犬にワクチンを打つのはよく聞きますよね!
猫も検査してワクチンを打ちます。
でもワクチンを打つ前日と当日、いつも通り食べさせてもいいのか気になりますね。
ではなぜ、ワクチンを打たなければいけないか。
食事はどうしたらいいのか。
疑問を解決していきましょう!
目次
猫のワクチンとは?
ウイルスが体内に入り、病気になってしまう感染症の病原体を無毒化または弱毒化した薬液の事です。
ワクチンを身体に摂取する事で免疫力をつける事が出来るので、感染のリスクを下げる事が出来ますよ。
メモ
ワクチンで予防出来る感染症は6種類あるので、みていきましょう。
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症
- 猫クラミジア感染症
- 猫白血病ウイルス感染症
- 猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
猫ウイルス性鼻気管炎
猫ヘルペスウイルス1型が原因となる感染症。
猫インフルエンザ、猫コリーザとも呼ばれる事もあります。
症状
くしゃみ、発熱、下痢、食欲不振など
重症化すると急激な衰弱、肺炎、脱水症状を起こし死亡する事もある。
また結膜炎を併発し、失明する恐れがあります。
私たち人間と同じようなインフルエンザにかかるとは思いませんね。
私の実家では過去を含め4匹の猫を飼った事がありますが、どの子も大きな病気にかかった事はなく過ごす事ができました。
病気にならないのが1番嬉しいですね!
猫カリシウイルス感染症
複数の型があり1つの型に感染後、他の型に感染する事があります。
症状
型によって様々な症状がある。
風邪のような症状を起こすもの、口の中に潰瘍を作るもの、肺炎を起こすもの、腸で感染して症状があったら出ないものなどがあります。
注意
重篤化が少ないと言われていますが、近年より毒性が強く致死率が高い強毒全身性ネコカリシウイルスの報告がある
猫汎白血球減少症
漢字だけでは聞き覚えはないかもしれません。
「猫ジステンパー」、「猫パルボ」とも呼ばれており、猫を飼っている人はこちらの名前で聞いた事がある人も多いでしょう。
感染力が非常に強い胃腸炎です。
症状
激しい嘔吐、下痢、高熱
成猫の場合は軽症で済む事もありますが子猫の場合は重症化しやすく、血便が出て死に至る事があるので注意が必要です
猫クラミジア感染症
細菌の一種によって引き起こされる感染症。
症状
結膜炎、涙目、目やに、くしゃみなど
症状が進行すると咳が出て、肺炎になってしまう事があります。
「人獣共通感染症」の一つで、ごくまれに猫から人への感染が報告されています。
猫白血病ウイルス感染症
白血病の原因となるウイルスが体内に入る病気。
症状
発熱、食欲不振、貧血など、腎臓病などの原因になる
ポイント
生後すぐに感染した場合は死亡率がかなり高いが、1歳以上の場合は約90%が感染後数週間~数ヶ月でウイルスが消えると言われる
猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
猫同士でしか感染せず、感染力が弱いので空気感染する事はないです。
症状
下痢、口内炎、発熱など
感染していても発症しない猫も多く、感染したからといってすぐに死亡するわけではありません。
人間がかかる病気が変異するように、猫がかかる病気も変異する事により強力になる場合がありますので重篤化しないから大丈夫と過信しないようにしましょう。
愛猫が少しでもおかしいなと感じたら、かかりつけの獣医さんに相談してくださいね。
ワクチンの種類には種類があるので、生活環境に合わせたワクチンを接種しましょう。
ワクチンの種類
- 3種混合ワクチン
- 5種混合ワクチン
- 猫エイズワクチン
3種混合ワクチン
猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症の3種は感染力が強く、いずれも空気感染をする恐れがあります。
こんな方におすすめ
- 室内飼育
- 多頭飼育
5種混合ワクチン
3種混合ワクチンに猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症を合わせた混合ワクチンです。
こんな方におすすめ
- 外出する猫がいる
- 多頭飼育
猫エイズワクチン
注意ポイント
混合ではなく、単独での接種が必要です!
