まで時間に関係なく、たくさん食べてた猫ちゃんには回数を増やした方が良いのではと、勝手に思って作ったのですが…。

回数を増やしても、1日の給与量内なら「太る・肥える」と言ったこともなくなるのではないでしょうか。

後は、飼い主さんに採用されるかですね…。(笑)

カロリー計算方法!!

猫ちゃんを飼っている皆さんは、カロリー計算をしたことありますか?

最近では、人もダイエットや食事医療などでカロリー計算をする人が増えましたよね。

カロリー計算した食事をすることが、健康維持のためにはいいですよね!!

いざカロリー計算をするとなると、「めんどくさいなぁ…。」や「どうやって計算するの?」など思いますよね…。

どちらかと言えば、私自身のことなら「めんどくさいなぁ…。」って感じですかね…。(笑)

でも、大切な猫ちゃんの健康のためならカロリー計算しますよね。

猫ちゃんのカロリー計算は、2段階あるんですよ。

カロリー計算の他に、1日あたりの食事量の計算も必要になります。

では、【こじろうくん5歳オス体重8kg】で計算してみますね!!

基本カロリーの計算

【基本カロリーの計算式】

30 × 体重(kg) + 70 = 基本カロリー(1日)

【こじろうくん5歳オス体重8kg】

30×8(kg)+70=310kcal(1日)

こじろうくんの基本カロリーは、310kcalになりました!!

豆知識

基本カロリーの計算式は、安静時のエネルギー要求量【RER】(Rest Energy Requirement)のことなんですよ!!

30 × 体重(kg) + 70 = 基本カロリー(1日)

30 × 体重(㎏) + 70 = 安静時のエネルギー要求量【RER】(kcal)

ライフステージの活動係数(倍数)

ライフステージとは、猫に限らずすべての動物は、誕生してから成長・成熟し・歳を重ねて一生を終えます。このような動物の一生を、「ライフステージ」と呼びます。

【ライフステージの表】

子猫期 ~6ヵ月齢まで
若猫期 6ヵ月齢~1歳まで
成猫期 2歳~6歳まで
シニア期 7歳以降

ライフステージの活動係数(倍数)が必要となります。

活動係数とは、1日のエネルギー消費量を計算するときに考慮する身体活動量の数字である。

【ライフステージの活動係数(倍数)の表】

ライフステージ 活動係数(倍数)
標準体型の成猫(避妊・去勢済み) 1.2
標準体型の成猫(避妊・去勢なし) 1.4
活動的な猫 1.6
肥満気味の猫 1.0
ダイエット中の猫 0.8
増量中の猫 1.2~1.4
高齢猫 1.1
【子猫】離乳期~3ヵ月 3
【子猫】4ヵ月~6ヵ月 2.5
【子猫】7ヵ月~1歳まで 2
妊娠期 2
産後授乳期 (※自由採食) 2.0~6.0

※自由採食とは・・・食事の量を制限されずいつでも自由に摂ることができる。

年齢や体型や妊娠中・授乳中や避妊・去勢の有無によって活動係数(倍数)が変わるんですね。

基本カロリー計算式で出した基本カロリーに、ライフステージの倍数をかけたものが、最適カロリーとなるのです。

【最適カロリーの計算式】

基本カロリー × ライフステージ活動係数(倍数) = 最適カロリー(1日)

こじろうくんの基本カロリーは、310kcalになりましたよね。

まるまるとしているこじろうくんは、「ダイエット中」で計算してみますね。(勝手にダイエット中にしてこじろうくんごめんね…。)

ライフステージの活動係数(倍数)の表で見てみると…。

ライフステージはダイエット中の猫ちゃんなので、活動係数(倍数)は0.8と記載されているので、基本カロリーの310kcalに、0.8をかけますね。

310kcal × 0.8 = 248kcal

こじろうくんの最適カロリーは、248kcalとなりました!!

豆知識

最適カロリーの計算式は、1日あたりのエネルギー要求量【DER】(Daily Energy Requirement)のことなんですよ!!

基本カロリー × ライフステージ活動係数(倍数) = 最適カロリー(1日)

【RER】×係数=1日あたりのエネルギー要求量【DER】(kcal)

カロリー計算するのって、結構めんどくさいですよね…。(笑)

なので、体重とライフステージ別の最適カロリー早見表を載せました!!

使ってみてくださいね!!

【体重とライフステージ別の最適カロリー早見表】

標準(避妊済み) 標準(避妊なし) 活動的 肥満気味 ダイエット中 増量中
猫の体重 1.2 1.4 1.6 1 0.8 1.4
3.2 199 232 266 166 133 232
3.4 206 241 275 172 1338 241
3.6 214 249 285 178 142 249
3.8 221 258 294 184 147 258
4 228 266 304 190 152 266
4.2 235 274 314 196 157 274
4.4 242 283 323 202 162 283
4.6 250 291 333 208 166 291
4.8 257 300 342 214 171 300
5 264 308 352 220 176 308
5.2 271 316 362 226 181 316
5.4 278 325 371 232 186 325
5.6 286 333 381 238 190 333
5.8 293 342 390 244 195 342
6 300 350 400 250 200 350
6.2 307 358 410 256 205 358
6.4 314 367 419 262 210 367
6.6 322 375 429 268 214 375
6.8 329 384 438 274 219 384
7 336 392 448 280 224 392
7.2 343 400 458 286 229 400
7.4 350 409 467 292 234 409
7.6 358 417 477 298 238 417
7.8 365 426 486 304 243 426
8 372 434 496 310 248 434

最適カロリーは、248kcalってわかりましたよね?