なぜ猫にワクチンを打つの?
予防という意味では、ワクチンを接種した方がいいでしょう。
感染症から守るために必要ですよ。
室内飼いだからといって接種しなくてもいいというわけではありません。
飼い主はもちろん来訪者、靴や衣服などあらゆる方法で感染する可能性があるからですよ。
外出中に感染動物に触れてしまったり、排泄物を踏んでしまったりする事で、家の中に感染源を持ち込んでしまう場合もありえます。
室内生活でもウイルスの感染リスクはあるので十分起こり得る事なのです!
ポイント
感染症には「予防」はできても「治療」できないものもあります。
ワクチンを接種していないと、いざという時に困ることも!
ペットホテルなどではワクチン接種を条件にしているところも少なくないそうですよ。
すべての病気がワクチンで予防できるわけではありません。
また、ワクチンを接種しても感染症にかかることはあります。
猫のワクチンの副作用は?
ワクチンは一時的に軽い感染状態にして免疫力をつけるため、猫によっては体調が悪くなったりします。
場合によってはアナフィラキシーショックを起こすこともあり得ます。
なので、ワクチン接種をためらわれる飼い主さんもいますね。
必ずしも副反応が出るとは限らず、接種しても元気な猫もいますよ!
主な副反応の症状
元気がない、食欲が無い、発熱、アナフィラキシー、注射部位にしこり(肉腫)の発生、じんましん
ワクチン接種におすすめな時間帯
午前中に接種を受ける
ポイント
ワクチン接種を受けておけば、もし診察・治療が必要になった場合でもすぐに対応できるので、安心できますね!
実家の猫たちは3種混合ワクチンを年に1度接種していますが、毎回元気に過ごしていますよ。
最近のワクチンは、副反応が出ることはとても少ないので、リスク回避よりも免疫獲得の効果を優先する方がいいでしょう。
猫のワクチン接種前後の食事は?
前日・当日の食事は特に注意する事はありませんので、食べさせて大丈夫です。
注意ポイント ワクチン接種後お家でゆっくり過ごし、興奮やストレスは避けるようにしましょう。
ワクチンが体内に入って免疫力がつくまでには、2週間程度かかるのでその間も猫の様子をチェックしましょう。
ワクチン接種後、獣医さんに注意事項を聞いて指示に従ってください。
副反応が出ても慌てず、獣医さんに相談してください。
病気にならないため、健康にも気をつけたいですね!
あなたへおすすめのキャットフードを紹介します。
カナガンキャットフード チキン
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- グレインフリー(穀物不使用)
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上質なチキンをたっぷり使用して作った栄養満点のフードです。
原材料の60%以上がチキンの高タンパク!
肉食な猫にとって大切な栄養素ですよ。
モグニャンキャットフード
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猫のワクチン接種後の食事はどうする?他に注意すべき事はある?:まとめ
- ワクチンで予防出来る感染症は6種類ある
- ワクチンに種類があり、生活環境に合わせたワクチンを接種
- ワクチンには混合と単独があり、猫エイズのみ単独で接種
- 室内飼いだから接種しなくてもいいわけではない
- 接種後副反応が出る場合もある
- 必ずしも副反応が出るとは限らない
- ワクチン接種前日・当日の食事は普通に食べてもいい
室内飼いの愛猫にはワクチンは接種しなくてもいいと考えてる人もいるかと思います。
室内飼いでも様々な方法で感染する可能性がありますので、予防のためにもワクチン接種をおすすめしています。
副反応やワクチンを接種で注意する事をお伝えしていきたした!
どうでしょうか?
実家で飼っていた猫たちは野良猫を引き取りました。
野良猫だった猫たちも家族になります。
家族が病気しないで元気に過ごしてほしい気持ちは人間も猫も同じだと思っています!
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