最適カロリーはわかったけど、1日の食事量はどれくらいなのかわかりません…。

では、248kcalを1日の食事量にすると何gになるのでしょうか?

1日あたりの食事量を求める時は、1日あたりの食事量の計算式で計算するんですよ。

【1日あたりの食事量の計算式】

A ÷ B × 100 = 1日あたりの食事量(g)

  • A・・・1日あたりのエネルギー要求量【DER】
  • B・・・キャットフードに表示された代謝エネルギー【ME】

モグニャンのパッケージには、エネルギー(100g)あたり379kcalって記載されていました。

【ME】は、379kcalになりますね!

1日あたりの食事量の計算式に当てはめると…。

248kcal÷379kcal×100≒65g

1日あたりの食事量は、約65gになりました!!

【こじろうくん5歳オス体重8kg】

基本カロリー:310kcal(5歳・体重8kg)

最適カロリー:248kcal(ダイエット中)

1日あたりの食事量:約65g(ダイエット中)

という結果が出ました!!

この結果をこじろうくんの飼い主さんに話してみたいと思います!!

後は、飼い主さん次第になってしまいますが…。(笑)

こじろうくんが無理なくダイエットか体重維持ができたら良いなあと思い、猫ちゃんの食事のカロリーについてお話しました!!

 

カロリーの過剰摂取!?かなり危険!?

猫ちゃんを飼っている皆さんは、カロリーを過剰摂取すると良くないって知っていますか?

猫ちゃんだけの話ではないですが…。

カロリーを過剰摂取すると、人も猫ちゃんも身体に良くないですよね。

肥満になったり、病気になったりしますよね。

カロリーを過剰摂取するとどんな事が起こるのかお話しますね!!

<肥満の原因>

  • 食べ過ぎ
  • 運動不足
  • 避妊・去勢
  • 遺伝
  • 投薬

人も猫ちゃんも「食べ過ぎ」や「運動不足」になると、悲しいことに太って肥満になってしまいますね。

人は太ったら「ダイエット」や「運動する」や「カロリーを考えた食事をする」といった事を、考えて行動することができますよね。

でも、猫ちゃんが人と同じように、太ったからといって考えて行動することができるのでしょうか?

飼っている猫ちゃんなら、飼い主さんが責任を持って、猫ちゃんの健康管理をしないといけないと私は思うのです!!

避妊・去勢や投薬でも、太ってしまうこともあるんですね。

人はよく遺伝で太るとか言ったりしますが、猫ちゃんも遺伝でも太ってしまうこともあるんですね?!

猫ちゃんが遺伝で太ることに、ちょっと驚きました…。(笑)

<肥満が引き起こしやすい病気>

糖尿病

猫ちゃんが糖尿病になると、血糖値が高くなって飲水量が増えて、それにともなって尿量が増える症状がおこるんです。

発病の初期はよく食べますが、症状が進むと食欲不振、元気消失、嘔吐などがみられ、痩せていくのです。

毛艶が悪くなることで気づく飼い主さんもいるんですよ。

関節疾患

猫ちゃんでよくみられる関節疾患は、変形性関節症なんですよ。

変形性関節症は、骨と骨の連結部分である関節をなめらかに動かすために必要な軟骨と周囲組織がなんらかの原因で変形して炎症が起こる病気なのです。

年齢、肥満、環境、遺伝などが関与しているんです。

消化器系

消化器系の病気は、嘔吐や下痢といった症状が現れやすいので、比較的見つけやすいのですが、何よりも消化器に負担をかけない食事と健康の管理が重要なのです。

循環器系

猫ちゃんの循環器系の病気は、おもに心臓の病気なのです。

発症したら完治が難しいと言われているんです。

しかし、早期に発見できれば、症状を緩和したり、進行を遅らせたりする治療が可能なのです。

肥満になるとさまざまな病気になるのも、猫ちゃんも人と同じなんですね。

猫ちゃんもカロリーの過剰摂取は、かなり危険って事ですね!!

<食事によるダイエット方法>

  • 摂取カロリーの調整
  • 栄養バランスの調整
  • 療法食の導入

食事によるダイエット方法があるんですね。

栄養バランスや摂取カロリーを調整して、食事を与えることが大切なんですね!!

療法食の導入ってことは、動けない猫ちゃんや病気になった猫ちゃんってことですよね…。

可愛い猫ちゃんのことを思うなら、普段から太らないようにカロリーを考えて、健康管理をきちんとしてあげてくださいね!!

 

猫ちゃんの食事のあげ過ぎ!!カロリーの過剰摂取!?かなり危険!?:まとめ

今回の記事は、私の通う美容室の猫ちゃんがまるまるとしていて、猫ちゃんの食事のカロリーが気になったことから始まりました。

猫ちゃんの食事のカロリーを計算して求める方法が2つあります。

  • 【基本カロリーの計算式】
  • 【最適カロリーの計算式】

この2つの計算式で、最適カロリーがわかりますよ!

最適カロリーがわかれば、【1日あたりの食事量の計算式】を使って、1日の食事量もわかるのです。

2つのカロリー計算がめんどくさいなって思う方のために、【体重とライフステージ別の最適カロリー早見表】を記載しました!!

ぜひ、使ってみてくださいね!!

カロリーの過剰摂取は、さまざまな病気の原因になるのでかなり危険です!!

猫ちゃんの食事のカロリーを知ることは、健康管理に繋がると私は思います!!

可愛い猫ちゃんのためにも、食事のカロリー管理をしていきましょう!!

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